今年も一年お世話になりました。

以前にうにさが着ていたこともある、大正更紗のドクロのおキモノに、黒地の博多帯。

タートルinで補正もナシ。

長襦袢も着ず、洋服用のスリップにスパッツで、この日はほとんどワンピースを着るのと同じ気分で着ております。
キモノも羽織も男物。
実のところ、こちらのおキモノ、うにさが着るとおはしょりが取れるのですが、私が着るとぴったりの対丈より、ほんのちょっとだけ長く、真っ当な着方をする方がむしろ着崩れが目立つのです。苦笑

ぴったりの対丈に仕立変えた方が、ずっと着易くなるだろうなぁ・・・。
来年への野望を残したところで、今年も一年、ありがとうございました。
振り返れば、大きな災害続きのこの1年。
ブログの更新をストップした時期もありました。
全てが元に戻ったわけではないけれど、年の最後の記事を暢気な着姿で〆られるのは、嬉しいことのような気がしています。
12月でこのブログも5年目に突入致しました。
来年にはコミックエッセイも出版させて頂きます。
来たる2012年が、どうか穏やかで良い年でありますよう。
心から願いながら、除夜の鐘の流れる中で年賀状を描く所存です。(はい、まだ出来ておりません・・・。汗)

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2011年12月新宿の『今昔きもの』にて
新宿で開催されている2つの『今昔きもの』の催事に出掛けて参りました。
少しだけお写真を撮らせて頂いたのでご報告。
まずは、京王百貨店で行われている『今昔きもの市 ~華と贅の妙~』の暮らし家さんから。

玩具柄の振袖に

これまた玩具の帯。
あぁ・・・、なんてかわいいんだろう

人形好きにはたまりませんワ。
ノドから手が何本も出そうになるのをぐっと堪える私。
いいわ~♪こちらの御所人形の帯も。

刺繍で表現された遠近感がスバラシイ!!
おぉ!!まるで色違いの様な薔薇のおキモノも発見。

落ち着いた色味の薔薇も素敵ですわ♪

深い青緑地の南天の帯に気持ちを鷲掴みにされ、プチプライスのワゴンの中からも、

しっかり好みのショールをgetし、急激に歳末のデパートの雰囲気を味わう私。
あぁ、暮らし家さんのおかげで、なんだかやっとお正月がやって来るような気になれた・・・。


フラフラと他のお店も覗かせて頂き、Ponia-ponさんでは、今更ながら、うにさへのクリスマスプレゼントにショールを求めることが出来て大満足でありました。
名残は惜しけれど、LUNCOさんトークショウを拝聴するべく伊勢丹新宿店の『今昔きものフェスティバル』へと移動。

今回の催事のテーマは『刺繍幻術』。
LUNCOさんの軽妙なトークに乗って、貴重な刺繍の数々が回覧され、短い時間ではありましたが、とても濃密な時間を過させて頂きましたよ♪

この長襦袢、溜息が出るほど素敵でしたわ・・・。

江戸時代の格子の布に刺されたこちらの相良刺繍・・・、何故か私には古代の生き物に見えまする。笑

竜に、

長い嘴はないけれどテラノドンに

始祖鳥かな・・・。笑
最後に、布を扱われるLUNCOさんの支えになっているという、古裂を繋いで作られた子どもの服と、モスリンの炬燵掛けが掲げられた時、LUNCOさんが大事にしたいものの姿が、チラリと垣間見えたような気が致しました。

小さな子どもの服は強く暖かく優しく朗らかで、それでいてとてもしたたか。

繋ぎ合わされたモスリンは、まるでフンデルトヴァッサーの絵の様に私の目には映り、眩しい光の様なものを思いました。
トークショウには、なんと江戸期の刺繍の切り抜きのお土産付。

うにさの分まで頂けて、さぁて、これは何にしようかな♪
もちろん、刺繍がテーマでありましたので、商品も刺繍三昧。

お正月にぴったりの宝尽くしの帯や、

ムッチリとした椿の帯。

限られた色調の中でまとめられた薄紫色の獅子の帯はなんとも美しい。

絽刺しの姉様人形に

織地の上に施された百合の刺繍帯に、

羽根の艶も瑞々しい鷺。

この人、なんだかあっけらかんとした哀愁があるわ・・・。笑

むむむ??これまた謎の帯。
絢爛な花々の中に、足だけが目立つ人影3人。
これって・・・、隠れ蓑でもつ着けてる絵かしら??
空想を膨らませて美術品を鑑賞するように拝見させて頂いたLUNCOさんの『刺繍幻術』ですが、私が一番連れて帰りたかったのは、この娘かな・・・。

裏布の柄が、LUNCOさん曰く『ポニョ』。笑

とても楽しい催事でありました。
後に予定が入っておりましたので、他のお店はゆっくりとは拝見出来なかったのですが、ちらりと覗かせて頂いた『やゝ』さんや『夢蔵』さんにも、素敵なものが沢山ありましたよ♪
新宿の2つの催事は、いづれも本日12/30まで、暮の忙しい最中ですが、お正月の準備と目の保養のために、是非お出掛け下さいまし。

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11月の大阪ディープツアーのお話8

モノクロの横段に薔薇の織り出されたおキモノは吉祥寺のおもしろやさんで求めたものです。

大きな薔薇ですが、かなりの飛び柄なので、あまり薔薇薔薇しないところが気に入っております。

帯はブログにも何度も登場しているペンテルの抽象柄の帯。

キモノに合わせて、ここは帯留にも薔薇が必要かと・・・。笑
ですが、この日のコーディネイトの主役は、バッグでありました。

一目惚れで手にしたおキモノでしたが、おもしろやさんのオーナーさんから「それね、バッグもあるのよ♪見たい??」と言われ、ブンブンと首を縦に振った私。
別日にあらためて倉庫から持って来て頂き、めでたく揃いとなりました。

クラッチバッグは持ち慣れないので、少し難しいかしら?と思っておりましたが、脇に挟めば両手が使えて、意外にも使いやすいことに気付く私。
そうか・・・、立食の時とか、手に提げなくてはならないバッグよりも便利かも。♪
確か、仕舞い込んでいる細長のクラッチバッグが1つあったハズ。
来年の新年会では使ってみようかな・・・。

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11月の大阪ディープツアーのお話7

こちらは1階桃山殿の格天井。

板戸には絵は、大きな美人画。
そこここに溢れる、細工やこだわりに目を奪われながらの宴会。

お手洗いに行けば『清浄殿』と銘打たれ、

天井に花が咲き乱れておりますし

建物のそこかしこに、

風情のある指物や古いガラスを見つけては、

カメラをパチリ。

こんな天井のお部屋があったり、

中華風味な『才子寿』と入った彫刻を見つけたり。

細かいところまで、色んな細工が施されておりましたが、絢爛豪華というよりも、どこかキッチュで猥雑な感じがするところが、元遊郭らしい面白味であったように思います。



現役で使われている料亭だけのことはあって、こんなものも。

ゴ~~~ッ。(ちょっと、恐い・・・。)

1階から2階に料理を運ぶリフトです。笑
大正と昭和と少しの平成が入り乱れた、不可思議な空間『鯛よし百番』。

着物のよく似合う場所でありました。
お仕舞いに皆さんで後姿の記念撮影。

あ・・・、ムギュムギュだぁ。

2つに別れて、撮り直し!!。

男性の皆さんが「ここは女性だけで・・・」とご遠慮されましたので、女だらけの写真です。笑

そして、それを撮るこころやさん。笑
大勢を引き連れて、お疲れさまでありました。
とっても楽しかったです♪
こころやさんのブログや参加された方達のブログでも、この日のことが紹介されておりますので、是非ご覧になって下さいましね♪
櫻子さん
葉さん
『東風杏』のまこきちさん
『ツバキ庵』マミさん
『艶芸サロン』のかっぽれさん
そして、最後にもう一度。
このブログを見て鯛よし百番さんへ行きたい!!と思われる方たちへ。
近年は私達のような建物見たさの女性客の利用も増えているようですが、鯛よし百番さんの周りを取り囲む街は、決して女性が気軽に歩ける環境ではありません。
街には街のルールがあります。
その町で暮らし働いている方にも、訪ねる方にとっても、気持ち良い時間を過せるように、細心の注意を払ってお出掛け下さいまし。

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11月の大阪ディープツアーのお話6

靴を預けてお店に上がれば、ロビーの向かいに現れる日光東照宮の陽明門。

内側の日光の間は、応接室の様になっております。

ヨーコさんをパチリ♪

吹き抜けの小さな中庭に掛かるのは、

住吉さんの太鼓橋。

1階と2階に掛かる階段には、

何故か三條大橋と三條小橋の親柱。

階段横の壁には天神祭の様子が描かれており、

階段上には鳥居モドキ。笑
これはお店の中で諸国巡りが出来る趣向なのかしら?
メイン会場である1階桃山殿の外側の壁には、

オランダ船??(長崎なのか??)
こうなって来ると、安芸の宮島やお伊勢さんなんかもあって欲しい気すらして参ります。笑
不思議に思って調べたところ、なんと、大きくは俗世の穢れを落とす1階(東照宮や住吉さん)から三條大橋を渡って、浮世の2階に入る造りになっているのだとか。(詳しくは社団法人日本建築材料協会の建築探訪をお読み下さい。)
なるほど・・・。

2階の由良の間の天上絵には四十七士の家紋が配されていたなんて・・・もっと良く見ておくべきでありました。(恐らく、一番端の列)

写真を沢山ご紹介したいので、続きはまた明日。

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11月の大阪ディープツアーのお話5

コミックエッセイの取材を兼ねた関西行脚、私達は少しだけ寄道したい場所がありましたので、ひと足早く文楽劇場を離れて別行動。鯛よし百番さんへはお店の前に、タクシーで乗り付けました。
デリケートなエリアである飛田新地。女性が町の中をウロウロすることは憚られますので、こころやさんの言いつけを守って、鯛よしさんの前でのみ、お行儀良く撮影。

次はうにさの撮影ね・・・と話しておりましたところで、遠くの坂を下りてくるキモノの群れが目に飛び込みます。
うわ~、迫って来る迫って来る。
圧巻だワ・・・。
何故か頭の中で、五社英雄監督『陽暉楼』の曲が流れる私。(ここでまた、うにさの着姿の撮影は頓挫。苦笑)
無事皆さんと合流して、鯛よし百番さんの中へと突入です♪

さて、ここ鯛よし百番さんは、大正時代の遊郭であった建物を利用した料亭です。
かつての大阪の歓楽街の殷賑を色濃く今に伝える建物として国の登録有形文化財の指定も受けておりますが、いかんせん現役の歓楽街の中に位置しておりますので、中々女性が単独では行き難い。
そんなこんなで、こころやさんにお願いして、今回ディープツアーに組み込んで頂いたのですが、同じ思いの方は多かったようで、この第二部の鯛よし百番さんで、ツアーの人数は更に増えました。

当初、宴会は鯛よし百番さんで一番豪華な『紫苑』『鳳凰』『牡丹』からなる3間続きの大広間『桃山殿』のみで開かれることになっておりましたが、人数の膨みに合わせて2階の『由良の間』も貸切。

しかも、お店の方から、お部屋の前にスリッパが置かれていないお部屋には自由に入ることを許可して頂き、古い建物の中を撮影し放題。(こころやさん、交渉ありがとうございます!!)

そんなわけで、明日は鯛よし百番さんの建物のお写真をご紹介と参りましょう♪


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11月の大阪ディープツアーのお話4
ディープと名が付くだけに、文楽鑑賞も鑑賞だけでは終わりません。
鑑賞後、係員の方の誘導でいそいそと劇場裏の小部屋へと移動致します。
そこに登場されたのは、文楽界のプリンス桐竹勘十郎さん。


そうなんです、この文楽鑑賞、勘十郎さんのお話付きであったのです。
いいでしょう~♪
流石、地元大阪のキモノ屋さんの企画です。
定期的に開催される『文楽鑑賞教室』でも、お人形の動かし方の解説などは確かに拝見出来ますが、なんと言っても、勘十郎さんやお人形との距離が違います。
しかも、恐れ多くも写真撮影OK、ブログへのアップもOKという大盤振る舞い。
お持ちになっていたお道具も、実際に勘十郎さんが使われているものなので、お名前が入っていて、なんだか嬉しい♪
ひとり遣いのお人形のお話から始まり、

お人形のキモノをこしらえるお話や、

頭の動かし方など。

そして、勘十郎さんお一人でいらっしゃると思いきや、左手遣いさんと足遣いさんまでご一緒。

左手遣いで来て下さったのは吉田簔紫郎さん。
足遣いで来て下さったのは桐竹勘次郎さん。

主遣いさんの腰のあたりから、発信される合図を足遣いさんがキャッチの図!!

普段は見えないキモノの中までたっぷりと、大変に贅沢な時間でありました。

お土産に、勘十郎さんの愛犬『あんずちゃん』をモデルにした杉江みどりさんの絵葉書と、文楽のポチ袋を頂き、添えられた紙袋が桐に竹なことにはすぐに気づいておりましたが、帰宅後、内側に『勘十郎』の文字を発見。

うわっ♪ファン心を鷲掴みでございます♪♪

終了後、国立文楽劇場の展示室で、舞台下駄を履いてみたくなったのは私だけではありますまい。笑

こころやさん主催の文楽鑑賞ツアーは今回が初めてでありましたが、今後も不定期に企画される心積もりとのこと。
文楽好きさんは、こころやさんのブログもしくはツイッターをまめにチェックして下さいましね♪笑
ところで・・・本日はクリスマスイブ。
サンタさんはお忙しいことと思います。笑

(写真は田螺堂さんのオリジナル手拭い。)
ちなみに、我家には、ひと足早く、北海道や神戸からサンタさんがいらっしゃいましたよ♪
そのお話は、また別の機会に・・・。

皆様!よいクリスマスを!!

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11月の大阪ディープツアーのお話3

拝見したのは
錦秋文楽公演
●恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)
道中双六の段
重の井子別れの段
●伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)
沼津の段
●紅葉狩(もみじがり)
恋女房染分手綱は、2年前、内子座で同じ演目を拝見しておりましたので、少し心にゆとりがありました。
文楽を拝見していると、脈絡なく言葉が頭に残ることがあるのですが、今回は三吉君の自己紹介の『自然薯の三吉』と、重の井さんが我が子を形容する言葉『こけ猿』。重の井さん・・・親子の間でも、もうちっと心配りが必要です。
しかし、いつまでも耳に残るはしゃがれ声の『嫌ぢや嫌ぢや』かな・・・。笑
伊賀越道中双六『沼津の段』は初見。
文楽的「実は〇〇だった~」が二重三重に盛り込まれ、人間模様はかなり複雑。
笑いを誘うようなやりとりのある物語の幕開けから、お話はどんどんとシリアスな方向へ。
うぅ・・・、ただの面白い御爺さんじゃなかったのね・・・。
とても良い舞台でありました。
しかし、フワリフワリと心地よくなり、申し訳ないことに何度か記憶が彼方に・・・。帰宅後、床本を読んだところ、意外にもちゃんと耳に入っていたことに驚く私。そういうものかもしれませんね。
そういえば、大阪の文楽劇場の上演中の客席は、東京と比べて照明が明るうございましたワ。
船を漕ぐと演者さんに申し訳ないので、もう少し暗くお願い致します。(漕がなきゃいいって話なんですが・・・。)
紅葉狩は遠い昔に歌舞伎で拝見したことがございますが、文楽ではお初。
拝見しながら、鬼女に変わった更科姫を遣われる人形遣いさんのお顔の表情がかなり険しい表情でしたので、不思議に思っておりました。
公演後、紅葉狩では普段表情を出されない人形遣いさんが、人形と一緒に鬼の様な形相をされるものだと伺って納得。
そういう演目もあるのですねぇ・・・。
3つの演目を拝見した後、今回のこころやさん主催の『大阪ディープツアー』の目玉の時間がやって参りました。
続きはまた明日。

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11月の大阪ディープツアーのお話2

そうか・・・途中、私が喰い倒れ人形と写真を撮ったりしていたせいで、うにさの着姿写真を撮る時間が捻出出来なかったのか??汗

ロビーにはこころやさんのお出迎えと、キモノ姿の人人人。
あ!!やっぴーさん御一行を発見♪
櫻子さんとじゅんちゃんさんとは、ここで初の顔合わせ。
おお、あっちに見えるのは、タリエちゃんにヨーコさんにゆみっちさんに、ゆみっちさんのお連れのミエさん。
はい、それぞれに別々の到着ではありましたが、東京からの遠征組みが私達も含めて9名もおりました。
な、なんだか心強いぞ~~。
あ!三重からはmayさんだmayさんだ!!
以前に『着物でシャンソンショー』でお会いした愛知の葉さんもいらっしゃる♪
hiromiさんやるっこらさんご夫妻はどこ??
仙台からはルルさんもいらっしゃるはず??
ロビーで私達、写真を撮ることも忘れて、激しくキョロキョロしておりました。苦笑
文楽公演終了後のものですが、こころやさんに頂いた写真で少しだけご紹介。

東京のお姐さんズ、櫻子さんにやっぴーさんにじゅんちゃんさん。

東海チームのmikaさんに葉さんにmayさん。

仙台からはルルさん。

いつもコメント下さるhiromiさんや

おっちゃんさんとるっこらさんにもようやくお会い出来ました。
ご挨拶出来たのが、鯛よし百番さんに場所を移してからの方もいらっしゃいましたし、後でゆっくりと思いつつ笑顔でお別れせねばならぬことになったり、どうにも慌しい私たちでしたが、、お会い出来てとても嬉しかったです。


開演前にバタバタと手に入れたパンフレット。
東京公演のものとは表紙も違えば、内容も異なります。(表紙の写真は『鬼一法眼三略巻 播州書写山の段』の鬼若丸の衣装『萌黄綸子くつわ散し染中振袖半腰』)
高木浩志さんの『知識の泉』、軽妙で大変面白うございましたので、東京公演のパンフレットにも載るといいのにぃ・・・。

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11月の大阪ディープツアーのお話1
前日から大阪入りした私達、この日は朝からホテルでの着替えにてんやわんや。
そうです第一関門は、もじりもじりと決心の付かないうにさに、キモノを着せねばならぬことでありました。
東京出立ギリギリまで「今回はキモノはいいよ~」と言い続けたうにさ。
どうにかこうにかなだめすかして、本人の気に入るコーディネイトにまとめたものの、実は、肝心の着姿の写真がほとんど無いのです。汗
ちょっぴりはあるのですよ、第二部の鯛よし百番さんで撮ったビールを持った写真とか、

ビールを持った写真とか・・・。笑

いえね、ゆっくり後からコーディネイト写真は撮ろうと話していたのですが、宴会の波に呑まれましてね。苦笑

いつもコメント下さるhiromiさんとご一緒した写真がかろうじてあるのが、せめてもの慰め。
年に何度も着ないのに、残念なことであります。
仕方がないので、着たキモノの写真を簡単に載せておきましょう。

縞と更紗模様のおキモノに、分銅の帯。

半衿は鮮やかな青にピンクの梅柄。

文楽で椅子にもたれても気兼ねない様に工夫して結んだ帯結びが、きちんと写真に残っていないのが一番痛いなぁ・・・。(なりゆき結びなので、再現不能。苦笑)

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告白
既に、色々な方がブログで取り上げて上げていらっしゃいますので、目にされた方も多いとは思うのですが、11月中旬のこと、こころやさん主催の『キモノでおでかけ~その2「大阪ディープツアー」』に参加して参りました。
二部構成になったこちらのツアー、一部は国立文楽劇場での文楽鑑賞。

二部が『鯛よし百番』さんでの宴会でございました。

こころやさんのブログで申し込みが開始されたのは9月の初旬のこと。1日遅れでうちのブログでも告知をする予定でおりましたが、かなりの勢いで定員に達してしまい、予告をすることもなく、そのままになっておりました。(ごめんなさい!)
・・・でお話に入る前に、突然ですが、私達、来年の6月を目処に、キモノのコミックエッセイを出版することになりました。
既に取材等も進めておりますので、ご存知の方もいらっしゃるやもしれませんが、自分達のブログでのご報告は本日が初めてとなります。
9月の頭には出版社からは公式発表のOKは頂いていたのですが、書こう書こうと思いながら、ご報告が遅くなり申し訳ありません。(今日は、謝ってばかりですね。苦笑)
夏あたりから、神保町に度々出没している理由や、LUNCOさんにお買物とは別件でお訪ねしているのも、このコミックエッセイの制作が理由でありました。
はい、そうなんです。
ブログの書籍化ではないのです。
全編カラーの書き下ろしでございます。
ええ、大変です。
毎日、うにさとふたり、悶絶しております。
ご存知の通り、私達はキモノのプロフェッショナルではございません。
ブログでも、いかに楽しくキモノの話から逸脱しようかと心を砕いている程ですから、書籍の方でも脱線がしたくてしたくて堪らない。苦笑
担当編集者さんに手綱を引かれながら、正に馬車馬の様な日々を繰り広げております。
キモノの本としては、ちょっとばかり風変わりなものになるかもしれません。汗
そしてこれは私達の挑戦。
ブログは文章と写真とイラストで、のらりくらりとくっついたり離れたりしながら構成しておりますが、書籍はコミックエッセイ。
ふたりの頭を繋いで、完全な共同作業に入っております。
とはいえ、本来的にはこれがスタジオクゥでお仕事している時の私達のスタイル。とても楽しくお仕事させて頂いておりますよ♪(時々、目が飛んでますけれど・・・。)
あぁ~、発表して気が楽になった♪
そんなこんなで、実は『大阪ディープツアー』も、コミックエッセイを描くにあたって、こころやさんにリクエストしたものでありました。
え?私達が遊びに行きたかっただけじゃないかと??もちろんですとも、それが基本♪
難しいことや、ファッションリーダー的なことは私達の領分ではありませんので、ブログ同様、のそのそとした笑いを提供出来ればと思います。笑
頑張れ!自分達!!

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2011年12月今昔きものat新宿
そうです歳末の催事と言えば、伊勢丹新宿店の『今昔きものフェスティバル』と京王百貨店新宿店の『今昔きもの市』。
新宿のデパート2軒で、ほぼ時を同じくして開催される『今昔きもの』の催事も、すっかり恒例となりましたね。
新宿伊勢丹の『今昔きものフェスティバル』は



2011年12月25日(日)~30日(金)最終日18時終了
伊勢丹新宿店本館6階催事場
出店:LUNCO・やゝ・最旦館ケイコ・和衣布・夢蔵・古衣傳・黒田商店
*トークイベント
12月26日(月)14時~『夢蔵』鈴木安彦『更紗帯コーディネイト術』
12月28日(水)14時~『LUNCO』永田欄子『刺繍幻術』
一方の京王百貨店新宿店の『今昔きもの市 ~華と贅の妙~』は

2011年12月26日(月)~30日(金)最終日18時閉場
京王百貨店新宿店7階大催場
出店:銀座かわの屋・きもの今昔処和楽市・きものCITY・きものらぐたいむ・暮らし家・洒落きもの助六・人形町こべに屋・美々・Ponia-pon
え?どちらに行くか迷うと??
それは、もちろんハシゴが良いでしょう♪
伊勢丹の方が1日早く始りますので、ハシゴされる方は注意が必要ですが、日替わり限定品や、個数限定品もあるようですので、お時間のある方は、何度か足を運ばれるのも楽しいと思います。
さあ、お正月に向けて、最後の準備!!
どちらの催事も30日まで、初詣用の買出しは、まだ十分間に合います。笑
伊勢丹の方に出店されるLUNCOさんからは、別途出品商品のご案内頂きましたので、チラリ。


嗚呼・・・刺繍の洪水。
ちなみに、只今開催中のLUNCOさんの目白本店の『12月の気まぐれ大SALE』は21日まで!!

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年内に、どこまで行こう・・・
毎年のことなれど、年内にブログのお話をどこまで進めるかで悩む私。
大きくゴロリとまとまった話が確実に3つはあるけれど、それらを1週間づつで終わらせるとなると、結構なエネルギーが必要です。
1つは、年明けか??
いや、間に小さい話やうにさの別パラなんかも挟んだら、せいぜい大きな話は1つかもしれない・・・。
考えもまとまりませぬが、それ以上に手を焼いているのが、写真の整理。
カメラが2台になったことで、想定外に仕事が増えております。汗
今日があって明日が来ることは、一年中変わりありませんのに、暮になると、なんとなく色んなことを整理したり反省しなくてはいけないような気がするのですから、おかしなものですね。
こんなことを書いていないで、さっさと話を進めればいいのに・・・と思いながら、本日も小ネタ。苦笑
少しばかり最近のブログを読み返してみましたところ、着姿が少ないことに気づきましたので、本日は久しぶりにキモノのお話。
日本橋で東北復興パレードに遭遇した日。
この秋にLUNCOさんで求めた横段のおキモノに、黒の半幅帯。

葵の地紋の半幅帯は、元は喪服用の帯。

ずっと以前に吉祥寺の『おもしろや』さんで仕立て直されたものを見つけて求めました。

名古屋のままですと、どうしても喪の雰囲気が払拭出来ませんが、半幅になると黒一色の帯はぐっと使い易く、ついつい手が伸びてしまうので、しばらく封印しておりました。
ブログ5年目にしておもしろやさんの名前を初めて出すことになりましたが、実は長らくお世話になっているお店の1つです。
そのうちゆっくり・・・なんて思っておりますうちに、5年も経ってしまったというのが正直なところ。苦笑
大好きな百合の銘仙や、葡萄の夏キモノや、リア王などもおもしろやさんで求めたものであります。

半衿は黒や白にすると、辛口のコーディネイトになりそうでしたので、ちょっぴり赤の入ったハギレを入れて、辛すぎず甘すぎず。

帯揚げには赤地に黒い壷模様のハギレ。
先日の関西行脚でも、一日はこのコーディネイトでありました。

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暖かい冬を迎えるために
実は10月30日に、日本橋に用事があって立ち寄りましたところ、日本橋架橋百年祭のパレードに遭遇致しましてね。
全くそのことを知らずに出掛けたものですから、地下鉄から地上に出た瞬間には、あまりの人だかりに何事かとびっくりしたのですが、これは運が良かった♪
拝見出来たのが、東北復興パレードであったのです。
岩手県大船渡市三陸町浦浜地区からの浦浜念仏剣舞に

岩手県北上市和賀町藤根からの北藤根鬼剣舞に



奥州金津流獅子躍連合会による金津流鹿踊。



いづれも、力強く、とても美しかった!!
後に予定があり、ゆっくりとは拝見出来なかったのですが、進むパレードを追いかけて、カメラ片手にキモノで走りましたとも。(そろそろ、年末に向けてブログの方も走り出さねば・・・。汗)
沿道からは「応援してるぞ~」「がんばれよ~」と声が上がり、なんだか胸が詰まるような気持ちにさえなりました。(決して、走って息が上がったわけではありませんよ。)
私が拝見出来たのは3つだけでしたが、他にも東北から『仙臺すずめ踊り』『川原鎧剣舞』『山田町八木節』『相馬野馬追 騎馬武者』がいらしていたようです。
寒い冬がやって参ります。
少しでも暖かいお正月を迎えられるよう、復興支援続けましょうね。
たとえ細くても、長く!!それが大事です!!

ふんばろう東日本プロジェクトのHPはコチラ
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八王子車人形と民俗芸能の公演を拝見して
公演は、車人形の『七人三番叟』から始まり、地域に残る獅子舞や竜頭の舞などが披露され、最後は再び車人形に戻って『佐倉義民伝~甚兵衛渡し場の段~』。
とても興味深く拝見させて頂きましたよ。
中でも、私が気に入ったのは、獅子舞と一緒に登場した花笠。
遠目に見ると、まるで花瓶の妖怪みたい・・・。
住吉踊りの笠よりも、幕の部分がずっと長く、花笠だけのことはあって、花が賑やかに咲いて(つきささって)おりました。笑
しかし、八王子にあんなに色々と獅子舞が残っているなんて知らなかったなぁ・・・。
しかも、想像していたものとも全く違っておりました。
私の中の獅子舞スタンダードは、頭が大きく、唐草の布を胴にした2人遣いのもの。
今回拝見した獅子舞は、ひとり遣いで太鼓を持ち、頭も小ぶりで、東北の鹿踊りを彷彿とさせるものでありました。
調べてみれば、日本の獅子舞には大きく分けると伎楽系と風流系の2つの系統があるのだとか。
下記参照
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/4187/CCP010.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%85%E5%AD%90%E8%88%9E
なるほど・・・、獅子舞比べも悪くないな。

写真はロービー展示の獅子頭の一部です。


この日は、終演後にあっくまさんとロビーで初対面。
あの鼻緒を挿げたお草履とも会えました。

そのまま、あっくまさんのお友達もご一緒に飲み会へと流れ、実に楽しい一日でありました。
あっくまさん!次回は、積極的にお誘い致します!!お友達の方々も

何がいいかな~・・・??楽しいことを考えよう♪

いつもご来場ありがとうございます。
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2012年1月八王子車人形公演のご案内

演目:二人三番叟・団子売り・芝浜
出演:西川古柳・西川古柳座・鶴賀若狭掾(新内浄瑠璃)
2012年1月28日(土)
開演14:00(開場13:30)
くにたち市民芸術小ホール
全席自由:一般¥2000/学生¥1000
(友の会会員価格:一般¥1800/学生¥900)
*市内の小・中学生無料(先着100名まで/芸術小ホール窓口にて整理券配布)
●お問合せ:くにたち市民芸術小ホール
●主催:公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団
●協賛:国立市観光まちづくり協会
うわぁ~~・・・、もう来年のお知らせをする時期なのですね。
今年も3週間ちょっとだなんて・・・、私の時間はどこへ行ってしまったのだろう??

いつもご来場ありがとうございます。
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暮らし家『冬の感謝市』を訪ねて2

まずは、暮らし家さんオリジナルの半幅帯。

うふふ・・・、1枚で2度美味しいリバーシブル帯でございます。
半衿用のハギレも1枚補充。

お目当てでもあった関美穂子さんのカレンダーはもちろん。


うにさとふたりで即決したのは、さくらんぼのお皿。

陶器のお皿だとばかり思って手に取ってみれば軽い軽い。
そうなんです、こちらは塗りのお皿。
ちょっぴりフランドル絵画を思い出す風情でしょう♪
無地の塗りのお皿を求めるつもりでおりましたが、こういう出会いは逃してはなりませぬ。
4枚あるので、2枚づつ。笑
またしても小さい土人形をゴニョゴニョ。

あ、トラ君は挨拶ね。

入れておくれよ~。

はい、どうぞ。
もう1点だけ手に入れたものがございますが、それは来年の年明けまでお預けです。笑
暮らし家さんの『冬の感謝市』は12月11日(日)まで。(6日(火)休業)

待ってるニャン♪
私も時間があったら、もう1回行きたいっ!!

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暮らし家『冬の感謝市』を訪ねて1

毎度心踊る暮らし家さんの催事でありますが、今回は年に2回のセールの催事♪

実は、あまり長い滞在が出来そうにありませんでしたので、前日の夜には、うにさとふたり、ちょっとした欲しいもの会議など開いた程であります。笑
まぁ、そんな会議を開いたところで、目の前に現れるものに心を奪われて予定外のものを連れて帰ってしまうことは目に見えてはいたのですが、それはそれ、考えている間も、お買物の楽しみのうちですからね。

結局、今年も引越し出来なかったけれど、お引越ししたらこんな引出しがあるといいよね~♪

壁にはこんな飾り棚つけたりしてね。

カタツムリの花入れも素敵じゃない?

たまには、独り膳を並べてご飯はどう?

どうせなら、こんな雀の蒔絵の入った塗り膳がいいなぁ。

そうなると、ちょっと着るものもオメカシしたくなるじゃない。

それより、普段使いの揃いのお椀が傷んできてるのが気になるよ。

でも、前から欲しいのは塗りの皿の方だよ。

あら、お人形の中に古い初辰さん!
ねぇねぇ、どうするどうする??
大筋の目星を付けて、一旦倉庫スペースでおやつを頂きながら、熟考であります。

おやつに頂いたのは『ちもと』さんの八雲もち。

こっくりとした黒砂糖味の柔らかな求肥の中に、カシューナッツがゴロゴロ。
あぁ、心の底からおいしい・・・。
実は、前夜、ちもとさんの八雲もちについて思いを馳せておりました私。思わぬ偶然に、益々テンションは上昇です。
さぁて、今回は何を連れて帰りましたかね。

続きは、また明日。

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くりくらべ
今年は、紅葉もまともに見ないままに冬になると思うと寂しく、ここは何かひとつ秋の名残を惜しむ様なお話でもしたいと思いましたが、綺麗なお話は思い浮かばず・・・。
仕方がないので、栗菓子のお話をひとつ。苦笑
秋の味覚の1つである栗。
常に新規加入、入れ替えも可能な状態で、私達の栗のベストコレクションは今のところ、こんな感じでございます。
栗きんとんなら中津川の『すや』さん。
栗蒸し羊羹なら渋谷区富ヶ谷『岬屋』さんの『竹栗蒸』。
焼栗ならタカラアジさんの『やま栗』。
モンブランなら八王子『ア・ポアン』さんの和栗のモンブラン。(う~ん、しばらく食べてないなぁ・・・。)
通年のものですが、天津甘栗なら新宿は小田急百貨店の地下にある『東洋軒』さん。
以前にうにさが、栗菓子については愛憎表裏一体と描いておりましたが、ハズレに当る覚悟も含めて、秋になると美味しい栗菓子を求め彷徨う私達。
今年は、頂き物も含めて、例年以上に沢山食べてしまいましたので(苦笑)、2011年の栗菓子記録として記しておきたいと思います。
『くりはち』さんの宮崎県高千穂『やきぐり』。

広尾の『みのわ』さんの『栗餅』。

松本は『翁堂』さんの『栗むしカステラ』。

神保町『ささま』さんの『新栗蒸し羊羹』。

『鈴懸』さんの『こごみ』。

『和久傳』さんの『月あかり』。

せっかくここまで並べ立てたので、栗味ではありませんが、彩りに『鶴屋吉信』さんの琥珀菓子『季のこよみ・栗』も上げておきましょう。笑

はい、全てふたりの胃袋に入ったものです。(もちろん、一度にではないですよ。)
いずれも美味しく頂きましたが、和久傳さんの『月あかり』は姿も美しく、堂々『水羊羹部門』としてベストコレクション入り致しました。(あくまでも、私達の私見です。)
鈴懸さんの『こごみ』は、丸ごとの栗に栗ペーストと外側の生地にも栗が練りこんであるという、3倍美味しい栗菓子でありましたが、部門を設定出来ず。

来年もう1回食べたら、カテゴライズ出来るかなぁ??(再挑戦する気満々です。)
少し、秋の名残を楽しめたでしょうか?
栗が食べたくなっただけのお話かもしれません。苦笑

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閑日堂『着物びより』のご案内


『着物びより』
閑日堂大人のかたち
晴れの日の着物と普段のきもの
2011年12月3日(土)~7日(水)
11:00~17:00
恒例・年末感謝福引あり・はぎれ類20%オフ
げた ぞうり はなお挿げ替え12月3日(土)4日(日)賜ります。
あわせて、ごらん下さい。
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こちら閑日堂さんでは年に2回、キモノの催事が開催されます。(通常7月と12月)
私も催事に合わせて伺ったことはないのですが、いつか覗いてみたいなぁ・・・。
店舗の2階がおキモノ、1階は陶器を中心とした骨董のお店ですが、信楽の作家さんの陶器なども扱われていますよ。

え?何故写真があるのかと?

ふっふっふ・・・、実は先日の関西訪問の最後に、久しぶりに閑日堂さんにもお邪魔して参りました。
手に入れましたのは、信楽の虎縞のお皿と、

アンティークの笄。

あ・・・、ともこさん(うにさのお母様)や、ちこさん(うにさの叔母さま)の戦利品の写真を撮ってない!!
抜かりましたワ、裂織の帯に、山珊瑚のネックレスなど素敵でしたのにぃ・・・。うにさ、私達、余程疲れていたのね・・・。
閑日堂のオーナーさん、とってもにこやかで気さくな方ですので、お訪ねになりましたら、是非色々とお話を伺ってみて下さいましね♪

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履物騒動14
え?まだあるのかと?
はぁ、そうなんです、もう1つ。苦笑
実際には、鼻緒の挿げてない下駄の台が新うるしを塗されて、もう4つ5つ部屋に転がっているのですが、これらはまだしばらく寝かせておくこととしても、お話はあと1つ続くのです。
実は、先日の関西滞在でちぐささんを再訪して参りましたのよ♪(以前訪ねた際のお話は『大阪の想い出4』でお読み下さい。)

今回はお買物はしなかったのですが、そこで拝見させて頂いたお履物の中に、これは!!と思うものがあったのです。
コレコレ!!

お解かりになりますでしょうか??
鼻緒が嵌切りでない雨草履なのです♪
もしや、キモノ好きにとっての救世主??
これを、ああしてこうして、ああなったなら・・・、理想的な雨草履も夢ではないのかも・・・??
奔る妄想、膨らむ期待。
う~む、これは、いづれ試さねばならぬ1品に違いない!!
下駄の台の上にスポンジが貼ってあるこちらの台は『あいどる』という可愛いらしいお名前。笑

高さがあって踵が斜めになったこの下駄も、雨に強い履物だそうですよ♪
そして、寒くなって来た今、一番人気は東レのエクセーヌ生地で作った防寒用のお草履だとか。

暖かそうでしょう♪

シルバーのキラキラ鼻緒は、パーティーにも持って来いであります。
オリジナル商品が沢山あって、とっても楽しいちぐささんですが、それ以上に素敵なのが実直で愉快なご主人。
こういうおっちゃんに会うと、商売もやはり人だなぁ・・・と思うことしきりであります。
また会いに行くぞ!!

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