真夏の出来事1
お盆明けのこと、仕事で三重まで出向いておりました。
三重情報は機会を見つけてまとめてご紹介出来れば・・・と思いますが、運良くキモノを着る機会に恵まれましたので、おキモノのお話だけでもしておきたいと思います。
さて、何を着ましたかね?
処は三重。
ここはやはり、みささん(うにさのお婆様)のおキモノをお借りするのがふさわしい。

虫籠に秋草模様の絹紅梅のおキモノです。(この季節にするお話としては、寒そうで済みませぬ・・・苦笑)
このキモノをうにさが実家から持って帰った時のことは、よく覚えています。

いつになく興奮気味のうにさ
「いかにも、お婆ちゃん好みのキモノが出てきた!着られるかなぁ?」

柄行きも面白く、少し枯れたような色味も素敵です。生地も軽くて柔らか。
但し、柄と色目のおかげで、パッと見には判らないのですが、そこかしこにシミやピンホール穴が見受けられました。
これは・・・着られない程ではないけれど、補修してから着ないと、生地をどんどん痛めてしまいそう。
駄目にしてしまうには、あまりにも惜しい柄行きです。

私たちの代で頑張って手を入れておけば、次世代のはるちゃん(うにさの姪)に引き継げるかもしれない。
検討の末、悉皆屋さんで、洗張り・カケツギ・シミ抜き(目立つものだけ)をお願いし、見違えるようにきれいにして頂きました。

ただ少しだけ、私の中に後悔があります・・・。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪


