京都旅行2008-キモノ屋行脚の巻・その9

真剣に相談されているスウェーデン人のご夫婦の横で、日本語で作戦を練る三人。
値段交渉が開始されます。
最後の最後になって、掛軸の軸先が象牙であることをお話すると、お値段にも納得されたご様子。
しまった、もっと先に言えばよかったか・・・。駆け引きとは、難しいものです。
しかし・・・売れました~~!!
スウェーデン人のご夫婦を佐野さんと一緒に手を振って送り出し、擬似店員終了。
役に立ったとは思えませんが(臭いニシンの話などして・・・)、久々に脳が活性化したというか、なんというか・・・とてもよき体験をさせて頂きました。
しかし、面白かった!お客さまが帰えられた後も、私達ふたりは興奮さめやらず、なんだか「もっと売りたい!!」気分です。笑
スウェーデン人のお客さま、ごめんなさい!私達もただの客です。
古物の鑑定など出来ぬ、ただのシロウトです。
それでも、きっとよいお土産になったことと思います。
日本の掛軸、大切にして下さいね。
あ~面白かった!正尚堂さん、ありがとうございます。

私達が最初に正尚堂さんに入った時に感じたのと同じように、こちらのお店では、店員さんとお客さまの垣根が非常に低い。店主の佐野さんのお人柄かもしれません。
近くにあったら自宅のように、毎日「ただ今~」と言いながら通ってしまいそうなお店です。
商品も、すぐに手が届くものから、博物館に入れた方がよさそうなものまであり、いろんな人が自分に合うものと出会えそうなお店でした。
見せていただいた江戸時代の能衣装はすごかったなぁ・・・。
しかし・・・あのアザミのキモノと、あの帯とあの帯・・・もう誰かのものになったのかしら・・・。(煩悩断ち切れぬ私です。)

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コメント
はじめまして・・・外国の方にお声がけスバラシイです!
外国からのお客さん、思い出といっしょに、自分の宝物になればいいね。
たかぎりょうこさま
私達の英語はかなり怪しいものですよ。
半分以上は日本語で喋っていたような・・・。苦笑
でも、こういうのはちょっと楽しいですよね。
かなり興奮いたしました。
また遊びにいらして下さいまし。
ひろしお父様へ
奥様から、現在また何か画策していると聞きましたよ。
出来上がったら写真でも送ってね。
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たかぎともうします。
ワタクシも先日浅草で、外国人の方に、
「いや、着物はそれじゃなくて、あっちのリサイクル着物で
丈の長いのを探したほうが絶対イイっすよ!」
と伝えてあげたかったのですが、英語恐怖症であわわわわと
なってしまいました。反省…(中国語だったらよかったのに…)
きっとそのスウェーデンの方は納得のお買い物ができたでしょうし、
日本での素敵な思い出になったでしょうね~。すばらしいです!