2010年2度目の初釜2
立礼席とは、簡単に言えば椅子席のお茶席ですが、私にはもちろん初めてのこと。
何故かバーカウンターみたいなものを想像していた私ですが、真っ白なテーブルクロスの掛かったお席でした。(正座が苦手な方にはお勧めですね♪)

畳と違って、胸の前(テーブルの上)にお茶が運ばれて参りますので、なんだか不思議な感じ。
むむむ、椅子に座ってお辞儀をするのは、意外に難しい。
手は膝の上でよいのは判っているのですが、なんとなく、テーブルに三つ指ついてしまいたくなるのです。苦笑

金屏風の前に作られたお床には、大阪の少彦名神社の張り子の虎をぶら提げた五葉の笹の絵に『乕嘯山月高』(とら うそぶいて さんげつ たかし)の文字。
ふむふむ・・・虎は吼えるのではなく、嘯くのですな。笑
東京の初釜では、お濃茶席はお家元、お薄は東京支部、立礼席は神奈川支部の方が担当されておりますが、どのお席もお道具類は京都のお家元からその年の初釜に合わせたものが運び込まれておりますので、ひとつひとつ趣向も楽しく、丹念に拝見させて頂きました。
立礼席で頂いたお薄のお茶碗には、内側に瑞雲と朝日が描かれており、緑のお抹茶の海から出る初日の出を、独り占めした気分になりました。


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コメント
楽しそうです♪
自分はお濃茶を飲むなら、最後が一番好きです。
量を気にしないで、全部飲めますから(笑)
お薄よりお濃の方が、断然好きなのです。
ひよささんはどうですか?
立礼(席)は、とても気楽なお席なので、特に初めてのお茶体験には丁度良いですよね。
先日、ちょうど外国人向けの立礼席の手伝いをしてきたところです。
とはいっても、とある会場でボランティアの一環で行ったので、お茶会とは多少違いますけれど。
今回は日本人の方も大勢いらして子供から大人まで、いろんな方がいらっしゃいました。
初めてのお茶の体験で、もしかしたら最後の機会の方もいらっしゃるかも。
本当に一期一会ですよね。
なので、美味しいお茶とお菓子を召し上がっていただいて良い雰囲気を体験していただけていたらいいなあと思います。
ちなみに干支の寅さんはお茶碗で使いましたが、だいぶ猫ちゃんっポイかわいらしいものでした。
(そして、毎回自分の語学力とお茶関連の知識のなさにヘコんでいます・・・)
そして、オリンピックと言えば。
自分は9割が男子フィギュアだったのですが(笑)
ライサチェク選手、格好良かったですよね。
高橋大輔選手も、素晴らしかったです。
残る女子フィギュアとエキシビジョンが楽しみです♪
わー、また長々と失礼いたしました。
初釜の続き、とても楽しみにしています。
tanukiさま
まあ試合中に何ができるってものでもないでしょうから、それでいいのカモ!
カーリングの作戦タイム中の会話を聞いていると、なんだか女子高生と先生の会話みたいで面白いなあと思って。
少なくともバレーボールの監督と選手のような関係では無さそうですよね。ざっくばらんというか(笑)
けいさま
お稽古の見学に行った際に、初めて口にしたお濃茶は、本当に感動的でした。
こんな旨いものがあったのか・・・っと心底思いましたね。
お濃茶は、初心者の私には、まだまだ自分で点てることの出来ない憧れの存在ですが、いつかおもてなしする側になってみたいと思います。
気軽にお濃茶体験が出来る場所があるといいのになぁ・・・。
ちなみに、最後に頂くのは、心置きなく飲み乾せて嬉しいのですが、お茶碗からお茶が落ちて来なかったらどうしよう・・・っとちょっと不安になります。苦笑
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ひよささんのレポを読み、お道具類を見てみたいな~と思ってしまいます(^^)
カーリングの作戦話し合い、緊迫感が伝わってきていいですね。
周りに日本語がわかる人って少数だろうから少々聞こえてても問題ないと思っておりますが(笑)
監督・・・ラグビーと同様、試合中はほとんど選手にまかせている感じですね。