キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやま                                        

伊勢木綿の縮み考4・・・余談

先の表に、手持ちの久留米絣の縮みについても示しましたので、少しだけこのキモノについても触れておきます。

残念ながら、このキモノはよく縮みました。
竿に掛けた時に「ええ???」っと目を疑った程です。
袖丈46.4cmはちょっと悲しいよぅ・・・。涙

このキモノは、元々、古道具屋さんで求めた古い反物から仕立てたもので、あの和裁師の野田さんを唸らせる程に堅い生地でした。(野田さんについては『ロミちゃんの苦悩』をご覧下さい。)

恐らく、伊勢木綿の臼井織布さんで施されているような出荷前の行程は施されていないものだったのでしょう。

木綿・久留米絣2

また、久留米絣は伊勢木綿などに比べると、織りが荒く目が詰まっていないのが特徴だとか。
その分、縮み率はどうしても大きくなってしまうようです。

布が固いので、シワもよく出来ますが、汗をかいても肌に貼りつき難いという点では、気持ちのよい生地です。

木綿といえども、特徴は様々、生地の特性を知った上で仕立てを考えることが肝心ですね。

ところで、完全に『糊落とし』が出来ていない状態で出荷される木綿のお話。
糊は一度には落ちないで、洗う度に少しづつ落ちて柔らかくなって行くものなのだそうです。
通の方には、これこそが木綿の楽しみとされている方もいらっしゃるとか。
楽しみ方も色々ですね。

ちなみに、こちらの久留米絣、本藍染めでしたので、洗濯の時にびっくりする程色が出ました。
しかしながら、洗い上がった反物は、むしろ発色がよくなって、鮮やかな印象に。
これが本藍の底力なのかも・・・と、ちょっと唸らされた私です。

私も数字は苦手だ

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪

クリックしてね

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

コメント

袖丈

私も木綿地でこしらえた襦袢、身丈は気になるほどではないのですが袖丈がよく縮みました。
単袖なのでなんとか自分で袖丈を伸ばしたいものと思っています。
臼井さんでなさってるような糊落しをしていただいてたら、シルケット加工の糸でなくても
誤差の範囲でおさまりそうですね。

先日お勧めした京都の喫茶店ですが、検索かけても一向にでてこないので
確認してみましたら「ojin」ではなく「ojii」でした。
京都府京都市下京区御幸町通四条下る大寿町396
藤井大丸横、みゆきガレージの奥です。

ひよっこさま

あ・・・解ります!
身丈は腰紐の位置で調整出来るので、意外と気になりませんよね。
私も、縮んで気になるのは、お袖の方です。

ojiiの詳しい情報ありがとうございました。
ojinの時よりも、私の想像上のマスターの年齢が上がりましたよ。笑
次回、京都訪問の際にでも立ち寄ってみたいです♪

実は・・・

何年か前、無謀にも直接津のお店に押しかけ反物を拝見して購入したものに完全に糊を落としたというものがありました。「これ木綿ですか?」と疑ったほどのしなやかさでした。できあがったものを羽織るとこれが!これが!軽い!!あっちぢみ具合は・・・けっこう縮んだ記憶がありますが緻密に計測していないので数値はわかりません。

2猫の母さま

本当に、糊落としされる前と後とでは、肌触りに雲泥の差がありますよね。
現在は、臼井織布さんでは、糊落としをした状態のものを基本的に出荷されていますので、糊落としをしていない伊勢木綿を手にすることの方が特殊だと思います。

私も2度ばかり津のお店に押しかけましたが、あの膨大な量の反物には圧倒されますよね。
微妙に違う柄の反物が多くて、選んだ後は、魂が抜けたようになりました。苦笑

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://studiokuubetsubara.blog69.fc2.com/tb.php/423-0b826fa0

 | HOME | 

お知らせ

Webメディア『マトグロッソ』で、連載しておりましたスタジオクゥの『おひとり様のふたり暮らし』が2015年6月7日に刊行されました。 帯文を脚本家の木皿泉さんに頂いております♪

第一話『牛は牛連れ 馬は馬連れ』と刊行を記念して描き下ろした本編には収録されていない出版記念番外編がwebでお読み頂けます。 http://matogrosso.jp/

プロフィール

ひよさ

Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
相棒のうにさの心配をよそに、日々、着物に蝕ばまれた生活を送っています。
どんなに疲れている時も、どんなに怒っている時も
キモノは別腹!
うにさのイラストも見所!「がんばって描いてね~」 byひよさ

召しませキモノ

スタジオクゥ初のコミックエッセイ

オールカラーの全編描き下ろし。 2014年8月に台湾の智富出版より繁体字中文翻訳版も発売されました!! 『和服女孩 日本微旅行

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

お願い

このページ内で使われている写真やイラストについて、無断転用は禁止します。

お仕事募集中!

スタジオクゥではイラストのお仕事をしています。 興味のある方は、メールにてご連絡下さい。 ただ今営業中~!

ふんばろう東日本支援プロジェクト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索

カテゴリー

RSSフィード

FC2カウンター

リンク

リンク用バナー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログランキング

FC2ブログランキング

ワンクリックで応援お願いします!

ブログ村

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

ワンクリックで応援お願いします!

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

FC2カウンター

現在の閲覧者数: