ロミちゃんからの驚き桃の葉2
私や朋さんと一緒に伊勢木綿の催事を訪ねた数日後のこと、ロミちゃん、今度はお母様のあいこさんと共に催事へと足を運びます。(このことは、ブログへのコメントからも知っておりました。)
恐らく、その数日の間に三重から追加の反物が送られて来たのでしょうね。
1度目に行った時にはなかった反物を発見してしまったのです。
そうですとも、ロミちゃん、続けて2本目の反物を購入していたのでした。

しかも、ロミちゃんには尺が少々足りなかったため、後から1.5反の長さのあるものを送って頂いたのだとか。
そりゃ、うふふふも出るワケだわ。笑
更に、こちらの柄はsousouさんオリジナル柄のサンプル品であったため、あるっきりで再販されない商品。
もうロミちゃんでなくとも笑いは止まりませんわよね。
すっかり驚かされた私ですが、この後に今度はロミちゃんとふたり、驚くようなことになろうとは・・・。

そんな種明かしを聞きながら、ロミちゃんの着姿を眺めていた私。
何やらムクムクと頭の中に現れるものがあります。(霊視とかじゃありませんよ・・・苦笑)
う~ん?
ん??これはまさか???
ロミちゃん宅を訪ねる1週間くらい前のことです。
ある方のブログで拝見した伊勢木綿の柄が、脳裏に浮かび上がって来たのです。

慌ててロミちゃんのPCで開いたブログは『桃葉の着物日和』。
落語通の桃葉さんが繰り広げられる、イベント盛りだくさんの楽しいブログですが、お仕立て遊びを楽しむことが出来そうな素敵な伊勢木綿を手に入れられた記事があったのです。(それがコチラ。)
もう、ふたりでキャーキャー言いながら拝見いたしましたとも。
こんな偶然があるなんて!!
だって、織られている数が少ない反物なのですよ。
「わ~、楽しみだねぇ。桃葉さんのは、どんなお仕立てになるんだろうね???」
「桃葉さんもびっくりされるかなぁ??」
桃葉さんのブログにもありますように、お仕立て次第で色々な表情を作ることが出来る柄行の反物ですから、人様のおキモノとはいえ興味津々なのです。
仕事のことも忘れ、ロミちゃんの新しい伊勢木綿で大いに盛り上がった私達でしたが、帰路の電車の中で、私、急激に不安な思いに襲われたのでありました。
う~ん?大丈夫なのか・・・??

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



ロミちゃんからの驚き桃の葉1
9月も半ばのこと、友人ロミちゃん宅を訪ねました。
ロミちゃんと会うのであれば、もちろんキモノで・・・と言いたいところですが、急ぎ仕事の用向きにつき、この日の私は洋服。
しかし、私を驚かせようと、ロミちゃんめは、うふふふ笑いながらキモノで待ち構えていたのでありました。
玄関に現れた時の、ロミちゃんの満面の笑みを見れば、言われなくても判ります。
仕立ておったな・・・。笑

長身のロミちゃんによく似合う、大きな市松風のおキモノに、鮮やかなピンクが綺麗な紬の八寸帯。

この帯は、随分以前に谷中の『夢市』さんで求めたもの。

イチゴ入りのチョコレートケーキみたいで、ロミちゃんによく似合う一品です。
ん?この新しいキモノは木綿??
次の瞬間、ロミちゃんから思いもよらぬ言葉が飛び出しました。
「伊勢木綿♪」
「ええ??あの時買ったのと違う!!」
もうロミちゃんのうふふふは止まりません。

皆さまには覚えておいででしょうか?
昨年の10月、私、ロミちゃんと朋さんと一緒に、日本橋三越で行われた伊勢木綿の催事を訪ねました。(詳しくはコチラ)
その時、ロミちゃんが購入した伊勢木綿は、絶対にこの柄ではなかったのです。(朋さんだって、この記事を読んで首を傾げているに違いない!!)
おかしいなぁ・・・?
そろそろ1年が経とうとしておりますが、着心地の話や、縮みについて話すことはあっても、肝心の着姿には未だお目にかかっていないのも事実・・・。
どうなってるの?
あ、ああああ~っ!!も、もしかして??コレのことだったのね!
実はロミちゃんのうふふふは、昨年の秋あたりから続いているのです。
「ひよさにね、まだ秘密にしてあることがあるの・・・うふふふ。」
「そのうちね、うふふふ。」
時には唯「うふふふ。」とだけ・・・。
根が正直ですから、完全には黙ってなぞいられないロミちゃんと、楽しみは取っておこうと、深追いしてまで訊かない私。
この1年間で、うふふふのヤリトリを何度やったことやら。(脳天気なことでしょう。苦笑)

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



来年の夏に向けて
柄の問題ではなく、生地の問題ですので、
「そんな大役、私でいいの?」との疑問はありますが、お受けした以上は、結構気真面目に取り組む私です。笑
実は、今回の生地は、男性用を想定して織られた生地でして、今年はお試しに3柄40反づつ織られたそうです。(お手に取られた方もおられるやもしれませぬ!)
ベージュ地に発色のよい黄緑色の細い縞。

遠めに見ると、無地に見える生地ですね。
というわけで、モニター中。

モニター中。

モニター中。

下着との相性を検証してみたり、洗濯して縮み率を調べてみたり、糊づけしてみたり、実験と観察を繰り返しておりまする。笑
そのうち、皆さんにも詳細をご報告出来ればと考えておりますが、臼井織布さんによりますと、夏を中心に春秋、そして冬までも使えるフルシーズン木綿になればとのこと。
・・・というわけで臼井さん自身もモニター中。笑

(お写真ありがとうございます!!)
流石に、冬場にこの極薄伊勢木綿1枚では寒くてかなわないと思いますが、襲(重ね)で着ることを考えれば、温度調整に薄物が1枚あるのも確かに悪くないかもしれません。(木綿の重ね着についてはコチラとコチラを)
しかし、暑さ対策への検証は、思ったより早くに秋になってしまったので、そろそろお仕舞いですね。
いろいろと、面白いお話のある生地ですので、来年に向けての販売が決まりました暁には、晴れてご紹介したいと思います。(さて、新商品となるのか??)

話は変わりますが・・・
お写真ついでに臼井織布さんから、楽しいご案内を頂きました。
昨年、ギリギリにしか告知の出なかった伊勢おかげ横丁のイベント。
今年は早目に告知が出ましたよ♪
『横丁おしゃれ日和 伊勢きものまつり』
2009年10月24日(土)~26日(月)
詳細はコチラで!!
毎年恒例になるのかしら??
秋の行楽に良さそうですね♪(遊びに行きた~い!!)

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



鈴虫も鳴いておりますが・・・

もうすぐキモノは袷の季節に入るというのに、マイペースにも程がある我がブログ・・・。
昨年は年末に駆け足となりましたが、今年もどこかで走るのか???(多分・・・)
・・・とは言え、性懲りもなく本日はまだ浴衣のお話。苦笑
先日は関美穂子さんの浴衣をキモノ風に着たところをご紹介いたしましたが、浴衣で着用した写真もアップしておきたいと思います。
お家浴衣の日でしたので、気楽に着ております。(もちろん、8月のお話です!)

この浴衣、柄行のせいもあるとは思いますが、いわゆるコーマ地よりも、シャリっとした荒い織で、意外な程にシワが目立ちません。

シルケット加工でもしてあるのだろうか?と不思議に思い、販売元のalphabetさんに問合せをしてみました。
alphabetさんによりますと、シルケット加工などはされておらず、コーマよりも太い糸の変わり織の晒で「清水」という名が付いているのだそうです。
晒しにもいろいろあるものですね。
夏物として、大変着心地がよろしいです。

しかし、今年は本当に雨が多く、残念なことに絹物を着るには、あまり恵まれない夏でした。
その分、夏場に着られる木綿が大いに活躍いたしましたが、実は、伊勢木綿の臼井織布さんからの依頼を受けて、来年の夏物商品の開発の一環で、新しい極薄伊勢木綿のモニターなどさせて頂いておりました。
細かいことはまだお伝え出来ないのですが、明日は、少しだけそのおキモノを着たところをご紹介してみたいと思います。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



2009年秋 暮らし家さん催事
暮らし家さんから

『暮らし家 秋のかおり』
秋の香りを感じる暮らし家のもの達
2009年9月26日(土)~10月4日(日)

今年は夏の催事がありませんでしたので、首を長くして待ちわびておりました。
しかし、ただ今、軟禁状態につき、お訪ね出来るかどうか不確実な私。涙
行きたいよぅ・・・!!

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



奴さんの鼻緒のその後
話が途中になっている履物の1つについて上げておきましょう。
(気づけば、途中になっている履物のお話がいろいろあるのですが・・・。汗)
台の算段に誤って挿げられなかった黒田商店さんの奴さんの鼻緒のその後です。
実は、昨年の秋にはこんな姿になっておりました。

踵が普通の右近より少し高く、下駄なのにヒールがある感じの台です。
天の部分にラインが彫刻してあり、裸足で履くとちょっと気持ちいい♪
角が丸くないところもお気に入りです。
いろいろと迷った末、台も黒田商店さんのもので落ち着いたのでありました。
裸足が好きなので、夏場は洋服の時でも、ご近所に行くには下駄を愛用♪

しかし、ワンピースに下駄を履いていると、なんだか昭和な感じの印象になるのでした。苦笑
ジーパンにTシャツだとそうでもないのになぁ・・・。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



夏の履物2

コルク台の草履で、軽くて良いのですが、ビニール製の鼻緒は劣化してカビも生えておりました。


こちらの鼻緒には綿レースを。

写真では見え難いですが、綿レースの穴から、ブルーグレーの生地が覗いて小さなドット風。


受け取りに行った時に福島さんから伺ったお話によりますと、私が持ち込んだ綿レースは布が横目でしたので、職人さんを随分手子摺らせてしまったそうです。
通常鼻緒を作る際は、布の強度を増すために裏打ちをされるのだそうですが、お願いしたように、レースから下の布の色を出すためには、レースに裏打ちをするわけには行きません。
裏打ちをしない場合、布が縦目であれば伸びないのだそうですが、横目の布は伸びるので、とても縫い難いのだそうです。
なるほど・・・。
職人さん泣かせで済みませぬ。
お陰様で、この夏、大活躍いたしました♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



夏の履物1
福島履物店さんに行くのに、それだけで御用が済む訳がりませぬ。苦笑
当然、自分の分も作りましたとも。(便乗は得意なのです♪)
実は、1年かけて、胡麻竹の台と念願のパナマの台をデッドストックで探し出しておりました。
古い履物で鼻緒には不備がありますので、これらの台に新しい鼻緒を挿げてやらなくてはね♪
どちらも夏物の台ですから、夏を越せば、翌年までお預けになってしまいます。
急げひよさ!(7月のお話です・・・。苦笑)
というわけで、
まずは胡麻竹の下駄。

かわいい鼻緒がついておりましたが、残念ながら細くて痛い鼻緒です。


胡麻竹の下駄は、素足に履くものだそうですから、浴衣の時に履くことを考えて、濃い目の色の鼻緒に。

ロミちゃんの鼻緒同様、暮らし家さんで求めたハギレから。


まずは満足♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



ひよさからロミちゃんへ
実はしばらく会えないでおりましたので、遅いお誕生日プレゼントでした。
去年のブログに書きましたが、ロミちゃんとうにさのお誕生日は続いております。
・・・で、今年は、ロミちゃん好みの鼻緒を誂えてみました。

お願いしたのは、いつものごとく福島履物店さん。
そうですとも、先日の福島さんでの用向きは、この鼻緒の受け取りにあったのでした。
鼻緒に仕立てた布は、昨年のうにさの鼻緒作りのために、候補として暮らし家さんで求めた古布の内の1枚でしたが、見れば見るほどに、ロミちゃんが好きそうな柄行なのです。
布のままロミちゃんにプレゼントすることも考えましたが、ここはひとつ、ロミちゃんの好みを考えて作って見るのも面白いかと・・・。
鼻緒を受け取ったロミちゃん、キュっと胸に抱きしめて、きっぱりと一言。
「これは絶対に私の鼻緒!!」
よかった♪好み的中。
それだけ喜んで貰えるならば、プレゼントし甲斐があるというものです。

しかし、このプレゼント悪魔のプレゼントでもあるのです。
何故って、鼻緒だけでは履くことは出来ませぬでしょう。
台がなくてはね・・・。
そこには、ロミちゃんの財布をこじ開ける悪魔のような私がいたのでありました。ふっふっふ・・・。
また、一緒に探しに行こう♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



ロミちゃんからひよさへ
この日、ロミちゃんとの間で、相互に小さなブツの受け渡しがございました。笑

遡って今年の6月1日のこと。
仕事中の私に1通のメールが届きました。
差出人はロミちゃん。
その内容は
「町田天満宮のがらくた市に来てるのだけれど、3月にひよさが欲しがっていたアンティークの帯締めが大幅値下げされているので、買っておこうか?」というものでした。
(今年3月の町田天満宮については、コチラ。)
何ぃーーー!!
7000円で出ていたものが、なんと2000円。
小物とはいえ、新品の帯締めが結構なお値段することは私も承知しております。
しかし、恥ずかしながら、親掛かりでしか新品の帯締めを求めたことのない私。
自分で手に入れるものは、もっぱらusedかデッドストックです。
しかも、小物に使える自分の中での適性価格というものもあり、ひと目見て気に入ったものではありましたが、帯締め7000円は不合格。
後ろ髪引かれながら諦めた帯締めでした。
お願い!お願い!っとロミちゃんに頼んで手に入れた帯締め。

ご機嫌な私ですが、何よりも、私が欲しがっていたことをロミちゃんが覚えていてくれたことが嬉しかったのでありました。
ロミちゃんに感謝!!

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに6
雨対策に用意したものが、こちらの雨コートです。

・・・って、実は雨コートではありませぬ。
古い男物の紗のおキモノです。
随分以前に古着屋で二束三文で求めたものですが、洗張りをして塵除けにでもならないか?と思っておりましたが、裄が思った程は出そうにもなく、お金と時間を掛けて仕立て直すのがいささか億劫になっておりました。
そのうち解いてスカートにでもするか・・・などと思っておりましたが、ある時、もしやと思って羽織ったところ、なんと!驚く程に着丈がぴったり♪
男物のキモノであれば『身八つ口』も『振り口』も開いておりません。

雨コートにはいいんじゃない??
ということで、仕立て直さず、そのまま撥水加工を施して、夏物の雨コートにしてしまいました。
悩んだ時は、アイディアが出るまでゆっくりと寝かせて置くのも大事ですね♪
前を合わせないで羽織ると、ちょっと網元風。笑

なかなかいい感じです♪

しかし、現代において、身長157cmの私と同じ着丈の男性を探すのは難しい気がいたします。
昔の小さなオジサンに感謝!!(本当にオジサンなのか??)

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに5

関美穂子さんの浴衣の登場です。
そうですとも、結局手に入れてしまったのです。(詳しくはコチラ)
前日まで別のものを着るつもりでおりましたが、壁に掛けてあったこの浴衣をゆび指して言ったうにさの一言で、急遽変更となりました。
「アレの方が落語っぽい!」

なるほど・・・落語っぽいかもね。笑
博物館の中を歩くことを考えて、裸足に下駄を避けたため、浴衣をキモノ風に着ることに。

狐の帯留で落語感を助長?
そして、手にはchinatsuちゃんのバッグ。

爽やかで、蒸し暑さも吹っ飛ばしてくれそうでしょう♪
ブログに登場させるのは今回が初めてですが、今年の春に作ってもらって、愛用しております。
さてさてそして、この日は初お披露目のものが他にもありました。
夏の雨対策!
お話の続きは、また明日。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに4
全身写真は既にご紹介しましたので、今日はディテールをご紹介してみましょう。
まずは、タリエちゃん。

明るい色のおキモノには、夏らしいアザミが織り出されておりました。(アザミ大好きです♪)
ロミちゃんは帯締め代わりに、貝のイヤリングを2つ並べて。


しばらく会わない間に、髪が随分伸びたね。
朋さんは、シンプルな無地の帯に、朝顔の帯留と帯飾りを提げて。


朋さんのまとめ髪にもチェックを入れておこう・・・。笑

何かと忙しく、結局、この夏は1度しかご一緒出来ませなんだが、近々お会いいたしましょうぞ!


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに3

巨大な縁起熊手の前で、入れ替わり立ち代り写真を撮る。

撮る。

撮る。

撮る。

撮る

ご通行の方々、ご迷惑をお掛けいたしました。苦笑
帰り掛けに売店に寄り、本日のお土産♪

うにさには、かわいい型染めのカード。

蓮根の手ぬぐいは自分のために。
(江戸東京博物館の売店は、手ぬぐいがとても充実しておりました。)
そして、私達の胃袋を刺激したのがこちら。

銀座三河屋さんの『煎酒』
日本酒に梅干とかつおを入れ煮詰めた、江戸時代の食卓に欠かせなかったという調味料。
玉子かけご飯の時のお醤油の代わりにも良いというフレーズに、朋さんはそうそうに胸を撃ちぬかれ、お買い上げ決定。笑
結局、『煮ぬき汁』(江戸中期に醤油味の麺つゆが普及する以前に食されていたという味噌仕立ての麺つゆ。)と迷いに迷って、私も朋さんの後を追いました。
煮ぬき汁をお持ち帰りのロミちゃんはどうだったのかしら??
お天気には恵まれませんでしたが、1日建物の中で騒めき倒した私たちでした。
ちなみに・・・
煎酒は、二重丸でございましたよ♪
玉子かけご飯によし、お豆腐によし、麺類によし、堂々、我家の定番調味料入りいたしました。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに2

展示以外に、もうひとつ目玉がありました。
それがこちら。

柳家さん喬さんによるスペシャル独演会『落語(はなし)と忠臣蔵(しばい)~粋な道行』
写楽の肉筆画のモチーフに合わせて、忠臣蔵と関係のある演目を散りばめた落語会。
タリエちゃんのお誘いで、お茶のお友達やロミちゃんや朋さんも一緒の大所帯で足を運んだのでありました。
--------------------------
『権助芝居』 柳家喬之進
『芝居風呂』 柳家さん喬
『七段目』 柳家さん喬
仲入り
『清元 義士餅』
振り付け 藤間紋寿郎
夫 藤間紋一郎
女 藤間紋松
『中村仲蔵』 柳家さん喬
--------------------------
そうなんです、独演会ですから、柳家さん喬さん喋り詰めです。
演目が変わる度に、おキモノも早替わりで大忙し。笑
プログラムに寄せられた文章にもありましたが、柳家さん喬の落語はまるで一人芝居を拝見しているかのよう。
最後の演目『中村仲蔵』などは、私の頭の中では細部まですっかり映像構築されてしまう程でした。
仲入後に入った日本舞踊の『清元 義士餅』も、見た目には餅売りをする男女なのですが、踊りが忠臣蔵のストーリー仕立てで進行するという面白い趣向のものでした。
拝見していると、ああ・・これは刃傷の場面だなとか、五段目の財布を抜き取るところまで話が進んだな・・・と物語を見るようです。
1つ1つの演目はもちろん面白くありましたが、テーマの括りがあることで、楽しみは倍増♪

単純な私、公演が終わる頃には、気分はすっかり忠臣蔵になっておりましたとさ。
うにさに大石内蔵助でもやって貰うかな・・・。笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



写楽 幻の肉筆画に会いに1
8月初旬のこと江戸東京博物館の『写楽 幻の肉筆画展』に出掛けて参りました。(既に終了した展覧会のお話で忝ない・・・前にも言いましたわね、このセリフ。苦笑)

『写楽 幻の肉筆画展』は世界遺産にも登録されたギリシャの国立コルフ・アジア美術館が所蔵する、外交官グレゴリオス・マノス氏のコレクションの展覧会でありました。
1世紀近くもの間、詳しい調査もされずにあった氏のコレクションから、2008年に写楽の肉筆画が発見されたことは、まだ記憶に新しいニュースですね。
展覧会の主役である写楽の肉筆画は、写真で見るより遥かに精緻で良きものでした。
(正直なところ、そんなに期待していなかったのです。ごめんなさい写楽さん!)
扇面に「仮名手本忠臣蔵」の二段目「桃井館上使の場」の
四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪を描いたものでしたが、細かなキモノの柄まで丹念に描かれており、ガラスケースの中を嘗めまわすように見て参りました。

しかし、写楽の肉筆画もさることながら、他の浮世絵コレクションや屏風絵もすばらしかった。
浮世絵は、やはり、その当時の風俗が伺えるところが醍醐味ですね。
当時の人が何に夢中になったのか?どんなものを食べていたのか?
着姿ひとつを取っても、帯結びや色合わせに柄合わせ、髪型やちょっとした小物使いなど、着目するべきところの多いこと・・・。
時代が時代ですから、あたりまえのことですが、登場人物のほぼ全てがキモノを着ており、花見に行っていようが、芝居を見ていようが、化け物が出て来ようが、なんだか現代に比べて、暢気そうに見えましたワ。苦笑
葛飾北斎の『百物語』の本物を拝見出来たのも嬉しうございましたし、同じく北斎の『四姓の内 源 小烏丸の一腰』はかなりお気に入りになりました。あんな柄の帯が欲しいデス・・・。

現在開催中の『ねこづくし』展にも行ってみようかしら?(うにさが悶絶しそうな予感・・・。)

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



きものさらさ東京サロンOPEN
今年の8月に新店舗開店のために『アンティークモール銀座』から撤退された『きものさらさ』さんから、新店舗のご案内と催事のご案内を頂きましたので、ご紹介しておきます。

新店舗は完全予約制で、ゆったりと商品を眺められるのが特徴だとか。
ちょい見したい私には、ちょっぴり残念でもありますが、東京にいると、混雑していないことが何よりの贅沢であると感じることが多いのも事実です。
願わくは、予約の手軽さを望みたいところですね。
予約の際の時間制限や定員ってあるのかしら?
興味津々。
今後の展開が楽しみですね♪
催事のお知らせも頂いたのですが、私がうっかりしておりましたため、こちらは本日まで。

さらささんのブログで、催事で販売される商品もアップされておりますので、コレは!!っと思われる方は、滑り込みに走って下さいまし。笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



7月の京都寄道10
『蓬莱堂茶舗』さんでお茶をふたつ。

『蓬莱茶』と『大福茶』。
こちらの蓬莱茶は、玄米茶の元祖です。
季節外れと思われるかもしれませんが、蓬莱堂さんでは、1年中『大福茶』を置かれております。

古い茶甕などもあって、とてもよい風情のお店。
京都駅に戻り、伊勢丹地下にて、『花せ屋』さんの『黒豆ちょこ』。

中味は同じものですが、かわいらしい外箱が数種類あって、選べるのが楽しい♪

金魚の箱はうにさ、花火の箱は私のものとなりました。
ひょいと横を見れば、伏見稲荷の版画が表紙に付いたあぶらとり紙。

そういえば、うにさがあぶらとり紙を欲しいと言っていたなぁ・・・買っておくか!
そして急激に・・・お腹が空いた私・・・猛烈に。苦笑
お弁当売り場をウロウロして、今回は『六盛』さんの『天まぶし』に決定。


これでもか!とばかりに、小海老、しめじ、三つ葉の天婦羅が敷き詰められております。
ごめんねうにさ!新幹線の中で食べちゃったから、君には写真だけだけど・・・美味しかったよ~♪
毎度のことではありますが、京都から帰る際の私は、疎開先か闇市から物資を調達して来た人のようになりまする。
提げて帰るものの多くが食べものか、着るもの(キモノ)・・・。苦笑

たまにはゆったりと観光目的で行きたいところですね。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



7月の京都寄道9
輪切りにして茹でるのですが、固いのなんの・・・往生いたしました。汗

鉈が欲しいほどに硬く、危険とばかりに、床にまな板を置いて、小型の出刃包丁を取り出し、慎重に解体作業です。
たっぷりのお湯に投入。

茹でると瓜の繊維が面白いようにほぐれる。笑

あんまり面白いので、うにさとふたり代わる代わるにほぐした程です。(小学生の調理実習並・・・。苦笑)
黄色の色味が目にも涼しい果肉を横から摘んで、初めて食べるシャクシャクの歯ざわりに感激♪
例えて言うなら、ほんのりと甘い香りのする刺身のツマの大根。(身も蓋も無い表現ですが・・・。)
つめたく冷やして、オクラや茗荷を添え、麺つゆをかけて。

胡瓜とハムと胡麻を入れて中華サラダ風に。

丸美屋さんのピーナツペーストを使ってアジア風の炒め物に。(丸美屋さんについてはコチラ。)

手に入れたそうめん南瓜は小ぶりなものでしたが、大きいものになると、ふたりで食べるのは大仕事になりそうです。
でも、夏の暑い日に、冷えたそうめん南瓜は最高のご馳走かもしれないと思ったのでありました。(西瓜好きの私にはたまらない種類の食べ物でした!)

旬の京野菜大成功♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



7月の京都寄道8
東京に戻ってから、数日掛けて大いに堪能いたしました。

万願寺とうがらしと丹波黒豆枝豆は、申し分なく「流石!!」と思わせられる美味しさでしたが、それ以外は初めての食材です。

曙胡瓜は、瓜臭さが少ないので、胡瓜嫌いの方にもお勧め。

表面が白っぽい胡瓜でしたが、板ずりをしたところ、きれいな緑色になりました。
小型の冬瓜である『鴨瓜』は、その大きさが魅力♪

ふたり暮らしでは、大きな冬瓜には中々手が出ませんが、温かい煮物で食べて、翌日冷たく冷やしたものを食べて、丁度食べきれるくらいでした。
中でも、面白かったのは『そうめん南瓜』。
テレビや雑誌では見たことがありましたが、食するのはもちろん、手にするのも初めてのこと。

調理実習のごとく、ふたりがかりでそうめん南京と闘うこととなりました。
つづきはまた明日。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



7月の京都寄道7
簡単に言えば、生食することの出来る茄子なのですが、これまでの茄子感が覆りました。
言わば茄子革命が起こったとでも申しましょうか・・・。(時々起こるのです、ピザ革命とかドーナッツ革命とか・・・苦笑)
茄子のカシカシした歯触りに、相反するような瑞々しさが同居しており、ある種不思議な食感。
食べれば食べる程に、口の中に水分が溢れ出るようです。
ひろし&やすこが、執拗に探していたハズですワ。
1つ目は、モッツァレラチーズと一緒にサラダ風に。

2つ目は、生ハムと一緒に頂きました。

しまった!
味を知ってしまったばっかりに、私の口からやすこと同じ独り言が出るようになりました。
水茄子はいづこ・・・。
お父様へ
来年は水茄子の苗を手に入れることを考えてはいかがでしょう??
もちろん、出荷先は、東京の娘のところです。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪


