小倉充子浴衣でちんどんプロモーションご報告
本日、Webメディア『マトグロッソ』で『おひとり様のふたり暮らし (コミックエッセイの森)

え?随分遅くない??・・・そんなご指摘が聞こえて来そうですが、いささか時間を必要とした理由は、ご覧いただければ、ご理解頂けるかと。笑
色々お話ししたいことはございますが、まずはマトグロッソへ!!
いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



昭和16年刊行『裁縫の栞』
ご無沙汰しておりましたが、皆さまお元気ですか?
『おひとり様のふたり暮らし (コミックエッセイの森)
お陰様で、6月22日に重版が決定し、広く長く読まれる1冊になって欲しいと、心から願っております。
本が出版されて、ブログもお休みして、しばしのんびりしておりました・・・と書きたいところですが、いやいや、怒涛のような2ヶ月でございました。
執筆中は、一日に100歩も歩けないくらいに机やパソコンにしがみつく忙しさでしたが、出版直前に大阪に行ったあたりから、今度は落ち着いて家に居られない忙しさに変わり、今、ようやく、本来の生活のリズムを取り戻すべく、頭と体と気持を調整中でございます。
しかし、ブログって、久しぶりに書くとなると、何からお話すればよいのやら??
え??ちんどん行列のお話ですか??
ふふっ♪それは、しばしお待ち下されませ!!この2ヶ月間の悪戦苦闘の結果を今月末頃に公開する予定でございます。
そんなわけで・・・、しばしキモノからお話も遠のいておりますし、久しぶりにキモノのブログとして正調なネタをやりますかね。苦笑
つい先日のこと、うにさが三重に帰省して参りました。
キモノは別腹の初期の頃に『みささんのアルバム』というシリーズをやっていたのを覚えていらっしゃるでしょうか?(『みささんのアルバム1・2・3・4・5・6・7・8・9』をご覧下さい。)
その中で、昔のお嬢さん達の寄書きの解読などしておりますが、その時にご協力頂いた御年89歳(大正15年生れ)のやよいさん(みささんの弟さんのお嫁さん)のお家から、うにさが大量の本を譲り受けて参りました。
またしても我家の荷物が増えたことについては、とりあえず捨て置くこととして、
「これはひよさが好きそうなものだと思って・・・。」と渡された和綴じの本が2冊。

昭和16年刊行の『裁縫の栞』。
国立国会図書館デジタルコレクションの中にあるこちらと、ほぼ同じものと思われます。
残念ながら、今のところ、上の卷の所在が不明ですが、恐らく女学校のお裁縫の教本として3巻組で使われていたものであろうと推測されます。
下の巻が子供用のキモノについて(四つ身、三つ身、被布、産着、でんち(袖なし)、おくるみ.etc)書かれておりますから、上の巻は大人のキモノについての教本であるのでしょう。
・・・となると、やはり気になるのは『特殊の巻』♪

目次を大雑把に拾ってみますと、袴から始まり、コート、座布団・寝具、子負半纏(ねんねこ)、各種半纏、羽織下・胴着、足袋、

仕事着・裁着け、手甲・脚絆、股引、シャツ・ズボン、一升袋・菓子袋、袱紗、油単、

蚊帳、

そして付録として家庭染色。
家庭染色の中には『各種更生染色法』なんて項目もありましたよ。

なんだか・・・昔の女性の忙しさが伝わって来ませんか??汗
しかし、いざとなったらここに書いてある・・・と思うと、この本を持っているだけでも心丈夫な気が致します。
こんな古い本が、今まで捨てられることもなく大事にされていた理由って、実際に使われていたかどうかよりも、そういうところにあるのかもしれませんね。

枕の項には、昔の女学生から桑の葉の贈り物。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪


