真夏の出来事2
袖の長さをどうするか?
随分迷った末に切ってしまいました。

理由は、2つ。
1つ目は、私のようなモノ好きが着る分にはお袖が長くてもよいけれど、普通のお嬢さんが着るのには、袖が長過ぎるキモノのは長く楽しめないだろうから・・・。
2つ目は、いくらカケツギやシミ抜きをしたとはいえ、痛みのある生地ですから、仕立て換えはこれが最後になるであろうと思ったからです。
最後の仕立てになるならば、出来るだけ後の人が気易い状態に仕立てておくのがベストであろうと・・・。
もちろん袖を長く仕立てて縫い込むことも考えましたが、いかんせん夏物の透ける生地ですから、それは野暮ったい。
うにさやともこさん(うにさのお母様)ともご相談をした上での決断ではありましたが、後になってみると、切らぬ方がよかったのではないか・・・?と繰り返し思うのです。

どうか、はるちゃん(うにさの姪っ子)がこのキモノを着てくれますように。
本当はうにさの年下の従姉妹のさきちゃんにも着てもらいたいところなのですが・・・どうかな?(さきちゃん読んでる?笑)

(これでも、お仕事中)
ところで、お仕事とはいえ、三重でこちらのキモノを着ることが出来たのは、ともこさんやちこさんに蘇ったキモノをお見せすることも出来て、本当に喜ばしいことでしたが、実はこの日、非常な災難に会いました。
帰りの新幹線が、今年の夏、多発したゲリラ雷雨に襲撃され、ストップしてしまったのです。
その遅れは2時間以上。
仕立て直しの初おろしが、新幹線に軟禁された状態とは・・・キモノがちょっとかわいそうでありました。
しかし、時間的には、東京~広島間とほぼ同じくらいの軟禁でしたから、よい訓練にはなったかもしれません。苦笑
いつもながらに、みささんに感謝です。

(あくまでも、お仕事中)

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