キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやま                                        

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ふたりでキモノ2009年冬・その5

さて、みささんからお借りしている鶴の羽の羽織。

2009年キモノで新年会ひよさ10

うにさの記憶によりますと、うにさの小学校の入学式にともこさん(うにさのお母様)がお召しになられていたとか。

ところで、みささん、ともこさんと着られたこの羽織ですが、妙なことに、紋がみささんやともこさんのものではありません。もちろん、うにさの実家のものでも、みささんの実家の紋でもないのです。

不思議に思ってお訊ねしたところ、入っている紋はみささんの従姉妹さんの嫁ぎ先のものでした。

何故に?

ちょっとした物語がありました。

元々はみささんの紋が入っていた羽織でしたが、戦後の物のない時代に従姉妹さんが結婚される折、差し上げられたのだそうです。

そして、嫁入り道具の一つとして持って行くために、その時点で、紋は従姉妹さんの嫁ぎ先の紋へと入れ替えられました。(羽織は三重から神戸へ)

嫁入り道具への紋の入れ方も、土地土地で色々あるようですね。
女紋が無いこともあれば、女親から続く女紋を使う、嫁ぎ先の女紋を入れる等々。

そこから更に月日は経ち、ともこさんや妹のちこさんが娘立ちになられた頃、
「みささんの娘さんに着させてあげて下さい。」と、この羽織は戻って来ました。(羽織は再び神戸から三重へ)

実は今年の初詣に私がお借りしている羽織も、同じ経緯を辿ったものなので、同様の紋が入っております。

みささん世代とは異なり、ともこさん世代はキモノを着る機会も少なく、紋を更に入れ替える程の必要もなかったため、そのまま今に至り、経緯を訊ねなければ、この話も知らないまま消えてなくなってしまっていたかもしれません。(羽織は現在、三重から東京に)

2009年キモノで新年会ひよさ9

たくさんの女性に、大切にされて来た羽織です。
今回は私がお借りしましたが、これはうにさが一度は羽織らねばならない一枚ですね。
うにさ!心しておくように。

母の年齢を軽くこえてしまった

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コメント

こういう「物語」があることが着物の魅力のひとつですね。
自分の身近な人だったら具体的にそれがわかるのでなおさら。

私もリサイクルで買うことが多いのですが、「新品同様」はもちろん
嬉しいことですが、前の持ち主さんはせっかくあつらえた着物を
どうして着てあげなかったのかな、とちょっと「不憫」に思うことも。
一方、汚れや傷みがあるときは前の方がかわいがっておられた
のだなあ、ご縁があって私のところに来たのだから、今度は私が
大事にしてあげるね!という気持ちになります。


式部さま

キモノの来歴を知ると、そのキモノのことがよりいとおしく感じられますよね。

それと同時に、頂いたものでも古着で購入したものでも、自分の次に着る人のことをなんとなく考えてしまいます。
子はおりませぬので、残す相手が具体的にあるわけでもないのですが、キモノの持つ特質のようなものかもしれませんね。笑

小紋で紋付羽織は一般的だったのでしょうか?

はじめまして、素良と申します。着物は好きでも着る時間がない(子供の世話で-言い訳)初心者です。紋付というと、絵羽を思い浮かべますが、小紋の羽織にも紋を入れるのは一般的だったのでしょうか?デザインが斬新というか、とても素敵な羽織ですね。

素良さま

はじめまして、いらっしゃいまし♪

はい、この羽織に紋が入っていることについては、私もちょっと不思議に思っているのです。
この柄行きで、紋が入っていて、いったいどんな場所に来て行くための羽織だったのか??

なにぶんにも古いものなので、来歴を調べることが難しく、はっきりとしたことは言えないのですが・・・
推測としては
1:少し変わった柄ではありますが、絵羽織のつもりでお仕立てになったのではないか?

2:少々羽織にしては重たい織りの生地が使われておりますので、元はおキモノであったのではないか?

・・・いろいろと想像を巡らしておりまする。

お子様のお世話でお時間がないとのこと、そのうちご一緒に着られるようになるとよいですね♪

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第一話『牛は牛連れ 馬は馬連れ』と刊行を記念して描き下ろした本編には収録されていない出版記念番外編がwebでお読み頂けます。 http://matogrosso.jp/

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ひよさ

Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
相棒のうにさの心配をよそに、日々、着物に蝕ばまれた生活を送っています。
どんなに疲れている時も、どんなに怒っている時も
キモノは別腹!
うにさのイラストも見所!「がんばって描いてね~」 byひよさ

召しませキモノ

スタジオクゥ初のコミックエッセイ

オールカラーの全編描き下ろし。 2014年8月に台湾の智富出版より繁体字中文翻訳版も発売されました!! 『和服女孩 日本微旅行

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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