『銀座でシャツ展』のご案内
梅雨でもコロナ禍でも、変わらずバタバタのスタジオクゥです。
緊急事態宣言中ではありますが、催事のお知らせと諸々。
現在、神保町大和屋履物店さんで開催中の『大和屋でゆかた展』に出展中の三工房が、来週からは場所を銀座に変えて、シャツの展示会を開催されます。
丸1年を掛けて準備されたこの展示会は、注染生地を使ったほぼ1点ものの約100着のシャツが並ぶという贅沢な内容。

『銀座でシャツ展』
小倉染色図案工房/工房カモ/新江戸染 丸久商店 +ゲスト スタジオクゥ
2021年5月25日(火)~6月5日(土)
12:00~18:00
※30日(日)定休
会場:うとうと
東京都中央区銀座2丁目4−1 銀楽ビルディング9階(8階+1)
https://www.facebook.com/utoutoginza/

はい、そうなんです。
そんな贅沢な催事に、なんとスタジオクゥも飛び入り参加させて頂くことになりました。
スタジオクゥは本当にオマケのオマケなんですが、せっかくの機会なので、長らく欠品になっていた股旅縞手ぬぐいをこの機会に色変わりで再販することと致しました。
(股旅縞手ぬぐいについては『初めての手ぬぐい作り1・2・3・4・5・6・7・8・9』をお読み下さい。)
実は、先日から大和屋履物店さんの方で手ぬぐいは販売を開始させて頂いているのですが、もたもたしていてご案内が遅くなりました。汗

『股旅縞・夜』

以前の股旅縞と同じ型を使っていますが、注染の技術『クレア抜染差仕分け』を駆使して、全く違った雰囲気に染め上げて頂きました。

シャツ展飛び入りのお話を頂いてから色を決めたので、実のところ自分たちがシャツにして着たいと思う色にしてしまったという……。笑

せっかくなので、パッケージも新調♪
大阪のこころやさんや中野活版印刷店さんでの手ぬぐい販売も、近日中に開始する予定です。
ちなみに、大和屋履物店さんの『大和屋でゆかた展』は明日22日(土)まで!!

伺えないかな??と思っておりましたが、先日、仕事の打ち合わせの帰りに覗いて参りました。

見せませんが……この写真の私、ものすごく物欲しそう……。笑

う~ん、着姿をブログにアップするのもお久しぶりでございます。

キモノは、和裁師ユニットsaasaawaさんにお仕立てして頂いたガーナ布のキモノ。
saasaawaさんは、スタジオクゥのおまじないふきんも置いて頂いている阿佐ヶ谷の一六八堂さんで、通年で和裁教室を持たれていたり、不定期にガーナ布でのお仕立て会を開催されています。
好みに合わせて丁寧に柄出しをして下さったものなので、早くに袖を通したかったのですが、手術やら何やらで中々袖を通せずにおりました。
雨の日の初卸しとなりましたが、短めに元気に着るのがむしろ似合うキモノかもしれませんね♪

只今、人生史上もっとも短い頭髪!!
先日近所のコンビニで小学生に間違われたのは、多分、きっと、絶対に!この髪型のせいだと……信じたい。

帯は、小倉充子さんの『下駄尽くし』の手ぬぐい2本から作成した作り帯。
作り帯は、締まり具合が苦手でこれまであまり使うことは無かったのですが、私、昨年から五十肩(多分……)に悩まされておりまして、少しでも楽にキモノが着られるようになればとチャレンジ中でございます。


未だ、着心地的には苦手なままですが、簡単作り帯の達人の指導を受けながらの制作は、中々に楽しい時間でしたよ♪

帯留は、大和屋履物店さんにちなんで下駄小僧(下駄を挿げる人)。


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神保町大和屋履物店リニューアルオープン
今日が何の日なのかを検索すると、メーデー、扇の日、スズランの日、日本赤十字社の創立記念日でもあって、語彙の日だったりもするらしい……。
私はつい何時間か前まで神保町で、今年の5月1日を迎えるために、脚立に登ったり、ネジを回したり、紐を結んだり、数と格闘したりする一家の中にいた。
創業明治17年神保町大和屋履物店 2021年5月1日リニューアルオープン!!

東京都千代田区神田神保町3-2-1 サンライトビル1階
営業時間 11:00~19:00
定休日 日曜・祭日
※催事の際は定休日も営業する場合アリ。
https://geta-yamatoya.com/
私が大和屋履物店に出入りするようになったのは、『召しませキモノ』の執筆中に型染め作家小倉充子氏の実家として取材させて頂いたのが最初だったと記憶している。
ユーモアに富んだお母さんから、次々と愉快な話が飛び出す楽しい時間だったが、不意にお母さんから発せられた言葉に耳を奪われた。
「私がお嫁に来た頃にはね、この辺りに70軒以上も履物屋があったのよ。それが今じゃたった一軒きり……。」
振り返ってみればあの言葉を聞いた時から、専大前交差点の角の下駄屋に、神田神保町でキモノ文化を支える履物屋に、いつまでも在り続けて欲しいと願う気持ちが、私の中にも芽生えたように思う。
少しでも賑やかしになればと、大和屋オリジナルの鼻緒作りに協力するようになったのも自然な気持ちの流れだった。

(オープン1週間前)
あの取材から10年の月日が過ぎ、大和屋履物店には五代目となる若い跡継ぎが現れ、3世代家族総出の店舗の改装となりました。
こんなめでたい話が、コロナの最中でなかったなら、もっともっと賑々しくお祝いをしたいのに、それが叶わないのが歯がゆいけれど、心よりお祝い申し上げたいと思います。
オープン前に少しだけ写真を撮らせて頂いたので、皆さまにもお届けします。

(オープン前夜)


季節やイベントごとに入れ替えられるディスプレイの手ぬぐいと、引き出しいっぱいの手ぬぐい。


ふきんコーナーのディスプレイはちょっとユーモラス♪

下駄屋さんですから、

もちろん下駄の台もズラリと並びます。

こちらの引き出しのチェックもお忘れ無く!!

お待ちかねの小倉充子さんの型染め鼻緒はもちろんのこと、


今回初めて出展される刺繍作家さんの作品は見逃せません!!


まだまだアナウンスしたいところではありますが、私からはグッと抑えてここまで!
どうか五代目が発信するInstagramやTwitterで最新の情報をお楽しみ下さい。

ちなみに、本日から始まる大和屋履物店のリニューアルイベントは、ほんの第一弾。
この後、長期に渡って、まだ告知されていないいくつものイベントが企画されております。
緊急事態宣言中でもあり、無理を押してのお出掛けは禁物です。
大和屋に通うなら、急ぐよりも長く!!何卒、スタジオクゥからのお願いです。笑

今回もスタジオクゥは大和屋オリジナル鼻緒に協力をしています。そのお話は明日からポツポツInstagramやTwitterでご紹介する所存です。

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