京都旅行2008-京都への道2

更に数日後・・・
ケイちゃん:「ムーンライトながらの指定席だけ取ってみた!」
なんと手回しのよい・・・。『ムーンライトながら』とは、大垣行きの夜行列車のことである。昔と違い、全席指定になっているため、特に青春18きっぷが使える時期には、このたった¥510の指定券がプレミアチケットになってしまうらしい。みんな考えることは同じだ。苦笑

指定のチケットを手に入れたことで、往路の夜行は決定となった。
正直、この歳になって、青春18きっぷを使った強行軍をすることになるとは思ってもなかったが、決めてしまえば、むしろ楽しみですらある。
国内で夜行列車に乗るのは初めてだ。学生の頃に青森から大阪まで夜行に乗ったことはあるが、あれは寝台車だったし、どんな試練が待ち受けているのか・・・なんだかワクワクする。
結局、うにさは21日の夜にしか京都に着けないことにはなったが、その分3泊出来ることになったので、ふたりで山のようにガイドブックを借りて来て、気持ち悪くなるほど眺めまわした。

一方、ケイちゃんはというと・・・私が泊まりになったことで、京都での滞在時間は更に延びて12時間くらいになった。しかし京都は修学旅行で行っただけなので、どこでもいいという意外な程のあっさりぶり。
ただひとつだけ希望があった。
「風呂屋に行きたい。」というのだ。
理由は簡単「夜行で行くからお風呂に入れない。」な・なるほど・・・。
でも、その日のうちに実家に帰るのだし、1日くらい我慢したら?12時間の滞在時間で京都で風呂屋?
私は泊まりだからいいけどさ・・・。(今や余裕である)
ところが、そんなケイちゃんと一緒に本屋へ京都のリサーチに行ったところ、思いがけない本に出会ってしまったのだ。
その名も『らくたび文庫No.026 京の銭湯 本日あります』

こ、これは神様の思し召し?
ケイちゃん、すぐさま本を購入してご満悦である。

知らなかった・・・京都の銭湯がこんなに魅惑的とは・・・行かなくちゃ!
かくして、ケイちゃんとの京都旅行の第一目的は「船岡温泉」と決まったのである。
ちなみに、一時あやうく銭湯行脚になりそうになったが、ふたりとものぼせやすい質だったので、それは回避した。
やはりケイちゃんとの旅には、どこか危険な香りがする。(1日くらいならそれも面白かったかなぁ・・・)

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コメント
青春だ!
wasoさま
新幹線でブ~ンではなく、夜行でコトコト行ったので、お話しもコトコト進みます。
しばしお付き合い下さいませ。
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続きが待ち遠しいです~!