グッズの通販が可能になりました
まるっきり時間泥棒にでもあったような気持ちですが、今日はご報告をひとつ。
かねてからご要望のあった、スタジオクゥグッズの一部が通販可能となりました。
リソグラフ印刷でお世話になっている中野活版印刷店さんのSTORESにて、以下の商品をお求め頂けます。
★旅のおまじないふきん『立日吉日』

★旅のおまじないふきん『回文でぶじかえる』

★旅のおまじないふきん『寝坊助封じ』

★スタジオクゥの一筆箋『温泉浴衣をめぐる旅』

★スタジオクゥの一筆箋『走るオンちゃんセンちゃん』(柿色)(マスカット色)

★スタジオクゥの一筆箋『オンちゃんセンちゃん入浴中』(ぶどう色)(ラムネ瓶色)

★スタジオクゥのふたりエッセイ『旅のおはなし』

★『妄想温泉浴衣 ラッピングペーパーブック』

CATEGORYの中のスタジオクゥのページを開いて頂ければ、一通り商品が出て来ます。
『旅のおはなし』と『妄想温泉浴衣』は、昨年のコミティア参加に合わせて自主制作した実験的リソグラフ冊子です。
本当は『妄想温泉浴衣』と同時に作成したA3サイズのラッピングペーパーも通販出来るようにしたかったのですが、本体より送料の方が高くなってしまうので、そちらはまだ思案中。(何か良いアイディアはないものか……うーむ??)
自分たちのグッズを眺めているうちに、ムズムズと新作が作りたくなってしまい、先日来からゴニョゴニョとやっておりますが、そのご報告はまた改めて!!
それにしても、毎回は無理だとしても、年に2回くらいのペースで参加したいと思っていたコミティア……、総来場者約2~3万人と言われるイベントですから、5月のコミティアは当然のように中止となり、9月の開催も心配しております。

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お家の中は危険がいっぱい4
脚立を出して、ワンピース姿で一心不乱に高いところで庭仕事をしている姿が危なっかしいのか?庭木を丸く刈り込むことに腐心し過ぎているのが傍目にも伝わるのか?
庭の手入れをしていると、ご近所の方から頻繁に声を掛けられます。
中でも、毎度心配して下さるのが、ご近所の小桜さん(仮名)。
ひょろりと背が高く、いつも穏やかで働き者の小桜さんは、私たちふたりがご近所で最も親しいおじいさんです。
大きな脚立を貸して下さったり、電動の刈り込み機を持って来て下さったり、何かとお世話になっておりますが、先日、こんな会話がありました。
小桜さん「おっ!、芍薬かい??」

ひよさ「はい、毎年咲くんですけど、隣に植えてる芍薬が全然咲かないんですよね……」
そうなんです、この家に引っ越して来てから植えた2種類の芍薬の内1つが、一度も蕾を付けたことがないのです。
肥料は十分に与えているのに青々と茂るばかりの芍薬に、私、何年も今年こそはと手を焼いておりました。
刈り込み鋏を手にしていた小桜さん。
チョチョイチョイっと咲かない芍薬の葉を少し刈り込んで一言。
「イタメツケテおやんなさい……」
突然の黄門様張りのアドバイスに、私、笑いを堪えるのに必死でした。
来年は、咲くといいなぁ……。

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お家の中は危険がいっぱい3
いよいよ小枝を引き上げた染液に、晒を入れます。
グツグツと時間を掛けて煮上げると、真っ白な晒が、黄色く染まっているではないですか!!

しかし、喜んだのも束の間、色を定着させるために媒染液である明礬水に浸けたところ、

明らかに、布から明礬水の方に色が移動してしまうではないですか。

肝心の布は、薄らグレー……。涙
再び染液に戻し、明礬水に入れ、繰り返すこと5回。




求める黄色は、布に入っては消え、入っては消え……、





結果、しっかりとしたベージュ色に布は染まることとなりました。

(左から晒の白。豆乳処理していない晒を染めたもの。豆乳処理した晒を染めたもの)
嫌な色ではないけれど、確かに居たはずの黄色を布に止めること叶わず……。
しかし、今年はこれ以上南天の枝を刈り込むことは出来ないので、来年の剪定までに、のんびり作戦を練り直すことといたしましょう。(茂れよ南天!!)
気長な気長な実験ですね。
ちなみに、明礬水を作っていた琺瑯の鍋で、翌日、柿の葉を蒸したところ、予定外に鍋が黄色く染まってしまったという……。

染めたいのは、そこじゃないし!これは多分違う黄色だし!!
儘なりませんわね。

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お家の中は危険がいっぱい2
染色は数年前に藍染めにどっぷりと浸かったことがありましたが、以前からやってみたかったどころか、やりたくない事の一つだったというのが正直なところ。
ただ、あの枝の黄色を見たら、好奇心に抗えない……。

(枝の切り口の黄色は、乾くと見た目には消えます)
晒で縫った袋に、刻んだ小枝を詰めて水に浸けると、薄っすら黄色!!

水を足しながら、2日掛けてグツグツと煮ては冷まし、煮ては冷まし。




方法が合っているのかどうかも判らないまま、兎にも角にも始めたからには最後まで辿り着かねば終われない。
枝の総量くらい量っておけば良かったと気づいたのも煮だしてからのことで、凡そ4mくらいの枝の長さはあったであろうとぼんやりと思うばかり。
勢いだけで、概ね雑なんですね、性質が……。
染液を作る傍ら、染める晒は豆乳(呉汁を用意するのは大変なので……)に浸し、乾かし、下処理。
煮出した染液は、すっかり真っ黒に

そして、枝を入れた晒の袋にも黄色がしっかり入っています。


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