今年もまたひとつ・・・
今年も6月29日がやって参りました。
年に一度のうにさのお誕生日です。(何度もは困りますわよね。苦笑)
さーて、今年のプレゼントは何でしょう?
皆様覚えておいででしょうか?去年は伊勢木綿を半反でした。(何の事やら?な方は、『今日は何の日?6月29日』『オリジナル伊勢木綿の反物のその後1・2』にて顛末をご覧下さい。)
いろいろと悩んだ末に、今年はこんな感じになりました。
メインは『おはりばこ』さんの大正更紗から作られたがま口。

実は昨年11月の京都寄り道の際に、正尚堂さんで偶然、おはりばこの北井さんと遭遇いたしまして、こちらのお財布の試作を拝見させて頂いておりました。
そうですとも!本当は私が欲しかった!!
しかし、年に1度のお祝い故に、涙を飲んで君に譲ろう!(く~ーっ・・・)
私がキモノの際に愛用しているのは20年あまり前に求めた『ちんぎれや』さんのがま口。

懐にすっぽりスッキリ入る、お気に入りの小物ですが、難点がひとつ。
カード類を入れるのが困難なこと。
そのお悩みを見事に解決してくれるのが、ひとまわり大きな、おはりばこさんの『綿更紗懐中親子蝦蟇口』。

男持ちの小物として販売されておりますが、いえいえ、十分女性の懐にも収まるサイズです。(試作でちゃっかり確認させて頂きました。笑)
いいなぁー、うにさ。笑
しかも図案がいい!

小さいものが大好きな小さいうにさにぴったりの小さな小さな南蛮人です。(獅子っぽいものもおりますね。)
三重県の唐人踊りも南蛮人が由来という説もあるようですし、おはりばこさんによりますと、この図柄は『韃靼人(ダッタン人=タタール人)』の可能性もあるとか・・・。
うにさよ!この際、南蛮人にも唐人にも韃靼人にも、よってたかってお祝いされたまえ!!
更に、今年は小さくかわいいもので包囲いたしましたぞ!(探すのが大変でしたワ・・・汗)

一番小さいのはこの子。

小指の先程もない小ささ・・・かわいい

・・・と、まぁ、全くもって遜ることのない贈り主なのでした。(えっへん)
お誕生日おめでとう。

記事のアップと同時にプレゼント引き渡しのため、本日はうにさのイラストはお休みです。
まぁ、1年に1回くらいお休みをあげましょう。笑
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関美穂子さんの2009年新作浴衣
京都のalphabetさんから型染め作家の関美穂子さんの展覧会のお知らせを頂きましたので、ご紹介したいと思います。(既に会期中です!)

「注染の浴衣」展
期間:2009年6月20日(土)~6月30日(火)
開催場所:alphabet
京都市北区上賀茂桜井町101 エデン北山1F
会期中無休 入場無料
TEL/FAX 075-702-3498
MAIL/info@alphabet123.com
http://www.alphabet123.com
***alphabetさんからのメッセージ***
alphabetオリジナル浴衣の展示会が開催中です。
型染め作家 関 美穂子さんによる図案で、
2006年から「花」「野外音楽会」「黒い森」と発表をつづけて、
今年も新作が出来ました。
新作は反物のみの展示となります。お仕立ても承ります。
職人さんによる手染めの浴衣でとても素敵ですよ。
関美穂子さんデザインの新作手ぬぐい、
麻の半幅帯などと合わせて、展示販売しております。
ぜひ見にいらしてくださいね。
※期間終了後も取り扱いはございます。お気軽にお問い合わせください。
*****************************
実は、私、関さんの浴衣には3年越しで焦がれておりまして、そのことをずっと気に掛けて下さっていたalphabetのオーナーさんからお便りを頂きました。
ちょっと秘密にしたい気分ではありますが(笑)、オーナーさんにお写真もお借りしてご紹介させて頂くこととあいなりました。
会場に伺えず地団駄踏む私を横目に、皆さま、是非お出掛け下さいまし。笑
展覧会の様子は、alphabetさんのブログでもご覧になれます。
ちなみに、現在、我家にあるのは関さんデザインのマッチが1つのみ。(坂野五百さんからのプレゼント)

ひよさ!今年は念願叶うのか??

浴衣の取扱いはありませんが、恵文社さんの関美穂子さんシリーズにも胸がキュンとなりますワ♪

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茶の湯の名品展の後で3

この季節には、どうしてもこのコーディネイトで着なくては・・・っと思うのです。

百合の銘仙に百合の帯。

昨年とは小物を変えております。
かわいそうなことに、このキモノはいつも雨に合ってばかり。

この日も、途中から止みはしましたが、雨からのスタートでした。
実は、この銘仙に出会うまでは、私あまり銘仙は好きではなかった。苦笑

銘仙も悪くないと思わせてくれた記念すべき1枚なので、お袖が少々長くとも、まだまだ頑張って着たいと思うのであります。
帯留代わりに使っているのは、象のブローチ。

このブローチ、実はベネチアで買った雑誌のオマケ。笑
本当は、百合づくしで、百合の帯留が欲しいところですね。(物欲に限り無し!)


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茶の湯の名品展の後で2
『田中翼のアンティーク着物~Wing~』さんで、美人店長のカオリさんの顔を拝み、その後、五百さんの行きつけ『灯屋』さんで、またしても長話をしてしまいました。
この日は、灯屋さんで夏物の半衿に使えるハギレを2枚get。

手持ちの夏物の半衿が少ないので、補充が必要です。
灯屋さんは店構えが立派なので、私的にはちょっぴり恐々だったのですが、半衿のお値段を見て、肩の力が抜けました。
大丈夫♪手が出るお値段でした。笑
でも、手を出さなかった衿の中で、面白いエピソードを持った半衿のことが、数日経った今でも忘れられず、未だ思案中の私。
うにさや生八橋星人ことケイちゃんに話したところ、
「買えばよかったのに・・・。」と言われる始末。
そうかもね・・・。
でも、誰も買ってあげようか?とは言ってくれないのデス。(当たり前です!いい歳なんだから・・・。苦笑)


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茶の湯の名品展の後で1
咲きに咲いた話のため、思いっきり写真を撮り損ねた私。
展覧会後に、小腹がすいてミュージアムカフェで『蒸し鶏と桜海老の塩うどん』を頂いたあたりまでは、まだ写真のことを思い出すだけの余裕があったのですが、その後は全く思い出すこともなく、1枚も写真がございません。(あっちゃ~。)

中でも痛手だったのは、五百さんのお友達の中村かをるさんの『創作帯展』のお写真を撮らせて頂かなかったこと。
日本中から探して来られた古布を使った創作帯は、溜息が出る程に素敵なものばかりでしたのよ。(皆さまにもお伝えしたかった!!別日ではありますが、五百さんのブログにご紹介が出ておりますので、そちらを是非!!)
ちなみに、波に千鳥の帯には、素敵過ぎてお財布が震えました。
・・・で、普段なら『写真!!』と閃くところなのですが、偶然にも五百さん別のお友達もいらしており、その方達がまた面白過ぎる方々でして(笑)、最終的には私、座り込んで話をする有様でした。
中村かをるさん!!次回の展示の際には、是非ともご紹介させて下さいまし!!(ラブコール?)


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茶の湯の名品展へ
お茶友のゆみっちさんからチケットを譲って頂き、イソイソと出かけた場所は、三井記念美術館の『三井家伝来 茶の湯の名品』展。

この日は、久しぶりに坂野五百さんとご一緒いたしました。
お茶を習い始めてから初めて行く茶道具の展覧会、これまでは、美術品としてしか鑑賞することが出来なかったものも、なんとなく身近に感じられます。
展示してあるようなものが私などに使えるハズもないのですが(苦笑)、この茶碗はたて難そうだなぁ・・・とか、大き過ぎない?小さすぎない??とか、この名は頓智が効いているワ・・・などなど、興味深く拝見させて頂いておりましたところ、とある茶碗の前で、ひとりのご老人が、
「懐かしいねぇ。」と一言。
??
そのご老人が仰ることには、遠い昔、長く三井さんのお宅に出入りされていたとかで、そのお茶碗でお茶を頂いたことがあるとか・・・なにやら面白げなお話をされるではないですか。
残念ながら、そのご老人の声はいささか大きく、場所が美術館ですからお話を長く伺うわけには行きませんでしたが、何だか追いかけてでも聞きたいような気持ちになった私です。

あのお道具達は、今は使われるような機会はもうないのでしょうかね?
美術館に飾られているだけなのは、ちょっとかわいそうな気が致しました。

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2009年5月のお茶のお稽古8
前回に引き続いて、ヤチヨさんから頂いたサマーウールのおキモノ。

今回は白衿修行です。笑
帯は、明るい牡丹の帯で。

大好きな帯なので、夏物に切り替わる前に、慌てて着用した感じ・・・。汗

そして、雨コート。

長らくちょっぴり丈の足りない古着の雨コートを着用しておりましたが、雨の日に強くなるために、サイズの合ったものを1枚作ろうと、重い腰を上げて珍しくお誂えいたしました。
風香さんでおキモノ用のポリの反物を購入し、悉皆屋さんで撥水加工。(ここまでは去年の2月には終わっていたのですが、その後ウカウカしておりまして・・・。)

野田さんに仕立てて頂き、ようやく着られる姿になりました。(のんびり過ぎますね・・・苦笑)
野田さんの計らいで、共布から、こんなかわいい飾り紐も。

気分的には、豪雨対策の鎧を手に入れた心持ちの私です。

ん?夏場は暑いのではないかと?
うふふふふ・・・。
昨年ブツブツと独り言を申しましたが、この1年、雨対策については、少々考えましたのよ♪
(昨年のつぶやきは『雨の日に思う1・2』をご覧下さい。)
夏用には、ちょっと変則的なものを準備しております。
否が応でもこれから着用せねばならぬ季節に入ります故に、請うご期待。

でも実は、まだ1度も着ていないので、本人が一番ドキドキしております・・・大丈夫なんだろうか??

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2009年5月のお茶のお稽古7
この日は少し早いですが『剣仲忌』のしつらえでした。
剣仲忌というのは、藪内流の流祖藪内剣仲さんを悼む茶会とでも言えば解りやすいでしょうか。
ここのところ、お茶について書かれたものを、拾い読みしておりますが(知らないことが多すぎて熟読するのは未だ不可能。)、お茶湯(おちゃとう)、供茶(くちゃ)、献茶の違いがもうひとつピンと来ない。
お茶湯(おちゃとう)や供茶(くちゃ)は、茶筅を用いないお作法だそうですが、2つの違いはどこにあるのでしょう?
供茶と献茶の使い分けは??
やはり文字を読むだけでは、さっぱりですね。苦笑
経験を積むべし!!
お軸には剣仲さんの辞世の句の中にあるという言葉

『吹毛剣 スイモウケン』。
吹きかけた毛を切ってしまう程の鋭利な剣。
そこから、学人の煩悩を裁断する師家の力量のことを指すのだとか。
音だけ聞くと、中国の武術(吹毛拳??)の様ですが、凄まじい言葉ですね。
もっとも、最初に拝見した際の私の勝手な解釈(誤解)としては
吹いた毛が剣のようになる
↓
柔らかな形を持ち、剣のように鋭利であること
↓
柔軟であることと鋭利であることは等しい。
あるいは、
柔らかなものであっても扱い方によっては剣の様になる。
などと妄想(暴走)を膨らませておりました。苦笑
まぁ、頭の体操ということで、お軸拝見は楽しいのです。

寄り付きのお軸は禅語より『香厳撃竹悟道 きょうげんげきちくごどう』。
香厳禅師は長年の修行にもかかわらず、悟ることが出来ず、修行を諦め師の元を離れ、絶望の淵で墓守として生きようと山に籠っておりました。
そんなある日のこと、庭掃除をする箒で掃いた小石が竹に当ったとたん大悟を得た、というお話。(かいつまんだお話ですが・・・)

お菓子は目にも涼しい仙太郎さんの『みなづき』。
この夏越しの祓いに頂くお菓子、氷の結晶を模した三角は魔除のミツウロコにも通じ、上には魔除を意味する小豆(豆→魔滅)があしらわれております。
ねっちりとした中にも、水の味がする美味しいお菓子でした。
夏が来ますね。


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2009年5月のお茶のお稽古6
白地に線画のきりばめ風のこちらのおキモノは、前回、前前回に引き続き、大叔母ヤチヨさんからの頂き物のおキモノです。

ウールのおキモノですが、サマーウールなので、かなり涼しい♪

真夏は暑そうですが、今の季節に着るには丁度良い感じです。
若干、上前にシミがあるのが残念ですが、普段に着るには十分でしょう。
帯は黒と茶の博多帯。

半衿に黒を使っているので、お茶風ではないですが(汗)、お稽古なのでお許しを!!
お稽古の時は、かなり自由な恰好を許して頂いている私ですが、それでも足袋だけは白足を心がけております。

前日の夜になって、洗濯していなかったことに気づいて、慌てて洗うこともままありますが(汗)このボーダーを越えてはならぬと、自分を戒めております。

精進精進。

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2009年5月のお茶のお稽古5

紺地のおキモノに、白地に赤い縞とお花の半幅帯。

少しシャリ感のあるおキモノをサワサワと触りながら、首を傾げるふたり。
「う~ん??なんだろね???」

古着を着ることの多い私たちにとっては、何者かを限定するのが難しい種類の生地です。
キモノ鑑定のご隠居は、未だ現れぬまま。
以前、頂きもののおキモノがあまりにも特殊な肌触りであったため、悉皆屋さんに伺うのがよかろうと、丸洗いに出す際にお尋ねしてみましたが、返って来たご返事が
「夏物の正絹」というもので、なんだか拍子抜けしたことがあります。苦笑
私が知りたかったのは、正絹は正絹でもどういう種類のものか?っということだったのですが、やはり証紙などがないと、言い切るのは難しいことなのかもしれないですね。
あらゆる種類の生地見本を自由に閲覧出来る生地の図書館なんてのも、あったら楽しいのになぁ。
余談ですが・・・

写真のお花は『カルミア』。
この日、タリエちゃんから名前を教えて頂きました。
アメリカシャクナゲとも呼ばれるそうですが、インディアンがこの木の根からスプーンを作ることから『スプーンの木』とも呼ばれているのだそうです。
タリエちゃんによりますと、『アポロチョコの木』らしいです。
確かに似てる。笑

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2009年5月のお茶のお稽古4
本来ならばまだ袷の季節ではあるのですが、28℃超えの暑い日でしたので、この日はみなさん単をお召しでした。
まずは、ブログ初登場のよーこさんをご紹介。

お茶友のおひとりですが、私より半年前から始められているため、私レベルへの記憶が新しく、お稽古中に私の頭が真っ白になっている時に、一番に手を差し伸べて下さるお人です。(頼りにしてます♪)

今年に入ってから、着付け教室にも通われており、メキメキと腕を磨かれているので、写真を撮らせて頂けるのを、今か今かと狙っておりました。(キモノの奈落に落とそうと狙っていたわけではありませぬよ。うふふ・・・)
とってもよくお似合いです♪


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2009年5月のお茶のお稽古3
というのも、私、正式に藪内流に入門いたしました。
お稽古を始めると同時に各流派に入門されることも多いと聞きますが、私の先生は、半年から1年、本当に入門したいかどうか考えてからでよいとの方針を持たれているので、これまでの半年間は、正式な入門をしないまま、お稽古を続けておりました。
私の方ものんびりなもので、漠然と、1年後くらいに・・・と考えておりましたが、他に入門をされる方もおられましたので、これはよいきっかけと、急なことではありましたが、思い切って入門する決意をいたした次第です。

この日は、その手続きが終わり『御入門證書』と『初級證書』と表書された巻紙の書状2通と、藪内流の流派の扇を恭しく頂きました。
巻紙の書状など、時代劇でしか見たことはありませんでしたし、扇には、流祖の藪内剣仲さんが豊臣秀吉さんから贈られた屏風の図案の意匠が写されており、なかなかに素敵なものです。
そして、私の現在の悩みは、これらの書状をどこに保管しておくのが最適か・・・?
通常の手紙類と一緒にするわけには行きませんし、通帳などと一緒に保管するのもおかしいし、護符のように貼っておくのも妙です・・・むむむむむ。
床の間のあるようなお家ならば、違い棚の中にでも入れて置くのがよいのかもしれませんが、我家には、どうもしっくり来る場所が無い・・・。
仕方がないので、暫定的に、きれいなお菓子の籠に入れておりますが、よいアドバイスがありましたら、伺いたいところです。

あ!ダメですよ、和箪笥の中は!!既に書状1枚たりとも入る余裕はありませぬ。苦笑

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2009年5月のお茶のお稽古2
『萬堂和気生嘉祥 ばんどうわきせいかしょう』の文字に菖蒲の花。

読み下すとすれば『萬堂、和気すれば、嘉祥を生む』かな・・・?
ところで、『嘉祥の儀 カジョウノギ』というのをご存知でしょうか?
デジタル大辞泉から引用してみましょう。
か‐じょう〔‐ジヤウ|‐ヂヤウ〕【×嘉祥/×嘉定】
室町時代末から始まった年中行事。
陰暦6月16日に疫病を防ぐため、16個の餅(もち)や菓子を神前に供えてから食べた風習。
江戸時代には主君が家臣に菓子を賜る行事となり、民間では16文で菓子を買って笑わずに食べる風習となった。
名称は、年号の嘉祥(かしょう)、または室町時代に用いられていた宋の嘉定通宝によるものという。
「嘉定通宝」の略称「嘉通」が「勝つ」に通ずることが武家に喜ばれた。
嘉祥食い。かぞう。
現在、6月16日が『和菓子の日』とされているのはこの嘉祥の儀が由来なのだとか。

今年は是非とも、16種のお菓子を並べて食べたいものです。
但し、16種のお菓子を前にして、笑いを堪えるのは困難かもしれません。笑

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2009年5月のお茶のお稽古1
季節が移り、風炉のお稽古が始まりました。

炉の時とは、お道具配置はもちろんのこと、座る位置も微妙に異なり、ひたすらジタバタするばかりの私。汗
なんでしょう、自分の敷地が狭くなって、動作がひとまわり小振りになる印象。
柄杓が転がり落ちはしないか、お袖でお道具を引っかけはしないかとハラハラでした。
この日は端午の節句の設えで。
花入れには、唐子が戯れ、

蓋置には三閑人(サンカンジン)。

三閑人。

三閑人。

かわいい♪
こちらは我家の一閑人?

もとい、こちらが本物の一閑人。


そして、我家には、三閑人と似て否なる三忙兎(サンボウピョン)と三忙亀(サンボウキ)がおります。(そんな名前はもちろん嘘です。)
ウサギは金魚鉢を支え。

何故かカメはダルマを支えております。

閑そうではありませんでしょう。笑
あれれ・・・いかんですなぁ、お稽古のお話のつもりが、ふざけた話になって参りましたね。苦笑
続きはまた明日。

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最近のお気に入り
実はこの日の私、新しいものを1つ身に着けておりました。
それがこちら。

新しい腰紐、ゑり正さんの『きんち腰紐』。
いつもコメント下さるやっぴーさんからご紹介頂いた腰紐ですが(やっぴーさん、使ってみましたよ~!)、すごく良かったので取り上げてみたいと思います。
腰紐も色々で、正絹の腰紐・モスの腰紐・ゴムベルト・・・

私もその時々にアレコレ使ってはおりますが、どれも一長一短で微妙に不満があったのですが、この腰紐はいきなりMyベストに踊り出ました。
どの点が優れているのか??
率直な感想としては「なんか、すごくいい・・・」なのですが、ご紹介するにはあまりにもぼんやりし過ぎておりますので(苦笑)、頑張ってもう少し具体的な言葉にしてみましょう。
布が薄く体によく馴染み、巾が広いため体へのあたりが柔らかく、布のシボが適度な緩みを持たせて、丁度よい加減に締まる。(よし!よく頑張った私!!商品広告みたいだ。)
しかも、カラーバリエーションがあるので、おはしょりが少ない時に少しばかり見えても下着っぽくない。(もちろん、見えないに越したことはありません。)
たかが腰紐、されど腰紐。
小さな変化ですが、最近のお買物の中で、一番得した気分になったお買物でした。

やっぴーさん、ありがとうございます♪

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歌舞伎座さよなら公演四月大歌舞伎に挑む21

何を着ようか悩んでおりましたところ、うにさがあっさりと唐草のお召しを選びましたので、それでは私もと、別の唐草を着ることといたしました。

ふたりでクルクル。(頭ではありません・・・多分。)
キモノも帯も、3月に弘法市の正尚堂さんで求めたばかりのもの。(よいお買物をさせて頂きました!)

帯締めは町田天満宮のがらくた骨董市で求めた皮の帯締。

古い合皮のものは樹脂が劣化して、ガシガシになっていたり、ベタベタヌルヌルになっているものが多いので注意が必要ですが、これは本皮なので大丈夫♪

帯留は母やすこからもらった鼈甲の鈴蘭のブローチ。

歌舞伎座さよなら公演四月大歌舞伎、観劇はもちろん面白うございましたが、キモノで観劇はテンションが10倍くらい上がりますね♪
歌舞伎座解体までに、もう1回くらい拝見したいものです。

ちなみに、ゴールデンウィークには、生八橋星人ことケイちゃんに誘われて、新国立劇場でこんなものを観劇して参りました。

シティーボーイズミックス
『そこで黄金のキッス』
残念ながら、朝寝坊をしたためおキモノは着ることが出来ませんでしたが、こちらの会場にもおキモノの方がちらほらいらっしゃいました。
面白かったデス♪
顔島のことを思い出し、しばし微笑む私。
ともこさん、ちこさん!今回はお付き合い頂きありがとうございました。
また一緒におキモノで、騒き(ぞめき)ましょうぞ!!

注:私、ずっと『ぞめく-騒く』はともこさんの造語と思っておりましたが、ちゃんとPCで変換されて驚きました。苦笑

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