猛暑を振り返る4
せっかくの浴衣の身軽さを、補正をすることで台無しにしたくない気持ちと、着姿の美しさのどちらを取るか???
常々思っているのですが、キモノより浴衣の方が着付けは難しいと思うのです。
襦袢が無い分、衣紋も抜け難いですし、着崩れだってし易い。
キモノは着たいけど、浴衣までしか着られない・・・と言われる方に時々お会いしますが、浴衣が着られるならば、キモノは絶対に着られる!!といつも思ってしまう私です。

そんなこんなで、浴衣での補正はいつも悩ましい。
本来的に着姿よりも、着心地を優先しがちな私としては、行く先や、その日の体調や気分で、補正をしたりしなかったり・・・結構いい加減です。苦笑
補正ナシで着た時に一番気になるのは、腰のくびれ・・・というよりは、締めた帯の上に乗っかる胸。
たいして大きくもない胸が、必要以上にボリューミーに・・・アワワワワ。
腰周りに補正をすることで、帯に乗る胸を解消するよりも、晒しで胸を潰す方向の補正の方が好みです。

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コメント
補正ですか
しまった
しかし手作りヘチマ帯枕に補正グッズ、拝見しててすごくわくわくしました。大変そうだなあと思いつつ、楽しそうだなあとも。東京の夏をすごされるのは、さぞお大変だったろうなと思います……。
浴衣……あれだけぴしりと着こなしてらっしゃる下には、やはり人知れぬご努力がありましたか。
sirokanippeさま
不良着物女も宜しいじゃないですか!笑
所詮、着るもののことですから、自由に着られるのが一番だと私も思いますよ♪
私の補正も、その日の気分次第なところが多いですが、帯板は必ず入れますね。
理由としては、入れないと帯が締まり過ぎて、逆に苦しいと思うからなんです。
実は、補正をしないで着ている日など、帯板を2枚入れてしまうことすらあるんです。
いろんな体型の方がいらっしゃいますし、多分、着心地の良さも様々なんでしょうね。
sirokanippeさま
しかし、何かしらゴニョゴニョと作るのは楽しいです♪
ちなみに、浴衣の時は、補正アリの日と補正ナシの日は、キモノの時よりハッキリ写真でも解ります。汗
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いまの着付けだとバスタオルの一枚や二枚巻かれかねないわけですが(胸も腰もないがそれに伴って胴回りもないトールサイズ痩せ型)(着物よりはアオザイやチャイナやミニスカートのがまだ似合う…)、その昔着物に興味持つ前に、アールヌーヴォーやユーゲントシュティル調べた流れで、二十世紀初頭のあらゆる階層の写真やら、浮世絵やら挿絵やら日本画やら山と見た時期があったのですね。おかげでいまの時代劇や着物雑誌の昆布巻きみたいな着方がどうにも納得できず、単帯でも帯板すらサボる方向です。
ひとさまがどう着付けてらしても、それぞれきれいだと思うんですけど。自分がやるとなると、どうにも。
以下ナマケモノの逆切れ。
だいたい着物ならおとなしく人体に従えと。何が悲しくて人間様が着物なんぞに従ってやらねばならんのかと。凹凸に四角い布巻いてりゃそりゃあ皺もたるみも歪みも普通に出るだろうと。こちとら人類で、コケシでも電柱でもないんだと。
そんなわけで帯の中央が凹むような着方でひょいひょい出歩いております。太ったひとは太ったなりに、痩せたひとは痩せたなりに、それぞれの体型に布のほうで勝手に沿えばそれぞれの着方になるんだと思っています。たまにする太鼓(基本は文庫その他なので)の上もまっすぐにしない不良着物女ですよー。
……現代風に着付けようと思えば、どれだけ色々巻きつけられるのか、考えるのも結構憂鬱かもです(根性なし)。いっそもう洋服で(敵前逃亡)。