履物奔走劇34
1つ目の樫の歯の下駄は、のんびりと塗りの下駄へと改造中ですが、はてさて、もう1足は?
実は、もう1足も塗るつもりでいたのですが、古いものとはいえ、せっかく新品の木地の下駄を手に入れたのですから、しばらくは木地のままで履いてみようかと・・・・と悩んでいたところに、現れたのが、前述の黒田商店さんの奴さんの鼻緒でした。(お!ようやく話が繋がって来た。苦笑)

シメシメと鼻緒を手に入れた私ですが、高松の黒田商店さんに送ったところ、思いもよらないご返事が返って来たのです。
この朴歯の下駄は、シチシチ(恐らく七七と表記?)という古い形だそうで、鼻緒は今時のものよりも少し短いものを挿げるタイプの下駄なのだとか。

黒田商店さんで購入した鼻緒を挿げることは可能だそうですが、鼻緒の後の方をを少し切らなくてはならないとのこと。
さあ、これは問題です。
鼻緒を切るということは、この台から他の七七ではない下駄や草履に、鼻緒を移すことが出来なくなるということなのです。
ましてや、黒田商店さんの鼻緒を切ってしまうのは、あまりにも忍びない・・・。

やれやれ、一朝一夕には行かぬものですなぁ。
これは、大きく予定を変更する必要がありそうです。
しかし参りましたね・・・
だって、母から貰った履けない下駄が全て履けるようになって万々歳の予定でしたのに、予期せぬこととはいえ、結果としては組み合わせのまとまらない鼻緒と台が増えてしまったということですよ。涙
なにやら、吾身の業の深さを感じる事態です。苦笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



使える新うるし
(新うるしを塗った下駄については『履物奔走劇26・27・28・33』をご覧下さい。)
実は昨年作った日傘の柄(え)が、ずっと気に入らなかったのです。
桜の木ということでこの柄を選んだのですが、確かに傘の先の『石突』の部分は桜の木の皮が貼ってあるようですが、柄の部分は塗料で仕上げてあるだけで、桜の木というよりは『かりんとう』のよう・・・。


不満を持ちつつも、1年そのままで使ったところ、ごくわずかにですが塗料が剥げる気配がありました。
ここぞとばかりに、ナイフで削り取り、丸剥げに。

新たに『新うるし』を塗って、ご満悦です。

う~ん、まだまだ塗りたいよぅ・・・。苦笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇32
中々終わりを迎えられない履物奔走劇です。
当初、手持ちの履物の修理と、母から貰った4つの下駄の再生が終わったところで、履物奔走劇は終了する予定でおりました。
ところが、思いの他、台に新うるしを塗るのが楽しかった。
・・・もっと塗りたいよぅ~!!苦笑
しかし、もう手持ちの台はありません。
どこかに手頃な台がなかったか?
ん??待て待て、ちょっと心当たりがあるような・・・。
思いがけないところで創作意欲に火が点いてしまった私。
古道具屋さんへと走ってしまいました。(バカです・・・。)
お店は明大前近くにある『蔵の中』さん。
最近お気に入りのお店です。
こちらのお店はcomichikoさんのブログで紹介されていたお店。(comichikoさん感謝です!)
『骨董店』と言うよりは、『古道具屋』さんあるいは『ガラクタ屋』さんという風情・・・と言うと聞こえは悪いですが、そこがコチラのお店のよいところ。
ゴチャゴチャ雑多な感じが、宝探し的に楽しく、お値段も良心的。
時々覗いては、私がちまちまとしたお買物をするのには打って付けのお店なのです。
実は、先にお話した金魚鉢もこちらで求めました。
いつもカメラを持たずに、ひょいと立ち寄ってしまうので、お写真はありませんが、そのうち撮らせて頂こう。
・・・で、『蔵の中』さんでゲットしたのがこの下駄の台。

朴(ほお)歯の下駄です。
歯が随分高いでしょう。
台の部分は、軽い桐で出来ており、歯だけが硬くて丈夫な朴の木の『差し歯』の下駄なのです。


下駄の角もアールが付いていて、ちょっとかわいらしい。
そして、よく見ると微妙に踵側よりつま先側の方が、幅が広く出来ている。
鼻緒を通す穴も、台に対して斜めに開けてあり、細部まできちんと作ってあるのです。
いいお仕事です♪
お値段もお安くして頂いて500円也。
その上、もう1足、更に歯の細い下駄をオマケで頂いてしまったので、台1つが¥250円になってしまいました。(片足だけならなら125円だワ。笑)

『蔵の中』さん、ありがとうございます。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇31
白地にろうけつ染の薔薇柄の浴衣です。

同じロウケツ染めでも多色使いなので、『すもも祭と金魚4』で私が着ていたものとは随分異なりますね。
お花のところに、紫・緑・黄色など、きれいな暈し色が入っていて、ステンドグラスを思わせます。

しかし・・・
実はこの浴衣、前回の浴衣と同様に、一度も袖を通されたことがないものなのだそうですが、残念ながら下前に「しまいシミ」というか「やけ」があり、少しかわいそうな状態です。
今回は、そのまま着させて頂きましたが、思いの他目立つシミなので、これは何とかしたいと思案中でございます。

帯は祖母の箪笥の中から引っ張り出してきた八寸帯。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇30

さて、この日の福島履物店さん。


二人分の鼻緒を挿げて頂き、大まかな調製が終わったところで、大女将さんが出ていらっしゃいました。
大女将と言うと、なんだか怖そうな印象ですが、小さくてかわいいお婆ちゃまです。
調製の終わった下駄を、ひょいっと手に取って、手に下駄を履かせてパタパタパタパタ・・・。
あれよあれよと言う間に、鼻緒の形が整って行くのです。これには驚かされました。
さすが何十年も下駄屋の女房をされているだけのことはあります。
まるで下駄の一番美しい形を、体が覚えておられるかのよう。
その後、ご自身の膝治療を下駄でされたお話など、とても興味深いお話を聞かせて頂きました。
『前皮』や底に貼る『ゴム』は、モノのない時代に少しでも長く下駄の台を使うために出来たもので、今でも芸者さんなどは、粋でないと『前がね』すら付けないとのこと。(八王子には八王子芸者さんが今でもいらっしゃいます。)
本来は、下駄は磨り減って行く程に足に馴染むとのお話、とても魅力的でした。
お店には夏らしいこんな草履も。

これもパナマなのだとか。

以前から感じていたことですが、福島履物店さん、男物の鼻緒で素敵なものが多いと思うのです。

かく言う私も、以前に祖母から貰った草履の台に選んだのは男物の鼻緒でした。
(男物の鼻緒を挿げた草履の写真はコチラで。)

たかが履物、されど履物・・・奥が深いですね。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇29
福島履物店さんでお願いした鼻緒は予想以上の出来栄え。
うにさの初めての下駄は、炭酸の泡のように涼やかで、うにさらしい配色。

私も欲しいワ、この鼻緒・・・。
一方、私の下駄は『うさぎとカメ』。笑

実は、布の柄取りの打ち合わせの段階では、うさぎとカメの両方が入るのは片方の鼻緒だけになるはずでした。
小さな布でしたから、都合よくうさぎとカメの両方が入る様に布を断つのは難しいとのことだったのです。
ところが、職人さんがひと手間掛けて下さいまして、左右両方にうさぎとカメが入るように布を継いで下さり、こんなかわいい出来上がりとなりました。
あ!片方のうさぎには、眉間にシワがある!!笑


職人さんに感謝です♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇28

当初、この台も黒塗りにするつもりでしたが、時々うちのブログにもコメントを残して下さるcomichikoさんが購入された鎌倉彫の下駄のデザインに触発されて、少し変わったものを作ってみることにいたしました。
台の側面は黒塗りですが、天の部分を拭き漆の手法で。
薄く塗った新うるしを拭取ることで、桐の柾目を残すことに。


ちょっと焼き桐みたいな見かけでしょう。
更に、台の上に模様を施して、楽しい台の出来上がりです。


下絵ナシのフリーハンドで気儘に描いた模様なので、左右対称ではないですが、まあ、それもご愛嬌。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇27
実は、うにさの下駄の台は、新品ではありません。
では、元の姿を見てみましょう。

そう、履物奔走劇1でご紹介した母やすこの古い下駄の1つです。
おや?この下駄は木地の下駄ですね。?
はい、そうなんです。
台が少しばかり薄汚れておりましたので、塗りの下駄として再生いたしました。
本漆に挑戦!と言いたいところなのですが、残念ながら、私の母やすこは、漆の木の下を歩いただけでもかぶれる程のひといアレルギーを持っております。
娘の私が体質を受け継いでいないとは限りませぬので、恐ろしくて中々手を出すことが出来ません。
そこで登場するのが、新うるし!

漆ほどの強度はないものの、漆よりもずっと手軽で扱いも簡単。
薄く何度も重ねて、まるで新品の下駄のようになりました。


う~ん、何だか楽しいぞ♪

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇26
福島履物店さんでお願いしてあったオーダーメイドの鼻緒、やっとのことで取りに行って参りました。(取りに伺ってからも時間が経ちますが・・・苦笑)
実は、直ぐに行きたくても行けない理由があったのです。
まずは、随分お待たせいたしましたから、出来上がった下駄をお見せいたしましょう。
こちらがうにさの下駄。


こちらが私の下駄。


2足とも、すごくよい出来栄えです。
私としては、5重丸くらいを点けたいところです!
鼻緒の出来映えがよいのはもちろんのことですが、いや~、頑張った甲斐がありました。
ん?何を頑張ったかと?
それは明日のお話です。笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



伊勢木綿取り扱い店情報
先日、臼井織布さんからお知らせ頂いたところによりますと。
中部地区で初の時取り扱い店が出来たそうです。
MONON
地下鉄東山線「星が丘」駅より徒歩3分
星が丘テラス EAST2F
営業時間10:00~20:00 年中無休
Tel&Fax 052-782-0747
http://www.monon.jp/
扱われるお店はキモノ屋さんではなく、六本木ヒルズと同様に基本はファブリックとしての展開だそうですが、もちろんキモノ地としての購入も可能。
1m単位での購入が可能なので、手芸をされる方にも朗報ですね。
キモノでよし、布地としての伊勢木綿を楽しむもよし。
吹きガラスや、陶芸の体験なども出来る、ちょっと面白そうなお店ですので、中部地区の方々、是非お店に走って感想などお聞かせ下さいまし。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇25
久しぶりに、みささん(うにさのお婆様)のおキモノ登場です!

夏から秋の植物が、所狭しと咲いた紫色の絽のおキモノ。
紫の中でも、鮮やかな桔梗色の様な色なのですが、写真でうまく再現出来ないのが残念です。所々に、紫とは補色関係にある彩度の高い黄色も配されております。

美しいでしょう~・・・菖蒲・桔梗・女郎花・野菊・・・。
悲しいかな、右胸に黄色い大きなシミがあるのですが、総柄のおかげで、着ると意外に目立ちません。
身につけるものに汚れを見つけたりすると、こどもの頃祖母に、背中よりも胸の方が汚れは目立たないと言って、セーターを後前に着させられたことを思い出しますが、キモノの胸に付いたシミも、背中よりは目立たないのかもしれませんね。
自然と視線が顔に向くための錯視のようなことだと思います。

暑い日でしたが、薄く、軽く、柔らかく、肌にしっとりと馴染む、とても着心地のよいおキモノでした。

帯は、みささんのものではありませんが、キモノの柄に等しく夏から秋の植物紋。

総柄のおキモノですから、割とどんな帯でも合うとは思ったのですが、おキモノの鮮やかさを、より際立たせることを主眼にコーディネートしてみました。
しかし、絽の帯なのに、裏にしっかりした布が付いている袋帯なのでちょっと重い・・・。苦笑

このおキモノ、うにさの「浴衣!」の一言で送られて来た数枚の浴衣と共に、東京入りして参りました。(詳細は『今年初めての浴衣』をご覧下さい。)
実は、この日は別のものを着るつもりでいたのですが、あまりの美しさに、これは是非ともと拝借させて頂いた次第です。
いつものことながら、ありがとうございます。
帯留は、私の祖母の箪笥から・・・。笑

金メッキが剥げてしまい、今やただの金属の鯉ですが、古びた感じがアンティークの着物とよい相性のように思います。

いつもよりちょっとおしゃれをして、耳には黒真珠。
おキモノが綺麗なので、本日は写真多めでした。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇24
完全なる夏の到来です。(お話の進みが遅く、申し訳ありませぬ・・・苦笑)
まずは五百さんのおキモノのご紹介から。

紺地の七宝模様の上布に麻の帯。
上布は本当に薄くて軽やかですね。

あまりにも気持ちのよさそうなおキモノでしたから、サワサワと触らせて頂いてしまいました。笑

おやおや、足元は、その日挿げられたばかりの黒田商店さんの麻の下駄ですね。笑
帯との相性もバッチリです。

帯まわりは、鮮やかな水色のシルクのスカーフの帯揚に、かわいい落雁のような帯留。
これらのお写真の撮影場所は、千疋屋さんのウェイティングをしている間に、マンダリンホテルのエントランスで撮影いたしました。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇23

日本橋三越の黒田商店さんの出店に出掛けたこの日は、当初は五百さんと美術館やらなにやらご一緒する予定でおりましたが、時間の都合が合わず、早めの夕食のみご一緒することに。
五百さんのご提案で、日本橋三越さんから千疋屋さんへと直行です。

さて、マンゴーカレーを目的として千疋屋さんを目指した私達でしたが、お店の前に立ったとたんに、もうひとつの野望が・・・桃のパフェのポスターに目を奪われてしまったのです。
席に通される頃には、それは決意へと変わり、私たちふたりとも、マンゴーカレーについて来た小さなデザートを食べた上に、桃のパフェまで頂いてしまいました。


カレーの中にあるオレンジ色が見えますか?
これがマンゴーソース♪
薬味も福神漬けやらっきょうではなく、ピクルスにマンゴーソース。

さすが果物屋さんのカレーです。

そして、小さなフルーツポンチを頂いた後、びっくりする程に夢心地な桃のパフェ。

あまりの美味しさに、10cmくらい体が浮いたような気がいたします。
一口たりとも残さずに平らげてしまいましたが、食べ終わる頃には、帯の中が全て胃袋になっているのではないかと思うほど。
実は、その時、私の脳裏に浮かんでいたイメージは、鮎の姿寿司になった自分の姿・・・あのお腹にお米がぎゅうぎゅうに詰まっている姿でした。
桃のパフェとはあまりにも程遠いイメージでしたので、五百さんにはお伝えしませんでしたが、しばらく夢に見そうです・・・。苦笑


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇22
私が黒田商店さんに到着すると、五百さんが椅子にちょこんと座っておられます。
黒田商店さんで鼻緒を物色されていないとは?どうしたことか??
お訊ねしたところ返って来た答えは、
「また欲しくなるから、見ないようにしてるんです~」
なるほど・・・。笑


そんな五百さんのところに
「こんなのもありますよ~♪」
とわざわざ鼻緒を運ぶ私・・・ちょっと悪魔的ですねぇ。笑
というか、かなり五百さん好みではないかと思われるものがあったのです。
江戸時代の更紗で作られた鼻緒は、本当にキラキラしていました。
五百さんの悶絶ぶりを横目に見ながら、ふたり分の鼻緒が挿げられるまでの時間を、じっくりと鼻緒の物色にあてていた私ですが、どうも2週間前に伊勢丹で見せて頂いた時から、ひとつの鼻緒が引っかかってくる。
それがね、こんな柄なのですよ。

大名行列の一部でしょうかね?
奴さん?
困りました・・・見れば見るほど、いいような気がして来ます。
悪魔に囁かれたのは、五百さんではなく、私のようでした。苦笑
実は、台がね、まだ余っているのですよ。
その台については、色々と検討中だったのですが、この鼻緒がすごく似合う気がする・・・いやいや、あっちの台なのか???
結局、鼻緒はお持ち帰りに。
次回東京での出店は9月まで待たなくてはなりませんので、手持ちの台と一緒に高松のお店の方へ送らせて頂くことに。
全くもって罪作りなお店です。苦笑
鼻緒を挿げられるご主人の前にはこんなものが・・・

大きな磁石です。
「この磁石は何に使われるんですか?」とお訊ねしたところ
「この磁石でね、お客さんを引き寄せるんですよ。」との回答。
そうか、これが黒田商店さんの秘密だったのか・・・磁石があるんじゃ仕方がないか。笑

注:もちろん冗談です。磁石は散らばった釘などを集めるために使われているそうです。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇21
坂野五百さんと黒田商店さんの伊勢丹の出店に行ってから2週間後、今度は日本橋の三越の出店にいそいそと台と鼻緒を持って向かいました。(ここに至るまでの経緯は『履物奔走劇14と15』で)
相変わらず、人気の黒田商店さんです。
前回の訪問から2週間しか経っていないにも係らず、新作の鼻緒がチラホラ見られます。

鼻緒がずらりと並んでいる姿は、なかなかに壮観!


次から次へと引っ切り無しにお客さまが来られるので、ご店主さんも奥様もてんてこ舞でしたが、無事鼻緒を挿げて頂きました。

うむ、母の下駄再生2足目完了!
黒田商店さんの鼻緒を選ぶにしては、ありきたりなものを選んだものだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いえいえ、思いのほか凝った鼻緒なのですよ。
雨用のエナメルの鼻緒ですが、ウケの部分がビロードなので当たりが柔らかい。
もう1点、母の台に合わせる上で気に入ったところは、ウケの色が白いこと。

僅かとはいえ、螺鈿の入った台だったので、黒いだけの鼻緒より、相性がよいように思ったのです。
一目ぼれした爪皮を掛けてこんな感じで。


うん、かわいい♪
実は、黒い鼻緒を選んだ理由はもうひとつ。
以前にやはり黒田商店さんで、頂いた別の爪皮もありまして・・・


黒い水玉の雨コートとよく合いそうでしょう。
ちょっとだけ雨の日のキモノが憂鬱でなくなるカモ??(どうかなぁ・・・?苦笑)

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



すもも祭と金魚4

白地の特岡生地に百合と蝶のロウケツ染めの浴衣です。
今年の2枚目の浴衣は、浴衣らしい浴衣です。
長く、白地の浴衣はこどもっぽい気がして持っていなかったのですが、一昨年、ロミちゃんの白地の浴衣がとても素敵だったので、この歳になったらむしろ白地もよいなぁと、その年の9月に入ってからシーズンオフになったものを求めてしまいました。
おかげで、その年には着ることが出来ず、着始めは翌年の昨年から。笑

白地の浴衣を着るのは、中学生の時以来だったので、最初は少し戸惑いもありましたが、渋めの帯を合わせると、ぐっと大人度が上がってしっくり来る気がいたします。
ところで、この帯、よく見る手合いの単の帯ですが、どういう種類のものなのでしょう?ちょっとストレッチというか、伸縮性がある帯なのですが?どなたかお解かりになりますでしょうか?
博多帯のひとつなのかしら???
出所は、祖母の箪笥の中なのですが、残念ながら100歳も過ぎますと、返答がかなり怪しくなっております。苦笑
ご教授頂けますと、幸いです。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



すもも祭と金魚3
今年は最初から金魚を連れて帰る気満々。
子どもと肩を並べての真剣な大人の金魚すくいです。

しかし、肩に力が入りすぎたのか、はたまた私の殺気が金魚に伝わったのか、狙った黒出目金にはことごとく逃げられ、挙句の果てに、ゲットしてボウルに入れておいた緋ブナにも、ジャンプで脱走される始末です。
惨敗ですよ・・・。涙

一方、うにさの方は地道に緋ブナを3匹ゲット。
「持って帰りますか?」と夜店のお姉さんに聞かれて「黒出目貰えないですか?」と聞いたところ「4匹づつどうぞ~」とおっしゃる。
思わぬ返答に驚きながらも、うにさは自分が捕った3匹の緋ブナ+黒出目金2匹+斑入りの出目金2匹をビニールに入れて貰い、大喜び♪
では、私もと2匹の出目金を選んだところで、ふたりで顔を見合わせました。
多いのでは・・・???
実は、金魚すくいの金魚にしては、どれも大きいのです。
しかも、私はが選んだ1匹の黒出目は、鼻先から尾鰭の先までの体長は、ポイの直径を悠に越えています。なにか危険な予感がします・・・私は2匹で止め置き、急ぎ帰路へ。

前回の反省を胸に、ほぼ最短で帰宅したのでありました。
金魚は弱る様子もなく、とても元気。
ふたつのビニール袋から金魚鉢に移して、ほっとひと息。

・・・多い。
金魚鉢が渋滞しているではないですか!!
明らかに、金魚の数や大きさと、金魚鉢の大きさが合っていない。
今回は、欲張り過ぎの、貰いすぎです。涙
透明だった水も、あっという間に濁ってしまい、視界は悪く、金魚の姿を見ることもままなりません。
こんなところで、落とし穴に落ちるとは・・・やれやれ。
幸いだったのは、エアポンプがあったことでした。
これでエアがなければ、翌朝私達は小さな金魚鉢に、9匹もの魚が浮くのを見ることになっていたことでしょう。
結局、翌日うにさはホームセンターに走り、金魚鉢ではなく、水槽を購入。


金魚は今日に至るまで9匹とも元気に泳いでおりますが、空の金魚鉢が出来てしまいました。苦笑

緋ブナだけでも金魚鉢に入れようかなぁ・・・。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



すもも祭と金魚2
アレはいけません。
あのビニール袋、基本的にぶら提げて歩くことしか考えられていない作りなのですから、当然置けない。置けないということは常に片手は金魚で塞がるということです。
片手で食べる食事には時間が掛かり、ぶら提げている方の手は徐々にシビレて来ます。
しかも、片手でも食べ易いカレーなりとも食べておけばよいものを、うにさは『ハンバーグ定食』、私は『エビフライ定食』という、飯茶碗も汁物も付いてくる片手で食べるにはやっかいなオーダーをしてしまったのですから、状況はますます悪化するばかりです。
途中「置いちゃおっか・・・」と根を上げて、壁にグラス等で堰を作り机に置いてみたところ、辛うじて水は溢れはしないものの、水位は1cm程。緋ブナはまだしも、黒出目金は、ほぼ水のある机の上に置かれているも同然。
私の小学校の校歌の中に「水は容れた器のままになる」という歌詞がありましたが、この時ほど水の性質を呪ったことはありませんでした。
結局、ふたりで代わる代わるにぶら提げて食事を済ませたものの、家に着く頃には、金魚は虫の息です。
プラスチックの小さな容器に移された金魚は、翌朝には帰らぬ金魚となってしまいました。
本当に今でもあの金魚にはかわいそうなことをしたと思います。
そんな苦い思い出の上にある『すもも祭』、今年は1週間前から準備を始めました。
金魚鉢を調達し、日向水を作り、エアポンプを用意して、いざ金魚すくいへ!!


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



すもも祭と金魚1

去る7月20日、うにさとふたり大國魂神社の『すもも祭』に行って来ました。
大國魂神社といえば『くらやみ祭』が有名ですが、規模としては小さな『すもも祭』もなかなかに楽しいお祭です。
境内には沢山のすもも市が立ち並び、色とりどりの実が夜店の明かりに照らされて何ともかわいらしいのです。
年に1度のこの日だけに頒布される縁起ものの『烏団扇』や『烏扇子』も魅力的。

『すもも祭』についての起源などの詳細は、以下で見ることが出来ます。
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/sumomo.php
・・・と書きましたが、実は少々出遅れたため露店に残っていたのはソルダムばかり・・・仕方がないので、今年はすももは諦めました。苦笑

まずはお参りをして、古い烏団扇を還し、新しい団扇を貰って、おみくじを引き、納得いかぬ吉凶を枝に結び付け、一安心。
すもも祭に来たのは数年ぶりのことです。

実は、私達、数年前のすもも祭に苦い思い出があるのです。
金魚をね、死なせてしまったのですよ。涙
凄腕でもなんでもないのですが、私は縁日に行くと是が非でも金魚すくいをしたい気持ちが高まります。
そこへ持って来て、うにさの
「黒出目が欲しいよぅ!」の声。
よし来た!任せろ!と腕まくりで挑んだ私、首尾よく黒の出目金と緋ブナを掬い上げ、鼻高々で持ち帰ることに・・・。
何の躊躇いもなく事は進んだハズでした。
しかし、ここからが金魚の苦難の始まりです。
我家には金魚鉢があったわけでもなく、汲み置きの水が用意されていたわけでもありません。
それだけでも十分にリスクがあったはずなのに、あろうことか喰い意地の張った私達、金魚をぶら提げたまま、食事に入ってしまったのです。
今考えると、この食事が金魚の命取りとなりました。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇20
今回は(も)、ジャカスカしたものを召しております。苦笑
とにかく、年齢のことは聞いて下さるな!!

縞に薊(アザミ)のシルエットの夏お召しのキモノです。
こちらは『暮らし家』さんでの掘り出しもの。
残念なのは、丈がかなり短く、おはしょりは頑張っても指の関節1本くらい。

対丈で着ることも考えましたが、僅かといえどもおはしょりがあった方が、着崩れを直しやすいので、いざとなったら、腰紐が見えてもよいくらいに考えて着ております。
幸い、腰紐は見えずに済みましたが(多分)、見えてもよいように、実は腰紐もちょっとお洒落なものを・・・。

男性用のダルマの腰紐。

帯は雪の結晶模様の透かしが入った絽の名古屋。

帯止めには白い珊瑚の六瓢(ムビョウ→無病)。小さくって見えませぬなぁ・・・苦笑。
この帯止め、よく見ると表面に薄っすらとした黒ズミがあります。
これがどうやっても取れない。

購入した古道具屋さんでも、せっかくだからといろいろ試して下さいましたし、持ち帰ってからも、しつこくいろいろなモノでふき取ったり、磨いてみたのですが、どうも珊瑚の表面に何かが付いているわけではないらしい。
最後の最後に、私、眼鏡屋の店先にあるような超音波洗浄機にも掛けて、ようやく諦めました。
珊瑚自体の色と解釈するより他ないようです。
ひとまず、やるだけやったので、納得。


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇19
五百さんは、薔薇柄の小千谷縮のおキモノ。

帯は、愛らしい『ルリカケスと烏瓜』の刺繍帯。

ルリカケスと言えば・・・こどもの頃の私のしりとりの持ちネタです♪
しりとりは『る』の単語をたくさん持つことが必勝法ですからね。笑

帯止めには小さな小さな文鳥が!!
残念ながら写真を撮り損ねてしまいました。涙
往々にして、よく喋った日は、写真の撮り忘れや撮り損ねが多い私です。苦笑
でも、今回は大丈夫。
五百さんのブログの方で拝見出来ますから♪
コチラでどうぞ。
五百さんのコーディネートには、いつもどこかしらに少女らしさを感じます。


メニューを見るのは楽しいですよね。笑

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇18
その場ではなくなってしまったのではないかと、五百さんとふたりかなり動揺いたしましたが、後で改装中と解ってひと安心。
とはいえ、あの古びて機能的ではない感じのお店がなくなったのは、ちょっと寂しい気がいたしました。

そのまま、蕎麦店『茶子溜り』に連れて行って頂きました。
前述の通り、現在の私は蕎麦アレルギーで蕎麦を食べることは出来ないのですが、お蕎麦以外も十分に楽しめそうなお店でしたので、即決定。
というのも、こちらのお店、ビルの建替え工事のために、7/10に一端閉店となることが決まっていたのです。その日行かなくては、二度と行くことは叶わないかもしれない・・・行かなくちゃ!!
後で、お店の方に伺ったところ、半蔵門or六本木に移転を計画中とのことでした。笑



箱膳で頂くお料理は、どれも素材の味がしっかり味わえるようなお料理ばかり。
好みです♪
週末の銀座は夜が早いらしく、暖簾を早々に下ろされていたにもかかわらず
「せっかくですから、ゆっくりして行って下さい」とのお言葉に甘えて、途中からはほぼ貸切状態で、ゆったりさせて頂きました。
銀座の一等地でなんという贅沢!!


しっかりデザートまで頂いて、大満足の夕食でした。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇17
この日は田中翼さんもお店にいらっしゃり、一緒にお写真など撮らせて頂きました。
(私は後ろ姿で失礼いたします。笑)

田中翼さんといえば、大正から昭和初期の貴重なきものを中心に採集されている屈指のコレクターさんですね。
田中翼さんのコレクションが紹介されている『別冊太陽(38)-骨董を楽しむ』や『別冊太陽(48)-昔きものの着こなし』などは、疲れた日に眠る前に眺める1冊として私の心の清浄を保つために、おおいに活用させて頂いております。笑

実は、春の京都旅行で訪ねた正尚堂さんで、『Wing-田中翼』さんの店長であられるカオリさんと偶然お会いいたしました。そうです、あのキモノ美人です!!(詳しくは『京都旅行2008-京都キモノ屋行脚の巻・その6』をご覧下さい。)
そんなご縁で、メールのやりとりなどさせて頂いていたのですが、ひょんなことから、商品を取り置きして頂くことになり、この日はその商品と対面して参りました。
その商品についてはまたあらためて・・・。悶絶。

お店にはキモノ姿の女性が数人、楽しそうにアレコレと楽しそうにキモノや帯を広げていらっしゃいました。
聞けば、ひとりの方を除けばみなさんお客さまだとか・・・。笑
店長のカオリさん曰く「うちは、お客さまとスタッフの境界がうすいもので・・・笑」
この日いらしたお客さまも、既に3時間越えだったとか。
面白かったのは、私や五百さんも含めて、その日のキモノの色が、偶然に黒からブルー系で揃ってしまったこと。
記念に集合写真も撮らせて頂きましたが、お顔が写ってしまうので、部分部分で少しだけご紹介。(全員で後姿になればよかったのか!!笑)


田中翼さん、カオリさん、お邪魔いたしました。
また遊びに行かせて頂きますね♪
『Wing-田中翼』さんを後にして、五百さんの行き着けの『灯屋』さんを訪ねました。
私は『灯屋』さんは参宮橋にある本店の方が改装される前に1度行ったことがあるだけです。
常連の五百さんに連れられて、ちょっとドキドキしながらの訪問でしたが、入荷したばかりの野菜の帯(すごく面白いものでした!)など見せて頂いたりなどして、とても楽しく過させて頂きました。
というか・・・キモノの話よりも何故か世間話に花が咲き、結局閉店の曲が流れるまで居座ってしまい、通用口からお店を出る有様でした。苦笑
店長の白井さん、ありがとうございました。
また改めて、お店のご紹介などさせて下さいまし。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇16
場所を新宿から銀座に移して、目的の『Wing-田中翼』さんのお店に伺う前に、アンティークモール銀座の地下にある『カフェ・アルノー』さんで一休み。
五百さんお勧めメニューの『桃のジュース』と小腹が空いたので『和風トースト』のセットをふたりで分け合って頂きました。
『桃のジュース』は、あまりの美味しさに、ごくごく飲み干して写真はありませぬ。笑
こちらが『和風トースト』のセット。

紫蘇が混ぜられたお味噌の乗ったトーストです。
これは美味しい♪
お店の方がとても親切で、ふたりで分け合って食べるのならと、トーストも食べ易く4つに切り分けて下さった上に、セットのお茶にお湯呑みを2つ用意して下さるサービス。
かたじけない限りです。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇15

見つけたのは、かわいらしい爪皮。

即座に頭をよぎったのは、母やすこから貰った赤い塗りに螺鈿の入った利休下駄。

古い鼻緒が痛いのはもちろんのことですが、爪皮の方は、樹脂が劣化してベタベタになっておりました。
以前に他の履物屋さんで、なんとか出来ないかと尋ねたところ、古い樹脂の劣化はどうしようもないとのこと。
洗ったり、ベンジンのようなもので拭いてみたりもしましたが、結局ベタベタを拭うことは出来ず、諦めて爪皮の方は処分してしまったのです。
下駄の方だけでも、なんとかそのうち履けるようにしたいと思っていたところで出会ったのが、この爪皮です。
そうか!この爪皮に合わせて鼻緒を選ぼう!
とはいえ、母から貰った台を提げて来ていたわけではないので、黒田商店さんに置いてある台の中から、赤い塗りのものをお借りして、爪皮と雨用の鼻緒の相性を検討いたしました。
鼻緒はシンプルに・・・。
結局、私も五百さんと同じく、2週間後に日本橋三越さんに台を持ち込んで挿げて頂くことになりました・・・苦笑。
取り置きでもよいとのことだったのですが、なんとなく持ち帰りたくて、爪皮と鼻緒は持って帰りました。
履物奔走劇、また一歩前進♪

黒田商店さんに伺うのは久しぶりのことでしたが、覚えていて下さって、今年の春にロスに出店された時の話などもして下さいました。
これからのご活躍が益々楽しみですね。
ようやく、スケジュールだけでも更新出来るHPを持たれたとのこと。
黒田商店さんの出店情報を探しておられるお客さまには朗報ですね♪
みなさま、見逃すことなくチェックして下さいまし。笑
黒田商店web支店
http://hakimono.biz/menu.html

さて、この日、実はアンティークモール銀座にも御用がありました。
ちょっと降って湧いたようなことでして・・・苦笑。
以前からお訪ねしなければと思っておりました『Wing-田中翼』さんのお店にお邪魔して参りました。

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇14
やれやれ・・・もう少し早い時間に外れてくれれば、履物問屋街のどこかで直せたものを。
直ぐに履き替える履物(踵を修理してもらった草履)を持っていたのも、なんとなく憎らしい感じです。

壊れた下駄は、以前に黒田商店さんで誂えたもの。
その週末には、黒田商店さんが伊勢丹に出店されていることが決まっていたのです。
はいはい、行きますよ。
実は坂野五百さんと伊勢丹の黒田商店さんの出店を覗こうとお約束していたのですが、ほんのちょっと迷いもあったのです。
何故って・・・流し見するには、辛いお店ですからね。苦笑
しかし、下駄に修理が必要とあっては、避けるわけには行きませぬ。
うまい具合に自分への言い訳も整い、大手を振って黒田商店さんへと向かったわけです。

さて当日、五百さんとは伊勢丹の黒田商店さんで待ち合わせ。
五百さんと2人だけのデートは今回が初めてです。
「五百さ~ん!」とお会いした時には、既に五百さんの手には、麻の下駄の台と、厳選された鼻緒がしっかりと握られておりました。笑
私「は、早いですね・・・笑」
五百さん「はい~~~♪」
その日の伊勢丹はセールの真っ最中。(行くまで気づいておりませんでしたが・・・)
ものすごい人混みです。

2週間後に日本橋の三越さんに出店されるとのことでしたので、五百さんは商品の取り置きをお願いして、改めて三越さんの方で挿げて頂くことに。
私の方は、件の下駄の修理をお願いして、ふらりふらりと素敵な鼻緒の数々を物色させて頂いておりました。
んんんん??コレはかわいい!

いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪



履物奔走劇13

半襟はお気に入りのハギレで、抽象柄の紫の夏お召しです。

あっ!

袖が短い!!
そうなんです。このキモノは袖丈が40cmくらいしかありませぬ。
古着を着ると、お袖が長い日もあれば、短い日もあるのです。苦笑

帯は『うかい鳥山』に行った時に締めていたのと同じ絽の朝顔の帯。

帯揚もハギレなのですが、実は、半襟にしようと思って手に入れた短めのハギレでして、全く長さが足りませんでした。
仕方がないので、前に挟んでいるだけです。
いや~、大ウソツキですが、どうしても、ビビッドな水色が差し色に欲しかったのですよ。苦笑

帯止は、子どもの頃から持っている向日葵のブローチ。(お母さん覚えてるかしら?)
以上、ありあわせ感に溢れたコーディネートでした。笑


いつもご来場ありがとうございます。
ワンクリックの応援が励みになります♪


