2013年初釜のお話3
う~ん、実はちゃんと写真を撮っていないのですよねぇ。
初釜が終了したその足で買物に出て、豪快に電車で眠った後に、一応写真を撮ってはみたのですが、かなりグザグザになっておりまして・・・、お見せするのも憚られる程。汗
まぁ、チラっとね、チラっと。

キモノは母やすこの一越ちりめんの訪問着に掛色をしたもの。
2009年と2011年の初釜にも着用しており、既にブログには何度か登場したことのあるお馴染みのものですが、今年はみささん(うにさのお婆さま)の七宝と亀甲柄の帯と合わせてみました。

実はこの帯、もう何年も解いた状態で仕舞われていたのですが、恒例の新年会でうにさに着せようと、昨年、仕立て直して待ち構えておりました。
ところが、昨年も今年も新年会には出席出来ず、表に出せぬままに。
これではせっかく仕立て直した帯がかわいそう・・・ということで、重い腰のうにさを差し置いて、私が着用となりました。
さて、みささんが残して下さったキモノや帯はこれまでにもいくつか紹介させて頂いておりますが、みささんが着用された写真と対で残っているものは数が少ないのです。
これまでにご紹介したものでは、ねじり梅の羽織と、もう一枚梅の羽織がありますが、なんとこの帯は写真が3枚も残っているのです♪
その内の1枚は、ねじり梅の羽織の下に、もう1枚は大きな麻の葉のおキモノと合わせた姿として、以前にブログでも掲載しております。
写真を再アップしておきましょう。


恐らく、この2枚の写真は同じ日に撮られたものと推察されますが、小さくて判り難いのでちょいと帯まわりを拡大してみましょうね。


そしてもう1枚、別日に撮影されたもので、従姉妹の志ん子さんとご一緒のお写真。


私は逆巻で着用しているので、正面から見ると別の帯のように見えますが、正真正銘同じ帯でございます。

はい、本日はみささんに写真で助けて頂きました。笑

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コメント
当時の着物、彩色写真だと、桃色と水色に塗られていることが多いイメージですが、
そうですよね~今、アンティークやリサイクルとして目にする着物や帯、
ありとあらゆる色がありますもんね。
桃色や水色は、きっと、白黒写真に塗り易いとか、映えるとかの理由で
塗られてるんですよね。そして、白黒写真の黒(上から彩色できないところ)は、
紅や、紫、紺だったり・・・うっとり。
現代の技術をもってすれば、そろそろ白黒写真から現実の色を完全再現とか、
できるんじゃないかしら?見てみたい着物、いっぱいありますよね^^
写真の帯留がなにやらとても素敵なものに見えるのですが、どうでしょう。
(帯留という言葉が出ず、寄る年波に衝撃を受けております。--;;;ガツーン
そろそろ脳トレか・・・)
あっくまさま
あらためて現在の写真と、みささんの白黒写真を見比べて、帯も写真も、よくぞ残っていてくれたものだと感心しました。
我家には、みささんからお借りしているおキモノ類は結構な数あるのですが、写真で残っているもののほとんどは、キモノとしては残っていないのですよ。
気が遠くなりそうですが、どこかで大事にされているといいなぁ・・・。
AMASさま
逆に考えると、色を妄想出来る点は白黒写真写真の楽しいところかもしれませんね♪
そうそう、その機構をちゃんと理解していませんが、かなりの割合で再現出来るとテレビ番組でやっているのを見たことはありますよ。
写真の帯留についてですが、今現在行方不明ですが、うにさのお母さま知子さんによると「どこかで見た」らしいですので、今後、発見される可能性がある模様です。
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うっとり。