お家の中は危険がいっぱい1
フラフラと遠いところに出かけてしまいたい気持になりますが、キュキュッといつでも急ブレーキが掛けられるような心持でいなくてはいけませんね。
さて、普段から在宅で仕事をしている私たちですが、こんなにも24時間ふたりっきりで過ごすようなことは大変に稀なことでした。
特に大きな喧嘩をすることもなく過ごしてはおりましたが、こうなって来ると、むしろこの特別な時間を有意義に使いたい!!
……が、案外上手く行かないもので、ふたりでもがき苦しんでおりました。
充実するのは、三度の飯とおやつの時間ばかりなり。
なんでだろう??
この機会にアレもやりたい、コレもやりたいが大噴出して大きな山が立ちはだかっている感じ。苦笑
元々お家好きの私たちには、家の中で出来る楽しみが多すぎるのかもしれません。(いや、楽しみじゃなくて、仕事をするべきなんですが……。)
仕方がないので、私は、新しく手を着けたくなることをむしろ避け、平常心を保つために、通常営業の庭の手入れを日課にしようと心に決めて動いておりました。

剪定した柿の葉は、

蒸して、


干して、

焙じて、


銅筒に詰めて、

お茶に。
サザエさんの湯呑みで、小休止。

更に剪定を進めて、柿の葉寿司を作るだけのつもりが、

(お弁当箱でザックリ)


(こはだをつまみ食いしたせいで、少し隙間が出来ちゃったけど、まぁいいか……。)


半日置いている間に、もう少し種類が欲しくなり、

甘海老の押し寿司も作ることになり……、

(ギュッ!)

結局、当初の目的からは遠く離れたイクラの軍艦にまで手を伸ばし、

庭仕事なんだか?台所仕事なんだか??
ついつい予定外の仕事を増やし気味です。
庭の剪定中には、こういうものも、出てくるわけで、

(南天の樹皮の下に、鮮やかな黄色!!)
コレって染められるんじゃ??
調べてみれば案の定。
むむむむむ、たった今、染色がしたいわけじゃないんだが、染まるかどうかの確認はしたい!!
草木染め?媒染?ミョウバン??白い布の手持ち?う~~~~ん、材料家に揃ってるんじゃ??
もう、自分に対して嫌な予感しかしない……。

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マスクも夏物へ
少し前に、ご近所の魚屋さんに行ったところ、魚屋のオバちゃんから「次亜塩素酸作ってる??」と声を掛けられました。
「電解水あげるから、1週間したらまた取りにおいで!!こういう時はお互い様よ!!」と2リットルのペットボトルをドンと手渡され、それ以来、我家の食卓には週一でお魚が並ぶようになっています。
ありがたいことです。

マスク……と言えば、先に手づくりマスクの記事をアップしましたが、サージカルマスクが容易に手に入るようになった現在も、私はちょこちょことマスク作りを続けております。




小倉充子さんの手ぬぐいだけでなく、工房カモの鴨川志野さんの手ぬぐいからも♪


特に最近は暑くなって参りましたし、マスクも衣替えした方がいいんじゃないか??と、暑さ対策に頭をひねっております。
目の粗いすぎる生地では飛沫予防にはならないし、涼しくて、洗いやすくて、肌にあたってもカサカサしなくて、型崩れもしない生地は無いものか??しかも手持ちのもので……。笑
そんな調子で、端布の箱をひっくり返しましたところ、ありました!とても良いものが、ありました♪
新之助上布さんの綿麻生地。
実は、小倉充子さんが絵羽キモノを染められる際にテスターとして染められた布があまりにも素敵だったので、端布を少しだけ頂いていたのです。
表綿麻1枚にガーゼ3枚バージョン



綿麻1枚+ガーゼ1枚+綿麻1枚バージョン


試作品を着けたところで言うと、どちらもこれまで作って来た「手ぬぐい地1+ガーゼ4枚」より軽くてかなり涼しい♪
ただ、表裏を綿麻にしてガーゼ1枚を内側に入れたものは、若干飛沫予防としては目が粗いカモ……??汗
ガーゼより綿麻の方が肌への貼り付きが少なく、体感として布の温度を冷たく感じるので、『表地を手ぬぐい地1枚+内側綿麻1枚』がもしかすると一番合理的なのかもしれない??
そんなことをつらつらと考える毎日です。



こちらの3枚は、ドイツからコロナ見舞を送ってくれた友人に、日本からのお見舞として送ったマスク。
それも4/2に一部地域宛の国際郵便が停止されるより前のこと。
メールやSNSやスカイプを使って簡単に連絡は取れますが、国際郵便は早く回復して欲しいものの1つですわ……。

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甘やかしの発動
相方のひよさです。(^^ゞ
ご心配おかけいたしましたが、今はすっかり元気になっております。
1月中旬に無事手術を終え、出てきたところでコロナ禍の兆し。
人工呼吸器を使ったことで、肺炎を起こすリスクが高くなっていたため、我家は早々と自粛態勢に入りました。
用心に用心を重ねて術後の外来に通っていたものの、
その通院帰りに昼食で立ち寄ったビルで、コロナの集団感染があったことを後になって知り青ざめ、
ようやく4月の頭に最後の検診をして病院通いも終わるハズ……と思っていた矢先、手術を受けた病院内でコロナ発生。
結局、最後の検診は出来ないままになってしまいましたが、必要な行動だけをしていても、身近なところにコロナは迫っているのだとひしひしと感じております。
今の状況に、広島へ介護に帰ることを足止めされていること以外では、殊更大きな困難を感じているわけではありませんが、いつもと同じかと言えば、やはり同じではなく、奇妙な感じで気忙しく、いつも以上に時間が足りないと思う日々。
具体的に何が足りないかと聞かれれば、概ね不足も無いのに、何かが欠けている……。
つい先日のこと、近所のケーキ屋さんで、支援のつもりでケーキを買いました。
家に帰ってコーヒーを入れて、ケーキを口に含んだら、びっくりするほどこれが美味しかったんですね。
今まで、何度も食べたことのあるケーキなのに、格別に。
嗚呼……、自分が想像している以上に、こういうものに自分が飢えていたのだということに気づかされる出来事でした。
なんだろう、甘いお菓子の話ではないのです。自分に対する『甘やかし』みたいなもの。
コロナの終息はまだまだ先が見えず、私たちはこれから自分でも気が付かないようなゆるやかな負荷を自分自身に掛けることになるでしょう。
時折『甘やかし』を自分や他人に発動することが、この異常事態を乗り切る術なのではないかと、思っている次第です。
写真は本日の『甘やかし』。


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