京都旅行2008-食道楽の巻・その3


わ~楽しい。
生湯葉とウニ、ホタルイカの酢味噌和え、近江の赤こんにゃく、鯛の押し寿司の木の芽添え等々・・・。


こちらのおもちや箱はその時々で内容が変わるのだそうです。
おいしい前菜がちょっとずつ入っていて、目にも楽しい。(食べたらもっと楽しい・・・)
おや?お餅の姿が見られませんね?お餅づくしというわけではないようです。
正直ホッとしました。
私は小学生の時、朝ご飯にお餅を12個食べた記憶(記録)がありますが、それを上まわるようなことになるのではないかと内心おびえていたのです。
後で頂いたカードには
「もちづくしの献立は腹モチが良すぎて致しておりませんが、いろいろなお料理に2~3品を組み入れて、もちつもたれつのお献立になります。」とのこと。
楽しみながらお餅を頂ける構成になっているようです。
次は先代の女将さんの頃からあるこちらの名物料理『たらこもち』。

トロットロのお餅にたらこがからんで美味し~い!
ほんのちょっとの卵黄でたらこがのばしてあるのがポイントなのだそうです。

次のお皿は『牛肉のお刺身』。

『焼き餅入りの鯛の温麵』。

出汁が効いてて美味い!
『鰈と春野菜のクリーム煮』の中には黒餅が入っています。

ご飯物を前にして、せっかくだから、もう1品くらいお餅料理を食べたいとお願いしたのがこちらの『じゃこ餅』。

カリッカリのおじゃことモッチモッチのお餅の触感が絶妙です。
最後に『凌ぎめし』(写真を撮りそこねてしまいました。)と『お豆腐のムース』

あ~、10年間憧れ続けた甲斐があった!

しかし、こちらの『きた村』さん、お料理に勝るとも劣らずに堪能させて頂いたのはお話です。
女将さんやお給仕をして下さるお姉さんが気さくで本当にお話がお上手。
一番遅い時間で予約をお願いした上にカウンターだったので、随分遊んで頂きました。
このお話が聞けないのはもったいない!
絶対的にカウンターがお勧めのお店です。
こちらのお店のお餅の由来を伺ったところ、先代の女将さん(現在の大将のお母様)が、お餅でもちょっと焼いて出すようなお店でも・・・と始められたのだそうですが、ちょっと焼いて出せるようなそのお餅とは、旦那さま(先代の女将さんの)大好物だったのだそうです。なんだかちょっと微笑ましいですね。
最後にはちょっとしたお店の宝物も拝見させて頂いて、大大大満足な私達でした。
たかだか3泊4日の話に長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
今回の京都旅行のお話はこれでオシマイ。(ほっと胸を撫で下ろされている方もいらっしゃるでしょう。私は撫で下ろしております。)
お腹も満腹、別腹も満腹で、本当に楽しい旅行でした。
ありがとう京都!また会う日まで!!
最後は『きた村』さんで頂いた『凌ぎめし』の器の底の写真で京都にお別れいたしましょう。

お後がよろしいようで・・・。

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コメント
はじめまして
体重の増加が気にならなかったかな?
もう2~3時間、足を延ばせば懐かしの古里なのに・・・
手作り餃子が待ってるぞ。
「ながら」で行ってみようかな(笑)
comichikoさま
ぶにさんのお友達さんですね。いつもぶにさんにはお世話になってます。笑
『きた村』是非行ってらして下さい。カウンターですよカウンター!
comichikoさんのところにも遊びに行かせて頂きますね!
楽しみ♪
ひろしお父様へ
お父さんと京都に行ったのは、私が小学校に上がった頃だったかしらね?
清水寺でかき氷を食べたのをよく覚えてるワ。
頭の中で一寸法師の歌が流れていたことも・・・。
こだまさま
夜行列車なので、若い男性ばかりかと思っていたのですが、意外にも女性ひとりとか、結構なお年の方も多く、びっくりしました。
シートもリクライニングが付いてて、中々快適でした!
京都は・・・敷居の高いところはもちろんありますが、学生が多い街、また観光地でもあるので、私達のように、お気楽な旅行者にも十分楽しいところですよ。
旅行に行かれたら、楽しいお話でも聞かせて下さいね。
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京都を堪能されたみたいですね、うらやましいです!!!
『おもちや箱』すっごく素敵です。
見ているだけでも、目に美味しい♪
ひとつひとつのお料理も器も、とても美しいですね。
ぜひぜひ、いつか行ってみたいです。
私も普段、着物で暮らしています。
フリーでグラフィックデザインとイラストをやってますので
ひよささんに、とっても親近感♪
また、遊びに来させていただきますね。
ご挨拶の応援ぽちぽち、していきます。