静かなお花見1
上野公園で桜を横目に見、井の頭公園で花見客を見物した私。
人の少なそうな場所を求めて、善福寺川緑地へと足を運びました。

我家のカレンダーに、この日の予定として『やつはしと花見』と書かれておりました通り(うにさの仕業です)、ツレは生八橋星人ことケイちゃん。

時折うちのブログに登場するケイちゃん、キモノの奈落に突き落とそうとする私の攻撃を受けつつ、早何年。
未だ、鉄の壁のごとく動く気配もございませんが、難攻不落に見える相手の方が、攻め甲斐があるというものです。(まだまだ、私は諦めませんわよ!!闘争心!)
ケイちゃんとの遊びには、試練が含まれることが多いのですが、たまには穏やかに花見などするのも良いかと思いましてね。
(生八橋星人ファンの方は『京都旅行2008-京都への道1・2・3』『京都旅行2008-ケイちゃんとの巻・その1・2・3・4・5・6・7』『ケイちゃんとお出掛け・・・舟越桂展1・2・3・4・5・6』『つつがなく任務を遂行すべし1 in京都』をご覧下さい。)
目指した善福寺川緑地へ南阿佐ヶ谷駅から抜ける間には、前川國男氏の設計による古い公団『阿佐ヶ谷住宅』が立ち並びます。

ずっとずっと昔「住んでみたいなぁ・・・」と憧れていた緑の多い住宅地ですが、今は再開発を控えて、住む人もまばら。
静かな住宅群に対して、緑は青々と茂り、桜は咲き乱れ、八朔がたわわに実っており、まるで生きているのか死んでいるのか解らない風景に、子どもの頃に見た光瀬龍氏の小説を基に制作されたNHKの少年ドラマシリーズ『その町を消せ!』の記憶が蘇って参ります。

背の低い建物と大きな空が広がるこの住宅地が、近いうちに姿を消してしまうと思うと、なんとも寂しい限りですが、早く以前の様に、人が住む街に戻れるといいなぁとも思いました。
今年の1月にはこんな本も出版されたようですね。
『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』
これは読んでおこう・・・。

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