京都旅行2008-キモノ屋行脚の巻・その6

・・・というわけで、
なんとはなしに入った話の輪でしたが、皆さん熱心に聞いて下さいます。
ただモノが手元にないのです。
宿まで取りに戻るわけにもいかず、持って歩けばよかったと後悔していたところで、ココ『キモノは別腹』私達のブログに写真を上げていたことを思い出しました。
「あ・・・ブログに写真を載せてる・・」
「見られるよここで、なんてブログ?」
「・・・別腹」
「?」
「カタカナでキモノ、漢字で別腹です・・」
恥ずかしい~~こんなことなら、もっとかっこいいタイトルにしとけばよかった・・汗

とたん
「見たことあるかも!」の声が二人の方から・・。
「ヒー~ッ!!」
うにさとふたり、もう穴があったら入りたい状態です。
思わず「私達のことは忘れて下さい・・・ゴメンナサイ、ゴメンナサイ・・・」恥ずかしい一心で何故か謝ってしまう私達。

ありがたいやら、こんな二人で申し訳ないやら・・・大動揺。
こんな恥ずかしい思いをしたのは初めてです。
とはいえ、このブログがあったおかげで、袋物の写真をお見せ出来たのも事実。
インターネットって便利で、そして恐ろしい・・・。
よ、よかったよね!うにさ!ひよさ!
写真を見ておおよそのことを理解頂いたところで、さすが古物を扱われるプロです、店主の佐野さん、いろいろなアイディアを出して下さいます。
佐野さんだけではありません。前述のキモノの美人のお客さんの正体は・・・

なんとアンティークモール銀座の中にある『Wing~田中翼のアンティーク着物~』の方で、これまたアンティークの商品を扱われておられるだけのことはあって、たくさんのアドバイスを頂きました。
他のお客さんもただ者ではありませんでした。

大阪から来られていた男性は、古いキモノから、自分が着るためだけにアロハを誂えるという、超贅沢な趣味人!
私の下手な説明ではなかなかご理解頂くのは難しいかもしれませんが、そんじょそこらのありがちな安キモノから作られるのではないのです。溜息もののアンティークのキモノの中から、キモノとしては着られないであろうかわいそうなキモノを念入りに選び出し、こだわりの一品を作られるのです。
しかもものすごく趣味がいい。
実はこの日、出来上がった新作をお持ちになっていたので見せて頂きました!つばめ柄の涼しげなアロハ、素敵でした!!
販売などは決してされない、自分のためだけの贅沢です。趣味の高じた方というのは独自の見識やアイディアをお持ちですから、話も面白い。
店主の佐野さんは、その場で思いつくところにいくつかお電話もして下さいました。
そうこうしているうちに古布のお細工物で有名な『おはりばこ』の店主の北井さんも駆けつけて来て下さり、ブログの写真を見ながら、なんとかならないものかと、みなさんで知恵を絞って下さいました。
こんな怪しいふたりのために、みなさま、本当にありがとうございました。

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コメント
エスカルゴ牧場
相方の猫帽子の方です。
私の郷里の三重県には「エスカルゴ牧場」っていうのがあるんですよ!
っていうか、私も良く知らないんで、あるらしいって感じなのですが。
http://www.mie-escargots.com/index.htm
どうも、世界初のエスカルゴの養殖に成功して、絶滅種のエスカルゴをじゃんじゃん育てているみたいです。
三重の誉れ「志摩観光ホテル」も八王子の「うかい亭」も、ここのエスカルゴを使っているみたいですよ~。
まあ、そんなにパクパク食べたいってほど、美味いもんでもないと思うんですが(笑)、お好きな方は、ぜひ「エスカルゴ牧場」に行ってみて下さい。
ご報告お待ちしております!
HP見ましたよ。。
ぴゅぇ~。なんか怖い。。
エスカルゴだけでやっていこうとするあたりの勇気も
すごいですね~
私も外国で一度だけ食べた事あるんですけど
まずくはないけど、頭の中にいろいろな映像が出てきて
食べ続けられない感じでしたワ ^^;
鉄工業
もともと、鉄工業をしていた方なんだそうです。面白い職歴ですよね。
今度帰省したら、見学に行ってこようかな!
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贅沢な時間を過ごされたようですね。。
私もこういう出会いをしてみたいものだなぁ~と
最近つくづく思います。
ところで、エスカルゴ!三重県産?!