諏訪回想録18
せっかくここまで来たのですから、是非とも御柱と共に鳥居をくぐらねば!!っとばかり、再び御曳行に合流いたします。
街中を曳き進んでいた時よりも、人の数は更に増え、全ての人の気持ちが前へ前へと御柱を後押しする様です。
段々と、
段々と鳥居が近づき、御柱に続いて私たちも境内へ。
ヨイサ!ヨイサ!ヨイサ!!
神域に入ってからの進み方は、目を見張るものがありましたよ。
コラコラ、私!またこんなに近づいて・・・。(うにさは少し離れたところで心配顔。苦笑)
しかし、ここから先は御柱の先端を三角錐型に整える『冠落し -かんむりおとし』や、ロープを掛け、『車地 -しゃち』と呼ばれる人力の巻き上げ機の様なもので御柱を立てる建御柱の儀式に入りますので、関係者以外は、もう御柱に近づくことは出来ません。
その上、建御柱を見るために、朝から場所取りをされている方も多く、ちょっとやそっとでは、ここから先はもう身動きが取れないのです。
既に、案内をしてくれていた諏訪の友人とははぐれ(小さい子が一緒でしたので、むしろその方が安心。汗)、うにさとふたりきり。
人の腋下に入り(背が小さいので・・・)、目を回しそうになっているうにさ(シューノーケル持ってくれば良かったね・・・)の腕を抱えながら、ごった返す境内で目を移せば、秋宮三之御柱がまさに建御柱の最中。
おお~~!!立ち上がった御柱の上で御幣(おんべ)をかざす男衆。
ラッパの音が鳴り響き、垂れ幕が下ろされます。
スゴイ!スゴイ!
熱気冷めやらぬ観衆の中に、笊を抱えた男衆がちらばります。
秋宮三之御柱が見事に建ち上がった祝いとして、餅蒔きがなされるのです。
お兄さ~ん!!こっちにもこっちにも!!
しっかりと即座に、しかも何故か思いのほかたっぷりとお餅をキャッチして、うにさの腕を引きながら群衆の外へと駆け出す私。(早く出ないとうにさが酸欠になっちゃう!!)
いや~、すごかったね~~♪
うにさヘロヘロ、何故か私はとっても元気。
こういう時の俊敏さって、どこから来るのでしょうね?野生が蘇るのかしら??
普段からこのくらいのスピードで動けたなら、仕事もはかどるのになぁ・・・。
次回の諏訪大社の御柱祭は2016年。
元気で参加出来ますように。
いつもご来場ありがとうございます。
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コメント
エッ!?
梅梅さま
頂いたお餅は包装はしてありましたが、スーパーなどで真空パックで売っている長期保存のものとは異なり、もっとフレッシュな感じのものでしたよ。美味しかったです♪(角があっても、あたって痛い感じのものではありませんでしたので、その点も大丈夫。笑)
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角餅なんですね?しかも白とピンクの裏表違いで…。写真で見る限り2枚入りには見えないから張り付いてますよね…!?(爆笑)。餅投げに角餅が出るのを初めて見ました。お正月の雑煮の餅も四角でしょうか!?雑煮の餅に関しては四角と丸に分かれますが、餅投げは浮上した疑問です(~。~)。餅投げに角餅が出る地域があるんでしょうか?本当に井の中の蛙ですね(*_*)!それに、うにささんの記憶の良さにもまたビックリしています(*_*)。しかも間もなく20回へと引っ張って行こうとしてますから…(笑)。何処までいくのかとハラハラドキドキですよぉ~。ガンバレ~っと言いたいけど、今日で終わり!?いやいや、まだまだ感想や反省…、とうにささんのコメントイラストも大きく出るであろう、と。ンフフ…。期待し過ぎかな…(汗)。