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キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやまと無駄話                                        

歌舞伎座さよなら公演四月大歌舞伎に挑む16

1991年発行歌舞伎シリーズ第3集・吉田屋の扇屋夕霧・三世中村梅玉

2幕目

『夕霧 伊左衛門 廓文章~吉田屋』

藤屋伊左衛門:仁左衛門
扇屋夕霧:玉三郎
吉田屋女房おきさ:秀太郎
吉田屋喜左衛門:我當

片岡仁左衛門さんのあたり役、伊左衛門の登場です。
笠を被っての登場にも係らず、色男ぶりが伝わって来ます。

恋する女性相手にスネたり有頂天になったり、か、かわいいぞ!すごい若゛旦那っぷりです!

公演後、うにさとふたり、是非とも夕霧さんに本当に伊左衛門でよかったのかどうか聞いてみたいと話した程の若゛旦那。

「ワシやわいな~~」のセリフに、1幕目から感じていたことがハッキリと頭の中で言葉になりました。

歌舞伎ファンの方々、ごめんなさい!

ダメです、私『吉本新喜劇』を見ているような気分になって参りました。

流暢な関西弁と、絵に描いたような放蕩息子の若゛旦那と、随所にちりばめられた笑いの要素。

そうか・・・吉本新喜劇が歌舞伎からヒントを得ているに違いないと、思った次第です。

そんなことを考えているせいか、男前の仁左衛門さんの顔が、徐々に『なだぎ武』さんに見えてくる。
一度そう見え始めると、もう止められない。(誰か助けて~~~。)

玉三郎さんの夕霧は、とても艶やかでゴージャスでございましたが、シロウトの私としては、もっとセリフを喋って欲しかった。
だって、綺麗なものが動くところは、沢山見たいでしょう。笑

くだらないことを色々書きましたが、目にも美しくとても楽しい演目でした。

チェリーセージ

ちなみに、玉三郎さんの衣装は豪華でしたが、私的には秀太郎さん演じる吉田屋女房おきさのキモノに目が釘付けに。
派手ではないものの、八掛との色合わせが素敵で、きれいな色目のお召し物でしたよ。

伊佐衛門

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コメント

私も、何年か前の顔見世で「廓文章」観ました♪(^^)
この演目での仁左衛門さん、本当に可愛らしいですよね(笑)
「雪暮夜入谷畦道」の直次郎役やってた時とまたガラッと変わった雰囲気に、さすがだな~と思いました(^^)
確かに、世話物って、吉本の土台になってるような気がしますね♪

歌舞伎の着物

歌舞伎ファンの私としては、観劇記を楽しみに拝読しています。
4月の歌舞伎座も拝見しましたが、私も秀太郎さんの着物、特に地味な表とはんなりとした八掛との対比に、はっとさせられた一人です。
着物を着るようになって、歌舞伎を見る着眼点が広がりました。これも着物の効用ですね!

ようこさま

好き勝手なことを書きまして、歌舞伎ファンの方には申し訳ない限りです。汗

秀太郎さんのお召し物!本当に素敵でしたよね。
八掛には細かい柄が入っていたような気がするのですが、細かいところまで見えなかったのはとても残念でした。

tanukiさま

同意ありがとうございます。笑

私も以前に拝見した仁左衛門さんは、きりりと男前な役をなさっていたので、こんなかわいらしい役作りもされるのかと、驚きました。

ちなみに、最近はTVでなだぎ武さんを見る度に、仁左衛門さんの伊左衛門が頭に浮かぶ私です。苦笑

新喜劇と歌舞伎

関西の新喜劇、幼少の頃に藤山寛美率いる松竹新喜劇のTV放送を見た記憶があります。間がもう最高でした。松竹は歌舞伎も手掛けていますし、歌舞伎役者出身の方が松竹新喜劇の創始メンバーになっていますので、似た部分もあった気がします。
吉本新喜劇は残念な事に一度も拝見した事はないのですが、伝統芸能の仁輪加からの流れをくむものだそうですね。(wikiってみました)
関西は宝塚もありますし、芸能にしてもとぉ~っても奥深いのですね。
歌舞伎でも関西と関東の趣きの違いもまた楽しいものです。

くまっちさま

お返事遅くなりました!

歌舞伎出身の方が松竹新喜劇の創始メンバー、というのは興味深いですね!
歌舞伎の笑いが、より庶民的になっていったものなのかもしれません。
藤山寛美は、本当に上手かったですよね~。
吉本の新喜劇は「いつもの笑い」と「義理人情」が売り。
げらげら笑って、ほろりとくるのがいいところです。

「笑いと涙」はエンターテインメントの王道だなあと思います。
「セカチュー」より「ちびまる子ちゃん」のほうが泣ける、というのは、私が西のほう出身だからかも(笑)

くまっちさま

なるほど、松竹新喜劇の方が歌舞伎の流れを汲んでいるのですか。
吉本新喜劇が仁輪加からというのも、面白いですね♪

私が小学校生・中学生だった頃の土曜日の午後はテレビのお笑い番組にどっぷり浸かっていたものです。

三波伸介さんの『凸凹大学校』から始まり、『松竹新喜劇』で藤山寛美さんを楽しみ、『吉本新喜劇』で奥目のハッちゃんこと岡八郎さんや、木村進さんを堪能し、『モーレツ!!しごき教室』を見てから、夕飯を迎えるようなこどもでした。

懐かしいなぁ・・・。

土曜日の夜は

やはり8時だよ!全員集合 ですね。笑
まわり舞台の活用と、屋台崩しが歌舞伎から取り入れられたのは知られています。
他には言葉として「黒幕」「差し金」「雁首を揃える」「大根役者」など歌舞伎からのものが残っています。

間寛平さんが蛍原さんより長髪だったのを覚えているということは、吉本新喜劇も拝見していたのでしょうか。なぜか記憶にありません。汗
名作選があれば拝見したいものです。

私も世話物で起きる爆笑が泣きの場面の時に、ずーーっと複雑な気持ちになっていました。
演目の内容が時代とずれているのかと思っていたのですが、TVで習得した笑いは、不特定多数に提供されているので、過去の刷り込みが笑いを誘うのも一因なのですね。
TVの無い時代であれば、役者の芸が拙いという事で済ませられた筈です。

くまっち♪さま

「全員集合」の舞台は凝ってましたよね!
木も本物を使っていたように思います。
あれをいちいち地方のホールに組んで、番組中に壊していたのだからスゴイ。
私は歌舞伎に詳しくないのでわからないのですが、歌舞伎の「屋台崩し」というのも、全員集合のようなイメージで良いのでしょうか?
今でもあんなダイナミックなことが舞台で行われているのだったら、ぜひとも観てみたいです。

私も寛平ちゃんの長髪時代を覚えてますよー。
今よりさらにおサルっぽかったです(笑)

舞台の芸というのはやはりテレビに影響を受けているものなんでしょうね。
私の子どもの時には、吉本や松竹の舞台はずいぶん人気がありましたが、テレビでお笑い番組が隆盛になったせいで、ネタが長持ちしなくなったといいます。
漫才ブームの時には、テレビで良く見る芸人さんのことが、子ども心にちょっと心配になったものです(笑)
「泣き」の場面に「爆笑」ということもあるんですね。
私もよく理解せずにやってるんじゃないかと冷や汗がでます。
勉強しなくてはいけませんね!

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コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
近頃は更新が滞り気味ですが、お気楽キモノのブログとしてスタートしたこのブログも、開設から12年目へと突入しました。相変わらず、相棒うにさと、女ふたりの同居生活をしながら、コミックエッセイを描いたりしています。ブログでは私ひよさが文章担当。イラストをうにさが担当。時々アップされる『うにさの別パラサイト』もお楽しみに♪

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HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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