2010年初釜のお話2

羽根木公園と言えば『せたがや梅まつり』を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか?
いささか梅には早いかと思っておりましたが、なんと咲き始めの梅がちらほらと。

さあ、まずは全員で準備に取り掛かります。
朝の光の中、畳みを拭き、お道具を飾り、水屋の準備を整え、お茶を漉し・・・。
うわっ!!でっかい茶漉し!!
いつもお教室で使っているものの5倍くらいはあろうかという大きさ。
お茶漉し好きな私には、なんとも魅惑的♪
もちろん、漉させて頂きましたとも。
速い速い、ものすごいスピードでお茶が漉せます。笑
今回、初めてお濃茶も漉させて頂きましたが、お薄とは全く香りが異なることに気づき、驚愕。これは、良い発見でした。
お薄のお茶を棗にこんもりと杉盛にして・・・、またしても棗の形を間違えておりましたので、一文字に盛り直し。苦笑
さあ、準備は整った!!
さっと身仕舞いをし、気持ちをお客に切り替えて、まずは、お炭手前の拝見です。
黒い炭と白炭の間から見える赤い炎が目にも美しく、時折聞こえる金属音に近い乾いた炭の音は、清らかで耳に心地よし。
お香もくべられ、少しづつお茶室に香りが広がります。
正に、五感に響くおもてなし。
粛々と羽箒で畳の上を清められる姿は、穢れを祓う神事のようにも見え、遠くからシャンシャンと鈴の音が聞こえてきそうな心持ちになりましたワ。


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コメント
最寄り駅の反対側にはM寿司とGクランツ。
花より団子だったワタシでござる(笑)
そろそろ行きたくなって来ました。
のの吉さま
特大サイズの特徴は、下部についている内キャップのスペアだと思うのです!
たぶん7~8個くらいついているんですが、それが花びら形に配置されてて、期せずしてカワイイことに(笑)
「いつもガビガビしちゃって、恐縮です」って感じもして、ちょっといいなーと思います。
文房具屋さんに行ったらぜひチェックしてみてください。
もちろん見るだけで十分かと思います(笑)
やっぴーさま

M寿司のお弁当美味しかったです♪
花より・・・やっぱり団子ですねぇ。笑
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あのネット状の内キャップを最後まできれいに使えた試しがありません。目詰まり起こしてつい取ってしまうので、「複数ついている」に妙に納得しました。