Google パーソンファインダー登録作業協力
詳しくは以下をご覧下さい。
●Google、パーソンファインダー登録作業を協力要請ニュース
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/17533/
●Google Crisis Response 東日本巨大地震 ボランティア
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_volunteer.html
●作業にあたっての基本的な仕様は以下で
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_volunteer2.html
●より細かい解説はこちらで。
http://www45.atwiki.jp/ganbare-tohoku/pages/1.html
●入力上のガイドを公開されている方もありますので、ご参考までに。
http://ameblo.jp/make-wisteria/entry-10833265279.html
作業にはGoogle アカウントが必要ですが、アカウントをお持ちでPC作業が得意な方、時間や心や電力に余裕のある方は、是非ご協力を!!
作業手順を良くお読みになった上で、くれぐれもお間違いのないよう。
遠方からでも可能なボランティアです。
17日14時現在で進行状況は35.8%だそうです。
節電と停電の隙をぬって、私達も参加してみようと思います。


しばらくお休みします
ご心配下さった方々、ありがとうございます。
私達はふたりとも、大きな被害にも合わず無事にしております。
災害の大きさにショックも受け、まだまだ余談を許さない状況の中で、今、私達の暢気なブログを書き続けることは、少し困難に感じています。
つきましては、しばらくの間ブログはお休みさせて頂きたいと思います。
いつも愉しみに見に来て下さっている方々、ごめんなさい。
落ち着きましたら、必ず復活いたしますので、しばしお待ち下さいまし。
ひよさ&うにさ
「八王子に伝わる江戸の粋」~車人形と芸妓の綾なす恋~ を拝見して4
休憩後の第二部は、いよいよ車人形と芸妓さん、そして落語の競演で『紺屋高尾』。
染物屋の奉公人で真面目一徹の久蔵さんが、高嶺の花である花魁の高尾太夫に一目ぼれをしてしまいます。
3年掛けて貯めた十両を手に太夫に会いに行ったところ、思いがけずも太夫の心が動き、年季明けに本当にお嫁に来てくれるという、なんともハッピーエンドなお話です。
舞台の幕が開くと、中央には座布団が一枚。
ヒョコヒョコと車人形が現れて、座布団に腰掛けようとしているところに、落語家さんの入船亭扇治さんの登場です。
お人形と扇治さんとの間で、「そこは私が座るところ・・・」というような掛け合いが入った後に、座布団を舞台中央から脇に移してお話が始りました。
高尾太夫を演じるのは、八王子芸妓の恵さん。
一方、太夫に恋する久蔵さんは、車人形が演じます。(西川古柳さん)
ああ、人形芝居と落語ってこんなに合うんだ・・・。
ただただ落語に合わせてお人形が動いているというのとは違うのです。
徐々に徐々に、扇治さんのお姿と、染物屋の主人のお人形の姿はひとつに見えて参ります。
高尾太夫の年季が明けてお嫁に来るシーンでは、客席から街着姿になった太夫が現れ舞台へと上がり、向かえる染物屋の主人はそれまでの人形から、扇治さん自身が演じられましたが、全く違和感がありませんでした。
恐らく、あのシーンでお人形がお迎えしていたら、太夫さんが大女に見えていたことでしょうが、そういった場面展開がとても丁寧に作られておりました。
また、高尾太夫のセリフだけは、演者である恵さんご自身が発せらていたのも、とても良かったように思います。
なんでしょうね、視覚と聴覚でのギャップが出ないのです。
艶が削がれない。
もちろん、廓での久蔵さんと高尾太夫の初会の場面は、気持ちがウズウズと沸きましたよ。笑
お人形さん、キセルを喫んでポ~ッ。

酒を差されて、更にポ~ッ。

お人形さんの肌質と、芸妓さんの陶質な肌もよく似合っておりましたわ。

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「八王子に伝わる江戸の粋」~車人形と芸妓の綾なす恋~ を拝見して3
第一部の最後は、八王子車人形五代目家元西川古柳さんによる『伊達娘恋緋鹿子』。
八百屋お七ちゃんの登場です。
同じ演目を文楽でも拝見したことがありますが、車人形の『伊達娘恋緋鹿子』もすばらしくありましたよ。
人形の脚が地面を踏むことが出来る車人形ですから、ここでもその特質が大いに発揮されておりました。
お人形がね、ヨヨヨヨヨ・・・っと舞台の床に手を着き、肩で息をしながら、臥して咽ぶのです。
く~っ・・・しびれました!!
お人形が火の見櫓を登りはじめると、会場内はやんややんやの拍手と歓声。
第一部では、演目の間に西川古柳さんや芝洲さん(端唄・小唄)のお話もあり、地域に根ざした文化というものの良さを噛締めました。
会場の歓声の中にも、八王子市民の地元愛が垣間見えましたよ。
余談ですが・・・、我家には『八百屋お七』と呼ばれているものがあります。

祖母ふみゑさんから貰った古い帯揚。
ふみゑさんが、そう呼んでいたので、そのままに踏襲しているのですが、試しにうにさに言ってみたところ、すんなりと通じました。
色の持つイメージって凄いです。笑

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「八王子に伝わる江戸の粋」~車人形と芸妓の綾なす恋~ を拝見して2
江戸末期から明治・大正にかけてお座敷で唄われた端唄に合わせての踊りです。
1つ1つは短いものなのですが、コミカルなものからしっとりとしたものまで、取り合わせ楽しく拝見することが出来ましたよ。
端唄って、聴いていて心地よい♪
再燃する夢・・・お座敷遊びが・・・してみたい。(十代の頃の私の夢。ついでに言えば、キャバレーにも行ってみたかった。笑)
端唄の歌詞の入ったパンフレットを頂きましたので、演目もご紹介。
・『初春』お正月飾りや風物
・『初出見よとて』出初め式の風景
・『春風がそよそよと』節分の頃の唄
・『ずぼら』寺の坊さんを主人公とした滑稽な唄
・『茄子と南瓜』茄子と南瓜を擬人化した滑稽な曲
・『さのさ』明治時代のお座敷で大流行した曲
・『並木駒形』吉原通いと吉原のお座敷風景
さてさて、この中に、私がものすごく食いついたものがありました。

それは『茄子と南瓜』。
この唄・・・お婆ちゃんが口づさんでいた唄だワ!!
実は、以前にブログでもチラリとご紹介したことがあります。
こんな長い唄だったのね・・・。
祖母の唄っていたものと、若干歌詞は異なっていたのですが、凡その内容と、何より節が同じであったのです。
ふみゑさんを連れて行ってあげたかったなぁ・・・。

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「八王子に伝わる江戸の粋」~車人形と芸妓の綾なす恋~ を拝見して1
車人形と芸妓さんや落語の競演で、舞台がどういう状態になるのか?
ワクワクとハラハラが一緒に来るような心持ちで出掛けた私ですが、開演前の『幕開け二人三番叟』を目にしたとたん、心を鷲掴みにされます。
これは・・・イイ!!
車人形・・・三番叟を踏むのに、とても適しているのだわ・・・。
お人形の脚が床(大地)を捉えて踏みしめる姿は、三番叟の役割を色濃く表現している様に感ぜられましたし、そこから発せられる音もとても高らかで力強くありました。
舞台の幕が開き、第一部の最初は車人形による『景事 団子売り』。
清元を義太夫化したものに合わせて、団子売りの夫婦(杵造さんとお臼さん)がコミカルな所作で餅つきをする、舞踏です。
人形遣いさんは、ろくろ車でクルクルと舞台の上を走り回ります。
あ・・・人形遣いさんの一人は女性だワ。
途中、人形遣いさん自らがセリフを発する箇所があり、驚かされる私。
これは、通常なのか?今回の演出なのか??
次は何が起こるのか??と食い入る様に拝見してしまいましたよ。笑

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『第14回受け継がれてゆく伝統人形芝居』のご案内

『第14回受け継がれてゆく伝統人形芝居』
●八王子車人形 西川古柳座(東京・八王子)『野ざらし』
●人形浄瑠璃 越後猿八座(新潟・佐渡)『小栗半官 照手車引きの場』
●津軽伝統 金多、豆蔵人形座(青森・津軽)『鬼人お松』
●西畑人形 朝日若輝一座(香川・三木)『お転婆ちゃん奮闘記』
●八王子車人形 研修生 『三番叟』
平成23年3月19日(土)・20日(日)
会場:八王子車人形 西川古柳座稽古場
開場:13:00 開演:13:30
大人3,000円(当日3,500円)・小人1,000円(当日1,500円)
主催:八王子車人形 西川古柳座 受け継がれてゆく伝統人形芝居実行委員会
共催:(社)全日本郷土芸能協会
後援:八王子市、八王子市教育委員会、日本ウニマ(国際人形劇連盟日本センター)、日本人形劇人協会
西川古座連絡先
〒192-0154東京都八王子市下恩方町1566
TEL/FAX:042-652-1222
E-MAIL:kurumaningyo@jasper.dti.ne.jp(チラシに掲載されているメールアドレスは間違っているそうですので、チラシからご連絡の方はお気をつけて!!)
*鑑賞券ご希望の方は、往復ハガキ又は、Fax、Eメールで西川古柳座まで直接お申し込み下さい。定員になり次第の締め切りです。
今回のご案内は、八王子車人形のお稽古場を使っての公演です。
各日100名くらいまでしか入れないそうですので、お電話やメール等でご確認の上お出掛け下さいまし。
また、八王子とはいえ、最寄駅は高尾駅。
更に、バスで陣馬方面に向かう途中になりますので、遠方からお訪ねの際は、時間の余裕と、防寒及び花粉対策も余念なく!!
今回も車人形は落語との競演のようですよ♪
地方の人形芝居にご興味のある方々、この機会をお見逃しなく!!

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いや・・・特に・・・。
ご近所をウロウロしている時、洋服であっても私の履物は概ね下駄である。
夏は素足で、冬はタビックスか5本指のソックスを履いて、二枚歯の下駄を引っ掛けカッタンカッタン歩いている。
ひと駅、ふた駅先の用事であれば、もちろんそのまま電車にも乗る。
理由は簡単、桐の下駄は軽いし、靴よりも楽だから・・・。
もう随分長くこんな調子で暮らしているけれど、人から声を掛けられる様なことはなかった。
ところが、ここ最近、お声が掛かるのだ。
いずれも中高年のご婦人。
ある時はスーパーのレジ待ちで、またある時は信号を待っている状態で、更には喫茶店でサンドイッチに齧り付こうとしている私に「ちょっといいかしら・・・。」とお声が掛かる。
はい??なんざんしょ??
「下駄・・・楽かしら??」
「外反母趾でね、靴が辛いのよ・・・。」
「履いてない古い下駄を何とかしたいと思っていてね・・・。」
はぁ、なるほど・・・、とっても快適ですよ♪
そう答えると、どのご婦人もとても嬉しそうに微笑まれた後に、必ず次の言葉が続く。
「ダイエットにもいいって言うんでしょ?」
口ごもる私。
いや・・・特に・・・身に覚えはないですが・・・。
何度か繰り返し声を掛けられているうちに、ご婦人達が声を掛けて来られた真意は、この後の質問にあることに気づく。
望まれるご返答が出来なくて、忝い・・・。
しかし、口ごもる私の答えにがっかりされる様子も無く、どのご婦人もウキウキしながら去って行かれる様子から考えるに、私の返答がどうであっても多分関係ないのだ。
きっと彼女達の心は、洋服に下駄姿の私を一目見た時から、決まっているに違いない。
何かのお役に立てたなら幸いです。笑
しかし・・・、最近テレビか何かでそういう話が流れたのでしょうか??

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テオ・ヤンセン展へ4
短い距離ではありますが、駅から自宅まで歩いて帰らねばなりませぬ。
とりあえず、コートは雨用のものなので良~し。
長襦袢もモスであれば濡れてもさほど問題ナシ。
キモノは、裾が汚れないように、コートの中で捲くらないとね・・・。
衿元は・・・手拭でキモノの衿を覆って、上からマフラーでいいか。
足元は雨用草履だからまぁ、濡れても惜しくないな。
心配なのは、別珍の足袋の爪先、・・・これはいかんともし難いなぁ。
でも、大雪の日の夜中に、新雪踏みたさに、わざわざ裸足で表に出た時のことを思えば、冷たさも大したことないか・・・??(雪が降ると常に沸くんです。苦笑)
駅に着いたのは23時過ぎ。
電車から降りると、まっすぐにトイレに駆け込み、キモノの裾を捲くり上げ、いざ出陣。
大丈夫、吹雪いてはいない。
歩く人の姿もまばらで、牡丹雪が静かに空から落ちて来るだけ。
積雪は、凡そ15cm。
ザクザクザクザク・・・と雪を踏みしめます。
た、楽しい~~♪
突然の雪に、車通りも少なく、車道もこんな感じ。

急激に上がるテンション、こうなると寒さなどそっちのけであります。
どうせ踏むなら、なるべく誰も踏んでいない雪を・・・と、余分に蛇行しながら歩く私。
最寄り駅から家までは、徒歩5分くらいしか掛からないのですが、20分近く夜中に遊んでしまいましたよ。
足袋は濡れてしまいましたが、さほど冷たさも感じず、道は凍っておりませんでしたので雨草履でも滑ることもなく、ワッサワッサと歩く姿は、かなり不審であったと思います。(ご近所の方、済みません・・・。)
会心の笑みで帰宅した私ですが、うにさには「風邪をひく」「霜焼けになる」と叱られました。
でも、転ばなかったし、風邪もひかなかったし、霜焼けにもならなかった!!
多分、うにさは、一緒に遊びたかったに違いない!!(勝手な憶測)

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テオ・ヤンセン展へ3

デモンストレーションに人が移動した隙を狙って、撮影致しました。笑

寒い日でしたので、モスの袷の長襦袢を着用しておりますが、静電気防止スプレーをし忘れたため、激しく足元が帯電しております。汗

暮らし家さんで昨年頂いた『虎ういろう』のおキモノに、コバルトブルーの賑やかな帯。

帯留には、テオ・ヤンセンの作品をイメージして、象牙の帆船。

半衿には水玉文様。

螺鈿の玉簪と縞のキモノが相まって、なにやら姐御風な写真。苦笑

背景がいいと、面白い写真が撮れますね♪

この日のツレであった生八橋ことケイちゃんと、移動しつつケーキや夕飯をを食べながらの長話。


帰路に着こうと表に出れば、新宿は大雪でございました。
うにさからメールで、自宅近辺もすごい勢いで雪が降っているとの連絡。
コリャ大変!!と言いながらも沸き立つ私。
電車の中で作戦を練ります。
続きはまた明日。

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2011年内子座文楽公演のご案内
今年もやって参りました、内子座文楽公演のチケット発売のお知らせです。

第15回内子座文楽公演
2011年8月20日(土)・21日(日)
午前の部10時開演
午後の部14時開演
●生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
笑い薬の段
宿屋の段
大井川の段
●釣女
主な出演者(予定)
太夫:豊竹嶋大夫・豊竹咲大夫
三味線:鶴澤清治
人形:吉田文雀
*配役の発表は、4月中旬頃の予定
前売り開始:2011年3月1日(火)8時30分より
詳しくは内子座文楽公演のHPをご覧下さい。
既にチケットをお求めの方もいらっしゃるやもしれませんが、昨年同様、無闇にチケット争奪戦を煽るのは不本意ですので、1日遅れでのご紹介になります。
あぁぁぁぁぁぁぁ・・・行きたい。
愛媛の柑橘類とお魚が、私を待っていてくれるに違いないのに・・・。
一昨年の内子座文楽見物については『季節外れの真夏の西国旅行のお話・・・四国編10・11』をご覧下さい。

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テオ・ヤンセン展へ2

最新作のストランドビーストが新しく手に入れた機能とは?(テオ・ヤンセン的には生物の進化ということになってます。)
映像の中で男性の手がヒョイと触った紐の様なチューブ。(画面向かって右側、作品の横にタラリと垂れ下がったチューブ。)
これが水に触れると、歩行は止まり、逆向きに動き出すことが出来るのだそうです。
つまり、砂浜で暮らしながらも水が苦手なストランドビーストが、溺れることを自分で回避することが出来るようになった・・・ということです。
既にそれ以前の作品で、進行方向に付けた触覚で障害物を感知すれば、歩行を折り返すことは出来ていましたが、新たなる進化の一歩です。
反対側から見た映像。
会期中は毎正時にデモンストレーションが行われておりましたので、2回も見ちゃいましたよ。笑
会場内には、手動で動かせる作品も。

予想よりは軽いかも。(片手で十分動きます。)
大変興味深く拝見した展覧会でしたが、残念ながら展覧会としては星1つくらいだったかなぁ・・・。(あくまでも個人的な見解です。)

本来砂浜を歩くべく作られた作品の脚は、展示会場の床とは相性が悪く見えましたし(歩き難そうでした。苦笑)、連続した動きを思い起こさせるにはあまりにも稼動範囲が狭過ぎるように思いました。
当然、室内ですから動力になる風も無いわけで(会場ではコンプレッサーを使って動かされておりました。)、作品が自立的に動くことも叶いません。
美術館ではなく、日本科学未来館での展示であるならば、いっそのこと無理せず構造展示と映像だけにして、もっと視点の異なる展示が作れたのでは??・・・と惜しく思ったのでありました。

本物の稼動展示は、高知の砂浜美術館あたりで、見たいです。笑
余談ですが・・・、うにさへのお土産に購入したDVDに収録されていた、テオ・ヤンセンの若かりし日のお騒がせぶりには、おおいに笑わされましたよ。

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