2010年9月のお稽古5
そうですとも、通常お稽古は月2回。
お茶会を目指して補習でございます。笑
この日のお稽古は、私のみ。
ありがたくも、先生を独り占めです♪
こんな機会はそう多くはありませんから、より細い点まで疑問や質問を繰り返し、指導をして頂きました。(私の身についたかどうかは、別のお話・・・汗。)
そしてお稽古に加えて、お茶会をより完璧なものにするべく、先生が色々なことを検証されるのにお付き合いさせて頂けたのは、とても楽しい時間でありました。
棗へのお茶盛の形の検証から、お茶碗によって同じお点前でもより美しく見えるものと、そうでもないものがあること。
瓶点前で使うお茶碗として、熱すぎず程よい加減に温まるお茶碗はどれなのか等々・・・試行錯誤。

こうなって来ると、私の気分としては、お茶のお稽古というよりは、実験中の博士と助手・・・キモノを着ていても、心は白衣♪・・・おっと、イケナイ、イケナイ。
時々思います、私、ものすごく思考回路がお茶に向いていないんじゃないかと・・・。苦笑
それでも、楽しいのですから、不思議なものですね。

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2010年9月のお稽古4

しかも、写真の色が飛んでいて、帯の柄があまり見えませんねぇ・・・貝桶と貝合わせの丸帯です。(やたらと長くて重たいのが難・・・。)

夏物で手持ちの白地の帯は、この貝桶と朝顔とデイゴの3本のみ。
ススキとデイゴでは柄の取り合わせが何となく微妙な感じがいたしますし・・・むむむむむ。
駄目だ・・・このおキモノのコーディネイトは、やはり、一度頭をリセットして来年までゆっくり考えよう。(帯を増やす方向で♪)
あ・・・そういえば、母やすこが人から譲って頂いた夏帯が、確か白地であったはず・・・夏に帰省をしなかったので、貰い損ねてしまいましたわ。(惜しい・・・。)
いろいろと心残りのあるままに夏も終わってしまいましたが、スタジオクゥは、つかのまの夏休みをこの後に頂きました。(秋休みか??)

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2010年9月のお稽古3
全体の流れを覚えるような通常のお稽古とは異なり、手の形や置き方、お点前のスピード、細かいところにまでピシピシと手直しが入ります。
私、気づけば、手がパーになっちゃうし、微妙に小指が立ってるし・・・ここは大丈夫・・・っと思っていた箇所まで怪しい怪しい。汗

銀瓶で湧かしたお湯は、お釜から汲んだお湯より熱く、お茶碗が熱くなり過ぎて思わず口から「アチッ」と声を漏らし、ほとんどコントのような有様でございます。
お稽古していないと、闇雲に不安になりますので、今月は先生にお願いして補習をお願いすることに。
しかし、お茶の先生の、忍耐強さってスゴイです。
私だったら「何度も言わせない!!怒」と叫んでいることと思います。
お点前はもちろんですが、そういうところこそ、真に見習うべき箇所かもしれませんね。

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2010年9月文楽公演を訪ねて5

みささん(うにさのお婆様)からお借りしているおキモノの中でも、私が一等好きなおキモノ、秋草の絽のおキモノにございます。

紫に弱いうちのカメラでは、このキモノの色を正確にお伝えすることが出来ないのは、とても残念。

帯も半衿も、一昨年に着用した時と同じですが、小物で変化をつけて。

帯留は珊瑚の六瓢。
歩く私の姿を少し離れたところから眺めてうにさ
「しかし、派手だなぁ・・・。」と一言。

この後、そろそろこのおキモノを着るのも限界が近いだろうか?と話し合う私たち。苦笑
いやいや、帯び合わせとの関係が派手なだけで、組み合わせを変えればもう少し行けるに違いない。(多分・・・)

もし、封印するとしても、すっごいお婆ちゃんになったら、逆に誰も何も言えないかもよ??(きっと・・・)
ゴニョゴニョと、いい訳とも策略とも言えぬ会話に花咲かせながらの道行きでありました。

重陽の節句目前の国立劇場は、夏物と単衣のキモノが入り混じっておりました。

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2010年9月文楽公演を訪ねて4

この日は、幕間のお弁当も我慢して、おかめさんに行くのを楽しみにしておりましたので、お腹はペコペコです。
ふたりで、ご飯ものを2つに甘味を1つにするか?ご飯ものを1つにして甘味を2つにするかで悩んでおりましたところ、店員さんから、素敵な提案がございました。
なんと、ご飯ものを頼んだ場合は、甘味はどれでもハーフサイズのものを作って下さるとのこと。
あ~、女心を解っていらっしゃる♪

それではと、『豚饂飩』と『冷やし豚饂飩』を注文。
甘味は、種類が多すぎて直ぐには決められず、ご飯ものが運ばれて来るまで熟考。笑

温かい豚饂飩は、澄みきったお汁が美味しい♪
塊の煮豚とお餅が乗って、別添えの山椒と胡麻が更に食欲をそそります。

一方、冷やし豚饂飩の方は、すり下ろした青柚子が何とも良い香り。
冷やし豚饂飩も美味しくはありましたが、私たちの好みで軍配は温かい豚饂飩の方に上がりました。
引き続いて、ハーフサイズの甘味。
悩みに悩んで『蔵王あんみつ』と『新栗ソフト』。
あ、写真、早く早く!!溶けちゃう溶けちゃう!!

蔵王あんみつの金時豆の餡子に、うにさにんまり♪
寒天も美味しいなぁ~。

新栗ソフトの栗も、栗本来の甘さとホクホク感が溜まりません。
来て、良かったワ

途中、入って来られたお客様の顔を見たとたん、食べていた手が止まり、思わず小さく「あ・・・」と声が出る私。
何を隠そう、文楽の人形遣いの方でございました。
「勘・勘・勘・勘・・・・・」
うにさに伝えたくとも、案の定、正確なお名前がもうちょっとのところで出て来ない。苦笑
文楽見物にオマケが付いたみたいで、ちょっぴり得した気分でありました。笑

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2010年9月文楽公演を訪ねて3
故三島由紀夫氏が、昭和29年に新作歌舞伎として書かれたものを元に作られた、今回初演の新作文楽の登場です。
作:三島由紀夫
脚色・演出:織田紘二
作曲:豊竹咲大夫
作曲:鶴澤燕三
振付:藤間勘十郎
補綴:国立劇場文芸課
京で人気の傾城『蛍火』ちゃんに岡惚れした鰯売りの『猿源氏』君。
恋の病で、得意の鰯売りの口上も、鰯が腐りそうなくらいに萎れております。
見かねた『海老名なあみだぶつ』こと猿源氏の親父さんに言われるがまま、大名に化けた猿源氏君は、五条東洞院の廓で『蛍火』ちゃんにご対面。
廓のしきたりにより、軍物語を求められた猿源氏君、元が鰯売りですから、冷汗をかきつつタコやヒラメの登場する軍記を披露。
調子に乗って蛍火ちゃんの膝枕で転寝しておりましたところ、うっかりと鰯売りの口上を寝言で呟いてしまいます。
『伊勢の国に阿漕ケ浦の猿源氏が鰯かうえい~。』

ここからお話は急展開。
実は○○だった~の連続で、最終的には蛍火ちゃんと猿源氏君は夫婦となって、共に鰯売りの口上を唄いつつめでたし、めでたし。
全体としては喜劇仕立てで、かなりテンポのある展開でありましたが、もうひとまわり文楽らしいネッチリ感が欲しかったかな・・・。
あくまでも私個人の感想ですが、あの、文楽独特の、1m進むのに何分掛かるんだ??みたいな話の進みがどこかにあった方が、軽快さも生きたような気がいたしました。
拝見する前に読んでいたあらすじからすると、もうひとまわり鰯売りの口上も抑揚のあるもの期待しておりましたので、そのあたりも少し残念。(ちょっと、綺麗過ぎる節回しだったような・・・。)
しかし、人形さんの衣装は中々に素敵でしたよ♪
猿源氏君の鰯売りの衣装などは、鰯の鱗風でありながらも、生臭さの無い感じ。
傾城の蛍火ちゃんも、同じ傾城の宮城野さんのとは、全く異なるイメージで絢爛さよりも、楚々とした娘さんらしい感じでありました。
そうか・・・ちょっと全体的に綺麗にまとまり過ぎていたのかも・・・。
第二部の
『勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)』
阿漕浦の段
平治住家の段
『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』
石部宿屋の段
六角堂の段
帯屋の段
道行朧の桂川
の出来がとても良いと聞いておりますので、ちょっと惜しかったかなぁ?苦笑
いやいや、新作もたまには見ないとね。

5月公演を拝見した時には鮮やかだった劇場前の旗の色が随分と褪せており、今年の夏の暑さを物語るようでありました。

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2010年9月文楽公演を訪ねて2
段が変り、場所は大阪の桜宮。
花見客相手の商売をする花売りや吹玉屋の登場です。
吹玉屋のお人形の口に細い管をあてると、まるでお人形が吹いているかのように管の先からシャボン玉がフワフワと流れ出します。(うわぁ、どうなってるの??)
狂人となったまま30年の時を過した渚の方。
川面に映った自分の姿に、正気を取り戻し、失った子のことを諦めようと心に誓います。(う~む、年老いた自分の顔で正気になるって、ちょっとリアルで恐いワ・・・。)
ところが、そんな決心をしたのも束の間、南都東大寺の良弁僧正が、幼い頃に大鷲にさらわれて来たという噂を耳にし、急ぎ東大寺へ。(こりゃ大変!)
急いでると言いながらも意外に親切な東大寺の伴僧さんに知恵を借り、二月堂前の杉の前で、見事、良弁僧正と母子の対面を果たし、お話は大団円。
それにしても、良弁僧正さんのお人形、品格があって舞台の上で神々しいまでに輝いておりましたよ。

うむ、目つきがいい。
坊さんの人形に一等ウットリするとは・・・、ちょっと新しい感覚。笑
お話的には「ええ??そうなの」的な展開もほとんど無く、シンプルな進行でありましたが、ディテールが細かく描かれているので、見所は多かったように思います。
奴さんが毛槍を投げたり、頭の上でクルクル回したりするアクロバティックな見せ場もあって、拍手喝采でございました。

しかし、人形遣いさんのあの黒イカ頭巾って、どのくらい視界があるのでしょうね?
機会があったら、一度被ってみたいもののひとつです。笑

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2010年9月文楽公演を訪ねて1

今年は内子座の文楽も、大石神社の文楽にも訪ねることが出来ませんでしたので、自分たちへのちょっとしたご褒美です。笑
昨年の内子座の文楽については『季節外れの真夏の西国旅行のお話・・・四国編10・11』、一昨年の大石神社の文楽については『大石神社奉納浄瑠璃1・2・3・4』をご覧下さい。
拝見したのは、
第一部
『良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい)』
志賀の里の段
桜宮物狂いの段
東大寺の段
二月堂の段
『鰯売恋曳網(いわしうりこいのひきあみ)』
五条橋の段
五条東洞院の段

まずは『良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい)』。
場所は、志賀の里の茶畑。
官家に仕えていた水無瀬左近の未亡人『渚の方』が、忘れ形見である息子『光丸』と腰元を連れて、ありし日の夫に思いを馳せております。
・・・と、そこへ突如現れた大鷲。(おお!!黒イカ頭巾さん、頭上に高々と大鷲の脚を、鷲掴みにして登場です♪笑)
幼子光丸君は、あれよあれよと言う間に、鷲にさらわれて空の彼方に。
それまで舞を披露したり、お上品な言葉使いであった渚の方は一変して、正気を失い、吐き捨てるような言葉で鷹を呪います。
「わが子を返せ、悪鳥よ。翼も腐れ嘴腐れ、返しくされ」(ヒ~~ッ!!)
続きはまた明日。

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2010年9月のお稽古2

この日はブルーの紗のおキモノ。
肩には雲、裾からは穂の付かないススキの姿。

そしてススキの間には、ドロンワークで雁が飛んでおります。

こちらのおキモノは『はきもの・きもの弥生』さんで求めたものです。
久々の一目惚れでありました。
しかし、困ったことに、ここまでお袖の長い長襦袢も替え袖も夏物では持っていなかった私。
う~む、どうしよう??
弥生さんにご相談したところ、キモノに合わせて替え袖を作って下さるとのこと。
それならば・・・と、ついでに裄出しまでお願いして、完璧な状態に。
肌理細やかな対応に、とても感謝しております。
ところが、7月頭のスペース茶会に朝顔の帯と一緒に着ようとしたところ、うにさから「ススキに雁はまだ早すぎる・・・」とストップがかかり、うかうかしておりましたら、もう夏も終わり、朝顔には遅すぎる・・・。
むむむ・・・白地の帯に合わせたかったのに、手頃なものが手持ちに無い。涙
そんなこんなで、やや理想とは異なるコーディネートが着初めとなってしまいましたが、続きはまた1年掛けて考えよう・・・と思っておりましたが、性懲りも無く、この後に、再度チャレンジいたします。苦笑
帯は宝珠のついた欄干模様。

先日着用しておりましたものは、半幅ですが、こちらは名古屋。(詳しくはコチラをご覧下さい。)
実は、半衿も同じ生地のハギレです。

帯揚も、もう少し出した方が良かったなぁ・・・。
反省点が次のコーディネイトに正しく反映されたかどうかは疑問ですが、キモノと帯の取り合わせを切り離せなくなるよりは、悩みは深刻ではないかもしれません。

呪いが掛かったように、取り合わせを代えられなくなりつつある例はコチラで。苦笑
ところで・・・『はきもの・きもの弥生』さんの真綿入りのお草履が、気になる・・・。
実は半年くらい前に、某所で、真綿入りのお草履を試着したことがあり、その夢の様な履き心地にウットリした私。
これまでの履物の概念を覆すような天上人の履物でしたのよ♪(お値段も雲の上でありましたが・・・。苦笑)
弥生さんの履物も、試し履きしてみたいなぁ・・・。

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2010年9月のお稽古1
お点前はもちろんのこと、それぞれに蔭点ての訓練もせねばなりません故に、普段のお稽古で点てる何倍もの数のお薄が飛び交います。
点てては頂き、また点てる。
そして、お運びさんのお稽古で、立ったり座ったり。
大量にお抹茶を摂取し、体を動かして、なんだか・・・健康にすごくいい感じです。笑
ワタワタと自分のことで手一杯な私とは打って変わって、ベテラン組みの方達は、バックアップ体制を強化されます。
そうです、もしも私がここぞという場面で足がつったり、ギックリ腰になったりしても、さっとフォローに登場して下さるお姉さん方がいらっしゃる。
心強いわ~~~♪
ここで暢気な気持ちになっては宜しくないことは重々承知しておりますが、安心感も重要です。
この日は、とても貴重なお菓子を頂きました。

東丸煎餅。

直径20cmくらいの大きな麩焼き煎餅に、東大寺さんに鎌倉時代から伝わるという銅製の焼印で付けられた東の文字。
東大寺さんが和菓子の『末富』さんに特注されたという、とてもありがたいお菓子です。
子どもの頃に、祖母から、お寺は願い事をする場所ではないと言われましたが、お茶会の成功を願わずにはいられない私でありました。

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今年最後の浴衣2

ドイツから帰国する友人を囲んでの会食も定例会になりつつあり、彼を通して知り合うユニークな面々との楽しいひと時。
年齢も性別も職業も、時には国籍も様々。
今回は偶然にも7人中3人が広島出身者。
微妙にローカルな話題も繰り広げつつ、天婦羅に舌鼓を打ったのでありました。
今のアパートに越してからというもの、換気の悪さから自宅で揚げ物が出来なくなってしまいましたので、たまの外食天婦羅は嬉しい♪
つな八さんを訪ねるのも久しぶりのこと。
今回はコースでお願いしてありましたので色んなものを一口づつ。
大根おろしの他に、トマトおろしも付きます。

『わさび塩』は、以前は無かった気がするなぁ・・・??
突き出しは山うに豆腐(豆腐の味噌漬け)。

ここからは天婦羅のオンパレードです。

イカ・海老・めごち。

ハス・エリンギ・舞茸

ホタテ・ハマグリ

さっぱりとした葛きりの酢の物で一呼吸した後に、〆の天婦羅は穴子か、

小海老のかき揚げのどちらか。(もちろん、私たちは別のものを頼んで両方ともお味見いたしました。笑)

ご飯とお味噌汁も頂いて、お腹はパンパン、匂いはプンプン。
帰りの電車で隣合わせた方、ごめんなさい。
2人並んで私たち、相当な天婦羅臭であったと思います。苦笑
天婦羅を食べて帰った日は、帰宅後、先に風呂に入った方が、まだ入っていない相手を『油臭い』と謗る(そしる)のが定例。
根の深い罵りあいはイケマセンが、ウサはこういうところで晴らすに限ります。笑
これで浴衣も、心置きなく洗濯出来ますワ♪

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今年最後の浴衣1
ふざけるな!まるでこれから夏が始まるような気候じゃないか!
この日は昼過ぎから仕事の打ち合わせ、夕方からは、ドイツから帰省している友人と会食の予定。
決して涼しいなどとは思っておりませんでしたが、これは予想をはるかに越えたことでございます。
綿麻の浴衣に襦袢を着てキモノ風に支度するつもりでありましたが、潔く、襦袢も着ないことに。

ただし、打ち合わせに裸足は無礼かしらと思い、ストレッチ足袋を着用。

9月に浴衣を着るなんて、初めてのことでございましたが、新宿を歩いておりましたら、ちらほら浴衣姿の方を拝見いたしました。

そうよね・・・流石に、今年はそんな気分よね・・・と同士を得たような気持ちになった私ですが、その浴衣姿の中に、ミニの浴衣を着られているお嬢さんを発見!
噂には聞いておりましたが、本物を拝見するのは初めてのこと。
おお~♪とばかりに、失礼かとは思いましたが、目を皿のようにして観察させて頂きました。
自分では着たいとは思いませんが、お嬢さんのキャラクターに良く合っていて、予想外にかわいらしかったですよ。
自分でも、この感想はかなり意外なものでしたが、上手に着ておられました。
勝因は、ほとんど着物には見えなかったことかもしれません。苦笑
パッと見、後ろ姿は腰に大きなリボンの付いたワンピース。
一緒にいたうにさは、私が言うまで全く気づかない程でありました。
そうですね・・・過去に遭遇した、浴衣に子供用の七五三に着けるような金糸・銀糸の入ったアンティークの袋帯をされていたお嬢さんや、おはしょりがスカートみたいに膝まであるお嬢さんの方が、ずっと肝が冷えましたね。苦笑
まぁ、私としては、それでも、着ようという努力に対してエールを送りたいわけで、キモノとしてはいささか珍妙なものであっても、微笑ましさを感じずにはいられないのであります。
キモノというものの持っている独特な美意識のようなものに目覚めるのは、ゆっくりでもいいのかもしれませんし、楽しいと思い始めれば、意外と成長は早いのカモ。
着始めたばかりの方に、着方について綺麗だとか正式でないとかを言っても仕方が無いかなぁ・・・と思うのです。
言いたいことが何かあるとすれば、大事に着て欲しいということでしょうか・・・。
昨今、花火大会の後に、脱ぎ捨てられた浴衣がたくさん落ちていると聞きます。
手入れも面倒だし、来年は新しいのを着たいしで、1回きりの使い捨て、これには流石にもの申したい。
・・・というか、哀しい。涙
キモノを着るとか着ないとか以前のお話、モノは大切に致しましょう。
そして、使い捨てにしても惜しくないような浴衣を大量に生産している生産者側の責任についても、考えずにはいられないのでありました。(ちょっと真面目なお話・・・。)

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八王子にて3
期間限定で出店されているお店でしたので、密かに甘栗比べなどやっているうにさは興味津々です。
『タカラアジ』さんの『有機栽培やま栗』。

一粒試食して、コレは旨い!!
やま栗ですので、大きな栗ではありませんが、ホクホクが口いっぱいに広がって、甘みも濃厚。
聞けば、兵庫産の栗とのこと。

帰宅後、あっという間に食い尽くしたうにさ、すぐさまネットで調べに掛かります。
お取り寄せはないか?常に出店している場所はないか??
ところが、情報らしき情報が全く見受けられない。
今時、珍しいことであります。
数日後、私が八王子に再度出掛けると言うと、待ち構えていたかの様にうにさがあの栗を買って来て!と申します。
まぁ、うにさが甘栗比べをしていると申しましても、所詮私が買いに走っているだけのことですから、いつもと変らぬ状況。苦笑
よござんすよ、よござんす、あの栗なら私も食べたいですとも。
運良く、出店の最終日。
お店の方に伺ったところ、店舗は持たれず、通販もされていないとのこと。
ネットで調べたことをお話すると、
「うちはね~、そんなネットなんてハイテクなことはやってないのよ~~。」と申されます。
ネットに載ってなくても、ハイテクでなくても全然構いませんよ、美味しければ♪(ネットはハイテクじゃないですケド・・・。苦笑)
しかし、どうやって求めればいいのかが問題です。
「一番いいのはね・・・、そごうさんに言ってみて。」
な、なるほど・・・デパートに要望を出すのですね。汗
「次は11月に来ることにはなってるんだけどねぇ・・・。」
そんな会話をしながら、どうにか他に方法がないものかと探っておりましたら、焼栗にする前の冷凍の栗も販売されているとおっしゃいます。
では、それも少しだけ頂いて帰りますと言ったところ、冷凍された栗を一つ手渡され、
「これね、試しにそのまま食べてみて、ボイルしてあるから」
はぁ、このままですか?

言われるがままに凍った栗を口に入れる私。
舌の上で少し転がしていると、すぐに噛める硬さに解凍されます。
アラ・・・美味しい♪
意外や意外、焼いてある栗よりも更に風味や甘みを感じる程。
お店の方曰く「お年寄りには薦められないんだけどね、美味しいのよ~~」
結局、焼栗・冷凍栗合わせて、初回の4倍量の栗を抱えて帰る私。苦笑
もちろん帰宅後、うにさがたんまり焼栗を食べた頃を見計らって、
「もっと美味しい栗を食べさせてあげよう♪」と冷凍の栗を1つだけ手渡しました。
だって、すぐに買えるところにないのですから、冷凍栗は、ゆっくり頂かねばなりませんでしょう。
袋で与えてしまったら、この人、ペロリと食べてしまうに違いありませんからね。
冷凍栗の管理は私が致します。笑
栗ご飯にしても美味しそうです♪♪

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八王子にて2

JR八王子駅から歩くと、丁度みずき通りの少し手前に位置します。
愛用していた畳表のシマウマの下駄が、どうにも可哀想な状態になって参りましてね。

原因は、畳表を1枚被せただけの下駄の形と、私の歩き方の両方の問題だとは思うのですが、履き始めて早々に傷み始めたもので、とにかく履き潰して、次回は少しランクの上のものを求めようと心に誓っておりました。
少し前に福島さんにお願いして取り寄せて頂き、今度は草履の台に。

下駄から草履に代わっても、どうしても、この鼻緒はシマウマに乗せたかったのです。

ちなみに、鼻緒は黒田商店さんのもの。
よかった♪前の下駄より作りもしっかりしておりますし、これでまた何年か履けますワ♪♪(福島さん!ありがとうございます!!)
でも、畳表は最初のうちは表面が滑るので、慣らさないと歩き難いんですよね・・・唾をつける方もいらっしゃるようですが、自分の履物とはいえ少し気がひけるので、水くらいにしておこう。苦笑
新しい台は嬉しいけれど、慣れた履物を手放すのは、いつもちょっと寂しいデス。

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八王子にて1

帯はLuncoさんで求めたウリカエデ(orイタドリ)の帯。

半衿は薄紫の地に白抜きの秋草模様。
れえすの花さんの帯揚は、とっても重宝しております♪

写真を撮影した場所は、八王子の銭湯の前ですが、銭湯に行ったわけではございませんのよ。苦笑
極ローカルな話題になりますが・・・
お向かいにパン屋さんがありましてね。

Boule Beurre Boulangerie (ブール・ブール・ブーランジェリー)

近年、八王子には、何故か美味しいパン屋さんがホツホツと出来ておりまして、ブール・ブール・ブーランジェリーさんもその1つ。

紅茶とりんごのパン・ド・イリッシュ(写真左)、香りが良くて美味しかったなぁ・・・。

奥のフランスパンには、沖縄産の『しまうたソーセージ』が丸っと1本入っております。
実は、小さな商店街『みずき通り』を更に先に歩くと、boulangerie Salle de Bains(ブーランジェリー・サル・ドゥ・パン)というパン屋さんもありまして、出掛けると、だいたい2軒のパン屋さんをハシゴをしてしまいます。
残念ながら、この日はブーランジェリー・サル・ドゥ・パンさんはお休み。
2軒のパン屋さんで満足行くまでパンを買い、『肉の富士屋』さんでお惣菜、『インドラ』さんでカレー、もしくは『あらた』さんでうどんを食べて帰るってのが理想的です。(食べてばっかり・・・。苦笑)
駅からは歩いて行けない場所ですが、週末のみ営業のgrenouille(グルヌイユ)なんてパン屋さんもあるんですよ♪
本日は、八王子プチ情報でありました。苦笑

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闇夜のカラス

こちらのおキモノは、うにさのお婆様みささんからお借りしているもののうちの一枚です。

一昨年の夏に、長く仕舞われていた夏物が大量に発見され、我が家にやって参りましたが、こちらのおキモノには珍しくともこさん(うにさのお母様)から小さなメッセージが付けられておりました。

「うにさに着てほしいなぁ」
了解しました!と、洗いに出したりしながら、夏を待っておりましたが、今年の夏の暑さでは、うにさが首を縦に振ろうはずもなく、夏が終わってしまわぬうちにと、慌て私が拝借した次第。(ごめんなさい!今年もうにさに着せることは叶いませんでした・・・無念。)
『芭蕉布』と伺っておりますが、薄くて艶やかな様子からすると、もしかすると『宮古上布』かも・・・?

お星様の様な模様からイメージしたのは宮沢賢治の『よだかの星』でありましたが、出来上がったコーディネイトは『闇夜のカラス』かな・・・。苦笑

前帯の左側が少し寂しく感じたので『おはりばこ』さんの瓢箪をプラス。

暗くなってからの撮影は、光を求めて虫の様に彷徨い、

某ブランドの看板の前にて、見知らぬお嬢さんとご一緒に。苦笑

カラスの帯は、コチラでも登場しております。

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大変だ、大変だぁ・・・5

流水に大きな萩の模様のおキモノは、ロミちゃん宅からの頂きもの。

(詳しくは『友人ロミちゃんについて1・2・3』をご覧下さい。)
横糸に銀通しの入った様な織り出し模様のキモノですが、絹は絹でもどういう種類の生地なのかが判然といたしません。

いわゆる紗の生地よりも手触りとしては厚みがあるのですが、織りが荒いため、厚みがあっても透け感が強く、殊更暑くはありません。

よく見ると、絽目が入っているようにも見えますが、絽とも言い難い・・・むむむむむ。
一番似ていると思われるのは、帯地に使われる紗の生地かなぁ・・・。
以前に別の夏物でも不明なものがあり、悉皆屋さんにお訊ねしたことがありましたが、『夏ものの正絹』としか答えが返って来ず、がっかりすることしきり。
どこかで、明らかになる日が来るのかしら・・・。

帯は、お気づきの方もいらっしゃることでしょう。

はい、惠漣さんから頂いた千鳥の帯でございます♪(惠漣さ~ん!着ましたよ~~!!)
白い千鳥がかわいい


千鳥の白について行けるように、小物にも明るい色を。
帯揚は、先日求めた、れえすの花さんの鮮やかな帯揚。
お稽古ではないので、帯留も着用。

珊瑚の葡萄の帯留は、私にしては珍しく新品です。
1年悩んで購入し、勿体無くて使えず2年ばかり寝かしつけておりました。苦笑
毎年、そして季節の終わりに毎度のことではありますが、現在、私、焦っております。
あと何回、夏物が着られるか?重陽の節句まで残り数日。
着残し満載で、今年も終わるのか??
いや、今年の暑さなら、もう少し粘れる気も致します。
頑張らねばならぬことの、なんと多きことでしょう。苦笑

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大変だ、大変だぁ・・・4

今ではミーティングに伺う時もキモノを着て行くことが少なくありませんが、この日お会いした編集者さんには、まだ一度もキモノ姿でお会いしたことがない。
初対面からキモノを着てお会いするのは、対して緊張なぞいたしませんが、付き合いが長ければ長い程に、キモノ解禁が遅れると、突然感が増す気が致します。
「どうしたの??」と聞かれても、キモノを着ない人を納得させる程の理由なんて、正直言えばどこにも無い。苦笑
「いや、洋服着てるのと変わりないですよ~。」と言って伝わるものやら・・・?
正確には1度、キモノで会社を訪ねたことはあるのですが、その方が不在の折で、あえなくキモノ解禁ならず。(事務方の女性には解禁になったのですが・・・。)
更に、相手が男性となると、説明するのもいささか面倒であります。
そんなこんなで、若干の不安と、気恥ずかしいさを感じながらの訪問でありましたが、思いの外、自然に受け入れられました。
なんだか、長年の秘密を打明けて、肩の荷を下ろしたような気分です。苦笑

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大変だ、大変だぁ・・・3
吉祥寺にて、うにさとも合流。
まずは、駅近くのマクロビオティックカフェ『base cafe』さんで昼食。

頂いたのは、ラタトゥイユと大葉ジェノバごはん。

小鉢やお茶を選べるのが嬉しいランチです。
使われている食器も、お店の雰囲気もとても素敵でありましたが、残念だったのはお手洗い。
店内にお手洗いが無く、建物の共同のお手洗いを使うまでは良しとしても、3つある個室の2つまでが壊れていたのは、ちょっと辛かった。
そして和式。(単に私が苦手なだけですが・・・。)
base cafeさんの問題ではなく、ビルの問題だとは思うのですが、トイレが良ければ更に好感度アップだったところが、実に惜しい・・・。
とはいえ、この後続く長時間のミーティングに耐えられたのは、base cafeさんのランチのおかげであったに違いありません。
ミーティングの成果として、向こう半年、ほぼ缶詰になることが決定。
お茶会も大変だけど、仕事も大変ですワ。涙

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大変だ、大変だぁ・・・2
文化財でもあるお茶室ですから、使用制限などもあり、出来ることと出来ないことを見極めながらお茶会を想定するのは、なかなかに難しいお仕事です。
お道具をどんな配置にするか?
お客様のお席入りはどうするか?
水屋から出てご挨拶はどこでするのが適切か?
お運びさんの動線として美しいのは道順はどこなのか?
そうか・・・こんな風にして、お茶会って作り上げて行くんだ・・・。
私にとっては初めてのことばかり。
恐ろしいのを通り過ぎて、段々楽しくなって来ましたぞ♪
先生もお姉さん方も、なんだかいつにも増して輝いて見えます。
あ゛~、もう神様に祈っても仕方がない・・・、準備とお稽古あるのみ。

実際のお茶室を拝見して、少し踏ん切りがついた私です。笑

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大変だ、大変だぁ・・・1
8月はお稽古もお休み故に、何かしら?っと開いてみたところ、来る10月に予定されているお茶会についての案内でありました。
お茶会についての概要と、それぞれのお役が記されており、ふむふむと読んでいた私ですが、衝撃が走ります。
お点前さんの中に、私の名前が入ってるではないですか・・・ワナワナワナワナ。
思わず手紙を閉じる私。
見なかったことにしたい・・・。涙
恐々と、もう一度開いてみても、内容は変らず。
それでも開いたり閉じたり。
挙句の果てには、先生にメールで「何かの間違いでは・・・?」と訊ねる始末。
もちろん、先生がそんな間違いをされるハズもなく、凍りつくだけの私。
そうです、うちの先生は実践で覚えさせる方であったのです。
どうしよう、もう人に声も掛けてある・・・。涙
甘かった・・・、蔭点てと、お運びと、下足番を想定していた私は、本当に甘かった・・・。

これからお茶会に向けて、猛特訓の日々が始まります。
猛特訓は嫌じゃないけど、自信はないなぁ・・・。涙
「お点前はね、踊りなどとは違って、見せるためのものじゃないのよ」先生のこのお言葉に、励まされつつも、益々お茶の深遠さを覗いたようで、怯える私。
でも、頑張ります。お点前しながら卒倒しないように、ただただ頑張りますワ。

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タコについて思う2

ここ数年を振り返って、タコが最も成長しやすい場面について考えてみた。
私の場合、タコの発生が草履や下駄であることはまず無い。
殆どの場合、靴を履いた日に発生している。
ただし、靴だけを履き続けている時は、じみじみと大きくはなるけれど、急激に発達することはない。
では、急激に悪化する時とは??
それは、タコの出来た足で続けて草履や下駄を履いた日。
靴と草履や下駄が交互に来るのが、最もタコの成長を助長する。
原因が見えて来た、見えて来た!
私、きっと靴を履いた時に、草履や下駄で歩く時と同じように歩くようになってしまっているんだワ。
そもそも、靴と草履や下駄は、歩く時の体重の掛け方が違う。
草履や下駄で歩く際には、鼻緒を中心とした足先に体重を掛けて歩く。

一方、靴は踵から足を下ろして爪先に力を抜いて歩く履物である。

ハイヒールを履かず、ぺったんこの靴を履いていたとしても、靴で草履や下駄の時のように歩いてしまったら、爪先に体重が掛かってタコが出来るに違いない。
出来たタコはすぐには消えないから、そこで草履や下駄を履けば、更に体重が爪先にかかって、悪化する。
どうも、この悪循環に入ってしまっているようだ。
なればと思い、早速、靴を履いた時に力を入れて、踵から足を下ろすように注意して歩いてみた。
すると・・・嘘みたいに、タコが出来ないではないか!!
原因となるタコが発生しなければ、草履や下駄を履いても悪化もしない。
これはなかなかに、よい調子である♪
まだ完璧にタコが消えたわけではないが、
さらばタコ!!
私は、永遠に君とは別れを告げたいと思う!!
・・・そんな話をうにさに聞かせたところ、今はうにさがタコ撲滅のために歩き方を矯正している。
扁平足でも効き目があるかどうか?結果が楽しみなところである。
ちなみに、うにさの指にはペンダコが、私の手にはマウスダコがある。
こちらのタコと縁を切るのは、ちょっと難しそうだ・・・。苦笑

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