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キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやまと無駄話                                    

大石神社奉納浄瑠璃1

お盆明けのこと、藤野町にある大石神社の奉納浄瑠璃を見に行って参りました。
こちら大石神社の奉納浄瑠璃は文楽人形遣の吉田勘緑さんが藤野に移り住まれたことを契機に始まり、町の人達に愛されながら今年で15回目を迎えました。

大石神社2008年奉納浄瑠璃ポスター

毎年、他ジャンルのゲストを迎え、浄瑠璃にプラスαの新しい試みをされることも魅力のひとつになっているようです。

藤野町は、東京を東西に走る中央線の西の終点高尾駅から、中央本線で2駅の処にあります。
これを聞いて、東京近郊ね・・・と思われる方もいらっしゃるやもしれませんが・・・いやいや、これが・・・。苦笑

確かに、藤野駅にたどり着くのは難しくないのですが、大石神社にたどり着くのはなかなかに難関なのです。

駅から直通のバスもなく、乗り換えて近くまで行くバスも日に1本のみ。
夕刻から始まる舞台を見ても、駅まで帰る公共手段はもちろんありません。

私たちが、この藤野町の奉納浄瑠璃のことを知ったのは、昨年の冬のこと。
藤野町にご実家を持たれている方からでした。

是非とも訪ねてみたいと思ったものの、車を持たない私たちにはかなりの難関です。
日に1本のバスを使うことも考えましたが、舞台が始まるまでの数時間、8月の炎天下に身を寄せる場所もありません。
聞くところによると、ここ数年は雨続きだとか・・・ますます心配です。

事務局に問い合わせたところ、開演数時間前に整理券が配られるとの情報は得たものの、どうしたものやら・・・。

前日まで悩みに悩んだ末、観れないことも覚悟で、開場1時間前を目指して出かけることにいたしました。

ひとまず行きは駅からタクシーを使い、後は野となれ山となれ・・・今年ダメなら、来年出直せばいいじゃないか・・・と、なんとも行きあたりばったりなお話です。

藤野

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コメント

旅行だ

八王子までは仕事で週2回行ってますが、これでもかなり「旅」な距離。でも藤野町まで行くなら、泊まりたいなあ。温泉もあるのか。
ポスターのイラストがすごく気になります。

私もポスターが・・いいなぁーって(最初チケットかと思いました)
どなたの作品でしょうね
ジャズも有りでますます○ですね、ちなみに笠井紀美子さんが好き
悲しいかな今はデザイナーさんに変身されていますが (涙)

その昔、同僚が相模湖のほとりから、新宿まで通勤していて、飲み会の
時など、いつかのドラマの様にスニーカー持参で来ていて、1次会の後
履き替え終電めざしてダッシュで帰って行ったのを思い出します。

その大石神社様まで、たどり着くまで大変だったと思われますが
山越えなぞされたのでしょうか?勿論下駄履きですよね 
根性ありますね(根性・・昭和の響き)
実は私は人形浄瑠璃は未体験で、TVで見た位です、イメージ的には
物悲しいとか、小さな歌舞伎かなぁ、見たーい! きっと泣く(最近少しの
事でもゆるくて)人形自体には表情はないのに仕草とか間で見せるんだから
すごいですよね。ご覧になった感想を待ってます。長くなりました・・

うにささんは膝位まできましたか?それから猫帽子を被っていたので
やっぱりーと思いました、残念ながら私は犬派です、にゃんこや生き物はたいていの物は好きですが、今家には三代目のA・コッカーがいます、
写真をとっても何所が顔だかわかりません、真っ黒です。

あっくまさま&まつげさま

そうなんですよ、縦が50cmくらいの小さなポスターなのですが、なかなか感じがよいのです。
アップしている画像が小さいので、イラストに見えるかもしれませんが、実はイラストではなく造形物なのです。
中里繪魯洲さんという鉄の造形作家さんの手によるものです。

確かに山越えはいたしましたが、歩いて登ったわけではないので、根性は要りませんでしたよ。笑
しかし、到着してからは、雨水が溜まった泥濘などもあり、ちょっと恐々でしたが、2枚歯の下駄で爪皮もつけていたので、さして困難は感じませんでした。よかった、よかった♪

確かに、藤野まで行かれるならば、お泊りで行くのがベストかもしれません。
温泉もありますし、県営の『藤野芸術の家』などを利用するのも面白そうですね。

『藤野芸術の家』
http://fujino-art.jp/

あっくまさま

中央線も八王子までは街って感じもしますよね。
JR高尾駅にある巨大天狗の石像が、東京都を忘れさせるポイントなのでは(笑)

藤野町の温泉は、近所の人が行く日帰り湯が多いような気がしますが、たぶん温泉旅館もあると思います。
以前働いてた職場で、宴会をしに行くって言ってた記憶があるので。
(私は行かなかった。あまりにもオジサンばっかりだったから!)

まつげさま

私は犬もわりと好きです。でも猫ほどじゃないんです(笑)
犬は日本のフツーの犬が好きです。
背中にちょっと哀愁があるとなおよし。
たぶん「生まれつきおじいさん」みたいな犬が好きなんだと思います。

コッカーって垂れ耳の長い犬ですよね?
いつもモナリザみたいな髪型(耳型?)だなあって思ってました。
この意見はたいがい共感を得にくいんですが、実際に飼っている方から見たらどうなんでしょうか??

それにしても相模湖から新宿は遠いですよね。
でも考えようによっては、たとえば武蔵小金井駅徒歩20分に住むより、相模湖駅前に住む方が通勤は楽かもしれないですよー。
道中が楽しいかどうかは、ともかくとして(笑)

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Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
近頃は更新が滞り気味ですが、お気楽キモノのブログとしてスタートしたこのブログも、開設から16年目へと突入しました。相変わらず、相棒うにさと、女ふたりの同居生活をしながら、コミックエッセイを描いたりしています。ブログでは私ひよさが文章担当。イラストをうにさが担当。時々アップされる『うにさの別パラサイト』もお楽しみに♪
鼻緒のご紹介は主にInstagramとTwitterに上げています。
Instagram@studiokuu_hiyosa_unisa

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ひよさ@kimonobetsubara

うにさ@unisastudiokuu

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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