キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやま                                        

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京都旅行2008-キモノ屋行脚の巻・その1

京都旅行の話を始めてから、10日も過ぎてしまいました。
この調子では、3泊4日の京都の話なのに2カ月くらい掛かってしまいそうです。
さすがにそれはまずい・・・うかうかしていて次の京都旅行が巡って来たりなんぞしたら(私は嬉しいけれど)、ブログ上ではずーと京都にいる人になってしまう・・・。
そんなわけで、ここからは時間軸を外してお話することにいたしましょう。

東京では、もうすっかり桜も散ってしまいましたが、私達の京都旅行はまだ桜には少し早い、木蓮の頃でした。

木蓮

残念ながら、夜行列車で京都入りなんぞしたもので、京都の街をキモノで闊歩するわけには参りませんでしたが、せっかくの京都です、キモノ屋さん行かないわけがない。(注・ここで私が言うところのキモノ屋さんとは古着屋さんのことです。)

その日は朝から今回の京都旅行で一番楽しみにしていたキモノ屋さんに行く日でした。
前日に既に1軒キモノ屋さんを覗いていましたが、素敵なものはあっても私の財布とは釣合がとれないお店でしたので、目の保養をしただけの状態です。
当然物欲のボルテージだけは上がっています。かなりの期待を抱いていそいそと2軒目の店へと出かけたのです。

ところが・・・おおいなる期待をして入ったそちらのお店・・・ないのです、私の好みのものが・・・。
もちろんお店が悪いわけではありません。なんと言えばよいのでしょう、そう『客筋が違う』のです。
それでも何枚かは「ん?!」と引っかかるものもあったのですが、今度は値段が折り合わない。仕方がありません、こういうのは出会いですからね。
仕方がないとは解っているものの、店を出てしょぼくれて歩いていたところ、こんな看板が目に入って来ました。

今昔きものと古布の会

「フリーマーケット 今昔きものと古布の会 どうぞご自由にお入り下さい。」

ちょっと覗いて見るか・・・。

座敷にキモノや帯が並べてあって、お店というよりは文字通りフリーマーケットか市の風情。
おじさんがひとりちょこんと座って店番をしています。
「気になるものがあったら上がって見てってね。」靴を脱いで座敷に上がらせて頂きます。

四条京町屋1フリーマーケット1階四条京町屋2

あ・・・さっきのお店より自分向きかも・・・。

かわいいキモノも何枚かありましたが、残念ながらサイズがかなり小さい。
いつものごとくせめてお土産に羽織の紐でもと物色した後、お値段は上がるけれどもお二階にもあると伺って二階へ。

四条京町屋6フリーマーケット2階

確かにこちらは振り袖や訪問着などが多く、私が今求めているものとは違うようです。

再び一階へと戻り、入り口付近の帯の山に手を伸ばします。

フリーマーケット1階2

あ・・・コレ、かわいい・・・かなり好き!

染めの帯3

染めに刺繍の入った桜と橘の帯です。

そこへうにさ
「やっぱりそれを手に取ったか♪」
相棒故に、私の好みは熟知しております。先回りして目につくところに出しておいた模様。

「コレもかわいいよ」と更に一本。

銘仙の千鳥帯1

確かに、趣は全く違うけれどこちらもかわいい。手裏剣みたいな千鳥柄。

アラどちらも同じお値段でしかもお手ごろ。値段もかわいい。

ビニールの袋に入っていたので「出してもいいですか?」と一声掛けて2本の帯をいじっていたところ
「ええやろ~、その帯~」とおじさん。
「ほんまやったらもっと高うてもええ帯なんやけど、少し汚れがあるからその値段」

染めの帯4

確かに、最初に手に取った帯には汚れが見られます。

「そっちは銘仙。キモノからうちで仕立て直したから新品よ」
ふむふむ、確かにシミもシワもなくてぴしっとしています。
これは悩ましい。

「ものとしてはこっちの方がずっとエエもんよ」桜と橘の帯を指しておじさんが言われます。
ものとしてよいシミのある帯か、仕立て直しとはいえ新品の帯か。

好みのとしては桜と橘の帯の方が勝っているのですが、やはり汚れが気になります。あ・・・でもこの汚れ、締めたら見えないところだ・・・。

しつこくなでまわしていたところ、常連さんらしきおばあさんがやって来て
「ええのん見つけたなぁ」
「そうなんですよ。汚れもね、隠れる場所じゃないかと思って・・・」と言うと、おばあさん、帯をパタパタ形にして

おばあさんパタパタ

「あーこれなら大丈夫だいじょうぶ。」
やはりそうか・・・更に悩みは深まります。
一本一本は決して高くないのですが2本はな・・・実はまだ更にもう1軒行く予定にしているお店がある状態だったので、財布の紐は堅くしておきたいところ。う~む・・・?

暗躍するうにさ

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コメント

鞄のなかに

夜行なので鞄の中に一式入れて御召しかえかと思ってましたが
やっぱり荷物になりますよね。
「伝統産業の日」の週なのでいろいろイベントを楽しまれたかと思ってましたが。

いいですネ

この銘仙崩れの帯中々いいですネ
不思議な格子柄に夢の様な色合い。
現代のキモノにはない感覚ですよネ

ひよっこさま

いえいえ、私は根性ナシなもので・・・苦笑
でも、街中のキモノ率は本当に高かったですよ。
ブーツにキモノ姿の人なんてのもありました。
しかし、期間限定とはいえ、キモノで市バス・地下鉄に無料とは、すごく太っ腹な企画ですよね。

若旦那さま

千鳥と思って見ないと、何だか遠い国からやって来た布のような気がしますよね。
色味も外国のキャンディーみたいな感じです。

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第一話『牛は牛連れ 馬は馬連れ』と刊行を記念して描き下ろした本編には収録されていない出版記念番外編がwebでお読み頂けます。 http://matogrosso.jp/

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ひよさ

Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
相棒のうにさの心配をよそに、日々、着物に蝕ばまれた生活を送っています。
どんなに疲れている時も、どんなに怒っている時も
キモノは別腹!
うにさのイラストも見所!「がんばって描いてね~」 byひよさ

召しませキモノ

スタジオクゥ初のコミックエッセイ

オールカラーの全編描き下ろし。 2014年8月に台湾の智富出版より繁体字中文翻訳版も発売されました!! 『和服女孩 日本微旅行

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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