嵐の後のひととき1
実は、密かに歌舞伎座に足を運んでおりました。
この日の歌舞伎見物の名目は『仕事の打ち上げ』。
メンバーはロミちゃんとうにさと私。
おやおや??お馴染みの同級生では??っと思われておりますよね。苦笑
実は、暮から続いたお仕事、ロミちゃんも一緒でありました。

『親子で学ぶ小学かん字―小1+小2用』
北原 照久 著 東進ブックス
『開運!なんでも鑑定団』でお馴染みの、北原照久さん著作の子ども向けの漢字の本ですが、ロミちゃんはデザイナーの立場で、スタジオクゥはイラストレーターの立場で、本の制作に携わっておりました。
子どもには、少し難解かも??と思われる箇所もありますが、漢字が好きになることで、勉強することの楽しさを知って欲しいという思いによって作られた本です。
ブログの絵とは異なりますが、イラストは全編スタジオクゥで担当しておりま~す。
大人が読んでも、楽しい♪っと作った本人達は、手前味噌は重々承知で、思っておりますので、書店の学習参考書コーナーで、是非是非お手に取って下さいまし!!(ちょっと宣伝、いや、大きく宣伝。笑)
親子で楽しんで頂ければ幸いです。
ま、書籍のお話はこれくらいに・・・。
猛烈に忙しかった数ヶ月、歌舞伎見物のご褒美を鼻先にぶら提げて、牛馬のごとく走った私達。
しかもロミちゃんは歌舞伎見物は初めてのこと。
歌舞伎座も4月一杯で改装に入ることですし、ここはちょいと奮発して良いお席で♪っと調子付いて1等席のチケット確保いたしました。


いつもご来場ありがとうございます。
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コメント
いい仕事してますねえ
見ました!!
…この例文にこのイラストを入れたお二人に
座布団3枚!!
しかし「今生の別れ」なんて、いまどき高校生でも
漢字がわからない(漢字で書いてある場合は読めない)子が
きっと多数いるでしょう。
小学生にこれを示すセンスはかなりギモンです(^^;)
あっくまさま
うちにも原稿取りに来てくれたらいいのにー(笑)
でも残念ながらデジタル納品なので、編集の方々との心温まる交流が少ないんです。
すごーく長く仕事を請けている会社があるんですが、そこの編集部に実は去年初めて行きました(笑)
何十人もの編集者の方と一気に名刺交換をして、脳のメモリーも気持ちもいっぱいいっぱい。
やっぱりしょっちゅう顔を合わせる方がいいですね。
いまどきの教科書はよくわかりませんが、昔の教科書の挿絵って手がかかっていてキレイでしたよね。
手描き原稿、さぞ美しかっただろうと思います。
ちなみに私の原稿はかなり汚いです。
デジタル(相方)に依存しているところが甘いんでしょうね・・・・・。
相方にすら感動を与えられない未熟な私です。しょっちゅう叱られます。はんせい。
式部さま
なかなか良い挿絵でしょう(自画自賛。笑)
「これが今生の別れになるとは、知るよしもない二人なのだった・・・・」
とか、そういうナレーションを入れながら見るといいんですけどね、小学1年生には無理かもしれません(笑)
難解な例文もちょこちょこありますが、大人になるまで覚えてくれているといいなあと思って、なるべく引っかかりのある挿絵を心がけました。
小学生の脳は柔らかいので、そのあたりに期待したいですね。
がんばれ小学生たち!
多少難しくてこそ!
今度、ぜひ本屋でチェックします。
「大人のお勉強」がブームの今は「子ども用のふりをして、実は大人の読者もかなり意識」という本が多いですから、「今生の別れ」を例文にもってくるのも当然アリでしょう。
イラストレーターににクゥさんを起用する時点で、大人層を相当意識してると思うし。
それに例文が簡単すぎては子どもの心にひっかからないです。
ひっかかって親に聞く→納得! あるいは、聞いたけどイマイチわからず、何年も経ってから「そういういことだったのか」と膝を打つ。
そういうプロセスを提供できることが、こういった本のひとつの意義だと思うんです。
もっと手っ取り早い学習効果を期待する親なら、こうした本でなくドリルを与えるだろうし。
ではではー
ライターHさま
ライターHさんのお言葉に、編集さんもさぞかし励まされることと思います。
制作段階で、いくつかの例文に関しては「これはいくら何でも難しいのでは?」と話し合いを持ったのですが、編集さんの「子どもに、出来るだけ沢山、いろんな世界観や価値観を示したい!!」との熱意で、現行のものが出来上がりました。
子どもにたくさん「???」っと思ってもらえると、いいなぁと思います。
そして・・・おかげさまで、続編の3年生も出版が決まり、私達は新たな嵐の渦へと突入しております。笑
なるほど
「簡単すぎては子供の心にひっかからない」、そういう考え方も
ありましたね。
確かにこれは思いっきりひっかかりそう(笑)
実は、店頭でざっと拝見しただけですが、「これは…!」という
「クセ」を感じる例文を多々見かけました。
ひよささんの言われる編集の意図がそういうところにあったの
ですね。
以前高校生の国語の教材作成にかかわっていたときのアタマで
考えましたけど、そういう意図なら納得です。
引き続き三年生用の本も楽しみにしています。
初めまして!
私の場合、子どもの頃、本よんでひっかかった言葉を
よく間違って使い、親や先生に爆笑される、というケースが多かったんです。
そういう恥かいて覚えた言葉は忘れないし
今も使うとき、思い出してちょっと笑ってしまったり。
ほかの言語を知らないので比較はできませんが
日本語ってほんとに面白い。
子どもには日本語の楽しさ、奥深さを
どんどん知ってほしいですよね。
ひよささん、うにささん
三年生用の本、引き続きがんばってー。
式部さま
そうなんですよ『クセ』のある例文、結構載っていて、これが吉と出るか凶と出るか・・・苦笑
実際のところ、子どもにもよると思いますし、編集側の意図や願いがどこまで通じるかは解らないのですが、他の本との差異があって、購入する側に選択肢が増えるのは良いことかな?なんて思っています。
引き続き3年生も頑張ってお仕事しますね♪
手に取って下さって、ありがとうございます!!
ライターHさま
先日、図書館で市内の1年生が使う教科書を改めて見てみたんですよ。
そしたら私が思っていたよりも高度な内容でびっくりしました。
ちょっと見くびっていたかも・・・・・「今生」くらい平気で消化しそうな気がしたので、ちょっと安心(笑)
(もっと早くリサーチせよ、って感じですよね笑)
初めて使う言葉ってドキドキしますね。
文章では見るものの、口に出すとなるとなかなか・・・・・という言葉もあったりして。
(「拘泥する」とか「剣呑である」とか。とりあえず、相方に使ってみたりする笑)
でも使ってみて恥をかいて、獲得できる感触というのもあるように思います。
子どもたちも、機会をみて「今生」を使ってみてくれるといいなあ(笑)
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国語課で、ラストレータや、書道の先生や、教員の肩の原稿とりなどをやってました。
自分が小学校の時に使った教材のイラストや、文字がこのようにして作られるのかと、驚きの連続でした。
イラストの雰囲気も懐かしく、かつ小さな画稿の美しさに感動したものです。おじいちゃんだったな、挿絵の人。
スタジオクゥは、デジタル入稿なのかなあ。