初めての手ぬぐい作り7
手ぬぐいのお話もいよいよクライマックスです♪
残念ながら、自分達で澤染工場さんをお訪ねすることは出来なかったのですが、こころやさんに写真撮影に出向いて頂きました。

順を追って見て行きましょう。
まずは糊置きの作業。
写真は、スタジオクゥの手ぬぐいではありませんが、

大きなヘラを使って、型の上から防染糊が引かれているのが解りますか?

型を上げて、

布を折り返し、

丁寧に拡げて、

再び型を置き、

糊を引く。

写真に見られる1ロールの布が、一疋(2反)相当で、大凡手ぬぐい25枚分。
これを延々と折り続けて、糊伏せを繰り返すのです。
一度に染めるのは、柄にもよるそうですが、四疋(100枚)分程度。

注染の行程の中で、何が難しいって、このきっちり布を屏風畳みに重ねていく作業が一等難しいのだそうですよ。
糊は、当然ユル目の方が引き易いのだそうですが、綺麗なエッジを出すには、固めの糊で一定の調子を保つのが肝心なのだとか。そして、前述の紗張りの良し悪しが、この糊置きの作業に影響があるのだそうです。
紗には目がありますでしょう。水平垂直が乱れていたりすると、手元で糊が引っかかる感じがあるのですって。驚
まさに、職人さんのお仕事でございます。

これが糊置きが終わった私達の『股旅縞』。
ハイ。ここからは、私達の股旅縞の写真でお送りいたします♪
上下に5枚づつくらいは『捨て染め』と呼ばれる布が当ててあります。

糊がへたらないようにするために、砂を蒔いて、

染液を下に抜くためのバキュームの付いた専用の台に乗せて、

まずは、染液が流れないように全体を囲みます。

詳しく写真をお見せしたいので、続きはまた明日!!

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コメント
香子さま
私も久しぶりに完走出来て、大満足でした。
また機会があったら、集まりましょう!!
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ドッカーンと花火でも上がるのか?
それにしてもこの間のお料理はおいしかった♪