『おひとり様のふたり暮らし』 第二話が公開されました
第二話『足元から鳥が立つ』が公開されました。
舞台は一転して、ふたり暮らしを始める前のお話です。
いやぁ~、ひと月が早かったこと・・・。汗
しかし、2話目の入稿を終えて編集さんに言われるまで気づいていなかったのです。
先月も今月も最終木曜日は27日。来月は24日。
しまった~、曜日指定だと締切と締切の間に、ひと月無いこともあるのだワ。涙
公開したてですが、来月に向けて既に焦っております。
入稿が終わったら数年前の四国のお話をするつもりでおりましたが、うにさがお話したいことがあると申しますので、次回からしばらく別パラサイトをお届けする予定です。お楽しみに!!
『おひとり様のふたり暮らし』第一話『牛は牛連れ 馬は馬連れ』も繰り返しどうぞ♪

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2014年3月LUNCO『子供の時を過ぎても』のご案内
確かに春の匂いではあるのですが、何やら心底は喜べないような匂いが混ざっているのです。
そう、香るというよりは、匂っている。
原因は、頭上にみっちりと小さな花を付けた、こやつでございました。

ヒサカキ。
死臭に似ているとかラーメン臭に似ているとか、あまり香りについてはよろしくないことを言われる木です。
うーん、個人的には毛嫌いしたくなる程ではないのですが、沈丁花の香りに被さってくるのはかなりアイタタな感じでございます。しかもこれから毎年。
うにさは、別の木に植え替えようなどと申しておりますが・・・、それ、やるの私でしょ。
結構立派に育っているしなぁ・・・、どこかから泥棒がやって来て、掘り起こして持って行ってくれないかなぁ・・・むむむむ。
引っ越して来てからもうすぐ1年が経とうとしています。
バクの額ほどの小さな庭の全容が、ようやく少し見えて来たような・・・??
さてさて、しばらく頂いたご案内もご紹介出来ずにおりましたが、久しぶりにLUNCOさんの催事のご案内を致しましょう♪

『子供の時を過ぎても』
2014年3月29日(土)~3月31日(月)
12:00~19:00
目白LUNCOにて

今回の催事は、目白のお店で開かれますが、現在日本橋高島屋で開催中の『生誕120年 武井武雄の世界展』に思いを込めて企画されたのだそうですよ♪
実は、昨年12月の催事に伺った際に「3月にクゥさんたち好みの催事をやるから楽しみにしていてね~~。」と囁かれた私達。
うぅぅぅーーー、武井武雄・・・・大好きですとも!お待ちしておりました!!
なにやらオモシロ柄がわんさとありそうな予感・・・。
しかし、いつもより催事の期間が短いぞ!
30日はこっちに行くから、やはり目指すは初日だな・・・。
皆様、お見逃しなく!!
ちなみに『生誕120年 武井武雄の世界展』は現在決まっているだけでも以下のスケジュールで巡回するようです。
2014年3月26日~4月6日 髙島屋日本橋店
2014年4月23日~5月5日 髙島屋横浜店
2014年5月8日~5月19日 髙島屋京都店
2014年8月6日~8月18日 髙島屋大阪店
2014年8月23日~9月28日 石川県小松市立宮本三郎美術館
名古屋、東北、九州など8会場の開催を目指しておられるようですので、イルフ童画館で最新情報をgetして下さいまし。
そういえば、うにさが果敢に挑戦したことがありましたね・・・。笑

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2014年3月『近江 新之助上布とその仲間たち』展ご案内

沈丁花も花開き、庭に彩りが少しづつ戻って参りました。

クロッカスに

ハナニラに、

ユキヤナギもさわさわと。
しかし当然のごとく草々も勢いを増しているわけで、昨日、今日と1時間づつの草取りを致しましたよ。汗
これから秋まで、また闘い続けるのだわ・・・やれやれ。
さて、本日も催事のご案内。

『近江 新之助上布とその仲間たち』展
2014年3月25日(火)~3月30日(日)
12:00~19:00
ライブイベント開催のため 26日は一般入場16:00まで、最終日は16:30まで
ギャラリーしあん
東京都台東区東上野1-3-2
都営地下鉄大江戸線(つくばエクスプレス)「新御徒町」A1出口 徒歩約2分
<出展者>
大西新之助商店 、玉虫工房みちのく古代織研究所、こころや、和キッチュ、モダン着物小物 梅屋、はじめてのきもの小梅、小倉染色図案工房(型染作家 小倉充子)

<会期中のイベント>
★3月26日(水)
『百夜月~ももよづき~ライブ』
琵琶(榎本百香)尺八(川又夜山)による気鋭のユニットによる邦楽ライブ。
17:00~18:00
定員25名(要予約/先着順、定員に余裕のある場合は当日受付 事前申込2000円/当日2500円)
★3月30日(日)
『三遊亭歌之介 落語会』
18:00~19:00
定員30名(要予約/先着順、定員に余裕のある場合は当日受付 事前申込2500円/当日3000円)
★ 落語会終了後、立食でのレセプション。
定員30名 会費1500円(要予約)
詳しくは「近江 新之助上布とその仲間たち」展公式ブログをご覧下さいまし!!
盛りだくさんで楽しそうでしょう♪
イベントの方は定員がございますので、ご希望の方はお早目に!!
・・・コソッと呟き。
小倉充子さんの新作は半衿が出品されるらしいぞ・・・。(あくまでも予定です。笑)

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キモノハイスタイルTOKYOのご案内

キモノハイスタイルTOKYO
2014年3月14日(金)・15日(土)
14日:11:00~18:00
15日:11:00~17:00
会場:ラ・ケヤキ(東京都新宿内藤町1-6)
参加店舗:はちす(大阪)・きもの今昔処和楽市(東京・静岡)・きもの六花(大阪)・kocari(東京)・きものなかむら(奈良)

★キモノ・チャイハナ 吉澤暁子さんによる 簡単きれいな「角出しの結び講座」
14日15日とも 14:00~(30分程度)ご予約、受講料共に不要。
★VIVO 田村協子さんのからだにやさしいランチ&カフェ
14日15日とも12:00スタート
こちらのイベントも回数が重なって来ましたね。
一度覗いて見たいと思いながら、中々日程が合わず、未だ訪ねたことがない私。
気分転換に、ちょっこし新宿の森に遊びに行こうかなぁ・・・ん?行けるとしたら今日なのか??
四谷三丁目には・・・美味しいものがあるのだよなぁ・・・。


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私たちの仕事について3

さて、これまでスタジオクゥのお仕事の仕方についてお話する機会はあまりなかったので、少し長いですが続けてみます。
イラストの仕事を一緒に始めて、かれこれ20年近くになります。
ふたりで受けて来た仕事の種類は様々です。
大きな仕事も小さな仕事も、面白い仕事も辛い仕事も、「やれば終わる」仕事が私達は好きでした。
受けた後で、慌てて技術的なことを習得しなければいけなくなるという事態に陥ることも何度かありましたが、チャレンジャーというよりは、ふたり居るから何とかなるだろう・・・くらいの心持でした。
さて、そんな私達が『キモノは別腹』というブログを始めたことにより得た『お話』のようなもの。
得るには得ましたが、正直、どこでどう生かしたものか??苦笑
ある日届いた出版社からのメール。
打合せに伺うと、思ってもないお話でした。
「全編描き下ろしのキモノがテーマのコミックエッセイを描いて下さい。」
はい、『召しませキモノ
ええ??コミックエッセイ??私たちが今一番挑戦してみたかったことかもしれない!!
即答でお受けしたものの、これは大冒険です。
確かに、それまでにも4コマ漫画や、見開きのマンガなどの仕事は受けておりましたが、何ページにも渡るものは描いたことがありません。コマ割りをするとしても、あくまでも、イラストレーターの延長としてのお仕事でした。
そうなんです、マンガ家さんが描かれるいわゆる『ネーム』というものを私達は描いたことが無かったのです。
イラストレーターの私達が本番前に作成するのは『ネーム』ではなく『ラフ』。例え内容にあたる文章やセリフや構成まで作っていたとしても『ラフ』と呼ばれるものでした。
これまでやって来た仕事の中でまだしも近いのは、プラネタリウムの仕事で作った『絵コンテ』かなぁ・・・??とも思いましたが、脚本家さんが付いていたので、それともやはり異なります。
イケるのか?私達??大丈夫なのか?私達??
そうは言っても、やってみるしか無いよね・・・。
自分たちの中に前例が無い以上、ともかく出来るように進めるしかありません。
その結果、我家は家庭内編集会議の連続となり、大筋が決まったところからは、猛烈なパスの応酬が始まりました。
原案文章(ひよさ)→コマ割り(うにさ)→修正(ひよさ)→修正(うにさ)→修正(ひよさ)→時には横並びになってふたりで修正・・・。繰り返して繰り返して、ようやくネームの完成。汗
分業というよりは球の投げ合い・・・。
こういうこととか、

こういうこと出来ないかなぁ・・・。

コミックエッセイの仕事をするようになってから、私達、益々一緒にいる時間が増えました。苦笑
スタジオクゥの中での分業制は未だ健在ですし、それぞれの私室で基本的には仕事をしておりますが、コミックエッセイのお仕事に関しては、2/3くらいは一つ家の居間で出来ている気がします。
仕事と生活の境界が、年々ゆるくなって行くような・・・。汗
コミックエッセイの2冊目としては、当初の予定では『召しませキモノ』の続編を考えておりましたし、実際に取材もスタートさせておりましたが、昨年の引越しがきっかけとなって、こんな私達の生活を描いた本があってもいいんじゃないか?と、『おひとり様のふたり暮らし』を先に描く運びとなった次第。
本編ではもっぱら生活のお話が中心で、お仕事のことまではお話し出来ないと思いますので、余談としてブログに書いてみました。温かく見守って頂けると嬉しいです。
ちなみに、進行中の仕事がイラストも含めて重なり過ぎて、現在頭の中はかなり混線気味でございます。
ふたり暮らし・ふたり暮らし・ふたり暮らし・キモノ・キモノ・ふたり暮らし・味噌玉・ふたり暮らし・伊勢騒動・ふたり暮らし・春の行楽・ふたり暮らし・キモノ・平安京・ふたり暮らし・・・、ブログも!!汗

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第18回内子座文楽チケット発売のご案内
今年もこのお知らせを上げる季節がやって参りました。
内子座文楽公演チケット発売が開始されましたよ♪
例年通り、チケット争奪戦を煽りたくはありませんので、1日遅れのお知らせになりますが、まだきっと良いお席が取れることと思います。

第18回内子座文楽
桂川連理柵:六角堂の段 /帯屋の段 /道行朧の桂川
2014年8月23日(土)・24日(日)
午前の部10:00開演
午後の部14:00開演
詳しくは内子座文楽公演のHPをご覧下さい。
昨年のご案内の際に、2011年に訪ねた際のレポートを少しでも書きたいなどと記しておりますが、結局出来ず仕舞いになっておりますね・・・むむむ。汗
実は、1度目の内子座訪問の際には、宇和島から土佐清水方面を旅しましたが、2度目はルートを変えて高知市の方へ足を延ばしておりました。
そうそう、サンライズ瀬戸のお話が聞きたいとのコメントも頂いておりましたね。
よし、3月中にダイジェストでやってみますかね♪
今月分のマトグロッソの『おひとり様のふたり暮らし』の入稿が終わったら・・・ということで、しばしお待ち下さいまし。
2009年の四国訪問については、『季節外れの真夏の西国旅行のお話・・・四国編1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27』でお読み頂けます。(長い・・・。)

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私たちの仕事について2

冬の間休戦中だった庭の植物との闘いも、そろそろ開始かなぁ・・・。
さて、スタジオクゥのお仕事についてのお話の続きです。
この『キモノは別腹』というブログを始めたことで、スタジオクゥに起きた変化とは??
ブログを始めたのは本当に突然のことでした。
ほとんどブログというものを読んだことが無い状態の二人。
うにさが突然言い出して、嫌だ嫌だといいながらも、30分後にはブログタイトルは決定。
翌日にはワケの解らない状態で立ち上げ、操作の仕様も解らず、ガイド本を片手に1ヵ月くらいはデザインをいじり続けることとなった私。
うにさはうにさで、イラストのタッチも定まらないままでのスタート。
締切はありませんが、終りも無いので、しばらくは恨みましたよ、うにさのことを。笑
もちろん、ブログは仕事ではありませから、私が書いた文章にうにさが挿絵を付けるという試みが、自分たちのその後の仕事にどんな影響を与えるかも、あまり考えておりませんでした。
『召しませキモノ
読みに来て下さる方が出来て、コメントも頂けるようになり、ブログの更新にも慣れて来た頃、ポツポツと取材に出る仕事や、イラストと同時に文字や文章を入れる仕事が増えるようになりました。
ん??仕事の内容が少し変わって来たね。
今度は私が先行でうにさが後行??
こういう分業もアリなのかなぁ・・・。
その頃になってやっと、スタジオクゥの中にイラストに加えて『お話』と呼べるようなものが導入されたことに私達は気付いたのでした。
ま、何でもやってみるものですね・・・。苦笑
しかし、更なる変化が訪れます。
続きは次回。

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私たちの仕事について1

スタジオクゥの新連載『おひとり様のふたり暮らし』、読んで頂きありがとうございます。
月に1度だけの更新ですが、楽しみにしていて下さいね。
さてさて、ブログをしばらくお休みしていると、いつも悩むのは次に何の話をするか?ということです。
毎日更新している方が、芋づる式に進められるのですが、それが出来ない辛さ・・・。苦笑
『キモノは別腹』の冠通り、真っ当にキモノの話をしたらどうか?とも思いますが、新連載が始まったところなので、少し私達のお仕事について話してみたいと思います。(うにさに訊ねたところ「食べ物ネタ!か旅ネタ!」と言われましたが、それはまた後で・・・。笑)
普段は書籍や雑誌などの媒体を中心にイラストのお仕事している私達ですが、コンビの仕事の仕方について訊ねられることがよくあります。
もう長くコンビを組んでいるので、最初の頃と比べると仕事の進め方も随分変わりました。
当初は、完全な手描き原稿を宅急便で納品しておりましたし、依頼されたお仕事をそれぞれに振り分けて対応していました。
大きく状況が変わったのは、デジタルの状態で原稿を納品することが喜ばれるようになった頃のことでした。
実際には私よりもうにさの方が新し物好きで、PCを買うのも携帯を買うのもうにさの方が先だったのですが、何故か私がPCでの作業を覚えることに・・・。
まぁ、ブログをスタートさせた時とある種似たような状況で、うにさの口車にまんまと乗せられて、スタジオクゥはデジタルを導入することになったワケです。
そこから、必要とされるイラストに合わせて、1つの絵をどちらかがメインで片方がサポートに付くような態勢を取ることが多くなり、タッチが多様になり過ぎて、依頼ごとに頭を切り替えるのが自分たちでも大変な状態に・・・。汗
ひ「私達、もう少し整理した方がいいんじゃない??」
う「これ以上タッチが増えたら死ぬ。」
ひ「中には向いてないタッチもあるよね・・・。」
う「それ以上にデジタルの作業苦痛だぁ~~。」
ひ「私、ペン入れに時間掛かるし、枚数持てないよ・・・。」
う「やることがバラバラし過ぎて回らなーい。」
ひ「そうだ、これからは、うにさメインで行こう!!」
この選択が、1枚のイラストの仕事を前半と後半に分けて、アナログ作業をうにさが(前半)、デジタル作業を私が(後半)担当するという『分業制』を生むこととなったのでした。
まぁ、今でも案件によっては担当を決めてどちらかがお受けすることもあるのですが、概ね分業です。ハイ。
ところが、この『キモノは別腹』というブログを始めたことで、スタジオクゥの様相は少し変化して来ました。
長くなって来たので、続きは次回に・・・。

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