お茶のお稽古の記録5

2011年2月1回目のお稽古のこと。
自分の中では懐かしい記憶のあるものを着てみました。

(お稽古後で、かなりグザグザになっている点については、見逃して下さいまし!!汗)
キモノは以前にうにさが着てブログに登場したことのあるものですが、ずっとずっと昔、私がまだ10代だった頃に求めたものです。
手持ちのキモノの数が今のように増えていなかった私のお家キモノ時代、繰り返し繰り返し着たキモノでもあります。

帯は、母やすこから貰った木ノ葉模様の作り帯。

お太鼓デカ!!四角い!!
ランドセルしょってるみたいやないの・・・。

後から写真を見て驚いた私ですが、じっと見ていると、祖母が持っていた昭和のある時期のキモノ雑誌の写真やイラストが思い出されます。
むむむ、確かに、あの時代のものに違いない。苦笑
しかし・・・、私より小さい母やすこの背中にこの帯が付いていたと思うと、それはそれは巨大なものであったことでしょう。
ロミちゃんくらい身長がある人でないと、難しいのカモ。

(波うさぎのお香合


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お茶のお稽古の記録4
しかし実は、今年、正確には私に初釜は来なかったのです。涙
仕事で溺れかけていたため、当初から築地本願寺での初釜は欠席する予定でおりましたが、お教室での初釜当日、体調不良のためダウン。
夕方に向けて、ご挨拶だけでもとキモノを着て出かけましたが、ヘロヘロの態でございました。

とはいえ、花びら餅も頂き、

用意して頂いていた食事もお弁当にして持たせて下さるというありがたさ。(皆さんが召し上がったお膳の様子のお写真も、後からヨーコさんが送って下さいました。)

そんなこんなで、何とも恰好のつかない今年の初釜でしたが、一応、キモノの記録だけは残しておきたいと思います。

キモノは母やすこの訪問着に掛色をしたもの。(一昨年の初釜でも着ております。)

帯はアンティークの御所車の丸帯。

この帯、どっしりとしていて中々よろしいのですが、残念なことに寿命はそう長くないかと・・・。
触っていると、手から着ているものから床から畳まで、そこいら中がキラキラして来るのです。
はい、金糸が弱っております。

古い織りの帯は、いいな♪とは思っても、弱っていることが多いので中々難しいですねぇ。
とりあえず、外出先で崩壊しないことを祈りつつ、限界までお付き合いしたいと思っております。笑

羽織はお正月らしく梅と南天でありました。
昨年の初釜のお話は『2010年初釜のお話1・2・3・4・5・6・7・8』『2010年2度目の初釜1・2・3・4・5』でご覧頂けます。
一昨年は『初めての初釜1・2・3・4』で。

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お茶のお稽古の記録3

例年、私の行っているお茶のお教室では、年末最後のお稽古は、先生がクリスマスの趣向を凝らして下さいます。

お床には、掛け軸ではなく中世ヨーロッパの絵やベルが掛かり、お香合や袱紗もいわゆるお茶道具ではないものが使われて、この日は見立ての楽しさを思う存分味合わせて頂くのです。

実は、一昨年のこのクリスマスのお稽古に私は参加出来ず。
タリエちゃんからは、「リア王、着て来て!!」とのリクエストを受けておりましたが、その真意も解らぬままでおりました。
あれは何だったのだろう??と思っておりましたところ、昨年もまた同じリクエストが入ります。
事情を訊けば、色違いに近いおキモノを持っているとのことではないですか!!
それは揃いで着ねばなるまいぞ!!
・・・というわけで、金銀揃って「キンカクで~す♪」「ギンカクで~す♪」と声も揃えた私達。

ねえ、タリエちゃん!!ひとつ確認していい??
私はあの時、西遊記に出てくる『金角』と『銀角』を思っていたのだけれど、もしかしてタリエちゃんの頭の中では『金閣』『銀閣』だった??

いずれにしても、中国と日本じゃクリスマスには遠い表現だったのかも・・・。
今年はもうひとまわり芸を磨いて行きましょう!!(お茶のお稽古場で磨くべきものとは違う気もしますが・・・。苦笑)

お茶向きでは決してないおキモノですが、リア王は好きなキモノの1つです。(手に入れた際には曲者でしたが・・・。)

先一昨年のクリスマスのお稽古の様子はコチラ。


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お茶のお稽古の記録2
2010年12月1回目のお稽古。

この日は、昨年、惠漣さんから頂いた紬の色無地に袖を通しました。

・・・なのですが、惠漣さん!!ごめんなさい。

冬の強い日差しで、キモノの色が飛んでおります。涙
一瞬、寝かせすぎたばかりにPCの中で写真の色が褪せたのか??っと妙なことを考えてしまいましたが、そんなことがあるハズもなく・・・。苦笑
少し裄は出した方が良さそうですが、丈はたっぷりとおはしょりが取れましたよ♪ありがとうございます。
頂いた帯のうち春らしいものを2本を使いきれないままに、季節替わりしてしまうのがとても心残りです。

帯はともこさん(うにさのお母様)から拝借しているもの。
ブログには初登場だったか・・・な??
・・・というのも、ブログに上げる際には、後から自分でコーディネートを検索出来るように、出来るだけ帯やキモノの柄や色などを文字化するようにはしているのですが、時折、表現が不安定な柄になると検索不能に陥るのです。汗
万寿菊の一種かな?とは思っているのですが・・・、うむ、今日から『ともこさんの万寿菊の赤い帯』としておこう!!(忘れませんように・・・自分。苦笑)

一年の最後の月のお稽古には、その年の干支のお香合が、再び登場致します。
トラ君、今更ですが、お疲れさまでありました。

季節に追いつくために、ひよさ駆け足中。

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お茶のお稽古の記録1
今年は震災以降キモノを着る機会自体も激減してしまい、着逃してしまったキモノが例年よりもたくさん出てしまいました。(やれやれ・・・。)
まぁ、それはそれとしても、着た物は少しでもアップせねば・・・。
そんなわけで、長らく、ストップしたままになっているお茶のお話を、着姿を振り返りながらしてみようと思います。(駆け足で行きます!!苦笑)
2010年11月某日。
この日は、高田馬場にある『茶道会館』内の『山里』にて、私が所属している流派の東京支部のお茶会でありました。

前年は、この山里でのお茶会が、生まれて初めてのお茶会体験な上に下足番のお勤めにも預かり、かなり緊張しながらの出席でした。
(前年の同じお茶会の様子は『初めてのお茶会1・2・3・4・5・6』にてご覧頂けます。)
一年後の昨年は、同じ場所で2度目ということもありましたが、何より直前の10月にお点前披露を潜り抜けてのお茶会でしたから、すっかり気楽な気分でお呼ばれして参りましたよ。笑
(昨年のお点前修行については『10月のお稽古、そしてお茶会1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13』にてご覧頂けます。)

この日のおキモノは、10月のお茶会でも着ていた叔母から譲り受けた古代紫の色無地に、

入子菱に菊の帯。

道中は、祖母ふみゑさんの箪笥から拝借した松葉の絞りの道中着。

今は小さくなってしまったふみゑさんですが、明治生まれの人にしては背の高い人でしたから、衿のくりが私にはちょっと大きいのですけどね・・・。苦笑


お釜の鐶付に見つけた亀に喜び、喜多見さんの美味しい点心に舌鼓を打ち、晴れやかな秋の日。(今更ですが・・・。苦笑)

お茶会の後には、先生とゆみっちさんとご一緒に、少し足を延ばして目白の永青文庫で開催されていた『永青文庫の茶入』展にも立ち寄りました。

思い返せば、この日は丁度、お稽古も仕事も一山過ぎたところで、珍しく穏やかな日だったのだわ・・・年に数日の貴重な一日。苦笑

写真は永青文庫で見つけたクチナシの実。

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チーム王冠のエンゼルボックスについて
『チーム王冠』さんでは、個人からの物資提供を取りまとめ、孤立を極めた避難地域を優先的に、物資提供と炊き出しの両面から支援をされています。
集められている支援物は、食品から日用品に至るまで様々ですが、他とカテゴリーを別にした『エンゼルボックス』というものが存在致します。
詳しくは、チーム王冠さんのHP『エンゼルボックス』の欄を是非ともご覧頂きたいのですが、いつものごとく私が掻い摘んで言いますと『ライフラインが復旧していない状況下で、3日間生き延びるために自分が欲しいと思えるギフトボックスを作って送る(贈る)』プロジェクトです。
『ふんばろう東日本支援プロジェクト』の活動には目を見張るものがあり、私自身も毎日エネルギーを貰っておりますが、残念ながらネットに慣れない方には、ネット通販を利用したり、日増しに増える避難所の情報の中から、自分に出来ることを探すのは、少し難しい面もある気がします。
その点、、チーム王冠さんのエンゼルボックスはとてもシンプルです。
主旨さえ理解出来れば、そのボックスの中身の選定は個人に委ねられているのです。送る先も1箇所。
さて、ここで大事なことを見逃してはいけません。
そうです、チーム王冠さんのエンゼルボックスには、送り手側の想像力が必要とされていることを。
これ、実はとても大切なことの様に思うのです。
例えば子どもに、この『エンゼルボックス』の中身を考えさせることは、とても勉強になる気がします。
大人だって、今後の防災対策を考え直すきっかけになるかもしれません。
注意点など、チーム王冠さんのHP『エンゼルボックス』の欄に詳しく書いてありますので、想像力をフルに働かせて、挑戦してみて下さいまし!!
さあ、何を入れよう・・・♪

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日本一のドーナツ
こちらのドーナツについては、そのうち話さねば・・・と思いながら先送りになっいるうちに、随分と有名店になってしまいましたので、ご存知の方も多いことと思います。(これ以上買い辛くなって欲しくないので、ちょっぴり言いたくなかった・・・という気持ちも真実。苦笑)

代々木上原のharitts(ハリッツ)さん。

以前にもお話しました通り、私、1年くらい前まで、何年間か仕事の関係で週に何度か代々木上原周辺をウロウロしておりまして、ハリッツさんも『老四川 飄香 (ラオシセン ピャオシャン)』さん同様、そのおかげで出会ったお店の1つでありました。
どういう理由か解らないのですが、代々木上原周辺、美味しいお店がとても多いのです。殊に、粉物は激戦区。
そのうち代々木上原特集でもやろうか??と思い、写真など撮らせて頂いているお店が他にもあるのですが、中にはそうこうしているうちに移転してしまったり無くなってしまったお店などもあり、私の様に日々の出来事をマメに更新出来ないブロガーは、残念なお蔵入り画像を沢山抱えることになるのであります。(反省・・・。この機会に少し出してみようかしら??)

さて、ハリッツさん。

お店を開かれてすぐの頃には、閉店時間間際に残っているものがあると1つ2つ余分に入れて下さることもあったのですが、あれよあれよという間に個数制限のあるお店になってしまいました。

そうなるのも無理はありません。

唯一無二のドーナツなのです。
甘すぎず油っぽくもなく、軽く、それでいて生地がもっちりとしていて美味しい。

私、食べ物に関しては時々革命が起きるのです。(茄子革命やら穴子革命やら・・・。苦笑)
ですから、ハリッツさんのドーナツを初めて食べた時には、もちろんドーナツ革命が起きましたとも。
私のお気に入りは、クリームチーズに、アールグレーに、ピーナッツバターに、ビター85に、季節限定の桜なんてのも良かったなぁ・・・。(結局1つに絞れません。)

ドーナツを包んでもらう紙に押されるスタンプもかわいい♪

徐々にドーナツ以外の商品も増えており、最近頂いた中では、トマトスコーンのドライトマトとチーズの相性が絶妙でありました。

(左がワイルドブルーベリースコーン。右がトマトスコーン。)
変わったところでは、犬用のお菓子『ワンコドーナツ』などもあります。(うちにはワンコがいないので、試してみたことはありませんが・・・。)

お昼時なら、店内でサンドウィッチ+ドーナツ+コーヒーで至福のひとときを。

ある時、店内で面白いことがありました。
お隣の席には、若いお母さんと幼稚園くらいの女の子と更に小さな女の子の親子づれ。
ドーナツが席に運ばれて来るまでの間に、お母さんは子ども達を諭します。
「いい、お願いだから心して食べてね。ここのドーナツは普通のドーナツとは違うの。特別なドーナツなの。いい、心してね!!」
出来たてのドーナツが運ばれて来た時、幼稚園くらいの女の子がおもむろに手を差し出して齧りつこうとすると、お母さん「あ!待って!!」と子どもを制してドーナツを自分の手に。
ニッコリと笑って、思いっきり頬張りました。
「ママ、先にズルイ!!」
お母さん、神妙な声で答えます。
「お母さんがお金を出してるの、これはお母さんの特権。」
いつに無いことだったのでしょう、子ども呆然。
お母さんは特別な一口目を目を閉じて満足そうに食べ、残りはほとんど子ども達のお腹の中に入りましたとさ。
思わず、隣の席で「お母さん!間違ってないよ!!」と心の中で呟いた私。
お母さんの特権も、たまにはなくっちゃね。笑

*写真の中には、3年以上前に撮影したものも含まれます。(写真も話も寝かせ過ぎ・・・。苦笑)

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絵に描かれた味
少し足を延ばして乃木坂まで。
目指した場所は洋菓子舗ウエストの青山ガーデン店。

以前に銀座本店もブログでご紹介しておりますが、青山ガーデン限定メニューの中に、どうしても一度頂いてみたいものがありましてね。笑
さて、それは何でしょう??

スフレ??

はい、もちろん頂きましたとも。
季節限定のサンドウィッチ??

ええ、それも頂きました。(この日は照り焼きチキンでした。)
ですがね、私達が使命感に燃える様な心持ちで挑んだのは、こちらのホットケーキであります。

これがね・・・、初めて頂いたのですが、感動的に美味しかった。
肌理が細かく、しっとりと、そしてふわふわ。(いや、ぷるぷると言ってもいいかもしれません。)
確かに、帝国ホテルパークサイドダイナーのパンケーキはとても美味しいです。
でも、あれはパンケーキ。
これまでにも、ブログ中にホットケーキも何度か登場しておりますし、どれも美味しいとは思っていたのですが、いずれもホットケーキらしいホットケーキではあっても、夢の様なホットケーキではなかった。
ウエストさんのホットケーキの方が、むしろ既存のホットケーキの枠から外れていると言ってもいいのかもしれません。
なのにそれを夢のようなホットケーキと私が呼ぶのは何故でしょう?
子どもの頃、ちびくろサンボの絵本を読んでホットケーキをねだったことはありませんか??
広げられるだけ広げたイメージの中で、ワクワクしながら口に入れた時、嬉しさの陰に「こんなもんだよね・・・」という軽い失望に近い気持ちはなかったでしょうか?
私はあります。苦笑
今回、ウエストさんのホットケーキを一口食べて、私が発した言葉は「ちびくろサンボのホットケーキだ・・・。」。
きっとこんな風に美味しいに違いない・・・と思って見ていた『絵に描かれたホットケーキ』の味がしたのです。(おかげで、絵に描いた餅もどこかにある気がして来ましたよ。笑)
ウエストさんでは、只今、全店舗で東日本大震災で被災された方への支援策として「シュークリームプロジェクト」が行われております。
シュークリーム(クリームパフ・ゴルゴンゾーラ・エクレア・ハーフ&ハーフ含む)1個販売につき40円が日本赤十字社を通じて寄付されるそうです。
期日についてお訊ねしたところ、今のところ決まっていないそうですが、恐らく日本赤十字社の義援金受付の終了直前までになるだろうとのこと。
好みに個人差もあると思いますが、この機会にウエストさんのシュークリームとホットケーキ、是非お試しあれ!!(ホットケーキは青山ガーデン店だけになりますが・・・。)

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2011年5月の文楽見物3
実は、そこでささやかな発見がありましたのでご報告。笑
う~ん?何にしよう??なるべく小さ目のお弁当がいいなぁ・・・。
目が止まったのは、茶巾寿司の入ったお弁当。

いやいや、待て待て、確か国立劇場の茶巾寿司には過去に梃子摺った記憶が・・・。
しかし、以前より茶巾が小さくなっている気も致します。
これは、確かめねばなるまい!!
姿が変わって見えるとはいえ、巨大干瓢と再び闘う覚悟で臨んだ私ですが、なんと、巨大干瓢は消え去り、食べ易くなっておりました♪
私のボヤキが国立劇場に伝わったとは思えませんので、干瓢に対するご意見が多かったのやもしれませんね。笑
スバラシイ!もう国立劇場の干瓢は恐くない!!

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2011年5月の文楽見物2
拝見したのは第一部だけでありましたが、通常よりも段数も多く、間に襲名披露口上もあるため結構な長丁場でございました。

●源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
『矢橋の段』
『竹生島遊覧の段』
竹本綱大夫改め九代目竹本源大夫
鶴澤清二郎改め二代目鶴澤藤蔵
襲名披露口上
『糸つむぎの段』
『瀬尾十郎詮議の段』
襲名披露狂言『実盛物語の段』
●傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)
『新口村の段』
『源平布引滝』はかなり奇想天外なお話。
前回拝見した、『芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)「葛の葉子別れの段」「蘭菊の乱れ」』や『嫗山姥(こもちやまんば)「廓噺の段」』が、安倍晴明や阪田金時の誕生秘話とするならば、今回拝見した『源平布引滝』は木曾義仲誕生秘話と見れないこともない・・・。(いや、ちょっと主旨がズレてます。苦笑)
次から次へと発覚する新事実に「そうなの??」っと翻弄されながらも『小まん』さんの不死身に近い強靭さ(全然不死身じゃないんですが・・・)に、目を見張らずにはいられませんでしたよ。
瀬尾十郎の巨人ぶりも、圧巻。
襲名披露口上では、ご当人の竹本源大夫や鶴澤藤蔵さんのほかに、竹本住大夫さん、鶴澤寛治さん、鶴澤清治さんからのご挨拶もありました。
緊張感の中、順々になされるご挨拶。
普段聴くことのない三味線さんの声が発せられるのを今か今かと、ドキドキ待ちわびる私達。
実は私もうにさも、鶴澤清治さんファン。
最後の最後に、不意打ちを掛けられる様なざっくばらんなお話ぶりに、益々しびれたのであります。笑
ドクターストップが掛かっている状況での源大夫さん熱演、そしてそれを後押しするかのような藤蔵さんの力の入った三味線。
よきものを拝見させて頂きました。
ところで・・・『糸つむぎの段』の最後のところで出て来る『倚棒(よりぼう)』とはいかなるものか??
話の流れからして、ひどく不味い食べ物に違いない・・・っと私は想像しているのですが、ご存知の方がいらしたらお教え下さいまし。

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2011年5月の文楽見物1
そうです、拝見して参りましたのはもちろん

『九代目竹本源大夫・二代目鶴澤藤蔵 襲名披露公演 in東京』。
折角の襲名披露公演、少しばかりキレイなオべべを着て出掛けるつもりでおりましたが、台風1号の影響でキモノを着ることすら断念。(いつになく会場内のおキモノ率も低うございました。)
出鼻を挫かれて、スタートはいささか意気消沈気味であった私達も、ロビーに入れば襲名披露のお祝いムードに気持ちが華やぎます。

そして、その祝賀の熨斗の傍らには、東日本大震災の義援金の呼びかけにお人形さんが!!
一気にテンションが上がりましたぞ♪
そろりそろりと近づいて(もちろん募金をしてからですよ。)、お人形さんと握手。


近過ぎて妙に恥ずかしくなってしまい、かわいらしい禿(かむろ)の顔を正視することすら出来ない私。
なんでしょうね、あの感覚は??人形遣いさんに握手を求めてもおかしくないシチュエーションのはずなんですが、やっぱりお人形と握手がしたいんです。(人形より人形遣いさんの方がスターのハズなのに・・・。)
お人形の手の感触・・・未だ忘れられませんワ。
ちなみに、幕間には『源平布引滝』の登場人物(人形)太郎吉君が、義援金の呼びかけに頑張ってました。

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竹ノ輪×小倉充子「オグラカタビラ」展のご案内
さて、本日は、素敵過ぎる小倉充子さんの展覧会のご案内。
今年は趣向を変えて竹ノ輪さんとのコラボで『オグラカタビラ』と題して受注販売されるそうですが、それにあたって、会期を2回に分けて展覧会が催されます。
竹ノ輪×小倉充子「オグラカタビラ」展
『オグラカタビラ -ケ-』注染受注会
2011年5月27日(金)~29日(日)
『オグラカタビラ -ハレ-』絵羽展示会
2011年6月3日(金)~5日(日)
会場:+Gallery S.c.o.t.t
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-1 銀座幸伸ビル B1F(管理事務所内)
金・土曜日:12:00~19:00
日曜日:12:00~17:00
*鼻緒挿げ実演 土・日:13:00~16:00
主催:和に遊ぶ!竹ノ輪
共催:小倉染色図案工房
協力:有限会社エイティーエ イト、株式会社白木屋、大和屋履物店
揮毫:中澤希水
今回の展覧会では、『ケ』の全てのデザインをプロジェクターで体に投影して、着姿のイメージを確かめることが出来るのだそうですよ。
もちろん、大人気の鼻緒や手拭いの販売も同時開催されます。
あああ・・・行きたい・・・しかし『ケ』の日は、私はお江戸に在らず・・・。涙
残念ながら頂いたDMは、ネットでご紹介するには文字も小さく情報量も多いため、是非竹ノ輪さんのHPにて詳細をご確認下さいまし!
竹ノ輪さんでは、「オグラカタビラ」で遊ぶイベントもたくさん予定されているのだとか。
『和に遊ぶ日』『江戸風鈴作り体験』『下町夕涼み会』『銀座散歩会』『江戸東京博物館 お江戸散歩会』『地酒専門店 荻窪いちべえ落語会』『新宿末廣亭で落語を楽しむ会』『大納涼会』等々。
イベントが気になる方は、チェックもお忘れなく!!
小倉充子さんの去年の展覧会のご様子は『小倉充子『夏きもの展』と『ルーシー・リー展』へ1・2』『『傘とお履き物』展を訪ねて1』でご覧頂けます。

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被災地への新しい支援システム・追記アリ
追記、追記で長くなりますが、本日分が一番下です。
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(↓2011年4月21日記)
本日は東日本大震災への支援の1つを取り上げてみたいと思います。
既にご協力された方もいらっしゃるやもしれません。
『ふんばろう東日本支援プロジェクト』。
詳しくは、HPの左上にある『設立までの経緯と趣旨』をお読み頂きたいと思いますが、ごく簡単に要約しますと、避難所からの『今』のニーズに沿った支援物資を、必要な量だけ、必要な場所にダイレクトに届けることの出来るシステムです。
画期的な点は、Amazonの全面協力により『Amazonウィッシュリスト』経由で、被災者の希望される商品を購入してパソコンの操作ひとつで現地に送ることが出来ること。(現地からの希望の数量が達成出来ると商品のリストは消えます。)
残念ながら、まだまだPCを使うことが出来ない避難所もあるため、全ての避難所に対してamazonのシステムを利用することは出来ませんが、そういった避難所には『欲しいものリスト』を見ながら荷造りをして無駄の無い支援物資を送ることが出来ます。
Amazonを経由しない物資支援に関しては、随時テキストでリストが更新されているため、未発送のものと発送済のものが最初は少しだけ判別し難いと思いますが、「あ!これなら提供出来る!!」というものが結構見つけられますよ。
個々の避難所の人数や宅急便事情なども掲載されておりますので、提供された情報は隅々までお読みになりますよう!!
義援金の分配も中々定まらない今、とても有効な支援だと思います。

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(↓2011年5月2日記)
既にこのプロジェクトに参加されている方も多いことと思いますが、本日は、興味はあるけれど中々手が出せない・・・と思われている方に、私からの感想などお伝えしたいと思います。
最初は、システム(無駄なくダイレクトに物資を送ることが出来る)そのものに惹かれて参加をした私ですが、実際に参加をしてみると、このシステムの真髄は別のところにある気がしています。
一言で言えば、『その後が気になる・・・』。笑
沢山ある避難所や希望物資の中から、自分で送ることの出来るものを見つけ、荷造りをして、相手の住所や名前を書いて送ると、その避難所がその後どうなったかがとても気になるのです。
日々状況は変化しますから、前日まで食べるものや着るものを求めていらした避難所が、翌日には全く異なるものを求められていたりもします。
集まり易い物資もあれば、集まり難い物資もあります。
求められる物資によって、その避難所の状況がほんの少し垣間見えたりもします。
その日々更新される情報を、ハラハラしたり、ホッとしたりしながら、関心を持って見つめないではいられなくなるのです。
とても良いことだと思いました。
1度送った場所には、続けて何かしらの支援をしたいと思えます。
初めて希望の上がる避難所を見つけると、1つでもいいから何か送ることは出来ないか?と考えるようになります。
長い支援に繋がる気持ちを生むことの出来るシステムなのではないでしょうか。
ちなみに・・・、どうして女物の下着は早くに希望枚数が揃うのに、男物の下着は集まらないのだろうか??と不思議になり、いくつかのスーパーでリサーチしてみました。
普段、男物の下着を買う用事が無いので気づかなかったのですが、男物の下着って女物よりも、最低価格が高いのですねぇ。(女物は1枚¥100からでも発見出来ましたが、男物は4枚¥1000が最低価格でした。微妙に学習・・・。)
確かに、これだけ値段に差があると、枚数が揃うのに時間差も出るのかも・・・。
もちろん、値段が安いからといって、1回履いてダメになるようなパンツでは困るのですが、今、必要とされている数はとても多いのです。
むむむ・・・、悩ましい。
しかし・・・下着売場担当の方とお話したところ、2日後には、売場に3枚¥490の立派で真っ白なブリーフが各種サイズ並びました。笑
ありがとう・・・いとーよーかどー!!(の下着売り場の担当者さん!!)

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(↓2011年5月15日記)
さて、『ふんばろう東日本支援プロジェクト』についての追記です。
支援対象の避難所も244箇所に増え(5/15時点)、事態は収束するどころか益々広がって行くようにすら思えます。
厳しいですねぇ・・・。
同プロジェクトでは、新たに『被災者に重機免許を!プロジェクト』なども立ち上げられ、物資の支援だけではなく、被災者自身が自分達で瓦礫の撤去作業などを行い、かつ生活手段を手に入れることを目的とした支援も始りました。
また、急増する物資支援の被災所に対して、より細かいケアを行えるように、遠隔地からでも可能なボランティアの募集もされています。
以下『ふんばろう東日本支援プロジェクト』の主催である西條剛央さんのツイッターからの引用です。
https://twitter.com/#!/saijotakeo/
*************************************
HP(http://fumbaro.org/)に掲載されている避難所ごとに担当者をつけていきます。そのボランティアスタッフを募集します。現地の人と丁寧にやりとりできる誠実さと一通りのパソコンスキルが必須になります。自宅で可。時間も1日30分程度で可能です。
丁寧な電話対応とパソコンがあればお住まいは問いません(現地の人でも大丈夫です)。現在、支援要請のある避難所が244箇所。それだけの人が必要です。現地の人と絆を作り、思いやりをもって丁寧に育んでいける人です。一避難所一ブログ的なあり方が理想とするところです。
隔日1回15~30分程度の現地連絡と更新を長期間続けられる希望者は、HP の「ボランティア申し込み」の〈運営ボランティア〉の「ボランティアの可能な曜日・時間帯など」の冒頭に「避難所担当者希望」と明記してご応募ください。
担当者制にすることで、先方も悩みや本音を話しやすいですし、こちらも電話しやすくなります。また現地の写真をアップしたり、どんな様子で使っているかなども報告できるようになります。ぜひこれまで支援した避難所の担当になりたい!という方はその旨も書いてください。
人間はどうしても忘れてしまう生き物です。だからこそ今、顔が見える支援にして、縁を絆に変えていく必要があります。自分が送ったものがちゃんと届いてみんなに喜んで使ってもらえているというのがわかれば、また送りたくなるものです。末永い支援が出来るようになります。
避難所や個別避難宅から要望があればHPに反映します。送られた物資があれば消したり、残りあといくつと表示する必要もあります。1週間に1回ぐらいは電話して様子を聞いたり、新たな要望がないか聞きます。現地の声を届けます。
今どのような状況で、なぜそれが必要なのかがわかれば、支援する方も送りやすくなります。自分が送ったものが役立っているのがわかるとやはり嬉しいものです。HPを見た人が末永く支援したくなるような絆を作る重要な役割となります。
*************************************
更に深くプロジェクトに参加したい方は、マネジメント人材募集もされておりますので、西條剛央さんのツイッターを是非ご覧になって下さい。
実は、私達、支援物資を送る時、個人からの差出だと受け取る方も負担に感じられるのではないか??っと思い、最初は屋号(スタジオクゥ)のみで送っておりました。
ところが、思ってもいなかったことですが、被災されて大変な最中だというのに、お礼のお電話やらお手紙が届くのです。
相手の方が、こちらの名前が解らずドキドキされている様子に気づき、名前をきちんと書くべきであったと反省・・・その後改善。
頂いたお手紙の最後にあった言葉「もう少し頑張ります。信じて下さい。」。
「信じて下さい。」という言葉が出る心情というのはどういうものかと、胸が痛みました。
信じてますよ!!
被災地宛に支援物資をかたって請求書入りの物品を送りつけるような悪質な行為も出てきているようですので、差出人の名前の後ろに(ふんばろう東日本プロジェクト経由)と記載することもお忘れなく!!

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小さな勉強会3
少し御用があって新宿に立ち寄った私。
久しぶりに甘栗が食べたいなぁ・・・。
ついでとばかりに、小田急百貨店の地下にある『東洋軒』さんに向かいました。
以前に、密かな甘栗比べのことは書いたことがありますが、いわゆる『天津甘栗』の中で、現在のところ私達の中でトップに輝いているのがこちらのお店なのです。
少し隠れたような場所にあるので解りにくいのですが、炒りたてをその場で量り売り♪
売場に行くと、必ず店員さんが、試食の栗を1つ差し出して下さいます。
?今日は店員さんが男の人だワ・・・。
差し出された甘栗を受け取りながら「ここのが一番お気に入りなんです。」と言ったところ、思いがけずも、お兄さんから甘栗への熱い思いを語られることに。笑
使われている栗の品質から、当日炒ったもののみしか販売しない姿勢を貫いているお話。新宿の小田急百貨店が開店した時からずっとある店舗だということ。
果ては、東洋軒さん創業者さんは、日本で中国栗を『天津甘栗』として最初に商品化した8人のメンバーのお一人だというお話まで。(詳しくはコチラの甘栗の歴史(1)をお読み下さい。)
なんだか、面白い話になって来たぞ・・・。笑
更に聴けば、中国の現地に行って実際に仕入れをするところから、栗を炒るところまでご自身がされているとのお話。
え??もしかして・・・、社長さんですか??
少しはにかみながら、パッケージの右から2番目の男の子を指して「これ、僕なんです・・・三代目です。」

ええ???
次に、左端の男の子を指して「弟は町田の小田急で頑張ってます!!」
なんと、商品のパッケージは現三代目社長さんが子どもの頃に作られたもので、創業者のお孫さん(4人兄弟姉妹)がモデルになっているとのこと。
帰宅後、パッケージの栗坊を指しながら、「今日はこの人に会ったよ・・・。」と言う私に、うにさが怪訝な顔をしたのは言うまでもありません。
でも、ホントの話。笑

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小さな勉強会2

集まりのご様子が解らないので、お袖の長いものなども避けて、控えめなお色のものを選びました。

昨年末にお世話になっている方から頂いた糸巻柄の小紋です。
一度も袖を通さずに箪笥の中に眠っていたものを頂いてしまったので、この日が本当に初卸し。
牡丹の季節のこと、久方ぶりに唐獅子の帯でも締めようか・・・と思ったところまでは良かったのですが、微妙に帯の牡丹の柄が隠れて、梅の柄ばかりが目立つところに・・・むむむむむ。

まぁ、牡丹は咲いてるものを借りれば良いさ・・・と、どこまでも自分に都合の良い言い訳をしつつ、何とはなしに狐の帯留を付けたのですが、後から考えてみれば、この組み合わせが宜しくなかった・・・。

前帯で梅と狐が一緒になると、まるっきり『初午』の様相。(季節が違うよ・・・。)
仕方がない、こんな日もあるのです。苦笑

羽織は、元はうにさが学生の頃に部屋着にしようと求めた古着。

いつの頃からか、着用されもせず部屋で掛けっぱなしになっているのを虎視眈々と狙っていた私。
ある時「コレ、ちょうだい??」と軽く訊ねたところ、うにさの方も「いいよー。」と軽~くご返事。
うにさの気の変わらぬうちに、そそくさとmisakoさんにお願いして、吊るしっぱなしでおかしくなっていた袖のダボツキも直して頂き、まんまと我が箪笥に入れることに成功致しました。

最近になって「それ、気に入ってたのに・・・」と言い出したうにさ。
ダメです。確かに預かり物や借り物はたくさんしているけれど、これは「ちょうだい」と言って貰ったものです。
我家では所属が不確かなものは、家の中をフラフラしがちなので、所属をはっきりさせることも重要です。苦笑

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小さな勉強会1
個人宅のことですので、お住まいのお写真は控えさせて頂きますが、ご夫婦揃って90歳を迎えられたお家は、好きなものだけで埋め尽くされたとても幸せな空間。
価値とか社会的な評価とか、そういうことは遠いところに投げやってしまいたくなるような、愛情と探究心の上に成り立ったコレクションに、いたく心和まされたのでありました。
長年に渡って続けられている小さな勉強会の様な集まり・・・という認識でお邪魔させて頂いたのですが、元来、お年を召した方に弱い私・・・、コレクション以上に、すっかりそのご夫婦の虜になってしまいました。
な、なんて素敵なんだ・・・。
お婆さんになりたい願望・・・再燃??苦笑
2ヶ月に1度くらいですが、しばらくお話を伺いに通ってみたいと思います。

勉強というよりは、私の場合、心の安らぎを求めに行く感じになりそうですが・・・。苦笑

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ロミオニサチアレ2

きっとロミオ君が会う、初めてのキモノ人になるに違いない・・・。
健やかな成長を祈って、みささん(うにさのお婆様)の麻の葉のおキモノ。

帯には魔除のミツウロコ。

帯留には六瓢(無病)。

帯揚げには宝尽くしのハギレ。

根付に犬の玩具もぶら下げて。

羽織には梅と南天(難転)。
生後2日目のロミオ君に会うために、助産院の門をくぐる私の気分としては、『いばら姫』に出てくる仙女なわけです。
欲張りでしょうか?いえいえ、自分のための欲でなければ、欲張るくらいで丁度良いのです。
こんな密かな祝福が出来るところも、キモノの楽しいところですね♪
ロミオニサイワイ!!

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ロミオニサチアレ1
スタジオクゥの休暇はいづこに・・・??
ブログも滞ったまま、溜まりに溜まったお茶のお話や、ちょっとしたお出掛けのお話・・・何からお話してよいものやら??
いやぁ~、参りました。苦笑
少し道に迷い気味の私ですが、本日は景気付けに、今年、私が一番嬉しかったお話をすることに致しましょう。
今年の1月のこと。
イラストでは既にお伝え致しましたが、私達の親友に赤ちゃんが誕生致しました。
その友人とは、何を隠そう、ブログにも度々登場してくれているロミちゃんであります。(しばらく登場が無かったのはそんな理由・・・。笑)

流石、ロミちゃんの子、長~い指!!(生後2日目)
妊娠中も、チョコチョコ会ってはいたのですが、出産に向けての彼女の準備と努力には並々ならぬものがありましたよ。笑
薪割りやら、登山やら・・・普段の生活ですらやらないことまで、きっちりこなし、最終的には助産師さんから『あなたは妊婦の鏡よ!!』と言われるまでに登りつめ、大変な安産でありました。(今時の妊婦さんって、大変ですねぇ。)
出産後の今も、完全母乳で頑張るロミちゃん!!
今は時間に追われて大変そうですが、大丈夫!!きっとあなたなら、全てを楽しみつくせるに違いない!!
ちなみに、妊娠中、お腹の子に私達ふたりが勝手につけたあだ名は『ロミオ』・・・。(正確には、ロミ男・・・。笑)
ゴールデンウィーク中に別の友人と会ったところ「そういえばロミオのその後は??」と訊かれ、慌てる私達。
そうだった・・・出産直後に友人達に『ロミオ誕生』と題したメールを打ったのだった・・・。
正式な名前が決定するまでの間、この『ロミオ』が一部友人達の間で定着した模様・・・。すまん!!ロミちゃん!!
でも、解り易いので、うちのブログ上ではロミオのまま通すことにしようと思います。(そんな訳で、ロミちゃん!了解宜しく!!)
長らく登場がなかったので、ロミちゃんって??と思われる方は『友人ロミちゃんについて1・2・3』をご覧下さい。

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ついでに、私も伊勢木綿

うむうむ、現状では、私にもとても着易い丈です。

お洗濯後に縮んだ時に、若干私には短くなる可能性もありますが、時々借りよう♪

帯は、亀甲に花紋や龍の鯨帯。

うにさのコーディネイトでも帯〆には彩度の高い水色を使っておりましたが、袖や衿の縞に合わせて、水色が使いたくなるキモノです。
さて、この日、本当は新たな物件の再内見に行く予定で、キモノを着るつもりなどなかったのです。
それがどうしてキモノになったのか??
早い話が、私達、またしても引越しが暗礁に乗り上げてしまったのです。
物件の内外装について意見が聞きたいがために、大学時代の友人にまで付き合ってもらう手筈でおりましたが、予定の2日前のこと、惜しくもその物件は他の人に借りられてしまいました。
無念・・・そして落胆。涙
ええい、景気が悪い!!飲みに行くぞぉ!!(そんなに飲めないケド・・・。)
内見を付き合ってもらうハズだった友人だけでなく、タリエちゃんまで呼びつけて・・・。(どこまでも性質の悪い私達。)
そんなこんなの、気持ちを上げるためのキモノ着用。
お陰様で、すっかり元気になりました。

引越しは振り出しに戻りましたが、迷惑を掛けても許してくれる友人に恵まれて、私達は安心です♪

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