謎の裂織-その3
織って織って、壊して、織る、父ひろし。
鞄の数が飽和状態になって来た頃に、叔母からのアドバイスがあって、帯を織ることに辿り着きました。
こちらの帯が、帯1号。


2号目がこちら。


これはブログでは初めてお見せする帯ですね。
叔母の古いキモノを解いたものから織ってあります。
寒い頃に撮った写真なので、うにさのお婆様みささんの梅の羽織など着てこんな感じ。

3号目がコレ。


今回久留米絣と合わせた帯です。実は、帯とお揃いの鞄も2種類あります。謎の裂織-その2の鞄の写真で言うと、右側・下から3つ目の鞄です。
2号目を締めているのを見たロミちゃんから、是非にとお願いがあったので、母とふたりで、父を宥めすかして4号目となるロミちゃんの帯も織らせてしまったというわけです。


人様に差し上げるとなると、緊張するらしく(うにさは既に人様からは外れています。ほぼ娘。)、父が中々「うん」と言わないので、そこは母やすこの腕の見せ処!
なんと言っても連れ添って数十年ですから、父の操縦は母のお得意とするところです。
うま〜く話を持って行って、共の鞄まで作らせました。(すごいぞやすこ!)
作ったのは父ひろしですが、母やすこの操縦術の賜物とも言えましょう。(ははは〜お父さん!思い知ったか!笑)
しかし、我父ながら、なかなかよい趣味だと思います。
そろそろ5号目の帯が見たいものですなぁ。
ねぇ、お父さま。

ワンクリックで応援お願いします!

鞄の数が飽和状態になって来た頃に、叔母からのアドバイスがあって、帯を織ることに辿り着きました。
こちらの帯が、帯1号。


2号目がこちら。


これはブログでは初めてお見せする帯ですね。
叔母の古いキモノを解いたものから織ってあります。
寒い頃に撮った写真なので、うにさのお婆様みささんの梅の羽織など着てこんな感じ。

3号目がコレ。


今回久留米絣と合わせた帯です。実は、帯とお揃いの鞄も2種類あります。謎の裂織-その2の鞄の写真で言うと、右側・下から3つ目の鞄です。
2号目を締めているのを見たロミちゃんから、是非にとお願いがあったので、母とふたりで、父を宥めすかして4号目となるロミちゃんの帯も織らせてしまったというわけです。


人様に差し上げるとなると、緊張するらしく(うにさは既に人様からは外れています。ほぼ娘。)、父が中々「うん」と言わないので、そこは母やすこの腕の見せ処!
なんと言っても連れ添って数十年ですから、父の操縦は母のお得意とするところです。
うま〜く話を持って行って、共の鞄まで作らせました。(すごいぞやすこ!)
作ったのは父ひろしですが、母やすこの操縦術の賜物とも言えましょう。(ははは〜お父さん!思い知ったか!笑)
しかし、我父ながら、なかなかよい趣味だと思います。
そろそろ5号目の帯が見たいものですなぁ。
ねぇ、お父さま。

ワンクリックで応援お願いします!
謎の裂織-その2

粗方毛糸が片付くと、いらない布を裂き始めました。裂織の登場です。
随分と、いろいろなものが私のところに送られて来ましたが、徐々に改良され上達もしているので、後に出来たものを貰うのがよろしい。(笑)
おかげで我家には、謎の織物がたくさんあります。

ちなみに、このピンクの足拭きマットは、母のネルの腰巻と私がこどもの頃の浴衣から出来ています。

最初は、敷物や壁掛けでしたが、徐々に発展して、織ったものから鞄を作るようになりました。
うちに送られて来たものだけでもいくつあるでしょう・・・?(お父さん、私の腕は2本、うにさの腕も2本なんですけど・・・苦笑)
娘は我侭ですから、せっかく送ってもらっても「ありがとう」の一言では終わりません。
必ず何かしらの言葉が後について来ます。
「A4サイズが入いるといいな〜」
「持ち手が太いと持ち易いな〜」
「大根やペットボトルも入るサイズだと便利だな〜」
「肩に掛けられる形もいいよね〜」
・・・とリクエストだか何だか解らないことを言います。
更に、娘と一緒になってうにさも言うのですから、その度に改良作が作られて、鞄の数は増えて行きました。


ワンクリックで応援お願いします!
謎の裂織-その1

さてさて、このキモノに合わせている帯、そうです、新たな謎の裂織の帯です。
以前に登場した2本の裂織の帯のことを覚えていらっしゃるでしょうか?
1本は私、もう1本はロミちゃんが締めていました。ロミちゃんは共の裂織のバッグも提げていましたね。(詳しくは『鼻緒のオーダーメイド3』と『鼻緒のオーダーメイド4』でご覧下さい。)
3本目が出てきたところで、そろそろ正体を明かしましょう。
実は、このれらの謎の裂織の帯、最近このブログにちょくちょくコメントを上げている父ひろしの手によるものです。苦笑


ロミちゃんのは、古いウールのキモノ2枚を使って、長めの半幅帯1本と、おそろいの鞄をひとつ。

前回私が締めていたこちらの帯は、元が何だったかは解りませんが(苦笑)、縦糸に毛糸が使ってあります。おかげで冬はとても暖か。(夏には絶対に締められませんけど・・・。)
老人の暇つぶしにしては、中々のものでしょう(笑)
プロではないので、その辺り、差し引きして見てやって下さいませ。
実は、本人、織物に関心があるわけではないのです。
彼の関心があるのは、むしろ機の方。
そもそもは、今年数えで100歳を迎える祖母が毛糸を編めなくなって、たくさんの毛糸が余っていたことがスタートでした。
編めなくなったものが山積みになっているのは、忍びなく、棄てるわけにもいかないので、父ひろしは指編みを始めました。それにはそうそうに厭きてしまったようですが、どうせなら、ザクザク糸を消費出来る方がいいとでも思ったのでしょうか?父の関心は機へと移行します。
ネットで、機の構造を調べ、1台目に着手!
しかし、材料をわざわざ買うのは嫌なので、全て何かの端材から作り上げました。(クリーニング店で貰う針金ハンガー等も使われていたような・・・。)
早速それを使って、織ったものは、幅20cm×長さ30cmくらいのもの。
嬉しそうに私に送ってくれたのですが、娘は口さがないものです。
「この大きさじゃぁ、何にも使えない・・・。」
即、1台目の機は取り壊され、2台目に着手。

この写真の機は、いったい何号機なのやら・・・?(確か去年の春の時点で、6台目が出来てました。)
ここ3年くらいは、この趣味が続いています。
離れて暮らしておりますので、詳しくは解らないのですが、北欧風とか何とか、いろいろ機の構造を調べては作り、織って、壊す・・・を繰り返しているようです。(ひろしは中々のチャレンジャーです。)


ワンクリックで応援お願いします!
和裁師さんの力
とうの昔に日常生活にもどっておりましたが、長々と京都の旅行に思いを馳せておりましたので、なんとなく浦島太郎になったような心持ちです。
また改めて・・・と放置してあるお話のどれから手をつけたものか・・・?
迷ったので、ここはまずキモノを着ることにいたしましょう。
とはいえ、普段着のお家キモノです。

見るからに普段着らしい普段着でしょう。
茶摘でもしそうな感じ??(笑)

この久留米絣の木綿のキモノ、証紙(言うほど立派なものではないですが・・・)も、ちゃんと付いた状態の反物を骨董屋さんで購入したのですが、仕立てに出してみたら、残念ながら長さが少し足りませんでした。
古い反物で尺が短かったのか?もしくは短かったからこそ安かったのか・・・苦笑

いずれにしても、そのままではキモノに出来ないところでしたが、和裁師さんのお知恵で、見えない箇所に別の布をはいで頂いて、無事キモノの形となりました。
ココ、ココ、下前の衿のところです。

掛衿の方には本来の布が使ってあるので、着ると解らないようになっています。
こちらは、私が頼りにしている和裁師さんのおひとり、青森の『着物仕立て野田』さんに仕立てて頂きました。
実は野田さんは、ロミちゃんから紹介してもらった和裁師さんです。
(ロミちゃんについては、友人ロミちゃんについて1・2・3をご覧下さい。)
私が頼りにしているもうひとりの和裁師misakoさんが、痒いところに手が届くような若々しいアイディアにあふれた和裁師さんとするならば、野田さんは熟練の技で和裁の王道を突き進まれているような方で、困った時に泣きながら戸を叩きたいような和裁師さんです。
どちらも甲乙付け難い!
初めて野田さんと電話でお話した時の、面白いエピソードがあります。
青森と東京ですから、もちろんお会いしたことはありません。
お話ししているうちに野田さんが
「ひよささんはこういう体型なんじゃない?」
と聞かれたのですが、これが面白い程にぴったり当たっている!!
野田さん曰く「長年やっているとね。声の質でだいたいの体型が解るんですよ。」
さすが経験を積まれた方は違うなぁ・・・と驚ろかされました。
更に、私が渡した喪服寸法から、浴衣や木綿の普段着の時は少しサイズを変えた方が着やすいと、新たな寸法を出して下さったのですが、これが本当に着やすい!
ご自身もキモノを着られる方ですから、日常着としてのキモノのあり方にも、きちんとした基準をお持ちなのだと感心させられました。

ただ今、そんな野田さんの更なる凄腕を、ロミちゃんにも協力してもらって紹介しようと画策中です。
乞うご期待!!

ワンクリックで応援お願いします!

また改めて・・・と放置してあるお話のどれから手をつけたものか・・・?
迷ったので、ここはまずキモノを着ることにいたしましょう。
とはいえ、普段着のお家キモノです。

見るからに普段着らしい普段着でしょう。
茶摘でもしそうな感じ??(笑)

この久留米絣の木綿のキモノ、証紙(言うほど立派なものではないですが・・・)も、ちゃんと付いた状態の反物を骨董屋さんで購入したのですが、仕立てに出してみたら、残念ながら長さが少し足りませんでした。
古い反物で尺が短かったのか?もしくは短かったからこそ安かったのか・・・苦笑

いずれにしても、そのままではキモノに出来ないところでしたが、和裁師さんのお知恵で、見えない箇所に別の布をはいで頂いて、無事キモノの形となりました。
ココ、ココ、下前の衿のところです。

掛衿の方には本来の布が使ってあるので、着ると解らないようになっています。
こちらは、私が頼りにしている和裁師さんのおひとり、青森の『着物仕立て野田』さんに仕立てて頂きました。
実は野田さんは、ロミちゃんから紹介してもらった和裁師さんです。
(ロミちゃんについては、友人ロミちゃんについて1・2・3をご覧下さい。)
私が頼りにしているもうひとりの和裁師misakoさんが、痒いところに手が届くような若々しいアイディアにあふれた和裁師さんとするならば、野田さんは熟練の技で和裁の王道を突き進まれているような方で、困った時に泣きながら戸を叩きたいような和裁師さんです。
どちらも甲乙付け難い!
初めて野田さんと電話でお話した時の、面白いエピソードがあります。
青森と東京ですから、もちろんお会いしたことはありません。
お話ししているうちに野田さんが
「ひよささんはこういう体型なんじゃない?」
と聞かれたのですが、これが面白い程にぴったり当たっている!!
野田さん曰く「長年やっているとね。声の質でだいたいの体型が解るんですよ。」
さすが経験を積まれた方は違うなぁ・・・と驚ろかされました。
更に、私が渡した喪服寸法から、浴衣や木綿の普段着の時は少しサイズを変えた方が着やすいと、新たな寸法を出して下さったのですが、これが本当に着やすい!
ご自身もキモノを着られる方ですから、日常着としてのキモノのあり方にも、きちんとした基準をお持ちなのだと感心させられました。

ただ今、そんな野田さんの更なる凄腕を、ロミちゃんにも協力してもらって紹介しようと画策中です。
乞うご期待!!

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−食道楽の巻・その3
まずは待望の『おもちや箱』


わ〜楽しい。
生湯葉とウニ、ホタルイカの酢味噌和え、近江の赤こんにゃく、鯛の押し寿司の木の芽添え等々・・・。


こちらのおもちや箱はその時々で内容が変わるのだそうです。
おいしい前菜がちょっとずつ入っていて、目にも楽しい。(食べたらもっと楽しい・・・)
おや?お餅の姿が見られませんね?お餅づくしというわけではないようです。
正直ホッとしました。
私は小学生の時、朝ご飯にお餅を12個食べた記憶(記録)がありますが、それを上まわるようなことになるのではないかと内心おびえていたのです。
後で頂いたカードには
「もちづくしの献立は腹モチが良すぎて致しておりませんが、いろいろなお料理に2〜3品を組み入れて、もちつもたれつのお献立になります。」とのこと。
楽しみながらお餅を頂ける構成になっているようです。
次は先代の女将さんの頃からあるこちらの名物料理『たらこもち』。

トロットロのお餅にたらこがからんで美味し〜い!
ほんのちょっとの卵黄でたらこがのばしてあるのがポイントなのだそうです。

次のお皿は『牛肉のお刺身』。

『焼き餅入りの鯛の温麵』。

出汁が効いてて美味い!
『鰈と春野菜のクリーム煮』の中には黒餅が入っています。

ご飯物を前にして、せっかくだから、もう1品くらいお餅料理を食べたいとお願いしたのがこちらの『じゃこ餅』。

カリッカリのおじゃことモッチモッチのお餅の触感が絶妙です。
最後に『凌ぎめし』(写真を撮りそこねてしまいました。)と『お豆腐のムース』

あ〜、10年間憧れ続けた甲斐があった!

しかし、こちらの『きた村』さん、お料理に勝るとも劣らずに堪能させて頂いたのはお話です。
女将さんやお給仕をして下さるお姉さんが気さくで本当にお話がお上手。
一番遅い時間で予約をお願いした上にカウンターだったので、随分遊んで頂きました。
このお話が聞けないのはもったいない!
絶対的にカウンターがお勧めのお店です。
こちらのお店のお餅の由来を伺ったところ、先代の女将さん(現在の大将のお母様)が、お餅でもちょっと焼いて出すようなお店でも・・・と始められたのだそうですが、ちょっと焼いて出せるようなそのお餅とは、旦那さま(先代の女将さんの)大好物だったのだそうです。なんだかちょっと微笑ましいですね。
最後にはちょっとしたお店の宝物も拝見させて頂いて、大大大満足な私達でした。
たかだか3泊4日の話に長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
今回の京都旅行のお話はこれでオシマイ。(ほっと胸を撫で下ろされている方もいらっしゃるでしょう。私は撫で下ろしております。)
お腹も満腹、別腹も満腹で、本当に楽しい旅行でした。
ありがとう京都!また会う日まで!!
最後は『きた村』さんで頂いた『凌ぎめし』の器の底の写真で京都にお別れいたしましょう。

お後がよろしいようで・・・。

ワンクリックで応援お願いします!



わ〜楽しい。
生湯葉とウニ、ホタルイカの酢味噌和え、近江の赤こんにゃく、鯛の押し寿司の木の芽添え等々・・・。


こちらのおもちや箱はその時々で内容が変わるのだそうです。
おいしい前菜がちょっとずつ入っていて、目にも楽しい。(食べたらもっと楽しい・・・)
おや?お餅の姿が見られませんね?お餅づくしというわけではないようです。
正直ホッとしました。
私は小学生の時、朝ご飯にお餅を12個食べた記憶(記録)がありますが、それを上まわるようなことになるのではないかと内心おびえていたのです。
後で頂いたカードには
「もちづくしの献立は腹モチが良すぎて致しておりませんが、いろいろなお料理に2〜3品を組み入れて、もちつもたれつのお献立になります。」とのこと。
楽しみながらお餅を頂ける構成になっているようです。
次は先代の女将さんの頃からあるこちらの名物料理『たらこもち』。

トロットロのお餅にたらこがからんで美味し〜い!
ほんのちょっとの卵黄でたらこがのばしてあるのがポイントなのだそうです。

次のお皿は『牛肉のお刺身』。

『焼き餅入りの鯛の温麵』。

出汁が効いてて美味い!
『鰈と春野菜のクリーム煮』の中には黒餅が入っています。

ご飯物を前にして、せっかくだから、もう1品くらいお餅料理を食べたいとお願いしたのがこちらの『じゃこ餅』。

カリッカリのおじゃことモッチモッチのお餅の触感が絶妙です。
最後に『凌ぎめし』(写真を撮りそこねてしまいました。)と『お豆腐のムース』

あ〜、10年間憧れ続けた甲斐があった!

しかし、こちらの『きた村』さん、お料理に勝るとも劣らずに堪能させて頂いたのはお話です。
女将さんやお給仕をして下さるお姉さんが気さくで本当にお話がお上手。
一番遅い時間で予約をお願いした上にカウンターだったので、随分遊んで頂きました。
このお話が聞けないのはもったいない!
絶対的にカウンターがお勧めのお店です。
こちらのお店のお餅の由来を伺ったところ、先代の女将さん(現在の大将のお母様)が、お餅でもちょっと焼いて出すようなお店でも・・・と始められたのだそうですが、ちょっと焼いて出せるようなそのお餅とは、旦那さま(先代の女将さんの)大好物だったのだそうです。なんだかちょっと微笑ましいですね。
最後にはちょっとしたお店の宝物も拝見させて頂いて、大大大満足な私達でした。
たかだか3泊4日の話に長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
今回の京都旅行のお話はこれでオシマイ。(ほっと胸を撫で下ろされている方もいらっしゃるでしょう。私は撫で下ろしております。)
お腹も満腹、別腹も満腹で、本当に楽しい旅行でした。
ありがとう京都!また会う日まで!!
最後は『きた村』さんで頂いた『凌ぎめし』の器の底の写真で京都にお別れいたしましょう。

お後がよろしいようで・・・。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−食道楽の巻・その2
さて、今回の食道楽のメイン『きた村』さんのお話へと戻りましょう。
『きた村』さんは、四条と五条の間、鴨川と高瀬川の間の木屋町通りに在ります。
私達が『きた村』さんの存在を知ったのは、およそ10年前。
小さな看板灯籠に、これまた小さく『きた村』の店名。
その店名の肩に更に小さく『もち料理』。
「もち?モチ?餅?」
メニューも出ていなければ、中を覗くことも出来ません。
手がかりは、ただその看板ばかりなり。
見れば見るほど『もち料理』という文字が怪しげに光っているような気がして来ます。

以来、お店の前を通る度に
「もちー!モチー!餅?」
「怪しいよね・・・」
「気になるよね」
「お餅だよね?」
「餅だらけなのかな?」

その頃は、年に1or2回は京都に行く機会があったのです。
いろんな妄想を膨らませながら4年くらいが過ぎた頃だったでしょうか、雑誌で『もち料理きた村』が紹介されているのを目にしたのです。
本当にお餅なんだ・・・すごい・・・なになに?『おもちや箱』?
お餅だけじゃないよ・・・おいしそ〜!
ところがその頃から、京都に行く機会がグンと減ってしまい、次回こそはと言いながら、出会いから10年近くが過ぎてしまいました。
久しぶりにお店の前に立ってみると、看板が変わっていました。
後で伺ったところによると、古い看板は台風の度に危険にさらされていたので、思い切って新しくされたのだそうです。確かに木屋町通りは川に挟まれており、風がよく吹き抜けそうな気がします。


ありました、暖簾に『もち料理』の文字。
どきどきしながら暖簾をくぐります。
初めてのことですし、今回は¥5000のコースを予約して伺いました。

ワンクリックで応援お願いします!

『きた村』さんは、四条と五条の間、鴨川と高瀬川の間の木屋町通りに在ります。
私達が『きた村』さんの存在を知ったのは、およそ10年前。
小さな看板灯籠に、これまた小さく『きた村』の店名。
その店名の肩に更に小さく『もち料理』。
「もち?モチ?餅?」
メニューも出ていなければ、中を覗くことも出来ません。
手がかりは、ただその看板ばかりなり。
見れば見るほど『もち料理』という文字が怪しげに光っているような気がして来ます。

以来、お店の前を通る度に
「もちー!モチー!餅?」
「怪しいよね・・・」
「気になるよね」
「お餅だよね?」
「餅だらけなのかな?」

その頃は、年に1or2回は京都に行く機会があったのです。
いろんな妄想を膨らませながら4年くらいが過ぎた頃だったでしょうか、雑誌で『もち料理きた村』が紹介されているのを目にしたのです。
本当にお餅なんだ・・・すごい・・・なになに?『おもちや箱』?
お餅だけじゃないよ・・・おいしそ〜!
ところがその頃から、京都に行く機会がグンと減ってしまい、次回こそはと言いながら、出会いから10年近くが過ぎてしまいました。
久しぶりにお店の前に立ってみると、看板が変わっていました。
後で伺ったところによると、古い看板は台風の度に危険にさらされていたので、思い切って新しくされたのだそうです。確かに木屋町通りは川に挟まれており、風がよく吹き抜けそうな気がします。


ありました、暖簾に『もち料理』の文字。
どきどきしながら暖簾をくぐります。
初めてのことですし、今回は¥5000のコースを予約して伺いました。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−食道楽の巻・その1
お見通しのこととは思いますが、私もうにさも、たいそう食い意地が張っております。(決してグルメなわけではありません、単なる食い意地です)
その食い意地は私の父(最近このブログに乗り込んで来た父ひろしです・・・)に
「おまえらは、食べること以外に考えることはないのか・・・」と言わせしめた程です。
そんなふたりが京都入りするのですから、ただでは済みません。
しかも数年ぶりの京都です。
この数年のうちに「今度行ったら・・・」とじみじみ貯め込んで来た野望は膨大です。
私達が京都旅行の日程を考える上で、一等最初にしたことは、何を隠そう、ご飯を何回食べられるかを数えることでした。
1日3食なんて誰が決めたのでしょう。せめて京都でだけは1日6食とかになりませんかねぇ?
ただ、欲望が貯まる速度に、貯蓄の方が追いつかないのも事実、ここは狙いを定めて掛からねばなりませぬ。

検証考察の末、出した答えは、10年来憧れ続けた『もち料理きた村』。
うむ、久々の京都旅行にふさわしい選択!
でも、『きた村』さんの話をする前に、私達が今回の京都で胃袋に掻き込んだ品々を簡単にご紹介。(お土産も含む)


『スマート珈琲』の『ホットケーキ』と『フレンチトースト』





『イノダコーヒ』の『クラブハウスサンド』


『フランソワ』の『ブランデーケーキ』




『築地』の『ウインナー珈琲』





ゲットしたマッチコレクションは今回は3つ。



『志る幸』さんの『利休辨當(べんとう)』と『おとしいもの味噌汁』と『たけのこの味噌汁』
京都の甘い白味噌のお味噌汁と、おとしいもの相性は抜群!





八百屋『池政』さんの3月の定食。
京野菜『かね松』さんの『やお屋の二かい』に行くつもりが、2時間待ちだったので、急遽予定を変更して入ったお店でしたが、これは二重丸!今回の旅行で一番美味しかったと言っても過言ではありません。
季節の野菜の天ぷらがメインで、ほぼ筍尽くしの定食でした。見かけより7割増しに美味しい!!今まで食べた筍で一番おいしかったかも。やっぱり季節のものには勝てません。





『ふじ井』の『おまかせ定食・鯖塩』
カウンターだけの小さいおばん菜屋さんですが、京都に行くと必ずここでランチを頂きます。





『月餅屋直正』の『わらび餅』と『月餅』と『やき栗』
中に餡子が入ったわらび餅を食べるのは初めて。




『かざりや』の『あぶり餅』
ケイちゃんと行く予定にしていましたが、タイムオーバーで行くことができず、悔しくてうにさと行ってきました。『水琴窟』があるとの情報だったのですが、水が止めてあったのか?音を聴けなかったのがちょっと残念。


『二條若狭屋』の『不老泉・抹茶』
なにより箱がかわいい。お湯を入れると、うさぎが浮いてきます。

『まんざら』の『うし寿司』
中に沢庵が入っていて、意外な美味しさ。
『六盛』のお弁当(写真ナシ)
すごく美味しかったのに、写真を撮り損ねて後悔・・・。手おけ弁当で有名なお店ですが、私達が食べたのは、鯛の昆布〆が入ったお弁当。


『おかちん』の『福だるま』


『蓬莱堂』の『蓬莱茶(元祖玄米茶)』


『原了郭』の『黒七味』『志そ香せん』『青紫蘇香煎』『御香煎』

『千波』の『山椒の実の白醤油煮』




『大國屋』の『ぶぶうなぎ』

『魚重』の『赤こんにゃく』

『仙太郎』の『米からカステラ』

『林万昌堂』の『純天津甘栗』
こうやって並べて見ると意外と少ない・・・もっと食べられたはずなのに・・・。

ワンクリックで応援お願いします!

その食い意地は私の父(最近このブログに乗り込んで来た父ひろしです・・・)に
「おまえらは、食べること以外に考えることはないのか・・・」と言わせしめた程です。
そんなふたりが京都入りするのですから、ただでは済みません。
しかも数年ぶりの京都です。
この数年のうちに「今度行ったら・・・」とじみじみ貯め込んで来た野望は膨大です。
私達が京都旅行の日程を考える上で、一等最初にしたことは、何を隠そう、ご飯を何回食べられるかを数えることでした。
1日3食なんて誰が決めたのでしょう。せめて京都でだけは1日6食とかになりませんかねぇ?
ただ、欲望が貯まる速度に、貯蓄の方が追いつかないのも事実、ここは狙いを定めて掛からねばなりませぬ。

検証考察の末、出した答えは、10年来憧れ続けた『もち料理きた村』。
うむ、久々の京都旅行にふさわしい選択!
でも、『きた村』さんの話をする前に、私達が今回の京都で胃袋に掻き込んだ品々を簡単にご紹介。(お土産も含む)


『スマート珈琲』の『ホットケーキ』と『フレンチトースト』





『イノダコーヒ』の『クラブハウスサンド』


『フランソワ』の『ブランデーケーキ』




『築地』の『ウインナー珈琲』





ゲットしたマッチコレクションは今回は3つ。



『志る幸』さんの『利休辨當(べんとう)』と『おとしいもの味噌汁』と『たけのこの味噌汁』
京都の甘い白味噌のお味噌汁と、おとしいもの相性は抜群!





八百屋『池政』さんの3月の定食。
京野菜『かね松』さんの『やお屋の二かい』に行くつもりが、2時間待ちだったので、急遽予定を変更して入ったお店でしたが、これは二重丸!今回の旅行で一番美味しかったと言っても過言ではありません。
季節の野菜の天ぷらがメインで、ほぼ筍尽くしの定食でした。見かけより7割増しに美味しい!!今まで食べた筍で一番おいしかったかも。やっぱり季節のものには勝てません。





『ふじ井』の『おまかせ定食・鯖塩』
カウンターだけの小さいおばん菜屋さんですが、京都に行くと必ずここでランチを頂きます。





『月餅屋直正』の『わらび餅』と『月餅』と『やき栗』
中に餡子が入ったわらび餅を食べるのは初めて。




『かざりや』の『あぶり餅』
ケイちゃんと行く予定にしていましたが、タイムオーバーで行くことができず、悔しくてうにさと行ってきました。『水琴窟』があるとの情報だったのですが、水が止めてあったのか?音を聴けなかったのがちょっと残念。


『二條若狭屋』の『不老泉・抹茶』
なにより箱がかわいい。お湯を入れると、うさぎが浮いてきます。

『まんざら』の『うし寿司』
中に沢庵が入っていて、意外な美味しさ。
『六盛』のお弁当(写真ナシ)
すごく美味しかったのに、写真を撮り損ねて後悔・・・。手おけ弁当で有名なお店ですが、私達が食べたのは、鯛の昆布〆が入ったお弁当。


『おかちん』の『福だるま』


『蓬莱堂』の『蓬莱茶(元祖玄米茶)』


『原了郭』の『黒七味』『志そ香せん』『青紫蘇香煎』『御香煎』

『千波』の『山椒の実の白醤油煮』




『大國屋』の『ぶぶうなぎ』

『魚重』の『赤こんにゃく』

『仙太郎』の『米からカステラ』

『林万昌堂』の『純天津甘栗』
こうやって並べて見ると意外と少ない・・・もっと食べられたはずなのに・・・。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−番外編

ここまで、ケイちゃんとの1日や、キモノ屋さんのお話を書いて来ましたが、本日は番外編の雑記です。
たまには、うにさの別腹も覗いてみましょう。
『アスタルテ書房』さんで購入した谷崎潤一郎の初版復刻本のセット。

『春琴抄』の表紙は朱漆仕上げ。くれぐれもポテトッチップスなどを摘みながら読むことなかれ。
明治44年刊行の『刺青』の復刻本と一緒に、谷崎愛用のペーパーナイフを文鎮として復刻したものが入ったセットです。


こちらの『アスタルテ書房』さん、有名な本屋さんですが、これまでに何度も行こうとトライしたのですが、地図を見ても全くお店を見つけられずにいました。
今回念願叶ってお店を発見することが出来ました。
地図通りの場所に確かにありましたが、全く看板が出ていません。路面店ではないので、建物の外から見ても絶対に解りません。
建物の入り口を入ったところにある、ポストに名前があるのが唯一の手がかりです。
みなさん、頑張って探して下さい。
オーナーさんの趣味がはっきり出ているお店で、マニア垂涎のお宝がたくさんある、とても興味深いお店でした。

アスタルテ書房
京都市中京区三条御幸町通上ル東側 ジュエリーハイツ202
電話番号:075-221-3330
営業時間:12:00AM〜7:00PM
定休日: 木休
七福神ならぬ、15福神?


うにさは、ここ数年、こういう小さくてかわいい民芸品が好きで好きでたまりません。


昨年奈良に行った時に買った七福神に引き続き、今度は15体も小さな土人形が入っていました。
しかし・・・何か解らないものも含まれています。(笑)

『正尚堂』さんで購入した銀の指輪。
私の影に隠れて、うにさもちゃっかり欲しいものはゲットしています。
残念ながら、ただ今我家で雲隠れ中。涙
部屋の掃除をするのがよいでしょう・・・。
ふたりで共使いするものもコチョコチョ仕入れて来ました。


『京都便利堂』さんでは、きれいなカードや一筆箋など。



『嵩山堂はし本』さんでは、かわいいポチ袋。



『おはりばこ』さんでは、かわいい瓢箪の根付け。
瓢箪モチーフは大好きです。袋物の相談にも載って下さり、ありがとうございました。



『古美術尾杉』さんでは、江戸期の塗りの器。


一見入りにくそうおなお店ですが、お手頃なものも多く、お店の方のお話もお上手で面白いお店でした。購入した器は、高台部分に若干の傷みがあったので、かなりお手頃なお値段でした。
手が出なかったあの昔の花街で使われていたという七福神の杯は、本当に素敵だったなぁ・・・。



『鳩居堂』『石黒香舗』『豊田愛山堂』さんでは、防虫香をゲット。

これは匂い比べをするために少しづつ。
現在、私が愛用しているのは『豊田愛山堂』さんのものですが、他に気に入ったものがないかどうか、検証中。

前述の通り図書館などでも借りてきて、気持ち悪くなるほどガイドブックを見ましたが。
特に参考にしたモノをご紹介しておきます。
『らくたび文庫No.026 京の銭湯 本日あります』

ご存知ケイちゃんと発見した京都の銭湯本!テーマごとに京都を紹介している文庫本シリーズなので、集めてみるのも楽しいかも。
『ツレのための 京都ごはん案内ガイドブック』

食いしん坊の私達には、見るだけでも楽しいガイドブックです。こちらもシリーズで出ています。発刊が少し前なので、情報の確認は必要かもしれません。
『京都地元案内帖2008』

『正尚堂』さん情報はここから。
『春京都’08 「本物」の京都をじっくり楽しむ季刊誌vol.9』

商店街めぐりが好きな私達には、中綴じのマップは役立ちました。自分が行きたいお店も書き込んで持ち歩くのがGood。春の特別公開のガイドも付いています。
ブログには上げていませんが、高台寺の夜間拝観などにも行って来ました。


上の『京都地元案内帖2008』と同様に、発刊が最近のものなので、情報が新しい点でも◎です。
写真もきれい。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その9

真剣に相談されているスウェーデン人のご夫婦の横で、日本語で作戦を練る三人。
値段交渉が開始されます。
最後の最後になって、掛軸の軸先が象牙であることをお話すると、お値段にも納得されたご様子。
しまった、もっと先に言えばよかったか・・・。駆け引きとは、難しいものです。
しかし・・・売れました〜〜!!
スウェーデン人のご夫婦を佐野さんと一緒に手を振って送り出し、擬似店員終了。
役に立ったとは思えませんが(臭いニシンの話などして・・・)、久々に脳が活性化したというか、なんというか・・・とてもよき体験をさせて頂きました。
しかし、面白かった!お客さまが帰えられた後も、私達ふたりは興奮さめやらず、なんだか「もっと売りたい!!」気分です。笑
スウェーデン人のお客さま、ごめんなさい!私達もただの客です。
古物の鑑定など出来ぬ、ただのシロウトです。
それでも、きっとよいお土産になったことと思います。
日本の掛軸、大切にして下さいね。
あ〜面白かった!正尚堂さん、ありがとうございます。

私達が最初に正尚堂さんに入った時に感じたのと同じように、こちらのお店では、店員さんとお客さまの垣根が非常に低い。店主の佐野さんのお人柄かもしれません。
近くにあったら自宅のように、毎日「ただ今〜」と言いながら通ってしまいそうなお店です。
商品も、すぐに手が届くものから、博物館に入れた方がよさそうなものまであり、いろんな人が自分に合うものと出会えそうなお店でした。
見せていただいた江戸時代の能衣装はすごかったなぁ・・・。
しかし・・・あのアザミのキモノと、あの帯とあの帯・・・もう誰かのものになったのかしら・・・。(煩悩断ち切れぬ私です。)

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その8

初対面の方々に貴重なご意見を頂き、ブログのことで赤面しつつ時間が過ぎて、そろそろお客さまも帰宅されます。
ひとり、またひとりと去られる姿をお見送りして、正尚堂さんに残ったのは店主の佐野さんと私達ふたりだけ。
それまであまりにも話に夢中になっていたので、再度お店の中を拝見してから、そろそろ私達も失礼しようかと思っていたところに・・・外国人のお客さまがふたり。
ご夫婦のようです。
しばしお店の中をウロウロされた後に、床の間に掛かっていた掛軸に目を留めて何か話されています。
店主の佐野さんと片言の英語で会話が始まります。
緊張しながら、何故か佐野さんの横に並んで話を聞く私達。
掛軸を捜されているとのこと。
床の間に掛かっていたオシドリの掛軸が気になっているようです。

鳥の絵がお好きとのことで、佐野さんが別の鳥の掛軸を開かれます。
「Oh〜!」
こちらの方がよりお好みみたい・・・。
勧めなくては!
「鶯?って英語で何でしたっけ?」「オシドリは?」の私の問いかけに、佐野さんが電子辞書を出して来られます。
うにさも、片言の英語でちょっとでも情報を伝えようと、必死です。
佐野さんが自由に他の掛け軸も開いて下さいと勧められたのですが、外国人のお客さまはなかなかご自身では掛軸を開かれようとはしません。
見ていて、なんだかジリジリしてきます。
「どんどん開きましょう」
佐野さんと一緒になって、掛軸を次々に開いて行きます。
相手が日本語が解らないのをいいことに、「はじめての共同作業です・・・」とか言いながら、二人三脚ならぬ、三人一脚?。な、なんだか楽しいぞ・・・。
私「楽し〜〜い!」
佐野さん「毎日、こんなことやってるんだよ。いい商売でしょう。」

奥様の方が2本目の鶯の掛軸にご執心の模様。
二人で母国語で相談されています。どこの国の言葉だろう?
伺ったところ、スウェーデンからのお客さま。
スウェーデン・スウェーデン・スウェーデンと言えば・・・・何か思いつくものはなかったっけ?
私「!!あ!臭いニシンの瓶詰め!」(よりにもよってどうしてそんなものしか思い出さない・・・)
おお〜でも伝わった!
『あれは臭いから、スウェーデン人もみんな好きじゃないのよ・・・』と鼻をつまんで話される奥様(英語です)
・・・他に何かなかったっけ?
うにさ「ビヨルン・ボルグと・・・アバ!」(私よりはましだけど、古いよ、うにさ。)
旦那さまが「そうそう」と反応!

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その7
思いがけずも、沢山の方からご意見を頂きましたので、簡単にですが、まとめてみます。
1:金物部分は、家具を扱う職人さんに相談をするのがよいのではないか?
2:さげ物などを扱うアンティークショップなどで、意見を聞いてみるのは?
3:修復も、この袋物が作られた行程と同じように、布部分、金物部分は別の職人さんの手で修復を必要とするのでは?
4:せっかくブログをやっているのだから、ブログでも金属を扱える方を捜す呼びかけをしてみては?


いろいろとお知恵を拝借いたしましたので、さてさて、どこから手を付けようか?
経過はおいおいブログで紹介して行きます。
どこかに、この人なら、いや、私はこそはその金具を扱える!という達人がいらっしゃいましたら、是非ご一報下さいませ。よろしくお願いいたします。


しかし、この袋物、名張の『閑日堂』さんから私の元へとやってまいりましたが、人との縁を繋いでくれる袋物なのかもしれません。
このブログ『キモノは別腹』のスタート時にも登場させていますし、しばしこの袋物を提げて、それが繋げてくれる場所を辿ってみるのも面白かもしれませぬ。

ワンクリックで応援お願いします!

1:金物部分は、家具を扱う職人さんに相談をするのがよいのではないか?
2:さげ物などを扱うアンティークショップなどで、意見を聞いてみるのは?
3:修復も、この袋物が作られた行程と同じように、布部分、金物部分は別の職人さんの手で修復を必要とするのでは?
4:せっかくブログをやっているのだから、ブログでも金属を扱える方を捜す呼びかけをしてみては?


いろいろとお知恵を拝借いたしましたので、さてさて、どこから手を付けようか?
経過はおいおいブログで紹介して行きます。
どこかに、この人なら、いや、私はこそはその金具を扱える!という達人がいらっしゃいましたら、是非ご一報下さいませ。よろしくお願いいたします。


しかし、この袋物、名張の『閑日堂』さんから私の元へとやってまいりましたが、人との縁を繋いでくれる袋物なのかもしれません。
このブログ『キモノは別腹』のスタート時にも登場させていますし、しばしこの袋物を提げて、それが繋げてくれる場所を辿ってみるのも面白かもしれませぬ。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その6

・・・というわけで、
なんとはなしに入った話の輪でしたが、皆さん熱心に聞いて下さいます。
ただモノが手元にないのです。
宿まで取りに戻るわけにもいかず、持って歩けばよかったと後悔していたところで、ココ『キモノは別腹』私達のブログに写真を上げていたことを思い出しました。
「あ・・・ブログに写真を載せてる・・」
「見られるよここで、なんてブログ?」
「・・・別腹」
「?」
「カタカナでキモノ、漢字で別腹です・・」
恥ずかしい〜〜こんなことなら、もっとかっこいいタイトルにしとけばよかった・・汗

とたん
「見たことあるかも!」の声が二人の方から・・。
「ヒー〜ッ!!」
うにさとふたり、もう穴があったら入りたい状態です。
思わず「私達のことは忘れて下さい・・・ゴメンナサイ、ゴメンナサイ・・・」恥ずかしい一心で何故か謝ってしまう私達。

ありがたいやら、こんな二人で申し訳ないやら・・・大動揺。
こんな恥ずかしい思いをしたのは初めてです。
とはいえ、このブログがあったおかげで、袋物の写真をお見せ出来たのも事実。
インターネットって便利で、そして恐ろしい・・・。
よ、よかったよね!うにさ!ひよさ!
写真を見ておおよそのことを理解頂いたところで、さすが古物を扱われるプロです、店主の佐野さん、いろいろなアイディアを出して下さいます。
佐野さんだけではありません。前述のキモノの美人のお客さんの正体は・・・

なんとアンティークモール銀座の中にある『Wing〜田中翼のアンティーク着物〜』の方で、これまたアンティークの商品を扱われておられるだけのことはあって、たくさんのアドバイスを頂きました。
他のお客さんもただ者ではありませんでした。

大阪から来られていた男性は、古いキモノから、自分が着るためだけにアロハを誂えるという、超贅沢な趣味人!
私の下手な説明ではなかなかご理解頂くのは難しいかもしれませんが、そんじょそこらのありがちな安キモノから作られるのではないのです。溜息もののアンティークのキモノの中から、キモノとしては着られないであろうかわいそうなキモノを念入りに選び出し、こだわりの一品を作られるのです。
しかもものすごく趣味がいい。
実はこの日、出来上がった新作をお持ちになっていたので見せて頂きました!つばめ柄の涼しげなアロハ、素敵でした!!
販売などは決してされない、自分のためだけの贅沢です。趣味の高じた方というのは独自の見識やアイディアをお持ちですから、話も面白い。
店主の佐野さんは、その場で思いつくところにいくつかお電話もして下さいました。
そうこうしているうちに古布のお細工物で有名な『おはりばこ』の店主の北井さんも駆けつけて来て下さり、ブログの写真を見ながら、なんとかならないものかと、みなさんで知恵を絞って下さいました。
こんな怪しいふたりのために、みなさま、本当にありがとうございました。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その5
この袋物は、以前にもご紹介した通り、この金具で下の籠部分(内側は鏡も付いた化粧入れ)とつながっています。
(珍品の袋物についての詳細は『三重からの珍品その1・その2・その3』をご覧下さい)

籠部分にも金具にも傷みはありません。
傷みがあるのは上部の布部分だけ。
ところが布を張り替えるにはどうしても金具を外さなければならないのです。


しかし、この金具を留めてある細い釘のようなものは、内側でつぶしてあるので容易に抜くことが出来ないのです。
金具を壊して外したとしても、代わりの金具がありませんし、元よりこの金具にこそ価値があるのですから、壊しては意味がありません。
では傷んでいる布の上から新しい布を張るのはどうか?

これもNoです。本来の布には全く強度がありません。
補強をしたところで、底から布を回してしっかりとくるんで布を留めないのであれば、袋の中に物を入れた時に、ものの重みで布は裂けて籠から下が落ちてしまうでしょう。
表面的な補強だけでは袋物としての機能を再生することが出来ません。
底に布を回すには、どうしても金具を外すことが必要なのです。
金具の代わりはなく、金具の扱いは袋物屋さんの仕事の範疇には入らないので断られるのも無理はありません。
そんなこんなで予定していた袋物の修繕は頓挫し、前日までは持ち歩いていた袋物の現物も『正尚堂』さんをお訪ねした時には、ひとまずは諦めて宿に置いてきていたのです。

うにさが言わんとしたのは、ここ『正尚堂』さんのような古物を扱われるお店であるならば、何かよいお知恵を拝借出来るかもしれない、ということでした。

ワンクリックで応援お願いします!

(珍品の袋物についての詳細は『三重からの珍品その1・その2・その3』をご覧下さい)

籠部分にも金具にも傷みはありません。
傷みがあるのは上部の布部分だけ。
ところが布を張り替えるにはどうしても金具を外さなければならないのです。


しかし、この金具を留めてある細い釘のようなものは、内側でつぶしてあるので容易に抜くことが出来ないのです。
金具を壊して外したとしても、代わりの金具がありませんし、元よりこの金具にこそ価値があるのですから、壊しては意味がありません。
では傷んでいる布の上から新しい布を張るのはどうか?

これもNoです。本来の布には全く強度がありません。
補強をしたところで、底から布を回してしっかりとくるんで布を留めないのであれば、袋の中に物を入れた時に、ものの重みで布は裂けて籠から下が落ちてしまうでしょう。
表面的な補強だけでは袋物としての機能を再生することが出来ません。
底に布を回すには、どうしても金具を外すことが必要なのです。
金具の代わりはなく、金具の扱いは袋物屋さんの仕事の範疇には入らないので断られるのも無理はありません。
そんなこんなで予定していた袋物の修繕は頓挫し、前日までは持ち歩いていた袋物の現物も『正尚堂』さんをお訪ねした時には、ひとまずは諦めて宿に置いてきていたのです。

うにさが言わんとしたのは、ここ『正尚堂』さんのような古物を扱われるお店であるならば、何かよいお知恵を拝借出来るかもしれない、ということでした。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その4
ハテ?うにさは何のことを言っているのでしょう?
実は今回の旅行で、1つ目的があったのです。
みなさん覚えていらっしゃるでしょうか?
昨年の秋の閑日堂さん訪問。その後に送って頂いた珍品の袋物のことを。
(閑日堂さん訪問についての詳細は『三重旅行閑日堂の巻1・2・3』
(珍品の袋物についての詳細は『三重旅行の後遺症』『三重からの珍品その1・その2・その3』をご覧下さい)

この袋物の修繕をお願いしようと、今回の京都に持って来ていたのです。
ところが、この前日、目星をつけていた袋物屋さん『小森袋物店』を訪ねたところ、そこでは修繕をお願いすることは叶いませんでした。

『小森袋物店』は文字通り袋物を扱われているお店です。
オリジナルの袋物はもちろんですが、布や籠を持ち込むと、それを袋物へと加工をして下さいます。
着物全盛の時代には、袋物業というのは大変に栄えたそうですが、今は袋物屋さんの数も少なく、希少なお店です。
お店の方はとても親切で丁寧に見て下さいましたし、そちらで修繕が出来ない理由がもしクリア出来るなら、そこから先のパートは引き受けて下さるとも言って下さいました。
「今はもう、こないなもんは作れませんなぁ。ええもの見せてもろうたわ。」
「大事にしーやー。」
「この金具、駄目にしたら、もったいないよ。」
と言われながら、お店を後にしました。
では、袋物屋さんでは修繕出来ないその理由とは・・・。
この金具。


この袋物の命ともいえるこの金具がはずせない、そして代わりがない。今、こういう仕事が出来る職人さんがいないのだそうです。

ワンクリックで応援お願いします!

実は今回の旅行で、1つ目的があったのです。
みなさん覚えていらっしゃるでしょうか?
昨年の秋の閑日堂さん訪問。その後に送って頂いた珍品の袋物のことを。
(閑日堂さん訪問についての詳細は『三重旅行閑日堂の巻1・2・3』
(珍品の袋物についての詳細は『三重旅行の後遺症』『三重からの珍品その1・その2・その3』をご覧下さい)

この袋物の修繕をお願いしようと、今回の京都に持って来ていたのです。
ところが、この前日、目星をつけていた袋物屋さん『小森袋物店』を訪ねたところ、そこでは修繕をお願いすることは叶いませんでした。

『小森袋物店』は文字通り袋物を扱われているお店です。
オリジナルの袋物はもちろんですが、布や籠を持ち込むと、それを袋物へと加工をして下さいます。
着物全盛の時代には、袋物業というのは大変に栄えたそうですが、今は袋物屋さんの数も少なく、希少なお店です。
お店の方はとても親切で丁寧に見て下さいましたし、そちらで修繕が出来ない理由がもしクリア出来るなら、そこから先のパートは引き受けて下さるとも言って下さいました。
「今はもう、こないなもんは作れませんなぁ。ええもの見せてもろうたわ。」
「大事にしーやー。」
「この金具、駄目にしたら、もったいないよ。」
と言われながら、お店を後にしました。
では、袋物屋さんでは修繕出来ないその理由とは・・・。
この金具。


この袋物の命ともいえるこの金具がはずせない、そして代わりがない。今、こういう仕事が出来る職人さんがいないのだそうです。

ワンクリックで応援お願いします!
京都旅行2008−キモノ屋行脚の巻・その3
京都キモノ屋行脚へと話を戻しましょう。
次に目指した先は叡山電鉄の茶山駅そばの『正尚堂』さんというお店です。
お名前を知ったのも今回の旅行計画を始めてからでしたし、全く様子は解らなかったのですが、大好きな本屋の恵文社さんと近かったこともあり、訪ねてみることにしました。キモノも骨董あってお茶も出来き、お店の中にあるものは、何でも買えるというお店だとか?
前述の通り、朝からやる気まんまんで行ったお店で出鼻をくじかれたり、予定外のところで気に入ったものに出会って大喜びしたりしていたので、気分的には、なるようになるさ・・・といったところ。
ところがこの『正尚堂』さんが大アタリだったのです。

普通のお宅のようなお店の戸を開けると、たくさんの履き物。中からは賑やかな声が聞こえます。「こんにちは」と上がらせて頂くと6、7人の人が談笑していらっしゃいます。
一人の女性がすぐに声を掛けて下さって、その人はお店の方だと解ったものの、どこからがお店の方でどこまでがお客さんなのか・・・?
それ程にみなさんリラックスして歓談されていらっしゃる。
ひとりの方はアンティークのキモノをものすごく素敵に着こなされており、一瞬、店員さんかな?とも思いましたが、キモノを羽織って選んでいらっしゃるご様子。羽織られていたキモノがこれまた素敵によく似合っていらっしゃる。あまりに素敵なので思わず「お似合いですよ〜。」とひと声掛けて、のそのそと私達もキモノエリアのある奥に入らせて頂きました。

まずはひととおり物色。
すぐ目に止まった1枚のキモノ。
薄い地色の単のキモノの裾には大きなアザミが描かれています。手にとって広げていると、先ほどのキモノ姿の美人さんに
「そのキモノ、飾り紋が素敵なんですよ」
と言われて見てみると、これは素敵だ!一つ紋の入る位置にとんぼが1匹。
「贅沢なキモノですねぇ・・・」
思わずため息が出ます。ちょっと羽織ってみることに。素敵だなぁ。でもちょっと着馴れない色で顔映りに自信がないなぁ・・・でも、ものすごーく素敵。
結局、帰る間際まで悩んで諦めたのですが、今思い出しても、アレが誰かのものになるのは惜しい感じのキモノでした。
キモノも帯も素敵なものがたくさんあります。
散々悩んで選んだのがこちらの帯。(今回の京都旅行はどうも帯に縁があったようです・・・苦笑)

大胆な籠目の上に金糸・銀糸で藤の花。
こちらの帯をしげしげ見ていたところ、男性の方から
「黄色の帯はね、数が少ないんですよ」と声を掛けられ、ようやく店主判明。笑
明るいところで見せて頂くために、店の奥へ行って戻って来ると、うにさが歓談の輪の中に入っているではないですか。
私も腰を下ろして、なんとなく輪の中へ。
・・・と、うにさが突然「ここに持って来たら何とかなったかもよ?」

ワンクリックで応援お願いします!

次に目指した先は叡山電鉄の茶山駅そばの『正尚堂』さんというお店です。
お名前を知ったのも今回の旅行計画を始めてからでしたし、全く様子は解らなかったのですが、大好きな本屋の恵文社さんと近かったこともあり、訪ねてみることにしました。キモノも骨董あってお茶も出来き、お店の中にあるものは、何でも買えるというお店だとか?
前述の通り、朝からやる気まんまんで行ったお店で出鼻をくじかれたり、予定外のところで気に入ったものに出会って大喜びしたりしていたので、気分的には、なるようになるさ・・・といったところ。
ところがこの『正尚堂』さんが大アタリだったのです。

普通のお宅のようなお店の戸を開けると、たくさんの履き物。中からは賑やかな声が聞こえます。「こんにちは」と上がらせて頂くと6、7人の人が談笑していらっしゃいます。
一人の女性がすぐに声を掛けて下さって、その人はお店の方だと解ったものの、どこからがお店の方でどこまでがお客さんなのか・・・?
それ程にみなさんリラックスして歓談されていらっしゃる。
ひとりの方はアンティークのキモノをものすごく素敵に着こなされており、一瞬、店員さんかな?とも思いましたが、キモノを羽織って選んでいらっしゃるご様子。羽織られていたキモノがこれまた素敵によく似合っていらっしゃる。あまりに素敵なので思わず「お似合いですよ〜。」とひと声掛けて、のそのそと私達もキモノエリアのある奥に入らせて頂きました。

まずはひととおり物色。
すぐ目に止まった1枚のキモノ。
薄い地色の単のキモノの裾には大きなアザミが描かれています。手にとって広げていると、先ほどのキモノ姿の美人さんに
「そのキモノ、飾り紋が素敵なんですよ」
と言われて見てみると、これは素敵だ!一つ紋の入る位置にとんぼが1匹。
「贅沢なキモノですねぇ・・・」
思わずため息が出ます。ちょっと羽織ってみることに。素敵だなぁ。でもちょっと着馴れない色で顔映りに自信がないなぁ・・・でも、ものすごーく素敵。
結局、帰る間際まで悩んで諦めたのですが、今思い出しても、アレが誰かのものになるのは惜しい感じのキモノでした。
キモノも帯も素敵なものがたくさんあります。
散々悩んで選んだのがこちらの帯。(今回の京都旅行はどうも帯に縁があったようです・・・苦笑)

大胆な籠目の上に金糸・銀糸で藤の花。
こちらの帯をしげしげ見ていたところ、男性の方から
「黄色の帯はね、数が少ないんですよ」と声を掛けられ、ようやく店主判明。笑
明るいところで見せて頂くために、店の奥へ行って戻って来ると、うにさが歓談の輪の中に入っているではないですか。
私も腰を下ろして、なんとなく輪の中へ。
・・・と、うにさが突然「ここに持って来たら何とかなったかもよ?」

ワンクリックで応援お願いします!




