浴衣で落語会9

さてさてさてさて、お待たせいたしました、うにさの登場です。

なかなかにかわいいでしょう。
ロミちゃん曰く
「うにさ史上、最高の出来!」
この言葉を励みに、今後も頑張って着ましょうねー。

グレー地に紺の菊模様の浴衣は、お婆様のみささんのものです。
綿紬でしょうかね?
仕立てられたのは近年のことですが、もう1枚、若干の色違いの同じ浴衣が存在いたします。

写真では、ほとんど変わらないように見えるかもしれませんが、少しだけ右の方が紺地の色が、紫掛かっております。
何故に??
実は、左はみささんの浴衣ですが、右はもうひとりのお婆様としこさんの浴衣なのです。
経緯をお話しますと、
みささんがこの浴衣を求められた際に、うにさのお母様のともこさんに、
「柄行がよい浴衣だから、あちらの義母様にも作って差し上げなさい。」と言われ、としこさんのものも仕立てられたとのこと。
小さなみささんと打って変わって、としこさんはすらりと背の高いお婆様でしたから、2枚の浴衣は随分サイズが異なります。
現在2枚とも我家でお預かりしておりますが、うにさはJUSTみささんサイズ。
としこさんのものは、そのうち私がお借りしよう♪うふふ・・・。
ともこさんやちこさん(うにさの叔母様)のご尽力で送られてきた浴衣の中から、この1枚の浴衣を選んだうにさに、どんな帯が希望かと訊ねたところ。
「モンドリアンみたいに、黒と黄色と赤が入ったモダンな帯がいい!」
そう・・・。
言うだけならいくらでも言えるわなぁ・・・箪笥の中身を知らない人は我儘です。苦笑
しか~し、モンドリアンとはいきませんが、希望通りに黒と黄色と赤の入った帯は持っていたのでした。

6年くらい前に、浴衣によいのではないかと思ってリサイクル店で¥500で求めた帯が、うにさの希望にぴったりとはまり、即決!
帯選びもあっさりと決まり、下駄の手配も終わってしまえば、うにさは当日を待つばかり。
私はというと、うにさが2度と着たくないと言い出さないように、出来る限り涼しい補正用具を作り、暑さ対策の下着を用意し、手に提げる鞄をふたり分準備し、保冷剤を冷やして当日に臨みました。

いろいろと努力はしてみましたが、先に述べました通り、どぜう屋の一件もあり、もうどうとでもなれというような暑さでしたから、暑さ対策に効果があったのかどうかは不明。苦笑
ただ、裸でいても暑いような状況がむしろ幸いして、うにさも諦めがついたようです。
たくさん褒めて頂いたので、ちょっぴり嬉しそうでもありましたよ。笑
初めてのお誂え下駄もこの通り。

鼻緒擦れを起すこともなく、
「さすがに自分の足に合わせて挿げた履物は違う!」とうにさの歓心もひとしおでした。
福島履物店さん、ありがとうございます。(もう1足欲しいそうです。笑)
さあ、うにさ!
頑張って次は、夏キモノに挑戦しましょうね♪
君が着るべきみささんのキモノは、まだまだたくさんあるのです。
贅沢者め!!
しかし、今年の夏ももうおしまい。
来年に向けて作戦を練ることといたしましょう。苦笑


踊るほどに楽しいことなら何度でも。

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