大石神社奉納浄瑠璃5

さて、藤野町の奉納浄瑠璃を見に行った日の浴衣です。
先にも述べました通り、この日はかなりの雨。
桟敷席に座れるか、雨の中立見になるか?ずぶ濡れ覚悟のお出掛けでしたので、ちょっと変わったものを召しております。

インド綿の浴衣です。
数年前に、アジアンショップの片隅で売られていたものを購入したのです。
生地は薄くて軽くクタクタで、着心地はとてもよいのですが、やわらか過ぎて、いくら糊づけしても、パリッと着るのは難しく、はなから色落ちすることも覚悟の上で求めました。
有体に言いますと、あまりにも値段が安かったので、2or3回着てどうにもならなくなったら、気持ちのよい布なので、寝巻にしようと思って手に入れたのです。

しかし・・・何だかんだで、未だに浴衣で着ております。
何度も洗濯しているので、地色のベージュが、最初の状態よりも白に近くなって柄がハッキリしてきたように思いますが、そろそろ寝巻にした方がよいのかも・・・。苦笑

帯も、同じくインド綿。兵児帯風ですが、元はきっと別の用途の布だと思います。
なかなか感じのよい帯なのですが、これも色落ちする恐ろしい帯です。笑
いつでも寝巻にする覚悟の浴衣でしたから、恐れるものは何もナシ!
帰る頃には、雨と湿気で、クッタクタのヨレヨレになっていた様な気もいたしますが、軽くて肌によく馴染むという点で、長時間着るのには快適でした。

しかし、浄瑠璃を見に行くというよりは、ツボでも振りに行くように見えるのは何故でしょう・・・?
傘の持ち方かな??苦笑

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コメント
壷にはまる
ぴったりはまったのでは?
私は傘をまっすぐ持つと、「博徒の殴り込みじゃあるまいし」と思ってしまうので
映画なりドラマなりですりこまれたイメージは正誤を問わず抜きがたいと思います。
くたれてくるとよりなじむのでなかなか寝巻きに下ろしがたいですね。
まつげさま
手芸屋さんに色止め液がありますが、どの程度有効なのでしょうね?
試してみるには、この帯は丁度よさそうです。
あ・・・この傘は、新うるしではないのですよ。笑
コツコツ新うるしで遊んでおりますので、準備が出来ましたらまたアップいたしますね。
ひよっこさま
何故か、いつも殴り込みの時は雨・・・笑
あと、キモノを着て傘をさすと、白波五人男のことも必ず頭に浮かびます。
そういうものが頭にアレコレとチラチラと浮かびながら傘をさすことで、妙なポーズになるのかもしれません。恐るべし刷り込み・・・。
このクタクタのヨレヨレの浴衣、本当に着心地がよいのです。
いい加減に浴衣にしようと思ったのですが、結局また糊付けしてしまいました。
来年の夏の終わりにまた考えたいと思います。苦笑
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かしら?インド綿は本当に軽くてやわらかい、ノースリのワンピですが
あまりに着心地よくて、今パジャマです(笑)
小粋な感じがツボ振りに見えるのでは?もしやその傘は新うるし!?