お家の中は危険がいっぱい3
いよいよ小枝を引き上げた染液に、晒を入れます。
グツグツと時間を掛けて煮上げると、真っ白な晒が、黄色く染まっているではないですか!!

しかし、喜んだのも束の間、色を定着させるために媒染液である明礬水に浸けたところ、

明らかに、布から明礬水の方に色が移動してしまうではないですか。

肝心の布は、薄らグレー……。涙
再び染液に戻し、明礬水に入れ、繰り返すこと5回。




求める黄色は、布に入っては消え、入っては消え……、





結果、しっかりとしたベージュ色に布は染まることとなりました。

(左から晒の白。豆乳処理していない晒を染めたもの。豆乳処理した晒を染めたもの)
嫌な色ではないけれど、確かに居たはずの黄色を布に止めること叶わず……。
しかし、今年はこれ以上南天の枝を刈り込むことは出来ないので、来年の剪定までに、のんびり作戦を練り直すことといたしましょう。(茂れよ南天!!)
気長な気長な実験ですね。
ちなみに、明礬水を作っていた琺瑯の鍋で、翌日、柿の葉を蒸したところ、予定外に鍋が黄色く染まってしまったという……。

染めたいのは、そこじゃないし!これは多分違う黄色だし!!
儘なりませんわね。

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