浴衣で落語会4

向かったお店は『どぜう 伊せ喜』。
こちらのお店、明治20年創業の老舗のどじょう料理専門店です。
店内は、夏だというのに『どぜう鍋』や『柳川鍋』をつつく人達で賑わっています。
テーブルにはたくさんの鍋が湯気を上げており、熱い暑い・・・。
鍋が冷めないようにするためか、冷房はゆるく、席に着くとひとりに1枚づつ『どぜう』と書かれた団扇が手渡され、汗を流しながらどぜうを頬張るのです。

もうここまで暑いと洋服もキモノも関係ない。
「キモノは暑い」とぼやいていたうにさも、ついに観念いたしました。笑
さて名物のどぜう。
実は私、ちょっと恐々。苦笑
というのも、かつて1度だけ口にしたどじょうが、あまりにも泥臭く、しばらくどじょうのことを思い出しただけでも胸妬けがするような思いをしたことがあるのです。
最初の出会いがあまりにも悪かったために、それ以来、どぜうは食べたことがない。
せっかくのどぜう屋さんでしたが、柳川を食べる勇気が持てず、うなぎの白焼きにどぜうの味噌汁を付けて、軽く様子見です。


皆様は名物柳川鍋!
運ばれて来た蓋を開けると、熱々の湯気が立ち登ります。


うにさの柳川鍋を横から私もご相伴。
アラ、ちっとも臭くない!美味しいじゃないの♪
こちらはどぜうの味噌汁。

プカリと浮かぶどぜうの影・・・見かけはこれが一番生々しいカモ・・・苦笑
もちろんうなぎの白焼きも美味しゅうございましたよ。
暑い季節にだらだらと汗を流しながら熱いものを食べるのも、なかなか乙なものです。
食後はまるでプールでひと泳ぎした後のような倦怠感と脱力。
バテるというより、むしろ健康的ですらありました。

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