9月の浅草にて7
はい、もうこの日はそういう日であったのです。
オジサマ達のオアシスに乱入でございます。笑
思い出横丁には何年かぶりに入りましたが、女性のお客さんがたいそう増えておりびっくり致しました。
女性客が増えることで、古くからの男性のお客さんが入り辛くなった面もあるらしく、中には男性と一緒でないと入れないお店もあるとか。
オジサマ方が追いやられるのはちょっぴり可哀想な気も致しますが、頂いた串焼きやモツ煮はリーズナブルな上に大変美味しく、確かにこれを女性が見逃すはずもナシという感じ。笑
頑張れオジサン!!
ご迷惑をお掛けせぬよう、ここは頂くものを頂いて、食べ綺麗に退散。(写真もご遠慮しておきました。)
しかし、燻された燻された。
くれぐれも、気を使うおキモノでの入店はご遠慮なさいますよう。笑
その後、更に新宿で場所を移してハシゴのハシゴ。
外で仕事をしている頃は、こういうことも度々ありましたが、久しぶりに長く面白い飲み会でありましたワ♪
あ!もしかして、これがいわゆる女子会なのか??
意外にも未体験ゾーン。笑

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9月の浅草にて6
ヨーコさんやゆみっちさんと合流するにはまだ早い時間帯。
「通るだけでもいいから、ホッピー通りへ!!」というタリエちゃんの切なる願い。
まだ日の暮れぬ明るい夕方、立ち並ぶ店の明かりに、キラキラと目を輝かせて、うっとりしながらホッピー通りをカメラにおさめるタリエちゃん。

はいはい、解ったよ。
もう、辛抱堪らんと顔に書いてあるよ。笑
私「1杯だけ呑もうかね。」
タリエちゃん即答「うん!」
君は素直ですばらしい♪

空いている席にひょいと座って、ビールとモツ煮の三点盛り(牛筋・牛モツ・豚モツ)を頂きます。

せっかくだし、もつ焼きも行くか!

気づけば、うにさがチョコリチョコリとオーダーを増やし、軽くのつもりがしっかり食べてるよねぇ・・・。苦笑
ごめんね~、ヨーコさん、ゆみっちさん!!私達フライングで飲んでます!!でも、まだまだ時間は早いから~~♪
ヨーコさんとゆみっちさんからの連絡を受けて、ホッピー通りとはお別れ。
路上ライブ中の『東京大衆歌謡楽団』のお兄さん方、浅草の町になかなか良くお似合いでありました。

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LUNCO『ハオリンリン コートントン ショールンルン&布のセール』ご案内


『ハオリンリン コートントン ショールンルン&布のセール』
2011年10月29日(土)~11月3日(木)
12:00~19:00
目白LUNCOにて
横長のチラシにを2枚に分けて取り込みましたので、中央で写真が切れておりますが、ご容赦!!
数年前、LUNCOさんが、仕入れでショールの出物が少なくなって来ていると嘆かれていたことがありました。
お店に行けば次々と新しい商品が並べられておりますし、古いものがどんどん湧いて出てくるように勘違いしそうになりますが、考えてみれば、アンティークのものって、決して増えることなんてないんですよねぇ。
催事のために東奔西走されたに違いない・・・。
そういえば、うにさ、最近はショール増やしてないね。(我家では、私よりうにさの方がショール好き♪)
チラシを見ただけで、どれが欲しいか、私には解るよ。笑

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9月の浅草にて5
ぽっかりと空いた時間で、浅草散歩でございます。

フラフラと浅草寺に向かい、タリエちゃんの引いたおみくじでひとくさり騒ぎ、さてさてどうする?と思ったところで、思い出したものがありました。
私「ねぇねぇ、ゴムの手裏剣があるんだよ。ゴムのまきびしも・・・。」
タリエちゃん「え?見たい見たい!!」
タリエちゃん、やはりあなたは期待通りの反応をして下さる♪笑
いえね、随分以前に、浅草を散歩しておりましたところ、ゴム製の手裏剣を見つけましてね、そういうものを喜んでくれる誰かを連れて行きたかったのですよ。
そんなわけで、古い記憶を頼りに西参道商店街へと向います。

ありましたありましたゴム製の手裏剣!!

はい、外国人観光客、もしくは子どものお土産用の手裏剣です。
でもね、これが意外によく出来ていて、かわいいのですよ♪
多分、コースターくらいになら使えます。笑

まきびしの方は人を驚かせるくらいにしか使えないかもしれませんけど・・・、こういうものは嫌いじゃないのです。

あ!!ニセ小判もあるよ♪
これは、財布に入れておこうよ~。いざという時使えるよ!!
え~~っ??と言いながらも、いざという時の仕込みのために手に入れるタリエちゃん。
アレは、私も買っておけばよかった・・・。笑

他にも本革の眼帯とか、十手とか・・・。

いったい何のお店かと不思議でしょう。

こちらは浅草の刀剣屋さん『一両屋平川』さん。
刀剣屋さんらしい浅草土産でありましょう。笑

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9月の浅草にて4
実は骨董市の会場で、タリエちゃんやお茶友のヨーコさんやゆみっちさんと待ち合わせをしていたのであります。
ちょっぴりお茶道具で探したいものなどもあり、それぞれに捜索、捕獲。
すれ違う度に、あっちに面白いものがあったよ♪こっちの茶碗も見て見て!!と会場内をかしましく駈けずり回り、戦利品の報告と、見送り品の品定め。笑

そんな中で、ふと目が止まったお茶碗は、鎌倉時代の山茶碗。
抹茶茶碗でないことは解っていたのですが、ご店主に使えないものかと訊ねてみたところ「花器に使う人が多いけどねぇ。まぁ、やってみると面白いかもね・・・。」との答え。
「でも・・・、茶筅は確実に傷みそうですよね。」と更に訊ねたところ、「そりゃ傷むだろうね。でも目の荒い茶碗は最初に耐水ペーパーをかけてから使うもんだよ。」と。
え?お抹茶茶碗にするために耐水ペーパーをかけて調整するのですか??
グラリと心が動いた瞬間でありました。笑
やってみたい・・・。
コラコラ、ひよさ!!成功するかどうかもわからないものとしてはちょっぴりお値段が高いぞえ!
この日は、道楽に走りそうになる自分をば、どうにか押さえつけて諦めさせはしたものの、お察しの通り、この先、私の妙な挑戦が始ることとなるのです。(このお話はまたあらためて・・・。)

そんなこんなの浅草の骨董市、うにさはヨーコさんやゆみっちさんとはこの日が初対面でございました。
夕飯をご一緒することを約束して、一旦、ヨーコさんとゆみっちさんは展覧会を見るために上野へ移動。
タリエちゃんと三人、浅草の町でも歩こうか。


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9月の浅草にて3
ひしめくお店の中でも、私達が殊更かじりついて拝見したのが『檪 くぬぎ』さん。

会場をざっと一回りした時点で、あそこには好きなものがあるに違いないと、ふたりでイソイソと立ち戻ったのであります。

キモノまわりの小物も沢山お持ちで、貴重な帯留なども拝見させて頂きましたが、私がカメラに尻を向けて真剣に漁っているのはポチ袋。笑

あぁ~!!

浄瑠璃のポチ袋



大津絵も♪

す、素敵過ぎて、絶対使えない!!
うにさと散々騒き倒して、いつかを夢見て断念致しましたが、どちらがコレクションするかで、これは揉めそうですわ・・・。苦笑

この日頂いたのは、羽織紐と小さな陶板。

柳の下に鶏男??
なんだか私、この陶板の不審な人物に、ヤン・シュヴァンクマイエルの『悦楽共犯者』を思い出してしまいましてね。

古いものではないと思いますが、銘は判読出来ず。
未だ、うにさと唸っておりますが、左の文字は『虫』かな??

帯留の台を付けたので、あとは使うのを待つばかりでございます。
『檪』さんは店舗の無いお店だそうですが、今後の出店予定をお訊ねしたところ来年の3月までのご予定をお教え頂きました。
2012年1月11日~17日『時代もの道具市とお宝オークション』大阪梅田阪神百貨店
2012年2月10日~12日『骨董アンティークSHOW浅草』東京浅草産業貿易センター
2012年2月17日~21日『神戸さんのみやアンティークフェア』神戸三宮サンチカホール
2012年3月30日~4月1日『京都アンティークフェアー』京都パルスプラザ
お問合せは『檪 くぬぎ』090-8149-4039へ。

皆様も宝探しが出来ますよう♪
あ、浄瑠璃のポチ袋は!!売れないで・・・。笑

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9月の浅草にて2

骨董アンティークSHOW浅草を訪ねるのは初めてのことですが、会場である東京都立産業貿易センターは、私達にとってはゴールデンウィークに開催されるスタンプショウでお馴染みの場所。笑
以前にブログで切手対決なんてものもやったことがございましたねぇ。(『切手対決1・2・3』でご覧頂けます。)
屋外の骨董市の開放感は堪らなく楽しいものがありますが、お天気に左右される点が残念なところ。
皆様は、せっかく張り切って早起きしたところが、雨だった・・・なんて経験はございませんか?
実は、まさにそんな状況を、この夏、何度か繰り返した私達。
あぁ、もうじれったい!!屋根のあるところに行こうじゃないか!と浅草へと出向くことになったのでありました。

この日は9月半ばを過ぎていたものの、なんと東京は最高気温33℃。
あぁ、室内の骨董市だけにクーラー入ってる♪

100軒程のお店がひしめき合う中を、ウロウロと拝見したところ、やはりほんの少~し、屋外の骨董市とはラインナップが異なるような気が致しました。
雨を気にしなくても良いものが持って来てあるなぁ・・・と。笑
お手頃なものから、手の出ないようなものまでワラワラと並んでいることには変わりはないのですが、手の出ないものの桁が1つ多い気が・・・。
つい先日、骨董商の知人にその話をしたところ、やはりそういうものだそうです。そりゃあ、骨董商の方だって、風雨に晒したくない商品はありますわよね。

おかげさまで、普段見るものとは少し違うものが拝見出来て、面白かったですよ♪

つづく

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9月の浅草にて1

スカイツリー・・・大きくなったなぁ。
目指すは、産業貿易センターで年に2回開催される『骨董アンティークSHOW浅草(旧浅草骨董市)』でありましたが、その前にちょいと腹ごしらえ。笑

向った先は『珈琲アロマ』さん。
東京オリンピックの年に創業されたという、浅草の小さな喫茶店でございます。
アロマさんでは、今や予約ナシでは購入するのが難しいとも言われるペリカンさんのトーストが頂けるのでありますよ♪
コの字型のカウンター席に座って、トーストの種類に頭を悩ませる私達に「半分づつにしますか?」とご亭主。
良くお解かりで。笑
注文が入ると、目の前でスルスルと調理が開始されます。
あ、ハムトーストのハムは、ちゃんとフライパンで炒めてもらえるんだ

コツコツコツコツコツ。
氷がアイスピックで削られてるよ!!

いちごは丁寧にナイフでヘタを取られ、氷と一緒にミキサーへ。

ほんのりと氷のかけらが残る状態に仕上げられた生イチゴジュース。

温められた空のカップがカウンターにのせられ、目の前でコーヒーがなみなみと注がれます。

通常は3つ切りにされるところを、2つに切りにして頂いたバタートーストにハムトーストに、名物のオニオントースト♪

なんだろうこの気持ち・・・、まるで誰かにとても親切にされているみたいに、肩の力が抜けて、体がほんわか・・・。
ペリカンさんのトーストの美味しさ以上に、丁寧に丁寧に作られたものを出される喜びに酔いしれた私達でありました。
アロマさん、再訪必至のお店であります!!
次回は生ジュースのアンズを頼んでみよう。

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『秋のこころや』ご案内
例年のことですが、秋から暮にかけては催事が満載です。
とてもとても追いきれませんし、ご案内もしきれませんが、ポチポチとご紹介致しますので、皆様も短い秋をお楽しみ下さいまし。
さて、本日はお馴染みの『こころや』さんの秋の催事のご案内。

『秋のこころや』
2011年10月29日(土)~11月3日(木)
10:00~20:00
大阪市住之江区粉浜2丁目12-26
TEL/FAX:06-6672-3905
こころや
詳しくはこころやさんのブログをご覧下さい。
今回も大人気の『すずめのトランク』さんが北海道からいらっしゃるようですよ♪
『着物さくさく』さんの『鼻緒留め作りレッスン』へのお申し込みは、定員がありますので、お申し込みはお早目に!!
もちろん、伊勢木綿の新柄も並ぶそうです♪
しかし、こころやさんで、オリジナル伊勢木綿の企画を開催してから、1年が経つとは・・・早いなぁ。(昨年のオリジナル伊勢木綿のお話は『伊勢木綿とかわいいコモノたち』のご案内1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12をご覧下さい。)
東京日本橋では、恒例の『旬味まるごと三重展』に臼井織布さんが出店中。
(10月19日(水)~27日(木)日本橋三越本館7階催事会場)
虎屋さんのの『虎虎焼 ことらやき』買いがてら、こちらもお出掛け下さいまし♪

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八王子車人形と民俗芸能の公演のお知らせ
東京都の指定無形文化財に指定されております『八王子車人形』の公演のご案内でございます。
な、なんと、今回は無料公演!!
八王子市の広報『はちおうじ』に掲載されていたものを、ブログにアップする了解を得ましたので、ご案内。
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「八王子車人形」「説教浄瑠璃」「獅子舞」「木遣」など地域の芸能が一堂に会し、演目を披露します。
獅子頭や町火消しの衣装、説教浄瑠璃の床本の展示なども行います。
『八王子車人形と民俗芸能の公演』
開演日時:2011年11月23日(祝) 14時~
会場:オリンパスホール八王子
定員:1800名(先着順)
費用:無料
問合せ先:八王子市文化財課 Tel:042-620-7265
申し込み方法
往復ハガキ(1枚4名まで)に、「民俗芸能の公演」と人数、参加者全員の氏名・年齢、代表者の住所・電話番号、返信面の宛名を書いて、以下へ。
〒192-0154
八王子市下恩方町1566
西川古柳座内
*視覚に障害のある方や車イスをご利用の方は、その旨と付き添いの方の氏名のお書き添えを。
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さてさて、私達もハガキを書かなくては♪
オリンパスホール八王子はJR八王子駅直結ですから、八王子に土地勘の無い方でも安心してお訪ねになれると思います。
八王子車人形については『八王子車人形 初心者のための解説講座へ1・2・3』『「八王子に伝わる江戸の粋」~車人形と芸妓の綾なす恋~ を拝見して1・2・3・4・5』でもご覧頂けます。

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暮らし家 秋の企画展のご案内

暮らし家 秋の企画展
『-秋の夜長を満喫-裁縫チクチク 饅頭モグモグ 読書でコックリ』
2011年10月21日(金)~23日(日)
暮らし家店内 営業時間12:00~19:00

3日間だけの短い催事ですが『裁縫チクチク』というのは、これまでの暮らし家さんの企画テーマの中でもちょっと目線が新しい♪どんなラインナップになっているのか、楽しみなことであります。
もちろんお裁縫嫌いなうにさは、『饅頭モグモグ』の方に期待。笑
そして、今回の最大の目玉は、関美穂子×暮らし家コラボ草履。
関美穂子さんファンの方必見でございますよ♪
はい、私達はもちろんふたりで出掛けます。


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湯島聖堂再び3

みささん(うにさのお婆様)の萩の単衣に、縞に瓢箪の帯。

この帯、20代の頃に手に入れたものですが、長らく使っておりませんでした。
実際の長さを測ってみたことはないのですが、とにかく長~い。
胴に3巻き巻いても十分にお太鼓が作れる長さがありますので、踊り用の帯か何かしら?と思っておりまする。

おかげで、角出しの中は、ちょっとやそっとでは形が崩れないくらいにパンパンですが、やはり程々の長さの方が使いやすいですね。苦笑

この日は、全体的にシマシマ。

大好きな紗袷の糸巻きの羽織を羽織って。

言われるがままに、右手を上げる私。苦笑

羽織紐は祖母ふみゑさんの箪笥の中から拝借したもの。

嗚呼、羽織るものが欲しい季節になって来たのですねぇ。

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湯島聖堂再び2
8月に訪ねた際から気になっておりました屋根から見下ろす異形の者達の正体も解明されました。
大棟の両端にあるのは龍頭魚尾の『鬼頭 きぎんとう』。

二脚双角で、頭から潮を吹き上げ、水の神として建物を火災から守っているのだそうです。
そして、虎の様に見えたのが『鬼龍子 きりゅうし』。

猫型蛇腹(豹型龍腹)で牙を持つこの霊獣は、孔子のような聖人の徳に感じて現れるのだとか。
あら、建物を守ってるわけじゃないのね・・・。
大成殿内にあるものは、鬼頭も鬼龍子も寛政11年(1799年)に鋳造され、関東大震災で焼け落ちたものだそうですが、思いの外、愛嬌があってかわいらしい♪
それに比べて、現在棟の上にある伊東忠太さんの鬼龍子は、なんと恐ろしいことか・・・。

多分、ちょっぴり人っぽいところが恐いのでしょうねぇ。
夜になったら屋根から下りて来そうです。
最後にもう1つ大成殿内に展示されていたものをご紹介。

『宥座の器 ゆうざのき』。
『中庸』の大切さを示す装置で、『虚則欹、中則正、満則覆』(虚なれば則はち欹(かた)むき、中なれば則はち正しく、満つれば則はち覆(くつが)へる)器です。
写真は器が空の状態。
実際に試してみたところ、水を入れるにしたがって、器は真直ぐに立ち、一杯になったとたんに、水を吐き出すように引っくり返りました。
具体的に使う用途のある道具ではなく、傍らに置いて中庸を学ぶための装置なのですから、昔の人は生き方というものに向き合う時間というものが、ゆったりとしていたのだなぁ・・・と感心。
実際に我家にあっても困りそうですが、その姿勢だけは学ばせて頂こう。

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湯島聖堂再び1
拝見出来なかった大成殿の中がどうしても気になって、9月に入ってから公開日に合わせて再度出掛けて参りました。笑

中に入ってみますと、なにやらご馳走がいっぱい♪・・・と思いきや、器の上に盛られているのはレプリカばかり。

これは、孔子祭(釋奠 せきてん)の時に使われるお供えを再現した模型なのです。笑
細かくは写真には撮りませんでしたが、1つ1つの器が特徴深くありましたよ♪
例えば、『き』という器は、円筒形に四角い穴が開いておりますが、それとは間逆に、『ほ』という器は、四角柱形に円形の穴が開いているのです。

元々は正方形の器であったそうですが、どちらも『天円地方説(天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観)』から影響を受けて、それぞれの形となったのだとか。
そして、丸に四角の『き』の形を倣って中国の古銭が作られ、その中国の古銭に倣って日本の寛永通宝が作られたという、まるで銭形平治の親玉みたいた器なのであります。
こちらは、『玄酒 げんしゅ』を入れる『犠尊 ぎそん』と『象尊 ぞうそん』。

あぁ、お神酒みたいなものね・・・とお思いでしょう。
これが違うのですよ。
黄色味を帯びたお酒に対して、黒を指す『玄』の文字の付いた『黒いお酒』とは、お水のこと。
儒教のお供えには、人の手や息のかからないものを善しとしたそうで、お酒ではなく清いお水をお供えするのですって。
あぁ・・・知らないことばかりだぁ。
面白いので、もうちょっと続けます。笑

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御茶ノ水で寄道3

ロミちゃん宅から頂いた、紺地のおキモノはロミオ君に会いに行った日にも着ておりましたね。

帯は『はきものきもの弥生』さんで頂いた野葡萄の兵児帯。

帯留には珊瑚の葡萄。
さてさて、長らく正体が解らずにおりましたこのおキモノ。
昨年の夏の終わりに、汗抜きに出した際に、再度このおキモノが何ものであるか悉皆屋さんにお訊ねしてみたところ、回答が返って参りました。
『結城縮み』でありましょうと。
悩ましく感じていた布の張りについては、何度か水にくぐらせることで柔らかくなるとのこと。
一度洗張りをするのも善しとのことでしたので、昨年は裄出しをお願いするのも諦めて、今年もう1年着倒すことに致しました。

そんなわけで、今年はまだまだ張りが強いままで長襦袢とキモノが沿いませぬが、キモノを育てるために、回数だけは沢山着ましたよ♪
これで惜しみなく洗張りにも出せるというものです。笑
結城縮みはもう1枚古着で手に入れたものを持っておりますが、あれくらいの柔らかさになってくれたなら、着心地がぐっと上がるに違いありません。
しかし、育つキモノだと思うと、回数を重ねて着ることが俄然面白くなるのですから、不思議なものですねぇ。笑

簪は軍配に瓢箪。

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御茶ノ水で寄道2
蕎麦アレルギー疑惑のある私ですが、向った先は創業明治17年の『神田まつや』さん。

私がまだまだお蕎麦をモリモリ食べていた頃、この界隈で仕事をしていたことがありまして、まつやさんは憧れのお蕎麦屋さんでありました。
ほど近い場所にある『やぶそば』さんには入ったものの、まつやさんに入らぬままに蕎麦禁止状態になり、残念に思っていたのですが、まつやさんはおうどんも美味しいと聞きつけて、今更ながらに訪ねたのであります。
平日の夕方5時過ぎ。
早くも、ほろ酔い気分で調子の良くなった常連さんで、お店は満杯。
暑い暑い日「仕事なんかやってられっかよ・・・」と江戸っ子が集まって来ているかのような賑やかさでありました。笑
ケイちゃんは正統派の『もりそば』。

私はお蕎麦を横目に見ながら『すだちおろしうどん』。

お蕎麦が食べられないのは悲しいけれど、まつやさんに入れて嬉しい♪
と、ところが・・・、つい先日のこと。
色々あって、私、食品のアレルギー検査をすることになったのですが、血液検査の結果としては蕎麦アレルギーが出なかったのですよ。驚
「じゃあ、食べてもいいんですか?」と訊ねたところ、「大丈夫だと思いますよ~。」と軽~く答える消化器科の先生。
そりゃあね、絶対に恐ろしい目に合わないと約束してもらえるならば、食べますよ私は・・・、しかし、何だか信用ならんなぁ。
目も当てられない姿を目撃したことのある、うにさやケイちゃんからは、もう1回検査すべきだという意見。
本日、掛かりつけの別のお医者さまに相談したところ「アレルギーではなくとも、『食物不耐症』の可能性があるので止めておいた方が良いですよ。」とのとのこと。
「先生、でも、私お蕎麦好きなんです。大丈夫なら食べたいんです・・・。」と食い意地で食い下がる私。苦笑
食物不耐症の専門医ってあるのかしら?(東京で・・・)
私の蕎麦人生復活はあるのかしら??
ひよさは只今情報を募集中です。(出来れば東京駅以西で・・・)

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御茶ノ水で寄道1
8月初旬のこと、仕事の用向きでお茶の水へ出向いておりました。
ツレは生八橋星人ことケイちゃん。

よ!久しぶり!!元気にしてた??
せっかくですので、駅からすぐの湯島聖堂までちょこっと寄道。

湯島聖堂と言えば、元禄3年(1690年)に創建された儒学の学問所。
残念ながら関東大震災により入徳門と水屋以外は焼失してしまったため、現在の建物のほとんどは昭和10年(1935年)に、寛政時代のものを模して再建されたものです。
設計は、なんとまたしても伊東忠太さん。
どうもご縁がありますようで・・・。笑(築地本願寺・本願寺伝道院)
あたりまえのことですが、神社やお寺とは全く異なる雰囲気。
学問所だけに質実さが際立っておりました。

屋根の上からは、何やら恐ろしげな虎のようなものが睨みつけておりますよ。

あっちにも、

こっちにも。

ん?鯱もいるの??
怪しげに屋根を守るものたちについては、後の話として、ひとまずは杏壇門を入り、大成殿の前へ。

残念ながら、大成殿内部の公開は土日のみのため平日は扉が閉ざされておりますが、それを良いことに、この日はここでキモノの写真を撮らせて頂いたりなんぞいたしました。

再び杏壇門を出て、石段を降りたところにあるのは関東大震災でも生き残った宝永元年(1704年)建造の入徳門。

周囲には瓦を何層にも重ねた立派な築地塀があります。

ツラツラと石段を更に降りると、1本の木に説明書きが付いております。

ふむふむ、『楷』の樹とな。
書道でいう楷書の語源でもあるとか。(詳しくは湯島聖堂のHP『楷樹の由来』をお読み下さい。)
日本においては珍しい木のようですね。

すぐ側には、巨大な孔子像。

あ・・・、大学の恩師に似ている。苦笑
熱い夏の日、東京のど真ん中とは思えぬほどに、木が生い茂った湯島聖堂。
人足も少なく、短い時間でしたが良いお散歩でありました。

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短い逢瀬

9月初旬、中秋の名月の直前にも同じ帯を締めて出掛けておりました。

この日は、帯のお月様が主役でしたので、小物の色は抑えて帯締めも黒。

帯結びは、成り行きです・・・。苦笑

先日、簡単な衣替えをして、この帯は仕舞ってしまいましたが、いっそのこと素材を気にせず10月まで結んでしまえばよかったと少し後悔。思えば短い逢瀬の帯であります。
おキモノは、この夏、LUNCOさんで求めたものです。
なんだか、たくさんの鉄色の目玉が並んでいるみたいでしょう♪笑

気に入っております♪♪
恐らく昔の既製品。

?10号かな??笑
頭には知恵の輪みたいな簪。

キモノを着ていると、時折知らない方からお声を掛けて頂くことがあるのですが、この日は電車の中で酔っ払いのおじさんに親指を立てて応援されました。苦笑
同じ動作で返すのも妙なので、一応ペコリと頭を下げておきました。(おじさん・・・静かに!!)

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2011年9月2回目のお稽古のお話2

結城縮みのおキモノに、月にススキの絽の帯。

中秋の名月の後のことでしたが、欠けた月なら良いかと思いましてね。笑

前帯には萩。

実はタレの部分には芙蓉の柄が入っております。
来年は、タレ先を活かした結び方も試してみよう・・・。

裄出しをしたので、腕がニョキニョキ出なくなりましたよ♪
皆さまはお月見はされましたか?
実のところ私、9月のお月見があまりピンと来ないのです。
どうしてなのか?思い返してみたところ、子どもの頃、中秋の名月で何かをしたことがないのですよね・・・。
祖母ふみゑさんが『お月見』と言っていたのは、専ら10月の十三夜のこと。
(はい、まさしく本日が十三夜。)
「今日はお月見だからね・・・。」と言って、夕飯には必ず団子汁が出てきておりました。
(ええ、今夜は団子汁を作りたいと思います。笑)
調べてみたところ、十五夜は里芋などのイモ類を供えることから『芋名月』、十三夜は栗や枝豆を供えることから『栗名月』『豆名月』と呼ばれるとか。
片方のお月見しかしないことを『片見月』と呼んで、縁起の悪いとした旨もあるようですが、我家のお月見は10月だけだったなぁ・・・。苦笑
いわゆるお月見ではないのですが、ふみゑさんは十六夜(いざよい)の月が好きで、秋に限らず、小さい私と一緒に月を仰ぐことがありました。
祖母の影響の強かった私は、ある時、寝惚けて夜中に窓の桟に顎を引っ掛けて、十六夜の月を眺めながら目が覚めたことがありましたっけね・・・。

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2011年9月2回目のお稽古のお話1
前室のお軸には、

禅語の『行雲流水』。(こううんりゅうすい)「雲は行き、水は流れる」
むむむ・・・、斯くありたきお言葉哉。
行く雲や流れる水のように、ひとつのところに留まらず、自然に任せて淀みなく形を変えて進んで行くことが出来たなら、どんなにか清清しくあることでしょう。
これまでにも飾られていたことのあるお軸ではありましたが、何だか妙にこの日は身に沁みた私。
忙しい日常の中で、こういう言葉にひょいと目を向ける時間を持てるところが、お稽古のありがたいところであります。
淀み水か、濁流にのまれてばかりでは、いけませんわよね・・・。自戒

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2011年9月1回目のお稽古のお話2
そんな腰抜けな私とは異なり、この日もしっかりおキモノでお稽古に来られたヨーコさんを、お稽古の後、捕獲致します。笑

紫の薔薇のおキモノに、芙蓉の帯。

かわいらしいでしょう♪

あぁ・・・、ヨーコさんの笑顔をご紹介出来ないのが本当に残念。

笑顔がね、スゴクいいんですよ♪
そして、大変なお菓子博士。笑
先日、うにさは初めて、私のお茶友であるヨーコさんとゆみっちさんにご対面を果たしたのですが、すっかりふたりのファンになったようです。

その日のお話は、またあらためて・・・。

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2011年9月1回目のお稽古のお話1
上げそびれている8月のお話もたっぷりとございますが、ひとまずは9月のお茶のお稽古のお話から・・・。
9月に入り、お茶のお稽古は11月のお茶会を想定したものへ。
お道具組みが変われば、それにつれてお点前も異なり、私、四苦八苦。
去年のお茶会前に出来ていたところすら、何だか怪しいぞ・・・。
(昨年のお茶会については『10月のお稽古、そしてお茶会1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13』にてご覧頂けます。)
恐ろしいことに、今回のお茶会、9月の段階では、まだお役が発表されていなかったのです。
確かに、数ヶ月前、先生は「全員が出来るようになっていてね♪ウフフフフ・・・。」と仰いました。
さすがに後見さんのお役が私に回って来ることはないとしても、席数が多いのでお点前さんは回って来る可能性も・・・と皆で囁き合ってはドキドキしていたのであります。
先生の微笑みは、ミステリアス・・・。

この日は、先生の金沢のお友達が送って下さった奥野照明堂さんの『わさび餅』。
ほんのりと山葵の香り漂う、巨大なお餅。
気取りない感じが、楽しいお菓子でありました。

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LUNCOガールギャングを訪ねて2

こちらは我家にある鞍馬の首人形。
それよりもずっと古くて、もっと愛嬌のある頭が、こんなに沢山。

ギャングなLUNCOが、ギャングな玩具を仰山揃えてお出迎え。
そして、ギャングなうにさが、ゲラゲラ笑って、ご満悦。(いや、ご乱心かもしれない。笑)
どの子を連れて帰ろう・・・??もう、うにさとふたりで悶絶致しましたとも。
最終的に選んだのはこちらの8点。

天狗やら、

鍾馗さんやら、

青鬼やら、

麻呂やら

キツネやら、

黄色い顔の人やら、

インド人?

ん?ロジャー??

(注:中川いさみさんの『クマのプー太郎』をご参考の程。)
早く首を挿す台を作ってやらねばなりませぬわ・・・。(多分、これは私の仕事だなぁ・・・。)
恐らくうにさは、懐が許すなら全てお持ち帰りしたかったハズ。笑
え??私ですか??

試着をしたら、キモノが離れるのが嫌だと言うのですよ・・・。
そう言われると仕方がないでしょう。

伊勢海老の帯と一緒に、連れて帰りましたとも。(あ~、仕方がない、仕方がない・・・。)

帰宅後、あの写真も撮ってない、あれも無いと、うにさとひと騒動。
まだまだ、面白いものが沢山あったのですよ♪

LUNCOさんの『ガールギャング』は10月5日本日まで。
今回の催事は、とてもLUNCOさん濃度の濃い催事であります。
ちょっと普通でないものをお探しの方、最終日に頑張って駆け込んで下さいまし。笑


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LUNCOガールギャングを訪ねて1

さてさて現在開催中のLUNCOさんの『ガールギャング』訪ねて参りましたよ♪

実は、催事の前日に、別件で私、LUNCOさんをお訪ねしておりまして、準備中のお店の中をチラリと拝見させて頂いておりました。(お買物でお訪ねしたのではなく、イレギュラーのことですので、真似されませぬよう・・・。このあたりの経緯はそのうちお話出来ることと思います。)

もちろん、催事前ですのでお買物は出来ませんし、先に唾をつけたりも出来ません。

ウガァ・・・、蛇の生殺し状態の私。

そんなこんなで、横目に拝見した楽しい品々をじっくり見ねばならじと、期間中にふたりで足を運んだのでありました。

既にお嫁に出てしまったものも含まれますが、本日は『ガールギャング』の楽しさを皆様にもおすそ分け。

こちらのユニコーンと少女の帯、DMの写真を拝見した折から、宇野亜喜良さんっぽいなぁ?と思っておりましたが、本当に宇野亜喜良さんのものなのだそうです。
作られた経緯は不明だそうですが、こんなものが出てくるのですから、驚きですね。

開いた本の中から奔放な女性達が飛び出す帯は、ヘンリー・ダーガーを彷彿とさせます。(写真の色が飛んでしまっているのが残念・・・。涙)
嗚呼、猫が喋っている・・・。

『何という 美しい 女猫なのだ』
『愛を享け容れて下さい』
『彼女は開かぬ 梅の花だ』
『私を愛しなさい』
この子、連れて帰りたかったなぁ・・・。
不意打ちのkissに、

煙草を燻らせる帯もあれば、

ひとつ身のキモノにも煙草柄。

馬券と麻雀模様の帯を締めれば、ツキが回って来るかしら?笑

デコ模様も、これくらいシックであれば、大人の女性の雰囲気になりますね。

紗袷のおキモノも、LUNCOさんの手に掛かると、

こんなに楽しい柄行のものが発掘されるのであります。

こちらの唐獅子は意外と人が良さそう。笑

猫の帯もあれば、

サル!サル、サル、サル!!

空豆もいっぱいです。笑

綺麗なブルーに伊勢海老が織り出された帯は、オーナーである永田蘭子さんの著書『LUNCOのオモシロ着物柄』にこっそり登場しているという一品。(お手持ちの方は是非探してみて下さい!)
元は羽織であったそうですが、帯として蘇らせたのだそうですよ♪

ギャングな玩具に、すっかり心を打ち抜かれた私達。

可愛かったなぁ・・・犬猿の仲ではない、犬と猿。

小さな家電の玩具は、箱も綺麗に残っていて、コレクター垂涎のお宝。
ん?羽子板?ラケット??その中間くらいかなぁ・・・。

日産のCMのハイジを思い出しませんか?笑
うにさ、こちらの象さんが気に入って、しばらく撫で繰り回しておりました。

私はその横の黄色い犬がいいなぁ。
嗚呼、もう目が回る・・・。
そんなLUNCOさんの『ガールギャング』で、私達が首っ丈になったのが、こちらの首人形。

続きはまた明日。


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似てるのか??

以前に暮らし家さんで求めたお気に入りでございます。
う~ん、似てるかなぁ??
確かに、私、首が前方によく伸びはしますけどねぇ・・・。
ついでに、似ているという理由で友人から贈られた湯呑も載せておきましょう。

本当に似てるのか??
自身では判断つきませんが、相手にはそんな風に映っているのでしょうね。
しかし、どちらも私を確定するための手掛かりにはならないことと思います。笑
自分で「このマッチ箱のこけしの絵には似てると思う・・・。」と言ったところ、「こけし全般に似てるよ。」とうにさから即答。
え??あのまがまがしい顔つきの『たこ坊主』や『あお坊主』にも??(嫌いじゃないですけど・・・。)
怒っても、あの顔にはならないんじゃないかしら??多分・・・?

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