変わりモノの浴衣2
残念ながら、古い生地故に、またしても長さが少しばかり足りませんでした。
そこで和裁師野田さんマジックの登場です♪
反物を求めた当人は、長さが足りないことにも気づかず、野田さんに反物を送った時点で安心しているのですから暢気なものです。苦笑
まずは、見えない下前の衿先に一箇所。

以前に久留米絣を縫って頂いた際にも、下前の衿を他の布で作って頂いておりますが、更に今回はもう1箇所。

下前のオクミの先に別布です。
あらあら、こちらはちょっと柄の入った布が入っておりますね。
そう、この柄がポイントなのです!
まずは確認。

2箇所とも着れば全く見えない位置ですね。
では、頃合よく吹いて来た風に手伝って頂きましょう。(本当は、単なる偶然に撮れた写真です。苦笑)

キャ!裾が捲れて・・・
柄布のおかけで、継ぎは殆ど目立ちません。
布が足りない時に、どこに布を継ぐのかはもちろんですが、どんな色柄を選ぶのかも大切だと、写真を見ながら唸らされた私です。

野田さん、いつもながらありがとうございました。

いつもご来場ありがとうございます。
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コメント
イカス浴衣反物
野田さんにお願いしました
いつも楽しみにしています。
こちらでご紹介いただいた(勝手にですが)野田さんに本日お仕立てをお願いすることにしました。月末には福島履物店へ鼻緒をお願いしにいく予定です。
コメントとしては変かもしれませんが、お礼までと思いました。
2猫の母さま
私も写真を見て、これはすごいと驚きました。
おかげで、少々の風では、びくともしませんよ♪笑
あっくまさま
ただ、少なくとも絞り風のプリントが出ていた頃のものですから、そんなに古くもないのでは??っと勝手に思っております。
和裁師の野田さんにも「こんなのは見たことない」と言われました。
やっぱり職人さんが試作に作られた珍品なのでしょうか?苦笑
のの吉さま
福島履物店さんは小さなお店ですが、修理なども受け付けて下さいますし、とても親切に対応して下さると思いますよ。
実は、私もつい最近、またしてもお願いにうかがったところです。笑
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