日本橋三越 『ゆかたで楽しむ日本の夏』のご案内
あそこに行って、アレを食べて、あの人と会って、写真を撮って、ゲラゲラ笑って、泣いて、徹夜して・・・家庭内会議を何度も繰り返し、絵を描いたり、計画を練ったり、練習したり、叫んだり、呻いたり・・・全くもって、お話したいことが追いつかない状況でございます。汗

写真は、花巻で見つけた気になる看板♪
7月は、もう少しブログやfacebookに投稿したいものだと思っておりますが、どうなることやら??
ひとまず、急ぎ、本日からの催事のご案内。

『ゆかたで楽しむ日本の夏』
2016年7月6日(水)~12日(火)
日本橋三越 中央ホール
出品作家
・小倉染色図案工房 小倉充子(江戸型染/注染ゆかた、注染てぬぐい、下駄花緒)
・松原智仁(銀線細工/帯留)
・工房カモ 鴨川志野(型染/注染ゆかた、注染てぬぐい、半巾帯)
・松永恵梨子(小紋染め、半衿、帯揚げ、兵児帯)
・草萠ミツ(ネイルアート/ネイルチップ)
会期中に2つのイベントがあります!!
●浪曲の奏
2016年7月9日(土)14:00?14:30
玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 演目「金魚幻夢」
●トークイベント『ゆかたで過ごす江戸の夏 ~三世代の視点から見た新しいゆかたのカタチ~』
2016年月10日(日)15:30?16:00
二瓶一枝(二瓶和裁)、小倉充子、草萠ミツ
小倉充子さんを中心とした、日本橋三越での夏の展覧会も今年で5回目を迎えます。
昨年は、日本橋三越のホールを飾る意匠を取り入れた小倉充子さんの注染浴衣を、アンドロイドの『地平(ちひら)アイこ』さんが着たことでも話題となりましたね。
日本橋三越と言えば、今年の5月に、その建物が国の重要文化財指定となることが決まりましたが、今年の催事は、その建物の象徴とも言える吹き抜けの中央ホールが舞台となります。
見どころいっぱいのこのイベントですが、スタジオクゥとしては、密かに、このイベントがデビュー戦となる作家さんがいらっしゃることにも注目したい!!
出品作家の名前の中にある松永恵梨子さん。
キモノは別腹でも初めて取り上げるお名前です。
江戸小紋の染屋さんで10余年の修行を積み、今年、自身のアトリエを構えたばかりの若い作家さんです。
私が彼女と出会ったのは、小倉充子染色図案工房。
昨年、三溪園で公開された小倉充子さんの茶室几帳『鬼でんでん』の製作に、染め職人として松永さんが参加されていた時のことであったと記憶しています。
「おもしろい娘がいるのよ♪」と充子さんから名前を聞くようになったのは、それより更に2年くらい前から。笑
今回出品される作品を、見せてもらいましたよ♪

江戸小紋の技術を生かした兵児帯や

帯揚げに

半衿。


瓢箪かわいい・・・。

飲み助さんにぴったりな、お銚子セットの半衿も♪(写真は松永さんのインスタグラムで!)
10数年職人として染場にいた芯の強さと、彼女自身が持つ素直さが同居しているような作品だなぁ・・・と思いました。
独立したばかりの彼女にとって、小倉充子さんは憧れの作家でもあり、心の師匠でもあります。
その人と、一緒の催事に立てることは、大きな喜びでもあり、とてつもなく緊張することでもあるでしょう。
あの三越の大きな天女の前で、奈々福さんが唸り、充子さんの絵羽がはためき、新人の松永さんが震える!!
さあ、皆様、目撃しに参りましょう♪♪
え??充子さんの絵羽のことももっと教えろと・・・??
ふふふ・・・、制作途中を拝見しましたが、昨年とも一昨年とも趣を変えたものが出来上がっている・・・とだけお伝えしておきましょう。私は、も・ち・ろ・ん着て見たいですよ♪
是非、9日・10日は、小倉充子浴衣や下駄を身につけて、日本橋三越へ!!
スタジオクゥも、観戦に参ります。
本日はうにさのイラストはお休みです。
近々、別パラスタート予定!(多分・・・。)
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