キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやま                                        

写楽 幻の肉筆画に会いに1

お話が1ヶ月分以上滞っておりますが・・・

8月初旬のこと江戸東京博物館の『写楽 幻の肉筆画展』に出掛けて参りました。(既に終了した展覧会のお話で忝ない・・・前にも言いましたわね、このセリフ。苦笑)

写楽幻の肉筆画展へ1

『写楽 幻の肉筆画展』は世界遺産にも登録されたギリシャの国立コルフ・アジア美術館が所蔵する、外交官グレゴリオス・マノス氏のコレクションの展覧会でありました。

1世紀近くもの間、詳しい調査もされずにあった氏のコレクションから、2008年に写楽の肉筆画が発見されたことは、まだ記憶に新しいニュースですね。

展覧会の主役である写楽の肉筆画は、写真で見るより遥かに精緻で良きものでした。
(正直なところ、そんなに期待していなかったのです。ごめんなさい写楽さん!)

扇面に「仮名手本忠臣蔵」の二段目「桃井館上使の場」の
四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪を描いたものでしたが、細かなキモノの柄まで丹念に描かれており、ガラスケースの中を嘗めまわすように見て参りました。

写楽幻の肉筆画展チラシ

しかし、写楽の肉筆画もさることながら、他の浮世絵コレクションや屏風絵もすばらしかった。

浮世絵は、やはり、その当時の風俗が伺えるところが醍醐味ですね。

当時の人が何に夢中になったのか?どんなものを食べていたのか?
着姿ひとつを取っても、帯結びや色合わせに柄合わせ、髪型やちょっとした小物使いなど、着目するべきところの多いこと・・・。

時代が時代ですから、あたりまえのことですが、登場人物のほぼ全てがキモノを着ており、花見に行っていようが、芝居を見ていようが、化け物が出て来ようが、なんだか現代に比べて、暢気そうに見えましたワ。苦笑

葛飾北斎の『百物語』の本物を拝見出来たのも嬉しうございましたし、同じく北斎の『四姓の内 源 小烏丸の一腰』はかなりお気に入りになりました。あんな柄の帯が欲しいデス・・・。

江戸東京ねこづくし展チラシ

現在開催中の『ねこづくし』展にも行ってみようかしら?(うにさが悶絶しそうな予感・・・。)

国芳一門浮世絵草紙


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コメント

いつものことですが…

まだまだ期間がある!と思ってるうちに終わっちゃいました (-_-;;
ま~た見逃しちゃいました(いつもそうなんです)。
なるべく、開催期間が長いものは最初の方に行こうと思うのですが。。。

浮世絵(版画)、現代物なら神保町で500円で手に入ります(笑)
古書店なので、武芸の「○○流」とかの巻物も売ってたりします。
さすがに巻物(免許なのかな?)はそれ相応のお値段でしたが (^-^;;

名称にに「江戸」と入っているだけで、ワクワクする博物館ですね(^^)
いいな~、東京は色々な展覧会がすぐに見に行けるから・・・
写楽の肉筆画は、他の地方に巡回しないのでしょうか?
今の時代を生きる人たちにこそ、江戸時代の生活リズムが必要なのではないか、と思いますね。

やっぴーさま

そうそう、現代物だと意外な程安く手に入るのですよね。

親戚の家に、歌川豊国の浮世絵が何枚か残っていると言うので、高校生の時「見せて見せて!」せがんだところ、叔母から渡されたのは、現代の差し込み式のクリアファールでした。

超ゾンザイな扱いに驚きましたが、1ヶ月程そのまま借りて楽しむことが出来たので、それはそれで、ラッキーであったように思います。

Re: タイトルなし

残念ながら、現時点では巡回展の予定はないようですね。
所属が日本の美術館ではないので、保険の問題などで難しいのかもしれませんが、希望が多いようなので、学芸員さんには頑張ってもらいたいところですね。

東京は確かに展覧会など多いですが、見逃してしまうことの方がはるかに多い気がいたします。
でも、駅中などに素敵なポスターが貼ってあることが多く、それも頻繁に変わるので、ポスターを拝見するだけでも、結構楽しいですよ♪(超お手軽な私・・・苦笑)

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Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
相棒のうにさの心配をよそに、日々、着物に蝕ばまれた生活を送っています。
どんなに疲れている時も、どんなに怒っている時も
キモノは別腹!
うにさのイラストも見所!「がんばって描いてね~」 byひよさ

召しませキモノ

スタジオクゥ初のコミックエッセイ

オールカラーの全編描き下ろし。 2014年8月に台湾の智富出版より繁体字中文翻訳版も発売されました!! 『和服女孩 日本微旅行

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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