暮れの京都をウロウロと・・・10
うーむ、1日目のことだけで、もう9日も喋っておりますねぇ。苦笑
まぁ、気長に聞いてやって下さいまし。
さぁ、2日目は前日の分も取り返すべく、食べますわよ!
昼食に目指すは祇園花見小路。
宿からブラブラキョトキョトと歩く道すがら、三条大橋を渡ってすぐのところで、またしても竹細工屋さんに引っ掛かります。苦笑

魅惑的なものでいっぱいの『竹松』さん。
前日の『ばんてら』さんがお茶道具中心のお店とするならば、こちら『竹松』さんは日用品中心のお店。
籠とか行李とかツヅラとか大好きです。(かさ張りますが・・・。)

しかし、現在我が家には、既に竹行李が大小4つ、柳行李が2つに、柳行李の大きなトランクが1つございますので、そう簡単には増やすことは出来ません。(実際、かさ張ってます。苦笑)
いづれも、キモノ絡みのものが収納されておりますが、中でも一等大事にしているのは、父ひろしから貰った小ぶりな竹行李。
父が社会に初めて出る時に、ふみゑさん(私の祖母)が用意してくれたものだそうです。
広島から宮崎に向かう荷物がこれ1つで済んだのだとしたら・・・なんという身軽さでしょう。うらやましい限りですワ。(写真はまたそのうち・・・。)
簡単には増やせない行李類ですが、時折、お店に新しいものを見に行く私。
ま、ちょっと変な行動ですが、本人、見張っているつもりです。苦笑
今は行李も気軽に国産のものが買えなくなってしまいましたから、お店に商品があることが確認出来ると、ちょっぴり安心するのです。

作る技術を持った方が少なくなったのはいわんやをや、国産の材料を調達するのが難しくなっているのだとか。
数年前、会津を訪ねた折りに職人さんからお話を伺う機会がありましたが、暖冬続きで竹がうまく乾燥しないと嘆いておられました。冬の本当に寒い時期に収穫して乾燥させたものでないと、カビがつくのだそうです。
それでもまだ竹はいい方で、柳行李の方は今や新品は手の届き難い工芸品。
子どもの時分には、近所の雑貨屋の奥の方で売れ残って埃を被っているような商品であったのが嘘のようですワ。

少々お話が脱線いたしましたが、竹松さんでは、ともこさんとちこさん(うにさのお母様と叔母様)へのお土産に竹製のビールジョッキを求め、鴨東エリアのお店を横目に眺めながら、祇園花見小路に到着したのでありました。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://studiokuubetsubara.blog69.fc2.com/tb.php/779-d94e62e7