極楽寺お散歩4

さて、私の方はといいますと。
町田天満宮の『がらくた骨董市』で手に入れた梅鉢の小紋に、文楽鑑賞の時にもしていたつくり帯。

この帯、何にでも合う万能帯です。

梅鉢のキモノは、生地の種類がもひとつ判然としません。糸の縒りが強いので『お召し?』とも思いますが、お召しにしては少しシボが少ないような・・・。まことに頼りないことではありますが、私の実力では識別不能な古着が、私の箪笥の中にはいくつかあります。

常々、私には「あったらいいのに・・・」と思うお店があります。
昔のたばこ屋みたいな小さな間口の店構えで「生地の判別いたします」の貼り紙。
1枚100円くらいで、どんなキモノでも帯でも「コレは○○産の○○という生地で○○年くらいのお品でしょう。」と一発回答!!理想としては、喋りたがりのオバサンではなく、気分が乗ればウンチクが出てくるタイプのどちらかと言えば堅物な感じの年寄り希望!
どなたか、キモノ業界を引退された御老体が、隠居仕事としてのんびりやって頂けないでしょうかね。しかも私の家の近くで。(これが一番難しかったりするかも・・・苦笑)私の様な者には、とてもありがたいお店になると思うのですが。
町田天満宮『がらくた骨董市』:毎月1日開催
大きな境内ではありませんが、古着キモノ屋さんのパーセンテージが高く、圧巻です。

羽織は、五百さんとのデートの時にも着ていたお船の柄の銘仙です。この羽織は昨年の秋に神楽坂の赤城神社で開かれた「きものフリマ」でgetしたものです。
2006年の秋に始められた神楽坂の「きものフリマ」ですが、好評のようで先日3/2にも開催されたようですね。赤城神社内にある赤城会館での室内開催ですので、雨天決行はよいのですが、狭い会場内は芋の子を洗うような状態になります。(苦笑)
人が多いと入場制限などもあるので、トライしたい方は、早起きして並ぶのがお勧め。
会場はキモノ熱に浮かされた人達の殺気でみなぎっているので、火傷には気をつけろ!笑
「きものフリマ」の今後の予定は、主催の『きもの百人*雛の会』で。
http://kimono100.seesaa.net/

もとい、私が着ている船の羽織。
残念ながら「ち」の位置が私には低すぎるのが難点。
これは素敵じゃないですね・・・むぅ~。次に着る時には、せめて安全ピンで調整しよう・・・。

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コメント
大島ぽいものなら
緑川婦人さま
こんなサイトがあるのですね。
高級品だからこそ鑑定の需要もあるのかも・・・。
安物着物の鑑定もして下さる方、募集中です!笑
ワタシも正体不明の着物を何枚か持ってるので、こういうご隠居に鑑定してもらいたいですね。ていうか、うにさのイラストのようなご隠居なら、発掘した正体不明の着物と、甘いものを持って、毎日でも通いたいですね(このご隠居は甘党っぽいです)。
京都で
ご隠居のイラスト、気に入っていただいて嬉しいです。
実は、京都で長居が可能なお店を発見しました。
そして相方と二人で、初訪問にもかかわらず超長居をしてしまいました!
なんとも居心地が良くて、近所にあったら毎日行ってしまいそうなお店なんですよー。
後日、このブログで顛末をお話することになると思いますので、ご期待ください!
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ですが、正体不明なのって、ほんとに正体不明なんですよね;^^
縮緬とも御召とも、ものによっては紬かも、というか……
わたくしの手持ちにも1,2枚あります。