ふみゑさんのお話14

出来ればふみゑさんにちなんだものを身につけたい・・・。
前述の通り、彼女のの若い頃のキモノは残っておりませんが、私がこども時分にふみゑさんが着ていたものは箪笥の中にあるのです。
要は、ふみゑさんが既におばあちゃんになってから作ったものなので、お婆さんが着るようなキモノばかりではあるのですが、帯で工夫をすれば何とかなるであろうと、昨年の正月に、夏物で着られそうなものを1枚箪笥から引っ張り出して参りました。

ひとまず、母やすこにお願いして、地元の悉皆屋さんに見て頂いたところ、小千谷縮みと判明。
仕立て直す価値ありとの診断でしたので、白寿の祝いに間に合うように、仕立てて頂きました。
おや?何だかちょっとおかしいですね、この話。
お祝い事の主役はふみゑさんのはず、順当に考えれば、ふみゑさんがキモノを仕立てるべきですよね?
しか~し、キモノを仕立てることになったのは、孫の私。
いつの間にやら、私がキモノを1枚増やす手筈になっている。
おかしいなぁ・・・ふっふっふ・・・。

結果、この件の被害者は母やすこ。
私にお財布の紐をこじ開けられてしまうこととなりました。
お母様。不詳の娘は東京の空の下、今日も元気です。感謝!(私信)

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