干支ちなみ2

槌車のおキモノに、干支ちなみで破れ亀甲に龍の帯。

ブログも5年目ともなると、コーディネイトの写真のストックも随分貯まって参りました。

こちらの帯は、ともこさん(うにさのお母様)やうにさの着姿が懐かしいですね。

羽織はこの日も男物の真綿入りの黒羽織ですが、鮮やかな梅の羽織紐をトッピング。

この日は、お仕事でまたしても神保町でありました。(やっぴーさん!!ご連絡出来ずで無念です!!)
出版社での打ち合わせの後に、大和屋履物店さんで小倉充子さんにお会いし、新年の店内をパチリ。

新年に相応しい手拭いが飾ってありましたよ♪

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駅弁祭
既に終わってしまった催事で申し訳ないのですが、1/12~1/24まで開催されていた京王百貨店恒例の『元祖有名駅弁と全国うまいもの市』でありました。
毎回楽しみにしておりまして、実は、今回も会期中に2度足を運びました。
1度目が
山陽本線姫路駅、

まねき食品さんの『鯛寿司』。

そして、秋田県大館駅、

花膳さんの『鶏めし』

どちらのお店もHPで古いお弁当の掛紙が拝見出来ますので、是非ご覧になって下さいまし。(まねき食品さんがコチラ、花膳さんがコチラ)
2度目は
青森県八戸駅、

吉田屋さんの『熟成平目のぽん酢寿』と、

福島県郡山駅、

福豆屋さんの『特醸 女将のよくばり豚めし』。

お寿司+お肉、お寿司+お肉です。笑
嗚呼、胃袋が2つしかないのが口惜しい・・・。
え?どれが一等美味しかったかと??
いづれも美味しくありましたが、中でも姫路の『鯛寿司』はあまりにも絶品であったため、本当のことを言うと2度目に行った際にリピートしてしまいました。
はい、2度目は正確にはお寿司+お肉+お寿司です。笑
胃袋2つにお弁当3つ。
いえいえ、危うく4つになるところだったのですから、軽症です。
ちなみに、まねき食品さんは日本で最初に『幕の内弁当』を駅弁で出されたお店なのだそうですよ♪
しかし、京王百貨店のこの催事。
毎回毎回、本当に大盛況。
何年か前に、生八橋星人ことケイちゃんと出掛けた際にケイちゃんが「こんなに沢山の人が楽しそうにしているところを久しぶりに見た・・・」と言って感激していたことが思い出されます。
その後、ケイちゃんが催事が終わるまでほぼ毎日通っていたこも忘れませんケドね。笑

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LUNCO『秘密の花園』を訪ねて3

ちょっぴり催事のテーマを意識して、花園っぽいものを選びました。

キモノは、昨年のこころやさんの大阪ディープツアーの際にうにさが着ていたもの。

更紗模様のお花と縞。

帯は、入れ子升に鳥やお花の帯。
帯留には干支の龍。

新年なので、一応上向き。(下向きの画像はコチラ)
残念ながら、天気予報で雨マークが出ておりましたので、ポリの雨コートでしっかり装備。

黒の毛糸の襟巻きは、うにさのお婆様であるみささんのお手製。

手袋は、うにさからのクリスマスプレゼントでありました。
使い始めはプードルみたいでかわいかったバッグは・・・、2年目にしてお爺さんの犬みたいになって来ました。苦笑

毛を刈って改造するかな・・・??

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LUNCO『秘密の花園』を訪ねて2
先に訪ねた際には、ただただ指をくわえて見ているだけでございましたが、今回は試着をさせて頂きましたので、追加でご報告。
あのスゴイ羽織。
見ているだけだと気後れするような華やかな意匠ですが、羽織ってみると、アラ不思議。

私でもまだイケル??

派手さの中にも重々しさがあるので、決してケバケバしくないのです。

ほっほ~、これは面白い・・・。
調子に乗って、次から次へと華やかな羽織を羽織る私。

大胆な扇面の羽織を2種。

更に、青い鳥のキモノも。

いや~、私、この写真、ものすごい嬉しそうに笑ってるんですよ。苦笑
連れて帰りたいのは山々でしたが、ぐっと我慢。
実は、たまたまご一緒になったお客さまが、着た時の様子が見たいとのことで、その場にいた背格好の似た私が羽織ってみることになったのでありました。
偶然とはいえ、楽しいお役を与えて頂いて嬉しかったですよ♪
お持ち帰りになられたかしら??
そして、私はというと、良かった・・・まだ残ってた。


すご~く小さなお財布と、正体不明の織物の鳥。
小さ過ぎてどうやって使えばよいか解らないほどだけれど・・・姫路の『白なめし革』じゃないかしら??
鳥の布は、材料として。ふっふっ・・・♪
うにさからは「自分でブログで勧めといて、自分で買ってるよ・・・。」と突っ込まれましたが・・・、そりゃそうです!欲しいと思うものをお勧めしているですもの、そうなりますわよね。苦笑
たくさん遊ばせて頂いて、おかげさまで生殺しからも解放されました。


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LUNCO『秘密の花園』を訪ねて
既にお嫁入りしてしまったものも含まれていることと思いますが、遠方の方にも雰囲気だけでもお伝え出切ればと思います。
では、花園へ。

この帯、締めた時の前帯がすごく楽しみでしょう。右巻きにしましょうか?左巻きにしましょうか?
LUNCOさんが、今回の催事開催あたって、一等最初に選ばれた帯なのだそうですよ♪

皿絵にも見える正倉院紋の帯は、搬入の際に、どこに飾るかでとても悩まれておりました。
何故って、帯が持つ力があまりにも強くて、どこに置いてもこの帯に目が行ってしまうのです。笑
私が一番心躍らせたのが、こちら。

植物の世話をしているような・・・、地面に座る男性に女性が魔法でもかけているような・・・。笑
さあ、どんどん行きますよ♪

物語を感じさせる型染めのおキモノの八掛は鮮やかなピンク色。

のびやかな花園の中で

鸚鵡は唄い、

ウサギやリスが遊び、

青い鳥も姿を現します。

オオルリ?コルリ?ルリビタキ?ムネアカルリノジコ??

牡丹が咲き乱れ、

更紗模様の花は異国情緒を漂わせ

洋画タッチのお花畑は、吸い込まれるような青空の下。

咲き乱れる花は、子どものひとつ身のキモノや

羽織にまで広がり

(これ、子どもの祝着じゃなくて、大人用の羽織なんですよ!!驚)

春風を呼ぶ

ショールや

バッグも華やかに飾ります。

もちろん、帯留も花盛り。




そして、そんな中で肩を組んで歩くふたり。

名前がいいでしょう♪

『オトモダチ』って。笑
私は、LUNCOさんのところで、キモノではないものを拝見するのも、とても楽しみにしておりますから、皮の小さなお財布や、

恐らく何かから切り取られたのであろう布にも

(鍋敷きに見えますが、多分鍋敷きではありません)
かなりグッと来ましたよ♪

つまみ細工の飾りは、雛祭に飾っても良さそう。

LUNCOさんの『秘密の花園』は2012年1月24日(火)まで。

今回製作されたポストカードもお勧めです!!
会期中に、今度はうにさと一緒にあらためてお邪魔する予定♪

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干支ちなみ

唐草模様のおキモノに干支ちなみの龍の帯。

こちらの帯は、一昨年の初釜で締めていた麒麟の帯の裏側になります。

笑っているようでしょ♪
半衿にも龍の顔が覗く予定でおりましたが、位置を間違えて縫ってしまったため外には見えず。

こちらもかなりひょうきんなお顔です。(逆さですが・・・)
残念ながら全身の写真は色が飛びまくっておりましたので、羽織を羽織った写真をなんとなく1枚。汗

男物の真綿入りの羽織を着始めたら、暖かくて他のものを着る気になれない今日この頃。
お土産には、志むらさんの九十九餅。

はい、そうです。
催事の準備に忙しい目白のLUNCOさんを訪ねておりました。
ブログでのご報告は、本日20日から始る催事の初日が過ぎてからになりますが、花咲き乱れておりましたよ~~。

ご心配は入りません!!お仕事ですから、先に手を付けたりなどは一切致しておりませぬ。
ガールギャングの時同様、生殺しにあって来た私です。笑
仕事って嬉しいけれど、ものぐるおしい・・・。

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2012年1月LUNCO『秘密の花園』のご案内

『秘密の花園』
2012年1月20日(金)~24日(火)
12:00~19:00
目白LUNCOにて開催

年が明けて、一段と寒さが厳しくなって参りましたが、皆様、キモノを着ていらっしゃいますか?
私は、今年はゆるやかな滑り出しで、まだ3度程袖を通しただけ。
今年の干支の辰(龍)はキモノのコーディネイトの中にも取り入れ易く、1月中は、干支にちなんだものをチラチラ着たいと思っておりましたが、あと何回着られるかしら??

そんな年明けのキモノについて考えたのは、昨年の暮のこと。
ぼんやりと、少し先の計画に思いを馳せるのはキモノの楽しみの1つだと思います。
そして、こんな寒い時期に思うのは、緑が芽吹き、花咲き乱れる春。
今の私達は、あまり急いで春に来てもらっては困るのですけれど・・・、それでも暖かい春は恋しい季節なのであります。
今回のバーネットの『秘密の花園』をテーマにした催事は、昨年の夏に本格的に本の取材を始めさせて頂いた頃より、LUNCOさんの口から何度もお話が出ていた企画です。(構想はもっとずっとずっと以前から・・・。)
ググッと力が入っている模様ですよ。笑
あのLUNCOさんのこと、ただの花園ではないハズ。
ちらしの取扱い商品の中に書かれた『ひ・み・つ』の文字の正体を探しに、是非お出掛け下さいまし。
お出掛けになる前に『秘密の花園』を一読されるのも一興かと♪

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コトコト、ゆるゆる、グツグツ4

はい、昨年手に入れた瀬戸窯の山茶碗のお世話でございます。

『ダメなら花瓶』と思って手に入れた山茶碗。
ぼちぼちと思い出した時に遊んでいるのですが、中々に手強くありますよ。汗
さっさと諦めて花瓶にしても良いのではありますが、そこはそれ、やりつくしませんと面白くありませんので、良いおもちゃにしているわけです。笑
古道具屋さんで言われた通りに、目の細かい耐水ペーパーで内側を磨いた後、ドキドキしながらお茶を点てた私。

おお♪茶筅も折れず、お茶は点つ点つ♪♪
これは良い感じと、一口お茶を口に含んで、言葉に詰まります。
うにさ「どう??」
ひよさ「・・・、土器の味がする・・・。」
そして、ポタポタと水漏れがするわけではないのですが、器を置いた机の上は、じんわりと汗をかいたよう。
ダメだ・・・、このままじゃとても使えない。

土器臭さを取るためにも、まずは目止めかな??

たっぷりの水に残りご飯を入れ、器を沈めて、グツグツグツグツ。
そのまま冷まして、よく乾かし、再びお茶を点てたところ。
おお・・・、土器の味が少し減ってるぞ♪
器の裏が汗をかくのも少しだけ緩和。
使ううちに良くなるかしら??と数回使えども、器が抹茶色に染まるばかりで、それ以上に改善される様子は見られず。
う~む、こうなったら、何回か目止めを繰り返してみよう。

今度は米のとぎ汁も加えて、グツグツグツグツ。
そんな間で知人の茶道具屋さんに意見を訊いたところ、食器にも使える目止めとカビ防止処理の出来る『水止め剤』なるものが存在するとのこと。
いよいよダメなら、使ってみるか・・・と思いつつ、土鍋と一緒に四度目の目止め。
めんどくさそうでしょう?
でもね、色々考えながら試すのが、結構楽しいんですよ♪苦笑

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コトコト、ゆるゆる、グツグツ3

11月に三重を訪ねた際に見初めて手に入れた伊賀焼『土楽』さんのろくろ成形の口付黒鍋9寸サイズ。
一言で言えば『土鍋』でございます。笑
黒味と赤味の中に、ほんのりと青味も入った深い色。
型物とは異なるむっちりとした形。
育てれば、焼き物にも使えるようになると聞き及び、のんびりと育成させております。

使い始めは目止めのためのお粥をたっぷりと。
火を切ってから48時間そのまま放置し、ここから普通の鍋をすること数回。
「鍋を育てなくっちゃいけないからね・・・」と1日置きに繰り返される鍋料理は、忙しい最中に夕飯のメニューを考えなくてはならない煩わしさからも解放される良い言い訳ともなりました。笑
よしよし、大分育って来たんじゃない??と思われた頃、うっかり急激に鍋を冷やしてしまった私。
ピシッピシッ。
あ・・・、やっちゃったかも・・・。涙

薄っすらと底にヒビが入り、鍋底が少し焦げるようになってしまいました。

でも、大丈夫♪そんな時のメンテナンス方もしっかり伺っておりましたのよ。
再び、使い始めと同様にお粥をたっぷりと炊いて目止めであります。
手は掛かりますが、家で仕事をしながら鍋のお世話をするのは良い息抜き。
土楽の娘さん福森道歩さんが書かれた『スゴイぞ!土鍋』も手に入れて、楽しく使わせて頂いております。
しかし・・・、これでうちの土鍋は大小4つ。
学生の時に宴会用に買った巨大な三島鍋とか、そろそろ処分しようか・・・。苦笑

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コトコト、ゆるゆる、グツグツ2
広島に辿り着いたのは、ゆるゆると元旦の夜遅くのこと。
夕飯は新幹線の中でお弁当を頂いたのですが、なかなかに美味しいお弁当でありましたのでご報告。

源さんの『ますのいぶしすし』。

いぶされた鱒の香りも高く、シャクシャクしたハスの歯ざわりが何とも楽しい♪
東京駅にはお弁当売場が沢山ありますし、場所によって販売されるお弁当も色々ですが、今回手に入れたのは改札内のノースコート・グランスタダイニングにある『ニッポンの駅弁』コーナー。
なんだかんだで、お弁当選びは帰省の際の楽しみのひとつなのですよね。

そして、今回、祖母へのお土産に持って帰ったのは、伊勢木綿のパジャマでありました。
今年103歳になるふみゑさん。
寝たきりということはないのですが、年を取るとどうしても寝間着の替えは多く必要になるものです。
ところが、老人が着るのに着心地が良くゆったりしたパジャマというのが意外と少ない。
母やすこが、苦心して胴にハギを入れたりしておりましたが、以前に伊勢木綿のパジャマを試したところ、そんな苦労もなく着ることが出来ましたので、替えをもう1枚手に入れることにしたのです。
ブログにアップしそびれておりましたが、手に入れたのは昨年の10月。

日本橋三越で開催された『旬味まるごと三重展』に出店されていた臼井織布さんにて。
お婆ちゃんに赤いものを着せるのは、かわいいかも♪

臼井織布さん!!パジャマはもうあまり作られていないようですが、必要としている人間がおりますので、少しづつでも続けて下さいまし!!(懇願)
ついでに上げ損ねていた催事に行った際の着姿もアップしておきましょう。

鰹縞の伊勢木綿に、手裏剣みたいな千鳥の帯。

帯留は母やすこからプレゼントされ黒柿の帯留。

新年ですので、オメデタイ感じに動いている写真もひとつ。笑

着姿は、新しい年のものから始めるつもりでおりましたが、繰越分からになってしまいましたわ・・・。苦笑

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コトコト、ゆるゆる、グツグツ1
ここ数年、中々ゆっくりとお正月を過すことが出来ないでいる私達ですが、今年のお正月はうにさひとりを東京に残して、私は元旦から数日実家の広島に帰省しておりました。
では、年寄り達とゆっくりお正月気分を味わっていたかと申しますと・・・、のんびりとはしておりましたが、お正月らしくはなかったかなぁ・・・。苦笑
正月2日のこと、火鉢に架けてある鉄瓶で沸かしたお湯でお茶でも点てようと思いましたところ、父ひろしが「やめた方がいい・・・。」と申します。
しばらく世話を焼いていなので、少しばかり内側に錆が出ているとのこと。
あぁ・・・なる程。
そこから、昔、祖父が火鉢に架けて遊んでいた小さな鉄瓶に話がおよび、古いものを引っ張り出すことになったのでありますが、それこそ長い間ほかされたままになっておりましたので、表面に赤茶色の錆がポツポツと出ているではないですか。
もったいないなぁ・・・小さくてかわいいのに・・・。

世話をするなら、持って帰っても良いと言われ、ついついその気になったのが運のつき。
私の今年のお正月は、鉄瓶の番で過ぎて行きました。
父ひろしが言うことには、お茶の中に含まれる『タンニン』は鉄と結びつきやすいため、茶殻を煎じることで表面に現れた鉄錆をタンニン鉄に変化させて、黒い皮膜を作れば再び使えるようになるとのこと。
うむ・・・、面白そうじゃない♪
緑茶の茶殻を入れて煎じると、鉄錆で赤かったお湯は真っ黒に。
ははん、なるほど・・・。
何度か繰り返している内に、鉄瓶で沸かすお湯から赤味は消え、中々良い感じになって参りました。
こうなって来ると、今度は外側に僅かに付いた赤錆もなんとかしてやりたい気持ちに・・・。
出がらしの茶葉を布にくるんで熱い鉄瓶の表面に地道に当てると良いらしいのですが、いっそのこと鉄瓶を丸ごと緑茶で煎じてしまえと、大きな鍋を持ち出して、弱火でコトコト。
それを見た父ひろし君「ついでにうちの鉄瓶も世話して帰れ・・・。」と。
正月の台所で大鍋をふたつ並べてコトコトコトコト。

小さな六角の鉄瓶を東京に持ち帰りお茶を入れたところ、うにさ曰く「まろ~い♪」。
更に、ポットに移しておいた鉄瓶のお湯で珈琲を入れたうにさ、「鉄瓶の使い方教えて!!」。
すっかり気に入ったらしく、祖父のおもちゃも何十年かぶりに日の目を見ることとなったのでありました。

広島で雪を見ることも出来たし、中々悪くないお正月でしたワ。


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師走の築地3
ひ「そうだよね。じゃ、とりあえず場所変えようか?」
う「え???」
ひ「お雑煮食べよう♪」
う「え??ゆで卵食べてもいいよ。」
ひ「ゆで卵は、今日は我慢するよ~。お雑煮食べたいって言ってたじゃない!!」
そうなんです、実は、前夜にトーストにするかお雑煮にするか迷っておりましたので、この際、ふたり揃って大人気なく、朝ごはんのハシゴをしようかと。笑
向った先は、これまた場内の『茂助だんご』さん。
茂助だんごさんと言えばテイクアウトの『お団子』ですが、私達は店内で『玉子雑煮』・・・だけのつもりが『磯部巻き』も頂くことに。

三葉にはんぺんに柚子が添えられた玉子雑煮。
出汁が効いて、とっても美味しうございました♪

磯部巻きは、鉄火な感じでお醤油たっぷり。(ちょっと塩っぱ目です。)
炭水化物の摂り過ぎでしょうか??いえいえ、お雑煮のお餅は1つだけでしたし、トーストの後でも、十分いける量でございましたよ♪

午後にお邪魔する先に、お団子のお土産も買えて、大満足の築地行脚でありました。

只今、歌舞伎座、建設中。

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師走の築地2

信州産の巨大高原花豆を手に入れたのは、一昨年と同じく築地場外にある『山本商店』さん。
暮れの築地は、年末年始に向けての買物客も多く、人込みでごった返しておりましたが、午前中に築地辺りをウロウロすることの少ない私達、せっかくなのでこの日は築地場内で朝ごはんを頂く心積もりでおりました。
以前から一度行ってみたい喫茶店がありましてね。

こちらは、場内へ向う道すがらに、場外の八百屋の店先で見つけた『五所川原りんご』。

実まで紅い斑入りで、なんともかわいらしいく、自宅でも輪切り。

酸味が強く紅玉の様に煮炊きに向いた品種とのことでしたが、思いのほか生で食しても甘みと酸味のバランスは良く、むしろ皮部分の渋みの方が気になる気が致しました。火を通せば、この渋みも旨味に変わるのかな・・・?
そんな調子で、立ち並ぶお店に目を走らせながら向った先は『珈琲の店 愛養』さん。

お寿司屋さんに並ぶ長い長い行列をすり抜けて、すんなり席に着ける感じが、通っぽくて、なんだか嬉しい私達。(全く通では無いのですけれど。苦笑)

カウンターに腰掛けて、珈琲とぴっちり擦り切りまで注がれたオレンジジュースを頂きます。

気取の無い店内では、忙しい築地場内でサクサクと食事が取れるよう流れるように仕事が進みます。

トーストに「ジャムつける?」のマスターの声に、「はい!」と素直にふたり声を揃えてご返事。

あ・・・、隣のおじさんのトーストより、小さく食べ易く切ってくれてるね。
ねえねえ、あっちのおじさんが頼んだ『卵』って何卵が出て来るのかな??
ワクワクしながら、常連のオジサマ達の動向に目が離せない私達。
あっ!!エッグスタンドに乗った『ゆで卵だ!!』。
妙に素敵に見えるゆで卵を羨ましそうに眺める私に「頼みたかったら頼んでもいいよ~~。」と何故か余裕を見せるうにさ。
ここで、頼んだら、私だけ子どもみたいじゃない・・・ふん、頼まないさ。
悔しさに頭を働かせる私。
「トーストだけじゃお腹空かない?」
「・・・空くかも。」とうにさ。
そうでしょうとも、うにさ!!ひとりだけ大人の余裕でなんかいさせない!!ふふふっ・・・。
つづく

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師走の築地1

新年らしいお話をしたいところではありますが、暮れにし残したお話からのスタートです。苦笑

12月も中旬を過ぎた頃、暮れの支度をするために早起きをしてふたりで築地へと出向いて参りました。
・・・なんてことを書きますと、なんと気合の入ったことかと思われるでしょうが、実は自分達の支度ではなく、広島の母やすこからのリクエストでありました。苦笑
一昨年の秋に送った巨大高原花豆を、たいそうやすこさんが気に入りましてね「乾物だからいくらあっても困らない!!」と申しますもので、3升程送りつけた次第。(あれ、全部食べるの大変だと思うなぁ・・・膨らむし・・・。)
親孝行風に見えますが、いえいえ、普段は実家から送ってもらってばかりの私。
変わったものを送りつけるのも、母やすこの方が上手でございます。
凡そですが、送られて来る荷物の2回に1回は、これが送りたかったのだろうなぁ・・・と思われるものが入っているのです。
写真には撮りそこねましたが、一番最近は掌を広げたよりも大きな椎茸が2枚入っておりました。笑
さて、そんな母やすこさんが、昨年の秋に宅急便の中に潜ませて来たもの。

こちら、何かお解かりになりますでしょうか??
熟れてないアケビかしら??と思えば、添えられたメモには一言。
『ポポです。』
そ、そうですか・・・で、ポポって何よ?
あまりにも怪しいので、電話で訊ねたところ、近所の人が育てている外来種の果物だとか。
しっかりした種が入っているから、皮を剥いて輪切りにして食べるように言われ、言われるがままに切ってみたところ・・・、なんだか、想像していたものと違うなぁ。

食べては尚びっくり、なんとネッチリと濃厚なお味!!
柿と栗を混ぜたようなお味というか、ドリアンから匂いを消した感じにも近いかも。
うにさとふたり「滋養の味がするね~」と話ながら食した後に、ネットで調べてみると、北アメリカが原産の植物で明治30年頃には日本に入って来ていたものだとか・・・。
しかし、お母さん『ポポ』ではなく、どうも『ポポー』が正確みたいよ。笑
また可笑しなものがあったら送って下さい。
私も頑張って探します。
あらら・・・、築地のお話出来ませんでしたわ。
年明けそうそう、話がスライド気味です。苦笑

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2012年新年明けましておめでとうございます。
辰年の幕開けですね♪

昨年から時々お休みを頂きながら進めて来たブログですが、新年からは隔日でのアップを目標にさせて頂きたいと思います。
はい、私達、ちょっぴりお尻に火が付いておりますの。苦笑
益々進みのゆるいブログになるやもしれませんが(汗)、のんびりとお付き合い頂ければ幸いです。
今年はどんな出会いがあるかしら・・・


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