今年もありがとうございました
お心あたりのある方は、お時間のある時にチェックしてみて下さいまし。
そして本日は2014年最終日、大晦日でございます。
ギリギリな感じでお送りしておりますスタジオクゥのブログ『キモノは別腹』ですが、12月で8年目に突入しました。驚
近頃は飛び飛びにしか更新出来ておりませんが、こんなに長く続くとは・・・。
2014年は皆様にはどのような一年でしたか?
コメントへのご返事を書きながら、期せずしてスタジオクゥの一年について振り返る時間を持てました。
ブログにアップ出来ていないことも多いのですが、総じて考えると、私達にとって2014年は挑戦することの多い年であったように思います。
マトグロッソでの『おひとり様のふたり暮らし』の連載に始まり、『召しませキモノ
新しい本が中々形に出来ないでおりますので、進まない二人乗り自転車をずっと漕いでいる様な感覚でいたのですが、良い一年であったのだなぁ・・・とあらためて思った次第。
来たる2015年も、挑戦出来る一年でありたいと思っております。
ブログとしては書き残したことだらけですから、最後に何か1つだけ今年をしめくくる話題を取り上げてみるとするならば・・・?
う~ん、これかな??

珍しいうにさの着姿♪笑
11月の日本橋キモノ事件簿での写真です。
先にイラストレーター4人組の写真はご紹介しておりますが、この日は自分達の着姿も忘れずに撮影致しました。

菊立涌のお召に、LUNCOさんで頂いた玩具の帯。

ちょっと変わった結び方にしてみましたよ♪

帯留には狐。

大好きなものに包まれて、うにさも上機嫌でありました。
帯飾りにしている赤いものは??

フエルトで作った猫です♪
実は、私達の手ぬぐい『股旅縞』の中にいる猫なのです。

台湾でこんなものを見つけましてね。

中華の剪紙(切り紙細工)をフエルトで表現している干支飾りなのですが、この感じは帯飾りに使ってもオモシロイんじゃないかなぁ・・・と。

・・・、で調子に乗って、私の方は股旅。笑

でも、実はこれを思いついた時に、自宅にフエルトの手持ちがありませんでしたので、すぐに試してみたくなった私は、真夜中にフエルトを作るところから始めたという・・・。汗
ま、フエルトを作るための原毛の方はあったワケです。
しかし・・・、地厚なフエルトは、フカフカしてカッターナイフを弾く弾く。
結局、翌日にユザワヤに走ることになったのでありました。苦笑
きっと褒められるぞ~♪っと、イソイソとうにさに見せたところ。
「良く出来てるけど・・・今じゃない!!」の一言。
ハイハイ、仕事もいたしますよー。ちっ!
多分、私達ふたりは、これからもこんな感じでああでもないこうでもないとやって行くのだと思います。

馬が走り抜けて、もうすぐ羊がやって来ますよ♪
私のコーディネイトはまた年が明けてからにでも・・・。
皆様、良い年越しをなさって下さい。
今年も1年、ありがとうございました!!

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今年も残りわずか・・・
本日が仕事納めの方も、すでに帰省しておコタでみかんを食べていらっしゃる方も、あと数日の午年をいかに過ごすかをお考えのことと思います。
スタジオクゥは、今年も未だ年賀状に手がつかず(もちろん大掃除も・・・)、仕事も大幅にスケジュールが遅れ、例年以上に大変な有様です。汗
その割に、ちゃっかり忘年会は済ませていたり、広島にちょこっと帰省もして細い親の脛をかじるようなこともしてみたり、母方の大叔母の遺品のキモノと対面して目を白黒させたり、クリスマスにはお友達から特製の切手や

かわいいポストカード(関美穂子デザイン)が届いてニヤニヤしていたり、

何ヶ月も闘っていた藍染めとのお別れが寂しかったり、庭の木々への冬越しの準備でふたり揃って腰痛を起こしたり、春咲きの球根を植えて毎日地面を睨み付けたり、年末恒例の新宿での今昔キモノに騒いてみたり・・・、仕事は遅れておりますが、中々に良い年末と思われます。苦笑
というわけで、事前のご案内は出来ませんでしたが、今年も12月30日まで新宿でキモノの催事が開催されておりますので、ご紹介。
まずは、伊勢丹での催事。


LUNCOさんからはいつも通りに大きなご案内が、

やゝさんからは長~いご案内を頂いておりました。
今昔キモノフェスティバル
2014年12月25日(木)~30日(火)
10:30~20:00(最終日は18:00閉場)
伊勢丹新宿店本館7階催事場
出店:LUNCO・やゝ・最旦館ケイコ・和衣布・黒田商店・古衣傳・タチバナ

写真は『水色幻冬』がテーマのLUNCOさんのブースです。

これはとっても好きな配色♪

こってりとしたアンティークにはもちろん憧れますが、

やっぱり、ちょっとひょうきんな千鳥とか、

かわいい玩具の帯に目が行ってしまいます・・・


百合の花の帯は何本か持っていますが、黒百合も是非うちの子になって頂きたいものです。笑

カナリヤは籠の外ですが、帯の中からはきっと逃げないので大丈夫♪
そして、もう1つの今昔な着物の催事は、

暮らし家さんや

きものなかむらさんからご案内を頂いておりました。
今昔きもの市
2014年12月25日(木)~30日(火)
10:00~20:30(最終日は18:00閉場)
京王百貨店新宿店7階大催事場
出店:暮らし家・きものなかむら・夢吉きもの・美々・きものや由布・七福屋・こべに屋・山城・きものらぐたいむ・きものCITY・渡辺商会
暮らし家さんでもちょこっと撮影。

こちらは薔薇の襲ねの訪問着です。
良い状態で揃って残っていることは少ないので、お探しの方には朗報です!!
以前に私は小紋の襲ねを暮らし家さんで求めておりますが、さすがに温かいですよ♪

オリジナルのリバーシブルの半幅帯もとっても可愛いでしょう


器物の帯も好みです


青い鳥の帯は、11月に開催された『暮らし家 冬の感謝市』の時から焦がれておりましたが、

その時は、別の鳥が飛んでおりましたよ♪

ハイ、そうなんです。11月のセールにも八王子に出掛けておりました。

立派な御所人形にシビレつつ、

子供用のかわいいお箸を連れて帰ったのでしたっけね・・・♪
今回写真を撮らせて頂いたのは2店舗だけですが、他のお店にも楽しいものがたくさん詰まっておりますので、お正月の買い出しがてら是非お出掛け下さいまし。
年賀状は、松の内くらいに・・・、そして年内の最重要事項は、うにさのイラストでお伝えします。汗

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初めての手ぬぐい作り9
澤染工場さんで染められた布が、手ぬぐいサイズに裁断されて我家に届く前に、こころやさんから再び電話がありました。
こ「ひよささん、手ぬぐいの畳み方解ってる??」
ひ「そうそう、それそれ、微妙に解んないのよ・・・。」
こ「基本的にはね、端が、内側に内側に入るように折るんやけど・・・。電話やと説明し難いから、一枚折って、見本送るね。」
ひ「助かるワ~~~♪」
こ「帯も作らなあかんよ!」
ひ「そ、そうやねぇ・・・。」
こ「品質表示と取扱い説明と、連絡先も忘れずにね。」
ひ「わ、わかった~~。」
こ「あとね、細かいことやけど、帯の巻き方、間違えんとってね。」
ひ「ん??」
こ「熨斗や着物の打合せと同じやからね。気づかん人もいるけど、こういうことはきちんとね。」
ひ「お、おおーー!!」
いつもはおっとりのこころやさんを、スパルタ指導にさせてしまう私達って・・・。汗
立ち上がり早々に2枚のイエローカードをもらいましたが、なんとかゴールに到着。(良かった・・・退場にならずに済んで。苦笑)

あたりまえのことですが、製品にするのって大変ですね。
初めての手ぬぐい作りは、難解でしたがとても楽しく、そして、学ぶことの多い体験でもありました。
そうなんです。作ること以上に、行程を理解することが面白かったとでも言いましょうか・・・、こころやさんや小倉充子さんにサポートして頂いたり、木内愛さんや澤染工場さんに作業工程を写真で公開して頂いたおかげで、手ぬぐい作りが「デザイン画を送って終了」にならなかった点が、今回の一番大きな収穫であったなぁ、と思うのです。
1つ1つの行程に、職人さんがいて仕事があって、小さな作業にも意味があるのだなぁ・・・と。
手ぬぐいの見方が、随分変わりましたよ。
もしも2度目があったなら、もう少しスムースに仕事を進められる気もしますが、やっぱりジタバタしたいかな??笑
出来上がった『股旅縞』手ぬぐいは、台湾のイベントで初売りをし、日本橋キモノ事件簿で日本初売り、こころやさんの催事『ココロのよそおい』で関西初売りをさせて頂きましたが、この度、こころやさんで通販対応もして頂けることになりました。パチパチパチパチ。
詳しくはこころやさんのブログをご覧下さいまし。
年末年始の帰省のお土産に??は向かないかもしれませんが、注染手ぬぐいの出来る行程を思い出しながら愛用して頂けたなら幸いです。
しかし・・・、今年がもう終わりそうなことについては、承服しきれない・・・。涙

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初めての手ぬぐい作り8
昨日は、澤染工場さんで注染専用の台に糊置きをした生地を置いたところまでをご紹介しましたね。
さあ、ここから染料が入って行きます♪


色見本を見ながら、色の切り替わる位置に土手を作り、


注染の名の通り、ジョウロに入った染液を注ぎ込みます。

おお~♪二刀流!!




写真では少し見え辛いですが、足元に大きなペダルがあるのが見えますか?

このペダルを踏んで、染液を下に吸引!!
隣り合った色のぼかし加減を見ながら、この作業を繰り返すこと数度、

再び砂を蒔いて、

よいしょっと、引っくり返し(スゴイ!!)

布の馬楝のようなもので、生地を落ち着かせ、

反対側からも同じように染めて行きます。

注いで、

吸引!!
さぁて、どんな風に染まったかな??

おお~~!!きっかり柄が型通りに染まっておりますね♪

染め上がった布は、巨大な水槽で水洗いされ

これまた巨大なお釜の様な脱水機に掛けられ、

肩に担がれて、

ハシゴを上り、

高い高い天井に組まれた丸太の上から

ハラリ、

ハラリ、ハラリ。

あぁ~~~~、ちゃんと股旅縞になってる!!

この写真を見た時には、正直、感激して泣きそうになりました。
手ぬぐいのお話も残り1回です。

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初めての手ぬぐい作り7
手ぬぐいのお話もいよいよクライマックスです♪
残念ながら、自分達で澤染工場さんをお訪ねすることは出来なかったのですが、こころやさんに写真撮影に出向いて頂きました。

順を追って見て行きましょう。
まずは糊置きの作業。
写真は、スタジオクゥの手ぬぐいではありませんが、

大きなヘラを使って、型の上から防染糊が引かれているのが解りますか?

型を上げて、

布を折り返し、

丁寧に拡げて、

再び型を置き、

糊を引く。

写真に見られる1ロールの布が、一疋(2反)相当で、大凡手ぬぐい25枚分。
これを延々と折り続けて、糊伏せを繰り返すのです。
一度に染めるのは、柄にもよるそうですが、四疋(100枚)分程度。

注染の行程の中で、何が難しいって、このきっちり布を屏風畳みに重ねていく作業が一等難しいのだそうですよ。
糊は、当然ユル目の方が引き易いのだそうですが、綺麗なエッジを出すには、固めの糊で一定の調子を保つのが肝心なのだとか。そして、前述の紗張りの良し悪しが、この糊置きの作業に影響があるのだそうです。
紗には目がありますでしょう。水平垂直が乱れていたりすると、手元で糊が引っかかる感じがあるのですって。驚
まさに、職人さんのお仕事でございます。

これが糊置きが終わった私達の『股旅縞』。
ハイ。ここからは、私達の股旅縞の写真でお送りいたします♪
上下に5枚づつくらいは『捨て染め』と呼ばれる布が当ててあります。

糊がへたらないようにするために、砂を蒔いて、

染液を下に抜くためのバキュームの付いた専用の台に乗せて、

まずは、染液が流れないように全体を囲みます。

詳しく写真をお見せしたいので、続きはまた明日!!

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初めての手ぬぐい作り6
小倉充子さんの指導の下、紗張りを済ませた型紙はこころやさんへと送られる手筈が整いました。
すぐに染め工場にお預けしたいところですが、悩ましいのは色の問題。
一版で染める以上、出来ることと出来ないことがございます。
コレは出来ますが、

コレは出来ない。

お解りのことと思いますが、2つ目のように染めるためには、黄色の部分の形をした型紙がもう1枚必要です。
しかし、同じ1枚の型からでも、クレア染めにすれば反転したかのように見えるコレは作れます。

注染では『差分け』という、一つの版で土手を作って多色使いの染物を作る技法がありますが、私達が作った図案は、柄同士が繋がっているので、差分けにはあまり向かないデザインとも言えます。
きっちりと色が滲まないように差し分けるには、染料を注ぐ土手で柄がしっかり囲めるように、図と図の間にある程度の間隔が必要なんですね。
アレコレとふたりで悩んでいるうちに、いっそのこと潔くモノクロにしちゃおうか??と一度は決心をしたものの、充子さんにもこころやさんにも反対はされないものの「案外いいかもね・・・。」という微妙な反応をされます。
もしや・・・?
不安な時は訊くに限るとばかり、またしてもこころやさんにお電話。苦笑
ひ「ねえねえ、もしかして真っ黒で染めると、むしろ余白の白が安っぽく見えたりするってことない??」
こ「うん、そういうこともあるねぇ。」
ひ「紙媒体の印刷と同じなんだねぇ・・・。」
こ「そうそう、その時々やけど、心配やから、そういうことを避けるために少し黒に色味を持たせたり、逆に白の地色に色味を持たせたりするようなことをしたりするんよ。」
ひ「そう考えると、黒一色はちょっと冒険やねぇ・・・。」
こ「澤さんはね、ぼかし染め得意よ~♪」
お!ナイスアドバイス!!
澤さんとは、今回染めをお願いした奈良は生駒にある澤染工場さんのことです。
実は『召しませキモノ
ひ「股旅縞やから、縦縞っぽくぼかしてもらおうかなぁ・・・」
こ「多色の方が楽しいしねぇ」
ひ「色見本は、仕上がりサイズでないとあかんかな?」
こ「仕上がりサイズじゃなくてもいいけど、インクジェットで出力したもの出すのなら、フツーの紙で出した方がいいよ。」
ひ「??いい紙じゃなくて??」
こ「そうやねん。木綿はツヤが無いから、綺麗な紙で出すのより、フツーの紙で出力したものの方が質感近いから、色が伝わりやすいねん。」
ひ「なるほど!!」
では、と電話を切ってうにさと再度色のイメージを話し合っているうちに、突如不安に襲われるふたり。
私達!!そもそも間違っているのでは??
あの型紙、地と図が反転してないか??
いえいえ、結果から言うと間違ってはいなかったのですが、何故かこの夜、ふたり揃って注染ではなく捺染をイメージしており、型紙が反転していると思い込み大騒ぎになったのでありました。
本当に泣くかと思いましたが、小倉充子さんから「大丈夫だよ~。間違ってない!!」と念押しのメールを頂き、ほっと致しました。
どれだけ動揺していたかというと・・・、

反転バージョンの色見本まで作ってしまった程です・・・。苦笑
ようやく色見本、完成!!(縮小してモニターで見ると、紫の色が随分違いますが・・・汗)

いよいよ舞台は染め工場へ!!

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初めての手ぬぐい作り5
型彫り師の木内愛さんから小倉充子さんの工房に出来上がった型紙が届き、この日は充子さん指導による紗張り実習です♪
まずは、前述の「ツリ」を切る作業。

型紙に紗張りをする前に、運搬用の補強として付いている余分な「ツリ」を取り除き、最低限必要なものだけ残すための選定をしています。(もちろん充子師匠が・・・。笑)

赤い「ツリ」の上に、黒いペンで数ヶ所印が付いているのが解りますか?
この黒の印以外を全てカッターで切り落とすのです。
型をはさんで、うにさととふたり、セッセセッセとカッターナイフを動かし、数分後。
「あっ・・・、やっちゃった!!」
うにさではありません、私です。
切っちゃイケナイと思うと、そこにそこに手が向かうのですよ・・・。汗
「どれどれ??」と充子さん。
「ここなら、まぁ、大丈夫かな??」
再び作業に戻り、セッセセッセ・・・、残りはあと数本!!
「あーーー!!」
はい、最後の最後にまたしても私です。汗
「どれどれ??」と再び充子さん。
一番下の、猫の足先に、あるべきハズの「ツリ」がなくなりました。

「う~~ん、ココかーー。ここは残って欲しかったなぁ~。」
そ、そうですよね、私もそう思って守り続けていたのですけれど、最後に、・・・あら?もう一本残ってる・・・っとサクッと切ってしまいました。(あ゛ー、自分が一番信用ならない。涙)
自らハードルを上げつつ、充子師匠を頼りにいよいよ作業は紗張りへと進みます。
型紙の表面を上にして、薄~い薄~い紗の生地を布目の水平垂直が整うように乗せ、紗に皺が出来ないように、型が歪まないように注意しながら、カシュー塗料を素早く刷毛で塗るのです。
ここで、充子師匠の華麗な刷毛さばきがあるのですが、うにさは見惚れ、恐れ知らずの私は自らも手を出そうとして止められ、シャッターチャンスを逃してしまいました。
感じとしては、パネルに紙を水張りをする時のように、素早く均一に塗料を全体に拡げるような動きでございましたよ。
昔からの方法ですと、紗張りには本漆を使うのだそうですが、今は、乾燥も早く扱い易いカシュー塗料が使われることが多いようです。
そして、すぐさま型を吊るして乾燥させるのかと思いきや・・・、ここからが、意外に忙しかった!!

塗料が乾き始める前に、刷毛を使って、写真の赤丸で見られるような紗の目詰まりをコショコショと取り除いて行きます。

これには、参戦!!笑
塗料が乾いて来ると、ダマになるので、ここは本当に素早く丁寧に!!
一気集中の目詰まり取りが終わって、塗料の表面が少し落ち着いた頃に、再び型を机の上に戻し、紗張りのために残した「ツリ」を1つ1つ取り除いていきます。

紗を切らないように注意が必要!!

ようやく作業終了で、あとは乾くのを待つばかり♪

ひ「充子さん、これいつも一人でやってるんだよね??」
み「そうだよー。」
さ、さすが、やるな~小倉充子!!
文章で読むと、簡単そうに思えるやもしれませんが、助手が2人か3人いるならともかく、手ぬぐいよりひとまわり大きいサイズの紗を、たるみ無く目を揃えて短時間で張るのって、ひとりではかなり難しい作業でございますよ・・・。驚
紗張りをすることで型の強度が増すのはもちろんですが、この紗張りの出来不出来が、次の染めの作業に実は大きく左右するのだそうですから、紗張り専門の職人さんがいるのもうなずけますわ。
型彫りや染めの陰に隠れてあまり注目されない紗張りの作業ですが、かなり重要と見ました。
充子さん!!一日駅長ならぬ『一日師匠』ありがとうございました!!
え?ホントの弟子ならすぐに破門ですと??まぁ、そう言わず、また遊んで下さいまし。苦笑
次はいよいよ染め工場??

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