今日は何の日?6月30日

6月30日は・・・
いつもお馴染みのロミちゃんのお誕生日であります!
ロミちゃん!お誕生日おめでとう♪
(度々ブログに登場してくれているロミちゃんですが、まだご存知のない方は『友人ロミちゃんについて1・2・3』をご覧下さい。)
そうなんです、うにさとロミちゃんのお誕生日は続いているのです!
ただし、ロミちゃんの方が1歳年下です。笑
ふたりのお誕生日が続いていることで、以前に誕生日パーティーを一緒にやったことがありました。まだ、学生を卒業して間もない頃だったと思います。
せっかくだからと、事前にケーキ屋さんに行って、私、ケーキを予約いたしました。
もちろん、二人の名前を入れてもらうようにお願いしたのです。
『ロミちゃん・ウニタンお誕生日おめでとう』と・・・。
『ウニタン』というのは、うにさが子どもの頃の愛称です。
何人かで私のアパートに集まって(まだ、うにさとの共同生活は始まっていない頃でしたので・・・)、さあ!ケーキだ!!と箱を開けたところ・・・。
『ロミちゃん・ウニタンちゃんお誕生日おめでとう』の文字。
???ウニタンちゃん??誰だ??
綺麗にデコレーションされたケーキを前に拍手が起きるはずが、全員で腹を抱えて笑いました。
ケーキ屋さんは、恐らくふたりのことを、日本人だとは思っていなかったに違いありません。苦笑
ふたりの誕生日が近づくと、いつもこの出来事を思い出してしまう私です。
毎年、きちんきちんとお祝いをし合っているわけでもないのですが、今年はうにさとふたりで、ロミちゃんにプレゼントを贈りました。(いつもお世話になっているのでね・・・。)
少し早かったのですが、先日、一緒に下北にお出かけをして手渡すことが出来たので、ブログには当日アップしようと待ち構えておりました。(笑)
『水うちわ』です。

きれいでしょう♪
さて『水うちは』とは?
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませぬので、少々ご紹介をしたいと思います。

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今日は何の日?6月29日

6月29日は・・・
うにさのお誕生日であります!
はい、もちろん皆様が知る由もないことですね。苦笑
三重出身にふさわしく29(にく)の日です。(私が勝手に言っているだけですが・・・)
え?いくつになったかと?
そんな恐ろしいこと・・・軽々しく口にすることは出来ませぬ。
同級生ですからねぇ、我が年齢を公表することになるではないですか!クワバラクワバラ。笑
とはいえ、いくつになろうとお誕生日がめでたいことには変わりありません。
ロミちゃんとチホちゃん(初登場)から、うにさに、とってもかわいい贈り物がやって来ました。

木製のちゃぶ台のミニチュアセットです♪
見るからにうにさが好きそうなもの。

ちゃ~んと、蓋だって開くのです。
このちゃぶ台セットをロミちゃんとチホちゃんが下北沢でGetした時には、私も一緒にいたのですが、その日のお話はまた改めて。

写真を見て「おや??」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
まぁ、いいじゃないですか。ご愛嬌です。笑
話は変わって・・・
今年のお誕生日は、珍しくうにさの方からプレゼントのリクエストがありました。
実はそれを実現すべく、伊勢木綿の臼井織布さんを先日再訪したのです。
(詳しくは伊勢木綿-臼井織布再訪1・2・3をご覧下さい。)
そして、お願いしたものが臼井さんから届きました。
うふっ♪ついつい顔が緩んでしまいます。
何を隠そう、オリジナルの反物を作って頂いたのです!!

最初はもちろん既製品の中から選ぶつもりでいたのです。
既製品でだって、選びきれない程に素敵なものがたくさんあるのですから、目移りしながらアレコレお話ししていたところ、ポソリと言われた臼井さんのひとことに、私たちが食いつかないわけがありませぬ。
「作りましょか・・・」(三重弁のイントネーションでお願いします!)
あまりの展開に動揺を隠せない私たちでしたが、そんな楽しそうなお話、めったに得られるものではありません。
ただ、通常オリジナルのものは、20反以上から受け付けていらっしゃるようなので、私達のように個人でお願いするのは非常に難しい。
一色一色糸の色から指定するとなると、糸を染めるところからになるわけですから、時間も掛かります。
そこで、基本の柄行のパターンとイメージをお伝えした後に、ベースになる色を現在臼井さんが手持ちの糸の中から選ばせて頂いて、細かいところはお任せでお願いしました。
ただし!!そんなイレギュラーなお願いをするのですから、出来上がってから「いらない・・・」というのは絶対にナシです。(当然です!)
当初、2ヶ月後くらいに仕上げて下さるとのお話だったのですが、なんと1週間で織り上げて下さり、驚いたのなんの・・・。本当に感謝感激です!
でも、正直、布が手元に届くまでは、随分ドキドキしましたよ。苦笑
大丈夫!!っとは思っていても、何かの間違いで、すご~くイメージの違ったものが仕上がって来たらどうしよう・・・っと。
届いた包みを前に、ふたりで正座をして、せ~の!と開いた瞬間、
「すごくいい!!」
と声を揃えて叫びました。
臼井さん、本当にありがとうございます。
直ぐに身につけたいところですが、仕立て終わるまで、しばしお待ち下さいませ。

え??どうして一反半なのか??
それは・・・うにさからリクエストがあったのは、実はキモノではないのです。
んん?そんなに沢山布が必要なものなのか??
いえいえ、半反もあれば十分に出来るものです。
では一反分は?
そんな、聞くだけ野暮というものです。
なんと言ってもオリジナルの反物ですよ。
私がキモノで着るに決まっています。笑

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暮らし家 『暮らしの遊び 2008夏』
年に数回開かれる暮らし家さんの催事は、私たちにとっては季節の行事化しています。
いったい何年くらい通っているのか・・・学生時代から通っているので、恐ろしく長い年数です。(具体的な数字は考えないことにしよう・・・苦笑)

『暮らしの遊び 2008夏』
6/26(木)~6/30(月) 於:暮らし家店内・浦島太郎(倉庫)
open:12:00~7:00
『暮らし家 ぼおぴいぷ』
東京都八王子市長沼町1230
http://www.kurashiya.co.jp/

『暮らし家』さんと言えば、アンティークモール銀座にも出店されていますが、こちら八王子が本店です。キモノ部門を担当されている前野未悠さんは『七緒』や『KIMONO姫』に登場されることも度々ですし、ご自身で『着物のいろは』という本も出されているのでファンの方も多いことと思います。
はい!かわいこちゃんの未悠さん!!

美人のと書く方が適切なのかもしれませぬが、まだ未悠さんがごくごく若い頃(今でもお若いので、あの頃はもしかしたら、10代前半??)に、ジーパン姿で家業の骨董店の手伝いを一生懸命されていた頃から、キモノ部門を華麗に展開されるまで、長年に渡って陰ながら拝見させて頂いていた私達としては、何となくこどもの成長を見守るような気持ちなのです。(誠に勝手千番な思い入れです・・・笑)

『おせん』にもたくさんキモノを提供されていたので、いつもはのんびり週末あたりに覗きに行く私も、今回ばかりは慌てて平日の初日に出かけて来た次第です。
ただし、うにさは仕事の都合がつかなかったので、私ひとり特命を受けて行って参りました。笑

雨だったこともあり、恐れていた程には混雑しておりませんでしたが、やはりキモノコーナーにはたくさんの人。
お客さまのお顔が写らないように写真を撮るのは至難の業でしたので、キモノコーナーの写真は少なめでごめんなさい。
お馴染みさんから、親子連れで今年の浴衣を探しに来られている方も、熱の籠った眼差しで楽しくお買物をされていました。
催事用の特価品のコーナーから掘り出し物を探すのはもちろんのことですが、通常商品も20%offで購入出来るのですから、かなりお得です。
以前に私とうにさは、セール前に一度下見に行って、初日駆け込むということをしたことがある程です。(若い頃はエネルギーがあったな・・・苦笑)

暮らし家さんでは、アンティークのキモノを解いて作られたオリジナルの帯などもあり、アンティークの柄行を生かした、状態のよい新品の帯を手に入れることも出来ます。これはちょっと嬉しい♪
ハギレなども、布の種類別にきれいに引き出しに整理されています。

帯留などの小物も、こんなかわいらしいショーケースに入って陳列されています。とてもディスプレイがお上手なのです。

その他に、今回の催事では日替わりの特価品も用意されているようですから、初日に行けなかった方達にもまだまだお楽しみが満載です!
いつもはアンティークモール銀座店に出かけられる皆さまも、是非この機会に、本店八王子店の方も覗きにいらしてはいかがでしょうか。


キモノ以外の骨董品・食器・家具など、暮らし家さんの懐の深さを味わって頂けると思います。
みなさんのお気に入りが見つかることを祈って!


ところで・・・長居をして物色される方が多いせいか、いつもお買物の途中でお店の方がお茶やお菓子を勧めて下さいます。今回も頂いてしまいました。

ごちそう様でした。
そして・・・雨に負けない出陣をするために、超普段着のキモノ姿でお邪魔をしてしまい(ご近所なもので・・・)、店員さんに間違えられてしまった時には、暮らし家さんに申し訳なく思いました。今度は間違えられてもはずかしくないくらいの恰好で伺いますね。笑
ひとまず、今夜は暮らし家さんの催事情報のみ!!
え??勧めておいて買物はしなかったのかって??
もちろん、しましたとも♪笑

追記
少しだけ訂正を!!
暮らし家さんは、アンティークモール銀座店からは、今年の3月一杯で撤退されていました。
リサーチ不足で申し訳ありませぬ。
お知らせ下さったカオリ様!ありがとうございました。
・・・というわけですので、八王子本店の方へ、みなさま足をお運び下さいまし!
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伊勢木綿-臼井織布再訪3

さて今回の三重旅行、私としては初めてのキモノで新幹線となりました。(往路のみですが・・・。)
せっかく臼井織布さんを再訪するのですから、ここは伊勢木綿の出番です。

写真は臼井織布さんの前で。
そして、手持ちの2枚の伊勢木綿のうち、こちらのおキモノは、うにさのお母様であるともこさんに、うにさのお婆様であるとしこさんの香典返しとして頂いたものですから、是非とも着姿をお見せしたかったのです。
初めての長距離キモノ、どんなことになるやらと、かなりドキドキしていましたが、案ずるより産むが易し、いたって快適な道中でした。

ただ1点、今後の課題としては、キモノで旅行をする際の荷物の問題です。
急に決めた三重行きでしたし、あまり荷物のことを考えていませんでしたが、キモノでボストンバッグ型のものを長距離提げるのは、結構疲れる・・・。
小型のスーツケースというか、キャリーバッグのようなものがよいのかなぁ・・・とも思いましたが、階段が少しおっくうです。
みなさんはどうされているのでしょう?
・・・で、風呂敷を背負うというのが、一番楽そう!というのが、現在、私が辿り着いた結論。
うにさには、行商のオバサンか泥棒みないになるんじゃない?と言われていますが、アレはやはり、利に叶なったスタイルなのではないかと・・・?
唐草模様の泥棒スタイルにならないように、時代劇の旅人みたいに斜めに掛けにしたりすれば、そんなに見かけも問題ないのでは??(夏場は背中が暑そうですが・・・。)
帯の上に乗せるとよいという話も聞いたことがありますし・・・。
何より、両手が空く可能性を秘めているところが魅力です!
今回は試さなかったのですが、一度試してみたいものです。

半衿と帯揚げは先日ご紹介した通り、古いブラウスを解いて作ったもの。
今回の帯は、牛若丸が立っていそうな、宝珠のついた欄干柄です。

あ・・・微妙に宝珠が出ない結び方になってますね・・・汗。
実はこの帯、柄行が気に入って古着屋さんで生地に傷みがあるのを承知で手に入れたキモノでした。
案の定、キモノとして着るには布自体の強度がなく、悉皆屋さんにご相談して、裏張りをして、帯に仕立て直して頂きました。
当初、名古屋を1本お願いするつもりでしたが、ついでに半幅帯も。


今回結んでいるのは、半幅帯の方。
実は私、どちらかと言うと半幅帯の方が好きです。
特に、夏場は小物が少なくて済む半幅の方が、ぐっと気楽。
布の強度を上げるために裏張りして頂いたので、帯芯もナシで、軽くて柔らかく、重宝しそうな帯となりました。

帯留にアフリカ珊瑚のバラの花で、ちょいとよそ行き気分です。


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伊勢木綿-臼井織布再訪2

今回は2度目の訪問(うにさは実は3度目です)でしたので、前回よりは少し落ち着いて反物を眺めることも出来(時間のことじゃありません。私の気持ちの問題です。苦笑)、ご主人の臼井さんからは、関西と関東では好まれる柄行が異なるお話や、時代を遡って、昔は縞を見ればどこの出身かが解る程に地域独特の縞があったお話など、大変興味深く伺わせて頂きました。
更には、先代さんが日本中を歩いて集められた貴重な『縞帳』なるものも拝見させて頂きました。


こういうものが大切に保存されているのも、臼井織布さんのすばらしい点です!!
まるでアイルランドのアランセーターのお話のようですね。
隣村にお嫁に行ったりすると、微妙に融合したような新しい柄が出来たりしたのかしら・・・?笑
古いカセ台などもありました。

これは昔の伊勢木綿。

これは本藍のものではないので、経年によって色が退色しているのだそうですが、それはそれでいい色味で素敵でしたよ。

今回もこうしてお店の中をあちこち案内して頂き、とても充実した楽しい時間を過させて頂きました。臼井さん!ありがとうございます。
さてさて、そろそろおいとませねばなりませぬ。
伊勢木綿を利用した小物の中から、コロンとかわいいストラップを見つけて、根付け代わりに使おうと、すぐに持って帰れるお土産として購入♪

芯に小さな二枚貝を使って、伊勢木綿でくるんであるのですが、ぷっくりしていて栗か桃みたいにも見えます。
お店を出る最後の最後に、
「こんなものもあるのですね~!」と手に取った桐箱入りの伊勢木綿の帯締め。


臼井さん「昔、試しに作ってみたけど、今はもうやってないから、持って行っていいよ。」
私「ええっ!?」
私「でも・・・うちのブログを見て欲しいって問い合わせがあったりしたらどうするんですか・・・?」
臼井さん「うん、うちではやらない。」(笑)
・・・とのことですので、こちらは商品としては欠番です。
皆様、帯締めはお問い合わせされませぬよう!笑
私は、これ幸いにありがたく使わせて頂くことにいたします。(非常な果報)



その他三重情報、また改めて書かせて頂きます!
前回の伊勢木綿・臼井織布の訪問記をご覧になりたい方はコチラ↓で
伊勢木綿-臼井織布の巻1
伊勢木綿-臼井織布の巻2
伊勢木綿-臼井織布の巻3

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伊勢木綿-臼井織布再訪1

先日、ちょいと三重まで行って(うにさは“帰って”)来ました。
そして、当然のように伊勢木綿の臼井織布さんを再訪して参りました。笑

事前にご連絡したとはいえ、お休みの土曜日にお邪魔してしまい、その上長時間に渡り、あーでもない、こーでもない、それも好き、これもいいとカシマシイ私達にお付き合い頂き、感謝しております。(全くもってタチの悪い客です。苦笑)
もちろん目的を持って伺ったのですが、今現在、手元にそれが無い状態ですので、今回の訪問の目的はまたあらためて。
うふっ、いったい何でしょね?あ~ドキドキするわぁ~、2ヶ月後ね♪と思っていたところが・・・、
臼井さんをお訪ねして丁度一週間後に「出来ました」のご連絡。
いや、もうびっくりです。
まだ訪問記事をブログに上げてすらいないのに、一反の反物が織り上がったとは・・・!
あまりの早さに動揺しておりますが、詳しくは、反物が手元に届いた後のお楽しみということにいたしましょう。(長いぞ前振り・・・苦笑)
今回もいろいろと見せて頂きましたので、みなさまの伊勢木綿熱を煽るべく、少しばかりご紹介したいと思います。笑
じゃじゃ~ん。
まずは新作の柄から。

左から、
茶と白のかなり大きな格子柄。
格子というよりは市松に近い感じもしますね。
縦糸に黒(?)が使われていることによって、単純な茶や白ではなく、色味に奥行きが出るとともに、大きな柄行きでも全体がちぐはくにならないで、きちんとまとまった印象になっています。
中央
フルーツ牛乳を思い出してしまうような、なんとも懐かしく優しい色味のオレンジの入った格子柄。ありそうでない配色ですね。なかなかスイート♪
右
先日ご紹介した生白縞の萌黄と茶の格子とは、また別の反物です。
涼しげで、これまたなかなか素敵です。
おお!コレは・・・

『おせん』ちゃんがもんぺで着用していた柄ですね。(そういえば、今日でおせんも終わってしまいましたね。)
微妙に赤い縞の太さに変化がつけてあって、シンプルに見えて凝った作りの縞です。
こういう縞模様は、キモノに仕立てたらちょっとした抑揚が出て、思ってもない楽しい仕上がりになりそうです。
こちらは綿麻の反物です。

噂には聞いておりましたが、触らせて頂くのは初めてのこと。
せっかくの伊勢木綿の柔らかさが損なわれているのではないかと心配しておりましたが、全くもって問題ナシ!!
きちんと伊勢木綿の柔らかさを保持しておりました。
麻は25%ほどだそうですが、100%の木綿に比べて、かなり涼しいのだそうです。
暑くなって来ましたし、心惹かれますね。


お気に入りのものがありましたら、臼井織布さんにお問合せ下さいまし。笑

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マトリョミンに誘われて6

キモノは、ここのところよく着ている伊勢木綿のやたら縞。
また~・・・なんて言わないで下さい!!
実は、木綿の洗濯による縮み具合が見たくて、早く洗ってみたいのです!!何だかちょっと変な動機ですけど・・・苦笑

帯は、母やすこの若い頃の半幅帯です。

いさぎよい感じの縞でお気に入りですが、昔の帯で、若干短いのが玉に瑕です。
半襟は、実は気に入っていたブラウスの袖から作りました。
元々が古着のブラウスだったのですが、ブラウスで着るには随分とヘタレてしまったので、袖を半襟に、胴の部分は帯揚げにしてしまいました。
でも、この半襟、本当は縞にピンクの水玉模様なのです。

半襟付けの目測を誤ったため、着付けてみたら帯のピンクと響くはずの、ピンクの水玉が見えない場所に入ってしまいました。ちょっと惜しいコーディネートですが、まあ、よしといたしましょう。


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マトリョミンに誘われて4

ところで、テルミンといえば、学研の大人の科学Vol.17の『テルミン』はものすごい人気だったそうですね。

あまりに人気が高かったので、今度は『シンセサイザー』が出されるとのこと。
先に出ているテルミンとも接続出きるらしいです。
実は、学研の『テルミン』、今年の桃の節句にお友達の文ちゃんからプレゼントされました。(どうして桃の節句にテルミンなのかは、未だ不明ですが、文ちゃんは時々よく解らないプレゼントをくれる人なので、あまり気にしないことにしています。苦笑)

作ったところまではよかったのですが、演奏が難しくて、ちょっと持て余してしまった私。
先日うにさに
「だるまの中に入れて『ダルミン』にして、うにさにあげるよ!」
と言ったら、ものすごく嫌がられました。(いい思い付きだと思ったのに・・・。)
仕方がないので、マトリョーシキナと一緒に飾っておこう。

こちらのマトリョーシキナはお友達のゆかりちゃんからの頂きもの。
中身はウオッカ♪(既に空ですが・・・笑)
プレーン、つるこけもも、ハニーのフレーバーウオッカでした。
マトリョーシカつながりで、ついでにもう1点。


こちらはトイカメラの『マトリョーシカ・ス・ファタパーラータム』。
通称『マトパラ』です。
数年前の誕生日に、うにさからプレゼントされたものですが、見た目がとにかくかわいい♪
残念ながら、撮れる写真はかなり予測不可能。
ファインダーもほとんど役には立ちません。笑
それでも、予想外の撮れちゃった写真が楽しみで、ついついシャッターを切ってしまうのでした。
世の中には、かわいいものがたくさんありますね♪

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マトリョミンに誘われて3
憧れのマトリョミン。
いつか本物に触れてみたいと思っておりましたところ、五百さんがお持ちになっておられると言われるではないですか!!しかも、お教室にまで行かれているというのです。
これは是非とも拝見せねばと、ずっと心待ちにしておりました。
初めてのマトリョミン!ちゃんと電池で動いておりました。苦笑
しかし、のっけから想像を打ち砕かれる演奏方で、大爆笑してしまいました。
これが演奏しているところ。

なななんと、マトリョミンは手に持って演奏する楽器だったのです。

私の妄想はどこまでも誤りでした。

どう見ても、マトリョーシカの後頭部に空手チョップを喰らわしている図ですよね。笑
ふざけているワケじゃないのですよ、大真面目に演奏している姿がコレなのです。
五百さんに聞いたところによりますと、お教室ではこれを数人で車座になってやるのだそうです。
しかも、同時に音を出してはレッスンになりませんから、マトリョミンにイヤフォンを付けるのだそうです。
このレッスン、端から見たらかなり面白い風景に違いありません。
だって、無音の中で真剣な顔をした人達が、車座になってマトリョーシカの後頭部に空手チョップですよ。かなりシュールです。笑
ちなみに、私が想像していた演奏方は、こんな感じ・・・。

これはこれで、かなり怪しいですね・・・苦笑。
実際にやってみると、コレが中々難しい・・・。
マトリョミンの底にチューナーが付いていて、最初に自分の体に合わせてチューニングをするのですが、マトリョミンを持ったままの左手での操作は中々思うようには行きません。

写真は、人差し指でチューニングのダイヤルを操作しているところです。
一方、右手は1本の糸を辿るように真直ぐスーっと動かさなくてはならないのですが、上下にぶれて中々きれいに音階をさぐることが出来ません。
しかも、どう見たって、マトリョミンの姿はマトリョーシカですから、自分がやっている動作が妙に可笑しく、笑いを堪えるのも難しい。
それでも何とかドレミファソラシド~と辿って、かなり満足♪
ちょっと気を許すと、ドレミふ゛ぁソラシぼ~と暴走暴走。
いやはや、よい経験をさせて頂きました。


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マトリョミンに誘われて2

というわけで、待望のマトリョミンのお話です。
以前に、うにさのイラストでマトリョミンについては触れていますが、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんのでごくごく簡単なご紹介をいたします。
マトリョミンとは、ロシアの入れ子人形マトリョーシカの中に、電子楽器であるテルミンが内蔵された、いとも愛くるしき日本製(愛知)の楽器です。
詳しくは㈲マンダリンエレクトロンのHPをご覧下さい。
㈲マンダリンエレクトロン
http://www.mandarinelectron.com/
ちなみにこれはマトリョーシカ

実は、ちょいと三重まで行って来たのですが、うにさの叔母様チコさんのお宅にあったので、これ幸いにとパチリとして参りました。笑
ところで、みなさんはテルミンが電子楽器であることをご存知でしたか?
私はおよそ1年くらい前まで、アレは不思議力で鳴っているものだとばかり思っておりました。そんなわけですから、テルミンが内蔵されたマトリョミンのことは、場合によっては突如鳴り出す可能性のある人形型楽器だと思っていたのです。
テレビの電波や携帯の電波でだって鳴るかもしれない、蠅や蚊が近くを飛んでも鳴り出すこともあるかもしれない。
どんな刺激でいつ鳴り出すかわからないから、保管は厳重になされなければならず、専用のケースには不思議力避けの合金か何かが貼り込んであるに違いない・・・っと、どこまでも誤った思考を膨らませていたのです。
ですから、テルミンに電源コードがついていると人に知らされた時はすごい衝撃でした。
あ・・・でも、私が想像していた不思議力とは、霊力とか超能力とかではないのですよ。
もそっと科学的な力で、今現在はまだ詳細な科学的説明は難しいけれど、事象としては実証されているような感じのものです。
例えば水脈探しのダウジングとか、キルリアン写真とか、鉱石ラジオみたいなものとか・・・そんな感じの不思議力です。・・・ダメ・・・ですかね?苦笑。

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マトリョミンに誘われて1
(この日のことは五百さんのキモノブログ『着迷いごと』の方では既に掲載されています。うちはのんびりなもので・・・苦笑)
五百さんとお会いするのはまだ2度目だというのに、お昼も夜もおいしい手料理で歓待して頂き、感謝感激でした。
いろいろ夢中になりすぎて、アンチョビのカッペリーニも、アボカドのサラダも、タコス入りのスープも、鰻と梅の味ご飯も、写真を撮りそこねたてしまったのが、大きな失敗です。
ブログを始めて早半年が過ぎましたが、未だブロガーとしての自覚は身につかず、ただただ楽しむことに没頭しがちです。苦笑
まぁ、写真の少ない日はうにさのイラストでカバーということで!!・・・たまにはプレッシャーのひとつも掛けてみよう。ふっふっふ。
お会いしていきなり盛り上がる私達、限られた時間の中でお喋りしたいことは山のようにあるのです。

キモノを着ているだけで、なんとなく気分も華やぎます。
さてさて、たくさんのおもてなしの中で、おやつに頂いた京都『吉廼家』さんの『お伽草子』という和製プチフールのようなかわいらしい和菓子だけは何とか写真におさめることを思い出せました。
五百さんの3つ

うにさの3つ

ひよさの3つ

三人で真剣にジャンケンで取り合いました。こういう時は、結構本気になります。苦笑
この日は、実はちょっとしたタクラマカン(わが家では企みのことをこう呼びます)のご相談があってお訪ねしたのですが、私にもうにさにもそれぞれに、本題を上回る程のお楽しみがありました。
うにさは4ニャンとのご対面。
私は憧れの『マトリョミン』と合間見えて参りました。
4ニャンについては、うにさが描きたそ~にしているので、ここは譲って、風太くんの写真だけ。

かなりリラックスされているご様子ですが、ここまでが長い道のりでした。苦笑
写真には写っておりませんが、実際には風太くんの足元にうにさがひれ伏しております。完全にうにさの方が格下でした。笑

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ロミちゃんの苦悩4
(野田さんについての以前の記事はコチラ→和裁師さんの力)
ロミちゃんと私は、ふたりの会話の際には勝手に『青森のおばさま』などと呼ばせて頂いておりますが、不可能を可能にする和裁師さんとして、私達は大きな信頼を寄せています。
特に問題を抱えることの多いロミちゃんからの信頼は絶大です。
今回は、別のところで出来ないと断られた経緯もありますので、出来れば、この野田さんのお仕事をいろいろな方に知って頂きたいと思いました。

同じような状態で、着られなくなってしまっているキモノをお持ちの方もあるかもしれません。
出来ないと言われた和裁師さんにも、出来ることなら見て頂いて、更なる勉強をして頂けたらと思います。
平均身長は、年々大きくなっているのですし、今後はこういうお直しが必要な方が増えるのではないでしょうか?
そこまでやって着る人は、むしろ少なくなるとの声もあるかもしれませんが、出来れば世代を越えてキモノを大切にして欲しいと願う私としては、こういうお直しのよい例をみなさんに知って頂きたいと思いました。
野田さんは、和裁一筋の方です。
パソコンは得意ではないそうですが、そんなお母さんのために息子さんがHPを作って下さったそうです。
そして娘さんは、和裁をされるお母さんを見て育って
「キモノを着る仕事がしたい」
と今年の春からキモノを着て出来る仕事を選ばれたそうです。
なんだか、親孝行な息子さんと娘さんですね。
野田さんへの仕立ての依頼はHPから出来ます。
メールでご返事頂けることもありますが、ちょっぴりメールは苦手なようですので、一度メールでご連絡した後は、お電話でのやりとりの方がスムースです。
とても気さくな方ですので、何かの時には、野田さんを頼ってみて下さいませ。
『着物仕立て屋 和裁 野田』
http://kimonoshitate-noda.1bandesu.com/index.html
〒039-2401
青森県上北郡東北町大字上野32
080-5578-2869
wasainoda@yahoo.co.jp
今回は、ロミちゃんに写真を提供してもらって、随分お手間を取らせました。
ありがとうロミちゃん!
キモノ、綺麗に直ってよかったね!
まだ着ているところにはお目にかかっていないので、一緒に出かけられる日も楽しみにしています。・・・問題は訪問着でどこに行くかだね・・・誰か嫁にでも行ってくれないかなぁ。笑

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ロミちゃんの苦悩3

みごとに共布が継いでありますね。
?共布??おかしいですね?共布はなかったはずです。だからこそ別布での胴継ぎだったのですが、いったいこの布はどこから来たのでしょう?
こちらは下前の写真です。

下前の方は、共布ではありませんが、キモノと同じ地色の布で継いでありますね。
しかも、上前に比べて衿やオクミにも継ぎがあります。
はい、ココに野田さんマジックの秘密があります。
無いはずの共布は、着た時に見えない下前から捻出されていたのです。
なんとすばらしいやりくり!!
そして、これが修復完了後のロミちゃんの着姿。

前の写真より、ぐっと落ち着いて自信を持って着ているように見えますね。笑
以前は妙な水色の布が見えていたおはしょりも、今は何の問題もありません。

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ロミちゃんの苦悩2
ロミちゃんがキモノを着るようになって、お婆様、大叔母さま、お母様譲りのおキモノの中で、一等最初に直してでも着たいと思ったのは、お母様の若い頃の訪問着でした。

『カトレア』と名づけられたこのおキモノ、ロミちゃんが着るにはどうしても身丈が足りませんでした。
少し大掛かりになりますが、胴継ぎすることを決心して、とある着物屋さんを通して仕立てをお願いしたのです。
胴継ぎとは、身丈の足りない着物の胴部分に、別布を接いで必要な身丈にする仕立て換えの方法です。継いだ別布は帯の下に隠れるので、帯を外さない限り、見た目には解りません。
昔の人は小さいですから、今の人が古いキモノを着ようとすると、どうしてもこういうアクロバティックな加工法が必要になることがあります。
ところが・・・出来上がったものを着てみると、胴継ぎした部分が帯の下に隠れません。
何度着てみてもダメなのです。
しかも、継いである布の色が、地色と異なる水色でよく目立つ・・・これにはロミちゃんもがっかりです。
これがそのかわいそうなキモノを着た時の写真。

一見、嬉しそうでかわいい写真にも見えますが(笑)、それは間違いです!
も~お手上げ・・・のポーズと思って下さい。
おはしょり部分に見えている水色の布、事情を知って見ると、憎々しい気すらします。
すぐに着物屋さんにクレームを言って、目の前で着て見せたところ、これはイケナイと仕立て屋さんに連絡をして下さいました。
ところがところが、仕立てた和裁師さんが言われることには
「うちには、同じ身長の男の子がいて、その子で試してみたけれど問題なかった」の1点ばりです。
男性と女性とでは、体つきや頭の大きさだって違うでしょうに、間に入った着物屋さんも役に立たないというか、なんというか・・・。
結局、継いだ布を、目立たない色の布に換えることしかしてくれなかったのだそうです。
その後、この着物屋さんとのお付き合いはなくなったそうですが、一番着たいと思った着物がこんな目にあってしまったのでは諦め切れません。
どこかで何とかならないかと、いくつかあたってみたのですが、一端胴に鋏を入れてしまったキモノですから、どこのお店でも断られてしまいました。
落胆しつつ、最後の頼みの綱である青森の野田さんに預けてみることにしました。
困難なことは、承知していましたが「出来るかもしれない」という野田さんのお言葉にすがるような気持ちでした。
結果、出来たのです。笑
まさに、野田さんマジック!
一度は諦めかけたキモノが、きちんとしたサイズになったのですから、ロミちゃんの喜びもひとしおです。
では、実際のキモノはどんな風に修復されたのでしょう・・・?

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ロミちゃんの苦悩1
私と並ぶとこんな感じ。


前述の通り、長い間、長身のためにキモノを着ることを諦めていた彼女ですから、古いキモノを着るとなると、いろいろと乗り越えなくてはならない障害が出て来ることがあります。
(ロミちゃんがキモノを着るようになるまでのお話は『友人ロミちゃんについて1・2・3』をご覧下さい。)
このおキモノの仕立ての時にも、かなり苦労があったようです。

思い切ってかけ色をしたものの、古いものなので、裄が出ないかもしれない・・・。
身長が高いのですから、当然裄だって長~いのです。
都合3軒の仕立て屋さんで「出ません」と言われ、諦めてロミちゃんのお母様のキモノに仕立てようかと思っていたのだそうですが、4軒目にして救世主現る!!
それが、青森の『着物仕立て野田』さんでした。
野田さんについては、以前にもこちらのブログでご紹介したことがありますが、ロミちゃんや私がお世話になっている和裁師さんのお一人です。(以前の紹介記事はコチラで・・・。)
ダメ元で、野田さんに生地を送ってみたところ、ことも無く希望の裄になって仕立て上げられました。
私達には和裁の知識がないので、どこがどうなって不可能が可能になったのか?
正直なところさっぱり解らないのですが、布が継いであるわけでもなく、希望の寸法になっているのですから、何だかまるで狐に鼻をつままれたような話です。


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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ8

この日のロミちゃんのおキモノは、大叔母さまからの頂き物の緞子のおキモノに、かけ色をして仕立て直したものです。
元は白地にピンクの花柄のおキモノだったそうですが、色を掛ける前にはあまり目立たなかった地紋が、色を掛けた後にははっきりと見えるようになったのだとか。

かけ色をしたことで、ちょっと単色では出ないような不思議な色味のキモノに変身して、それが生地のツヤや地紋とあいまって黄金色のようにも見えます。
帯はかわいい鳥紋♪

こちらは、去年北野天満宮の天神市で求めたものだそうです。

暑くなって来たので、ビーズ衿で胸元は涼しく。

さてさて、今回のロミちゃんのおキモノ、少し詳しく書いてみたいと思います。

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ7
さてさて、この日のおキモノのお話です。
朋さんもいよいよおキモノか??と思っていたのですが、残念ながらこの日はお天気が少し心配な状態でしたので、デビューは先送りに。
キモノを着はじめた頃は、雨の日のキモノはかなり腰が引けますよね。
私は今でも及び腰です。苦笑
雨コートを着たり、下駄に爪皮を付けたりするのは楽しいのですが、キモノのことがやっぱり心配になりますものね。
うにさは・・・もちろん、この日も洋服です。(夏には絶対に浴衣を1回くらいは着させてみせるぞ!!)
というわけで、本日はロミちゃんの前に私から。

前回のオーボンヴュータン行きで、かなり赤い人でしたので、この日はすっきり目のコーディネートで。半襟は手抜きをしてオーボンヴュータン行きの日と同じものです。(ものぐさ太郎)
紺色の大きな絣模様のキモノは、古着のキモノを買い始めて間もない頃に買ったキモノで、私からすると非常に馴染みのあるキモノです。
約20年前に購入した古着を未だに着ていると思うと、洋服感覚で言うとちょっと不思議ですが、2代3代と世代を跨いで着ることの出来るキモノにおいては大した年数ではないですね。笑
絣の部分の触感が違っていて、チリチリとしています。

実は足元が一番賑やか。笑

菖蒲模様の帯も古物ですが、元が半幅でないものを半幅に仕立て直したものらしく、帯の途中には継ぎがあります。


しかし、元が半幅でなかったことが功を奏して、裏表異なる印象の菖蒲柄なので、キモノに合わせて両面使うことが出来るのでお気に入りです。

帯留は、昨年うにさから誕生日プレゼントにもらった『てんとう虫』の帯留。

馴じみのキモノのはずが、この日は、ちょっと着付けに失敗していたもよう・・・。汗
後から写真を見たら、後姿に結構シワが・・・なので、後姿はあまり詳しくは載せないことにいたしましょう。
今回のお話は5月末の出来事でしたので、この日が春の袷の最後となりました。


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伊勢木綿-臼井織布さんからの便り

写真は七緒のVol.13(前号)の表紙にもなった伊勢木綿。
お話の途中ですが・・・
伊勢木綿の臼井織布さんからお便り頂いたので、ちょいとご紹介。
津駅前にあるアスト2Fの『津市観光協会』で季節に合わせてトルソ展示をされているそうですが、現在展示されているのがこちらのおキモノ。

涼しげな白地のおキモノですね。
さて、この生地について臼井さんが付けて下さったコメントをご紹介しましょう。
「生白縞と言って生糸をベースに、この場合は、萌黄、茶の格子です。」
ん?私は首を傾げてしまいました。
生糸(きいと)?伊勢木綿だよね?
ん?ん?ん?
絹物も始められたのかしら?
不思議に思って調べたところ、解答を得ました。
いやはや勉強不足の私です。
臼井さんが書かれた生糸とは『きいと』ではなく『なまいと』と読むことを知りました。
生糸『きいと』とは、かいこの繭をほどいて繰り取ったままの糸。
生糸『なまいと』とは、精錬していない綿糸のこと。
この2つ、同じ漢字で表記されますが、音も意味も全く異なるものだったのです。
ちょっとした発見でした。

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ6

写真は刺繍の柄見本。
さてさて、出会ってはならぬ相手に出会ってしまった私・・・。
そのお相手とは?
絽ちりめんの夏物のキモノです。

落ち着いた色味の水色に、月見草と思しき花が大きく全面に描かれています。
少しだけ修繕の痕があったので、私にも手の届くところに降りてきてしまったようです。
あー、困った・・・。
夏物・・・手薄なので、気に入ったものがあったら補充したいとは思っていたのです。
う~ん、でもこの日はそのつもりはなかった、だから現れてもらっては困る日だったのです。
運命の悪戯か、悪魔の囁きか・・・。
しかし、こういう状況の時、どうして友人までも店員のようになってしまうのでしょう!!
お店にいる人全員が、気づけばそれを私に勧めている。その場にいる知らない人までもが・・・。まあ、解らなくはないですよ、私もよくやりますから。苦笑

しかし、いざ自分が勧められる立場になると、同じ立場で悩んでくれる人が欲しいものです。
逆にロミちゃんに勧めて羽織ってもらったりしながら、キモノに対して「うちに来るの?来ないの?」と何度も繰り返し訊ねます。
結局、更に値引きして頂いて、かなりお買い得なお値段に。
お持ち帰りとなりました。笑
おかげで、花想容さんで目論んでいるうにさとの計画は延期としてしまいましたが、ソレについては秋までに何とか・・・??まだ秘密です。笑

Luncoさんから出ようとしたところ小雨が・・・。
ありがたいことに、晴雨兼用の傘を頂いてしまいました。ちょっと爽やかでお気に入りになりそうです。


Luncoさん!欄子さん!いろいろとお世話になりました。また遊びに行かせて頂きますね。

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ5

さてこの日のLuncoさん、通常の営業ではなく特別展でしたので、お客さまのハギレ探しにも熱が入ります。

あっちからも、こっちからも手が伸びていますね。笑


夏物の半襟に使えるハギレなどもセール品で出ており、私達もそれぞれに気に入ったものを頂きました。
途中、ロミちゃんと欲しいものがバッティングしてしまい
「同じ時に使わなければいいか・・・」とも話したのですが、帯やキモノが同じよりも、むしろ半襟が同じになっている方が、下着が同じみたいでちょっと可笑しいという話になり、妙に笑いが止まらず、気恥ずかしくなったので、今回は別のものを選ぶことにいたしました。
私が購入したハギレはこちら。

ロミちゃんや朋さんは、そのうち着姿で登場してくれることでしょう。



さてさて、今回のLuncoさんの『ザ・刺繍』展、非常に眼福に預かることが出来ましたが、お店ですので、いづれもお値段がきちんと付いていて販売されていました。
どのキモノも帯も、持ち主になられる方は、光栄な気持ちでそれを大切にされることでしょう。
吾身がその立場になれなかったことが残念ですが、存外、身の丈に合わないものは、目の肥やしにするだけでも満足出来るものです。
ところが、手が届くところに現れたものは、そう簡単ではない・・・。



こんなことを言い出すとは?は、は~ん?見つけてしまったな!・・・と思われていますよね。
はー・・・、そうなんです、困ったことに、現れてはならないものが現れてしまったのです・・・最後の最後に・・・。涙

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ4

2本目がこちら・・・。写真があまりよくないのがちょっと残念ですが・・・。
帯に、七面鳥ですよ。しかも緑の七面鳥の背後に不遜な感じでもう1匹白い七面鳥が・・・怪しいです。

正直なところ、かなり意味不明です。笑

絵柄が具象的なだけに、その絵の意味するところが益々謎めいているように私には思えるのですが、七面鳥にまつわる慶事のようなものがあるのでしょうか?
生涯ツガイで通す夫婦円満な鳥とか??この帯を見た限りでは、あまり円満そうには見えませんが・・・苦笑

そもそも、いつ頃日本に入って来た鳥なのでしょう?
七面鳥の目つきに何か静かな強い意志のようなものが感じられて、ここぞというところで締めるべき帯のような気がしました。
こちらの帯は、今回の展示で締めてみたい帯ナンバー1でした。(あくまでも私の好みの話ですよ)
妄想だけは自由に膨らませることが出来ますから、面白いものを触らせて頂ける機会があるのは嬉しいことです。

この熱帯魚の羽織も素敵でしたよ。
紗袷の内側が表に出してあるのですが、表地は黒地の紗で、着ると熱帯魚が透けて見えるのです。
凝った意匠ですね。

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ3
まずは・・・、オーナーの永田欄子さんはこの日もお元気でした!笑

前回の訪問から近かったこともあって、覚えていて下さったので、ちょっと嬉しかった。
欄子さんのお話もさらにパワーアップ。笑
お写真もたくさん撮らせて頂き、ありがとうございました。
パワー不足の私としては、充電される感じです。
さて、今回は『ザ・刺繍』という企画展でしたので、置いてあるお品も前回とはガラリと代わり、たくさんの刺繍を目にすることが出来ました。


あ~・・・ため息が出ますね・・・。
DMに使われていた獅子の帯とも対面出来ました。

写真より本物の方が色が枯れた感じで、予想以上にシックで迫力のある帯でした。
目の金属プレートも確認!
あ~ステキ~と思うものがたくさんありましたが、殊更に私を惹きつけた帯が2本。
1本目は配色がズバ抜けてかわいらしいこちらの帯。

大胆な笹と、背景には舟でしょうかね?
自分にというよりも、ロミちゃんに締めてもらいたい帯でした。
理由は、私がロミちゃんを色で示すとしたら、だいたいこんな配色だから・・・。笑
あくまでも私の勝手な見解ですが、ロミちゃんには外国の砂糖菓子みたいなものがよく似合うと思うのです。


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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ2

さてさて『志むら』さんのかき氷の最大の魅力について・・・
正解は、シロップが本当の果物から出来ているのです。
赤色何号とかの色付き砂糖水ではなく、果肉のしっかり入ったジャムのようなシロップなのです。

ねぇ、ちょっと食べてみたくなったでしょう?笑
4人で2つのかき氷をつつく私達。

氷は溶けてしまうので、食べるのにはスピードが必要です。
まぁ、ちょっとした戦いですな。笑
他のお客さんへと運ばれる別のかき氷に視線を奪われながら、夏の終わりまでに、もう1回来ることを心に誓ったのでした。
こちら『志むら』さん、季節メニューのかき氷が大人気ですが、一押しは九十九餅という卵をふんだんに使った求肥だそうです。お餅の方も制覇しなくっちゃ!

『志むら』さんをあとにして、いよいよ向かうは、Luncoさんの『ザ・刺繍』展です。

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Luncoさん『ザ・刺繍』展へ1
前回の訪問の際にご案内頂いた『ザ・刺繍』を是非とも拝見したくて、毎度お馴染みのロミちゃんと、着物の奈落へ落下中の朋さんと、前回欠席だったうにさと4人で一緒に出かけて参りました。
(前回の訪問については、目白散歩3をご覧下さい。)
目白駅の改札で集まるなり「お腹がすいたー」と言ううにさ。
Luncoさんでどれだけ時間が掛かるかも判りませんし、まずは腹ごしらえをすることに。
この日は気温が高く袷を着るには暑いようでしたので、私とうにさには、ある期待があったのです。(食い気に抜かりナシ!)
目指すは目白駅からほど近い甘味処『志むら』さん。

お!出てる出てる!氷の旗。

今年の夏、必ず食べようと思っていた『志むら』さんの『かき氷』を早くも頂いてしまいました。
とはいえ、まだ5月のことです、いきなりスキッ腹にかき氷では、お腹が心配です。
まずは軽くおにぎりや磯部焼きなどを食べてお腹を起動。なんて正しい甘味道♪笑。


甘味処の軽食って意外なほど美味しいんですよね♪こういうご飯は毎日食べても厭きません。
磯部焼きの海苔、絶妙に美味しかった!
お腹の準備も整い、いよいよかき氷の登場です。


うおぉぉぉ~すっごい斜め!
フワフワの氷の半分にシロップがかかって削れたような外観です。
お気付きですか?このかき氷、いわゆるかき氷と圧倒的に違う箇所があるのです。
ちなみに私達が頼んだのは『いちご』にミルクのトッピングをしたものと『あんず』にアイスをトッピングしたものです。うふふふ・・・。

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うにさの別パラサイト・・・家庭の事情その7

食べ物ネタ、長々と引っ張ってしまってすみません。
コメントを入れて下さったみなさま、どうもありがとうございました!
実はコメントの返信で、途中で何度もネタばらしをしそうになって、パニック寸前でした。
「肉じゃが」とか「卵つけ」とか、自爆コメントを書きそうになって、相方から止められたり。
特にひろしさんの「カレーおじや」が出たあたりで、「こ、後半の漫画のネタが出ちゃったよ」と!(笑)
ブログで連載するのってけっこうタイヘンだねえ・・・・と二人で爆笑しました。
また懲りずにジャックすると思いますので、よろしくお付き合いください。
明日からは通常の「別腹」に戻りま~す。
引き続き、おつきあいいただけると幸いです。
うにさ
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